好きなのに別れるしか選択がないときは

恋人関係が終わりを迎えるとき「嫌いになりたくないから別れよう。」、「好きなままでいたいから別れよう。」と切り出す人がいると思います。

これって本当なんでしょうか?




もちろん、相手を言いくるめるだけの方便として使ってくる人もいます。ですが、本当に心からそう思って言ってくる人もいます。

「僕には君を幸せにすることができない。」、「あなたには私より素敵な人が見つかるよ。」と心の底から思い、本当に相手に幸せになってほしくて言う人もいます。

 

あなたももしかしたら、そういった感情を抱いたことがあるかもしれませんね。

 

世の中の大半の人はこれを言い訳だと捉える傾向にあるようです。

本当に相手を好きなら別れを選択するはずがない。『相手のことを思って?ただ単に自分があきらめる理由がほしいだけだろ?本当に好きな相手なら自分から身を引くはずがない。できない者の言い訳だ!好きならうまくいく努力をしろ!』と考える人もいると思います。

 

ええ、そうですね。確かにそうなんです。

 

できない人の言い訳なんです。

 

 

愛さえあれば・・・という話になりますけど、どんな障害でも、結局はお互いの愛さえあればなんとかなるんです。

覚悟さえあれば乗り越えられない障害なんてほとんどないと思います。

 

残念ながらあなたと相手にはそれを乗り越えるだけの愛がなかったんです。

 

 

「嫌いになりたくないから、好きなままでいたいから別れよう。」、確かにできない人の言い訳かもしれませんが、そんな軽々しく言える言葉でもありません。

そこに至るまでは必ずいくつもの葛藤があったはずです。

 

好きな人にそんなことを伝えるのは、つらいですよね。

罪悪感もありますし、無力感もあります。

 

本当に悲しい選択です。

 

できればあなたもそんなことを言いたくはなかった。でも自分では交際を続けていてもお互いが幸せになれないとわかった。このまま続けていたら、相手の幸せになるチャンスまで奪ってしまう。

 

勇気ある選択です。

 

・・・
・・・

本当に?

 

いや、真剣にそう思っているとは思うんですけど、ちょっと待ってください。

ただの美談にはしないでください。

そこまで好きになることができた相手との恋を美談だけで終わらせると、次の恋に進むのに時間がかかってしまいます。

 

終わるときは相手への感謝も込めて誠実にいきましょう。

 

嫌いになりたくない?好きなままでいたい?

 

・・・本当に?

 

・・・実はもう

 

相手のこと嫌いになっているんじゃないですか?

相手のこと好きじゃなくなっているんじゃないですか?

 

 

本当は気づいているんじゃないですか?

 

嫌いになりたくない、好きなままでいたい、というのはただの願望で、それを認めたくないと意固地になっているだけだと。

熱が冷めていることに気づきたくないだけなのではないですか?




もちろんね、嫌いになりたくない、好きなままでいたいというのは嘘偽りない本心です。相手を思いやる気持ちももちろんあります。

でもね、それだけじゃないことも多いんです。隠れている気持ちがあることもあります。

 

もしあなたが、その隠れた気持ちを持っているのなら、別れを告げる前にその気持ちに気づいてください。

『嫌いになりたくない。』、『幸せになってもらいたい。』と願えるほど素敵な恋ができたのなら、最後までその恋には誠実でいきましょう。

 

『もうあなたにそこまでこだわる必要がなくなった。』と自覚しましょう。相手に言えなければ言えないでいいんです。ただ、自分にだけは正直に告白しましょう。

 

『前ほどあなたのことが好きじゃなくなった。』と。

 

 

これって結構ショックなことだと思うんですよね。好きなままでいたいと思うほど、素敵な恋愛ができていたのですから。

ここで好きじゃなくなったと認めてしまうとなんだか、今までの素敵な思い出を壊してしまいそうな気がして。

 

認めたくないという思いがでてきます。

 

 

でもね、安心してください。

過去の思い出は壊れません。

今の否定が入ってしまったとしても、過去には一切関係ありません。

 

あなたはその相手が本当に好きでした。それだけは絶対に変わりません。

 

 

大体ね、好きじゃない相手とそこまでの関係になれますか?

『嫌いになりたくない。』、『もっと幸せになってほしい。』と思いますか?

その気持ちこそがあなたの愛が本物だったという証明です。

 

『自分じゃダメだった。』、『あなたにはもっと素敵な人が現れる。』、これを逃げという人もいますが、この選択をする怖さと葛藤って、逃げで言えるほど簡単なものではないんですね。

 

 

本当に相手のことが大切じゃないと言えない言葉です。その結論に至るまでには想像を絶する葛藤があったはずです。

 

できない人の言い訳?

確かにそうかもしれませんが、それを真剣に心から思って言える尊さは忘れてはいけないと思います。

 

相手への愛がなければできない選択でもあります。

 

 

きっと素敵な恋愛ができていたんですね。

あなたの愛は本物でした。その愛をもってしても今回のことは乗り越えることができませんでした。

 

あなたの役目はここで終わりです。

 

相手の役目はここで終わりです。

 

自分のより大きな幸せを、相手のより大きな幸せを願いましょう。

素敵な恋愛をしてきたあなた、最後は誠実に、感謝を込めて、その恋愛を終わらせたいものですね。

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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ありのままの自分でいいって本当?こんな自分認められない。

ありのままの自分でいいって言葉をよく聞くと思います。

『できなくても自分はそれでいい。』、『ナンバーワンよりオンリーワンでいいんだ。』とよく耳にします。

・・・
これって本当なんでしょうか?




「ありのままの自分でいい。」ってあなたは言いますが、『あなたはわたしのこと全部知っているのですか?わたしのこと全然知らないでしょう?無責任なこと言わないで。』と僕は思います。(性格歪んでますが…)

「ありのままの自分でいい。」と言える人は、成功者なんじゃないかと思います。自分を受け入れられて、そこそこの成果を出して、ある程度その結果に満足している、そんな人たちなのではと思います。

うまくいかないことも人生だ。』と楽しんでいる人、充実している人だと思います。

 

少なくとも本当に挫折しているときには絶対に言えません。

 

クラスメイトにいじめられています。ありのままの自分でいい。

恋人に振られてしまいました。ありのままの自分でいい。

仕事をクビになりました。ありのままの自分でいい。

友人にだまされていました。ありのままの自分でいい。

 

本当に??「ありのままの自分でいい。」とこの状況で言えますか?

 

だって、ありのままの自分でいたから、こうやって不幸になっているんですよ?

 

 

そりゃー、ありのままの自分で幸せになれる人たちは「変わる必要はない。ありのままの自分でいいんだ。」って言いますよ。「わざわざ苦労しなくても幸せになれるよ。だから自分を変えようとしなくていいよ。そんなことしたってしんどいだけだよ。」って言いますよ。

それで幸せになってきた人たちなんですから、嘘でもなんでもなく、心から「あなたはありのままのあなたでいい。」と言いますよ。

 

でもね、これって持っている人の理屈なんですよ。

ありのままの自分でも好かれる能力はあるし、必要とされるし、ある程度なんでも器用にこなせるんですよね。そんな持っている人の理屈です。

 

何も持っていない人は、ありのままの自分ではいけないと思ってしまいます。

 

ありのままの自分でいたら、友人が一人もいませんでした。

ありのままの自分でいたら、恋人ができたことがありませんでした。

ありのままの自分でいたら、どこにも雇ってもらえませんでした。

 

ありのままの自分でいたら、誰にも選んでもらえませんでした。

 

ありのままの自分でいたら、変わることができませんでした。

 

 

この状態が続くと・・・

 

自分は誰からも認められていない。

 

自分は誰からも必要とされない。

 

自分は本当になにもできない。

 

・・・
といった思考になってしまいます。

 

『自分は無価値だ。』、『自分は無力だ。』と思い込んでしまいます。この状態って体験した方はわかると思うんですけど、ものすごく苦しいんですよね。

自己否定感も大きく、孤独感も強いです。

 

ありのままの自分でいたからこうなってしまったのに、そんな状態でも自分はありのままの自分でいないといけないのでしょうか?

 

自分に自信を持てないときって『なんで自分はこんなに・・・』、『どうしてあの人みたいに・・・』と、よく考えるようになってしまいます。

周りがまぶしく輝いているのに、自分だけ薄暗い場所に一人でいる気がします。

『わたしじゃなかったら…』、『俺がもしあの人だったら…』と考えてしまうこともあるかもしれません。

 

でもね、そう考えるのはやめましょう。





なにかあれば無意識のうちに考えてしまうので、いきなりやめてしまうのは難しいかもしれませんが、考える時間を意図的に短くしてみましょう!

それだけでも心の負担は全然違います。

 

実りのあることなら考えてもいいと思うんですが、今回の仮定・イフは考えるだけ無駄です。

だって、

あなたはあなたでしかないから。

 

いくらがんばってもあなたは他の人にはなれません。

 

他の人がいくらがんばってもあなたにはなれません。

 

あなたは世界でただ一人。あなただけです。かけがえのない存在です。

 

・・・

・・・
きれいごとですか?

でもこれは事実なんです。

あなたがいなくなってしまうと、誰もあなたになってくれないんです。

そんなの寂しすぎませんか?

 

では、このままありのままの自分でいるしかないのでしょうか??

・・・
ありのままの自分でいるしかありません。

あなたのままでいることが、あなたとして生を受けたあなたの責任です。投げ出してはいけません。

 

でも、今の自分に嫌気がさしている状態はつらいですよね。ことあるごとに自分を責めてしまい、しんどいですよね。

ありのままを受け入れようとしても、そこまで嫌いになってしまった自分を受け入れるのは結構難しいと思うんです。

 

 

そんな状態を改善する方法があります。

それは・・・

 

ありのままの自分を広げること。

 

あなたではなくなるのではなく、あなたのまま少しずつ変わることです。

 

 

あなたが今の自分を嫌いなら、あなたが好きになれる自分に変わっていきましょう。

別人ではなく、あなたのままで。

 

ありのままの自分じゃダメだと思っているときは、自分の全てを変えなくてはいけないと思っています。100%変わらなくてはと思っています。

そこまでとはいかなくても70%~80%、少なくとも50%以上は自分を変えなくてはいけないと思っています。

でも、そこまで変わるのはやめましょう。そこまで変わるのはすごく大変ですし、なによりも、そこまで変わってしまったらあなたじゃなくなってしまいます。

 

・・・妥協案です。

 

3%変わりましょう。1カ月で、ではなく1年で。

時間をかけてゆっくり変わりましょう。

自分を確立しながら自分のままで変わっていきましょう。

 

簡単だと思いますか?1年で3%なんて何も変わってないと思いますか?

 

実際にやってみたらわかると思うんですけど、ものすごく難しいですよ。たった3%でも。

 

どんな自分になりたいかを整理し、そうなるためには何をすればいいか考えてみましょう。そしてそれを実践してみましょう。

順調に行ったら3%変われると思います。たった3%の変化ですが、その変化は大きな自信になりますあなたが自分を好きになれる第一歩になれます。

 

あなたはあなたのままで、かけがえのないあなたになりましょう。

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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生きていたら自分の力ではどうにもならないことに直面することも少なくありません。

自分の望んでいた結果になれば一番なのですが、人生そんなに思い通りにいきません。

夢にむかって一生懸命努力しても、叶わない。
恋を成就させようとしても、報われない。




それでもあきらめなければいつかはと必死であらがう。

でも全然効果が現れなくて現状維持がやっと。

それでもなんとかしたいと方法を考え、一生懸命がんばっているのに、それでも効果が現れない。

 

 

こんな状態に陥ってしまったことはありませんか?

 

この状態って、ものすごく疲れます。

 

この状態を続けると、ものすごくしんどいです。

 

 

この状態から解放されようと思ったら2つの方法しかありません。

 

①できない自分を受け入れず、足掻いて、努力して、できるようになる。

②できない自分を受け入れて、きれいさっぱりあきらめる。

 

このどちらかです。他に方法はありません。

 

足掻くか、受け入れるかの2択です。

 

 

自分にとって困難な出来事に遭遇すると、一番初めに①か②を決めて行動します。①を選びなんとかしようとする人、最初から②を選び無理だとあきらめてしまう人、色々です。

自己肯定感が強い人は①を、自己否定感が強い人は②を選択するようです。要は自信があるかないかで、初めの選択が違ってきます。

 

最初に①を選んだ人は実際になんとかしようと思い行動します。そして行動の結果、自分ではできないと判断したときに①から②へと移行します。①を貫き通すのは難しいです。

自分にはできないと判断したとき通常は、皆さん②を選びます。①に執着していると他者から『バカだ。』と思われることも少なくありません。できないものはできないものとして割り切って生活しています。できないものに対していつまでもこだわっていると、次のチャンスが見えなくなってしまいます。自分の可能性を狭めてしまうことになります。

 

でもね、理屈じゃないときも確かにあるんです。

頭ではわかっていても、どうしてもあきらめたくないときがあるんです。

 

どんなに困難で、何度もくじけそうになっても、それでもあきらめたくないときがあります。

それが・・・

①を貫き通しているときです。

 

できない自分なんて到底受け入れられず、足掻いて、足掻いて、足掻きまくっているときです。

これって言葉で表現してしまったら単純なんですが、実際にやるのはすごく大変なんです。

 

「あの人はいつまでたってもあきらめずに無駄なことをして・・・夢ばかり見ていて気楽でいい人。」と評価されることもありますが、これって全然違います。

夢なんか見ていません。

 

そんな幸せなものなんかじゃありません。

 

楽しいものじゃありません。楽なんかじゃありません。

苦しいです。つらいです。しんどいです。泣きたいです。

 

夢は夢でもはっきり言って悪夢です。

 

 

目を覚ますことができたら一体どれほど楽か。

周りからは気楽な人と言われることもあるかもしれませんが、とんでもないです。あなたからすれば周りの人のほうが気楽な人です。

 

こんなもがき続ける苦しみを知らないでいられるんだから。





①を選ぶとずっと全力で闘っている状態です。もちろん、『もう無理だ。』とあきらめようとする心の声が幾度も聞こえてきます。そのたびに悩むんです。

『もう無理なんじゃないか?』と。

 

この段階で②に移れたらまだ楽なんですけどね。そんな簡単に移れるものでもないんです。

『あきらめたほうがいい。』という心の声と、『まだあきらめたくない!』という心の声が同時に聞こえてきます。

どちらが本当の自分の声ということでもありません。

どちらも本当の自分の声です。

 

どちらも本当の自分の声なので迷ってしまうんです。悩んでしまうんです。

自分に正直にとアドバイスされることもありますが、どちらも正直な自分なんです。

 

あきらめるか、あきらめないか、これを決めるだけでもかなりの力を使ってしまいます。即決できたらいいですが、ここまで来てしまうと決めるのにも時間がかかってしまいます。

両方の大変さを知っているだけに、『別にどっちを選んでもどうにかなる。』とは思えないんです。慎重に答えを探します。

 

ここまであきらめずにがんばってしまうと、本当に大変なんです。

 

まず、どちらを選ぶかですごく悩みます。考えて、迷って、苦渋の想いで決断します。

①を選ぶにしても②を選ぶにしても、

 

すごく勇気がいります。

 

足掻くのもあきらめるのも大変です。

 

 

①を続けて選んだ人は、しんどい状態が続きます。次々に壁が立ちはだかります。何も持っていない自分やできない自分を責めてしまいます。この回数が増えると②を選ぼうかと考える機会も増えます。

 

②を選んだ人は、この選択が正しかったのかと悩みを抱えます。『①を続ける方法はなかったのか?』、『②を選ぶのは逃げなんじゃないか?』と最初はモヤモヤすると思います。ここまで来たら①を最後まで貫きたいという気持ちもありますしね。

 

 

勇気をもってどちらかを選択するのですが、残念なことにどちらを選んでもしばらくは安息はありません。

 

耐える闘いが続きます。

 

 

無理してがんばるのを続けるのもしんどいし、無理してがんばるのをやめるのもしんどいです。

ほんと詐欺です。優しい答えはありません。

厳しい答えばかりです。

 

・・・
それでもどちらかを選ばないといけません。どちらかを選んで前に進んでいかないといけません。

この状態まで来てしまうと、簡単に苦しさから解放されることは、まずありません。

 

時間が必要です。

 

あなたにとって、それほど大事なことだから。1日や2日で楽になることはまずないでしょう。1カ月や2カ月、場合によっては1年や2年を要することもあります。

 

ですが、一歩一歩、前に進んでいきましょう。今は苦しい砂漠の中を歩いているのかもしれませんが、歩き続けることによってあなたの安息地にたどり着けるはずです。

今のあなたのがんばりがきっと、あなたを強くします。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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逃げたらダメは間違い!逃げるのは悪いことじゃない!!

意地を貫くことに疲れてしまった。でも今更引けない。

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しんどいなんて言ったらダメだ!もっとがんばらないと!!

障害を受け入れられない情けない自分。どうして立ち上がれないんだろう?

『もう諦めた方がいいのかな?』からもう一度頑張る方法!

自分の心がわからない。頑張りすぎて麻痺してしまったあなたに。

大切なものが二つ。どちらかを手放さなくてはいけないとき。

やるだけやってダメならあきらめろ?

やることなすこと全部裏目に。あれっ!?どうやって生きていたっけ!?

温度差を感じる恋愛。どうしてこんなに寂しいの?

恋愛で一方的な片想い報われない恋はつらいものですが、もしかしたらそれ以上につらい恋愛があるかもしれません。

それが・・・

付き合っていても温度差を感じる恋愛です。





自分はすごく相手のことが好きで付き合っているのに、相手のほうは嫌いではないから付き合っている。

自分にとっては世界で一番大切な特別な人なのに、相手にとっては大事にしているその他大勢の一人。

 

 

こういう風に感じてしまうのは本当につらいんですよね。

 

 

うまくやっていけてると思っていても、心のどこかで自分と相手に温度差があると感じていると、疑いを抱いてしまうことがあります。

『本当に自分のことが好きなんだろうか?』、『僕のこと好きじゃないんじゃないか?』と思い悩んでしまうことがあります。

 

このね、相手を疑うのはしたくないことなんですよね。

自分の好きな人だから信じていたいんです。相手を疑うことに罪悪感を感じてしまいますし、好きな人を疑ってしまう自分が嫌になってしまうんです。

できることなら信じたい、それでもできない。

そんな自分が嫌い、許せない。自己嫌悪もひどいです。

 

なにより、こんな疑う恋愛を続けることができるのかと、この恋愛自体に対しての不安も大きいです。

『この恋愛は長く続かないんじゃないか?』

『こんなに疑ってしまうなんて、わたしは相手のことを実は好きじゃないんじゃないか?』

『相手のことを好きならもっと信じなきゃ!』

 

この恋愛を続けるのって正直しんどいです。

はっきり言って、うまくいっているとは言えない状態ですからね。

 

 

相手を疑うことによって、その恋愛にどこかほころびができます。
運命の赤い糸でまっすぐ結ばれていたものが、糸がからんでしまいます。

この状態が続くと恋愛が楽しいよりも苦しいに変わってしまいます。別れを考えるようになることもあると思います。

 

相手が好きだからこそ、許せないんです。相手を疑ってしまう自分が。

 

相手が好きだからこそ、許せないんです。真っ白な恋愛じゃないから。

 

 

自分は相手にふさわしくないとか、こんな自分よりもいい相手がいるはずだと思ってしまいます。

でもね、ここで少しストップしてください。

・・・
それはあくまで、あなたの言い分ですよね?

 

相手のことを考えていないのではないですか?別れるのは本当に相手のため?

・・・
自分のためじゃないですか?

だって、相手の言い分が全然入っていないんですから。

 

温度差がありすぎる?

温度差がありすぎる相手と一緒にいると、疲れるのは相手も同じなんです。相手から別れの表現をされたことがないのなら、あなたが温度差がありすぎると感じているだけで、実は温度差、ほとんどないのかもしれませんよ?

真剣に話し合ってみると『あれっ!?もしかして俺のほうが好き度、負けてない!?』ってこともありえます。

 

自分ばかり相手のことを大切にして、相手は自分のことをないがしろにしている?

あなたがそう感じているだけで、相手は全力であなたのことを大切にしてくれているかもしれません。あなたの価値観でそう思っているだけなのかもしれません。

もしかしたら相手も『いつも自分はあの人のことを大切にしているのに、あの人はわたしをないがしろにする。』と反対に思っているかもしれません。

 

あなたと相手は別の人間です。

もともとの性格や育ってきた環境の違いから、お互いの価値観が全く別物ということもよくあります。というか、全く同じ価値観の人間なんていないですよ?

 

大切なのはそこからどうするかじゃないですか?





・・・とはいえ、あなたがそんなに悩むほど温度差を感じているのなら、この恋愛を成就させることは難しいのかもしれません。

 

一度や二度のことで温度差がありすぎると悩んでしまうことは少ないと思います。

温度差を感じていても『お互い好きでいるはずだ!』という願望が疑いに勝つんです。最初は。

あなたが好きな相手なんですから、相手もあなたのことを好きだと思い込みたいんです。

 

普通は願望のほうが疑いより強いはずなんです。でも、疑問に思う回数が増えてしまうと願望と疑いの強さが逆転するんです。

それが、信じたいのに心から信じることができない状態です。

 

だから苦しいんです。

 

だから切ないんです。

 

 

片想いではなく、なまじ実ってしまった恋だけに、期待してもいい立場にいるだけに、それだけに、つらいんです。

 

『もっとわたしのことを大切にして。』

『俺はお前の彼氏だろ!?』

『友達と一緒にいるときのほうが楽しそう。』

 

期待するなといっても期待してしまいますよね、恋人なら。自分を一番にみてほしいと思ってしまいます。

ただの友人関係であったなら、ただ眺めているだけの存在であったのなら、そんな期待はしません。

恋人という関係だから期待してしまうし、期待してしまうからこそ、いま苦しんでいるんです。

 

でもね、これはもう一つの事実もあるんです。

 

それは・・・

 

あなたが相手のことをとても好きだということ。

 

今更ですよね。

でも今こうやって苦しんでいるのは、愛情の裏返しでもあります。そんなに苦しいのは、それだけ相手のことを大切だと思っているからです。

あなたの愛情は相手よりも深くて大きいのかもしれません。

でもそれは、あなたの良いところではないでしょうか?

 

そこまで悩むのなら普通なら別れを選択していると思います。続けていても楽しいよりつらいが勝っている状態でしょう?次の恋に向かうほうが健全です。

それでも別れたくないとあなたが考えているのは、執着もあるでしょうがなによりも、相手のことが好きだから、ただそれだけではないでしょうか。

 

そこまで人を好きになれる人、なかなかいないと思います。

そこまで人を好きになれたあなたは、とても素敵な人なんだと思います。

そこまであなたに想ってもらえる人は幸せですね。

 

そこまでの相手と巡り会えたあなたは幸せな人ですが、それだけに寂しいですね。

 

温度差を感じてしまうと、途端に恋愛が切ないものに変わってしまいます。あなたはそれだけの愛をもっているのですから、楽しく恋愛をしたいものですね。

温度差を感じすぎてしまうときは素直に「寂しい。」と伝えてみてはいかがですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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自分を責めてしまうことをやめられる魔法の言葉

自分を責めてしまうことは誰でもあると思います。

自分を責めることによって次はがんばろうという気持ちにもなりますし、それが成長にもつながります。

 

ですが、必要以上に自分を責めてしまう人はちょっと注意が必要です。

心の病にかかってしまうかもしれません。




生きていたらうまくいかないこと、思い通りにいかないこと、自分の満足する結果にならないことが多々あります。そのときに仕方なかったで終わらせることができたらいいのですが、そう思うことができないときもあります。

 

自分にとって重大なことであったのなら、あっさり割り切るのは難しいです。

そのときに『なんで俺はできなかったんだ!』、『わたしがしっかりしていたら・・・』と自分の不甲斐なさを許せなくなります。

できない自分を責めたててしまいます。

 

自分を責めることって実は、あなたが思っている以上に心にダメージを与えてしまうんです。

 

 

心が弱っているときほど自分を責めてしまう傾向にあり、怖いことにそれは、すぐに癖になってしまいます。

ことあるごとに自分を責めてしまうようになってしまいます。

 

この自分を責めてしまう癖が続いてしまうと次のレベルにいってしまいます。依存・中毒です。

自分を責めないと落ち着けなくなってしまうんです。

 

もちろん、自分を責めても満たされる気持ちにはなりません。依存レベルまでいっても苦しいものは苦しいです。

自分を責め続けることにより、自己肯定感が弱くなり自信を失ってしまい自己否定感が強くなって無力感が生まれてしまいます。

 

この状態になってしまうと本当にしんどいです。なにをやっても純粋に楽しめません。なにもしてなくても疲れます。

必要以上に不幸を吸い寄せてしまい、幸せが遠ざかってしまいます。

 

この期間が長く続くと心が弱ってしまい、生きていくことがつらいと感じるようになります。『生きていても仕方がない。』とか『死んだほうが楽になれる。』といった思考になってしまいます。

 

・・・怖いですよね?

 

 

人間なら誰だってこうなってしまう可能性があるんです。

 

あなただけは例外だということはありません。

 

 

でも、この状態になってしまうのはただの運だけではありません。この状態になりにくいようにすることも誰にでもできるんです。

 

それは・・・

 

自分を責めないこと。

 

自分を否定しないこと。

 

 

この2つを日常生活で意識してみるだけです。

 

・・・
意識してみるだけと書きましたが、これが意外と難しいんですよね。このブログを読まれている半数以上の人ができていないのではないでしょうか?

自分を受け入れられないと心が疲れてしまいます。心が疲れている状態でがんばっていると心が弱ってしまいます。

 

今の皆さんはそういった状態ではないでしょうか?




育ってきた環境や性格によっても個人差があります。幼いころからよく叱られていた人や、親や先生に相手にされないで育ってきた人は無価値観が生まれ、自分を責めてしまいます。

また、ある出来事に対して必要以上にひどく怒られた体験があると罪悪感が生まれ、自分を責めてしまいます。

 

期待に応えたかった相手の期待に応えられなかったとき

助けたいと思っていた相手を助けられなかったとき

叶えたい夢があるのにそれに対して才能がないとわかったとき

どうしても実らせたかった恋なのにとどかないと理解したとき

自分がしたことのせいで大切な人が離れていってしまったとき

 

・・・、例をあげればきりがありませんが、自分を責めたくなる瞬間というか、自分を責めずにはいられないときというのがあります。

 

そんなときに「心を落ち着かせて」、「一度大きく息を吸って深呼吸をして」、「自分を責めずに冷静になる時間をとって」と言われても無理でしょう?

 

 

だから自分を責めてはいけないと思わなくていいです。ここで失敗してしまう人も多いんです。『このままでは自分の心は弱くなってしまう。』、『自己否定をしてはいけないんだ。自己肯定をしないと。』と考えすぎて失敗してしまう人が。

白か黒かでしか判断できないと、『自分を責めるのをやめよう。』と思っても失敗してしまいます。しなくてはいけないと使命感を持つとできなかったときに自己嫌悪に陥ります。

 

おかしな話ですが、

責めないことをできない自分を責めてしまうんです。

 

 

どんだけ自分を責めたいんでしょうか??

 

白か黒でしか判断できない人はもう少し肩の力を抜きましょう。

力んでいたら思うような結果は得られないですよ?リラックスしましょう。

なにも白と黒の二つに分ける必要はないんですよ?白と黒の間にもう一つ挟みましょう。グレーでいいんです。

 

 

「完璧じゃなくていいんです。」

 

 

この完璧じゃなくていいが自分を責めてしまうことをやめる切り札になります。

 

ある出来事で、できなかった自分をひどく責めたてています。

いいんですよ。あなたができなかったとしても。完璧じゃなくていいんですよ。

 

自分を責める習慣から抜けようと思ったのに、些細なことで自分を責めてしまった。『自分はダメだ。変われない。』

いいんですよ。自分を責めてしまっても。少しずつ回数を減らせるようにがんばりましょう。今は完璧じゃなくていいんです。

 

 

完璧じゃなくていいは魔法の言葉です。いい加減と感じる人もいるかもしれませんが、あなたは今、自分を責めることをやめるのに挑戦している段階なんです。難しいことに挑戦しているんです。

完璧にしようとしても難しいです。

 

 

『完璧じゃなくてもいい。』自分を責めてしまいそうになったら、だまされたと思って一度使ってみてください。

重たい心が軽くなると思いますよ?

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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限界?それとも甘えているだけ?

こういう悩みを持つことはありませんか?

今すごくしんどい状態でつらいんだけど、それが自分の限界なのか、それともただ単に甘えているだけなのか、わからなくなってしまうことはありませんか?

この場合ってほとんどが限界だと思います。




少なくともこのブログにたどり着いた皆さんは甘えではなく、限界だと思います。限界ギリギリと感じている人もいるかもしれませんが、限界なんてもうとっくに超えてしまっている状態だと思います。・・・思いますというか普通に断言できます。

 

あなたは既に限界を超えています。

 

・・・

なぜかって?

 

このブログにたどり着いたからです(笑)

このブログにたどり着いたことがあなたが限界を超えていることの証明です。

 

このブログって簡単には見つからないんですよね。今70記事ほどになりますが、検索して見つけられるのは半分以下だと思います。ピンポイントでキーワードを検索しても検索結果の上位や1ページ目にあるのはほんの数記事です。それどころか記事のタイトルをそのまま検索しても全く見つからない記事がほとんどです。

今でさえこの状態なのだから、このブログができた初めのころから読んでくっださっている人は本当にすごいと思うんです。書いた僕でさえなかなか自分のブログを見つけることができませんでした。ブログや記事のタイトルをそのままで検索しても、こんなにも見つけられないのかというぐらい埋もれてしまっていました。

 

それを見つけてくださった皆さんは本当にすごいんですよ。

僕だったら今の段階では絶対見つけられていません(笑)

 

他にもこういった心や悩みに関するサイトは山のようにあります。精神科医やプロのカウンセラーが書いたサイトもたくさんあります。(僕は相談業務もしますが、専門家ではありません。知識はプロと何も知らない人の中間くらいです。中途半端な心理知識ですので、専門的なことを書くのではなく僕個人の想いを中心に書くようにしています。)

正直、僕が書いたこのブログよりも、ためになることを書いてあるサイトは山のようにあります。僕みたいに読みにくくて伝わりにくい文章ではなく、読みやすくてわかりやすいサイトが目立つところにたくさんあります。

そんな数あるサイトの中で『心が弱っても』をわざわざ見つけていただき、お気に入りに登録して毎日読んでくださっている人もいます。本当に感謝です。

 

 

こういった【心】に関するブログって面白くないんですよね。

 

 

僕も心が弱る前にたまたま見たときがあるのですが、そのときの正直な感想は『気持ち悪い。』でした。

なんか、こういうときはこうしなさいって書いてあるんですけど、洗脳じみているというか、胡散臭い感じがして。【心】って個人個人で違うものだと思っていたので、それに対しての統一されたマニュアルを説明されているみたいで・・・正直、あまりいい感情が浮かばなかったんですね。

 

他の娯楽サイトとか趣味サイトのほうが気軽に見れるし、見ていても楽しいです。

【心】のサイトってどうしても読んでいて重いというか、気軽に読めないので疲れます。

 

そんな状態なのに、このブログを一日に何十記事も読んでくださる人がいます。読んでいて面白くない文章を真剣に読んでくださっている人がいます。それが僕のブログを続けるモチベーションにもなりますし、本当にありがたいことです。




・・・でもそれだけに、今の皆さんが藁にもすがる思いなのがわかります。

 

このブログにたどり着いた皆さんって最初は『しんどい』とか『つらい』とか『~したい』ってワードで検索したのではないかと思います。それでこのブログを見つけてくださったのだと思いますが、このブログの検索結果の1ページ目に載るワードってほとんどないんですよね。2ページ目以降、それこそ44ページ目だったりとかがザラです。

検索結果で1ページ目はもちろん一番よく読まれます。2ページ目以降になると読まれるのは極端に減少するそうです。僕も調べ物をするときなどは大抵1ページ目か2ページ目、よく読んでも3ページ目ぐらいで終わらせます。10ページ目まで読むって人はほとんどいないのではないでしょうか?

・・・で、この『心が弱っても』というブログですが、普通は読まれない場所にあります。

 

これをあなたが見つけて読んでいるという時点で、

あなたがどれほど追い込まれているのかが伝わってきます。

 

『少しでも今の状態をなんとかしたい!』、『もっと他になにか方法はないのか!?』、『つらい!!』、『苦しい!!』、あなたの苦しみが伝わってきます。

 

そこまで苦しんでいるあなたは絶対に甘えなんかじゃありません。

 

むしろ、がんばっている努力家です。その努力家のあなたでも報われていないというだけです。

 

でも、努力家だからこそ苦しんでしまうんです。

 

あきらめずにがんばってしまうからこそ苦しんでしまうんです。

 

今後、あなたががんばる選択を続けるのか、がんばりの執着を手放すのかはわかりません。

ただ一つ覚えておいていただきたいのは、この『心が弱っても』のブログを見つけている時点であなたのしんどさは甘えではありません。

がんばりすぎて限界を超えているのに、それでもがんばろうとしているすごい人です。

そんなあなただからこそ、誰よりも幸せになってほしいと願います。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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4月入社の人は一週間経ちましたね。お疲れさまです。よくがんばりましたね。

働くのが初めての人は慣れないことばかりで覚えないといけないこともたくさんあるでしょう。同僚の名前を覚えるのにも四苦八苦してしまいますよね?『あれっ!?この人なんて名前だっけ?』とか『佐藤さんってどっちの人だったけ?』と迷ってしまいます。それだけでも大変なのに、それ以上に覚えないといけない仕事内容が多すぎて『やっていけるんだろうか?』とか『わたしには無理だ。』と不安になってしまうこともあります。




気休め程度ですが聞いてください。。。

仕事って実は働き始めた最初の一週間が一番しんどいんです。

 

仕事量とか役割が増え、一番大変な時期は入社してから数年後だと思いますが、一番しんどい時期は最初の一週間です。今の時期です。

 

なぜかというと、

 

覚えないといけないことが多すぎるから。

 

今までとは違う新しい生活になり、身体と心が戸惑っているから。

 

生活が激しく変化したので対応が間に合わず、とても疲れるんです。

 

でも安心してください。ずっとこのまましんどいわけではありません。

慣れるまで、習慣として身につくまでです。

 

最初の一週間は覚えないといけないことばかりで心に余裕がなく、不安が先行します。

 

1カ月経つと仕事の大まかな全体像がつかめてくると思います。少しずつ生活にも慣れてきますが、習慣にはまだなっていないため疲れが残ります。(早い人は3週間で習慣が身につくそうです。)

ですが、最初ほど疲れたという感じはしないと思います。

 

 

3カ月経つと習慣として身につきます。

 

 

仕事内容の変化等に対しての疲れはあると思いますが、同じ仕事をこなしていくだけなら疲れもさほど感じないレベルになります。

この時点で最初とずっと同じ仕事をしているのに疲れが変わらない場合は、キャパオーバーが考えられます。あなたにはできない仕事内容を限界を超えてがんばってこなしている状態です。

 

入社したての頃って色々考えてしまうと思うんですよね。予想していた仕事内容と全然違う仕事だったり、これならできるだろうと思っていたことが実際にやってみたらできなかったり、先輩や上司に「えっ!?こんなことも知らないの!?学校で何を習っていたの!?」と驚かれたりと、うまくいかない体験をすると思います。

そのたびに『自分はこの仕事は向いていない。』、『わたしには無理だ。』と考えてしまうと思います。

 

でもね、そんなに落ち込まなくても大丈夫です。

 

初めての職種ならできなくて当たり前なんです。

 

初めての職種で最初からできるほうが異常です。

 

 

あなたの周りにはその職業について何年も、あるいは何十年にもなるスペシャリストばかりなんです。そんなスペシャリストたちの中に放り込まれて、いきなり即戦力なんてほとんどありません。

バイトで働いていたから・・・
学生時代に勉強していたから・・・

そんなものほとんど役に立ちません。

 

役に立たないは言い過ぎかもしてませんが、そんなものではスペシャリストに対抗できません。ないよりはマシだというだけです。

 

実戦経験には敵いません。

 

 

先輩や上司はその仕事内容に関しては、あなたの何倍も、何十倍も苦労しています。苦労を体験し、どうすればいいかを模索し、失敗を重ねながらも一つ一つ成長してきた人たちです。

その仕事に関して言えば百戦錬磨の猛者たちです。新米のあなたが勝てるわけはありません。

ゲームでいうならレベル1や2の状態でレベル70や80の人の輪の中に入れられるわけです。

 

敵うわけないでしょう??





だから、最初はできなくても落ち込む必要はないんです。できなくて当たり前なんです。

あなただけではありません。皆が通ってきた道です。先輩たちの誰もが通ってきた道を今度はあなたが通っているんです。

 

入社して1年ぐらいの先輩ならあなたの気持ちをよくわかってくれると思います。苦労したのがまだ近い記憶だから。

入社して10年以上の先輩なら少し難しいかもしれません。できている経験を積んでいくとできなかった経験が遠ざかります。できなかった頃の自分を忘れてしまうんですね。

 

自分もできなかったのに「なんでこんなこともできないんだ。」とか、「俺が入社したての頃はもっと・・・」と責めるようなことを言ってくる人もいます。

 

自分が当たり前にできるようになると、できなかったときのことを忘れてしまう人もいます。

 

今の自分が基準となって過去の自分がどうだったかを考えていないんです。

 

 

自分のときは1カ月以上かかって覚えたことを1週間で覚えろと言ってくる人も少なくありません。そして覚えられなければ、覚えられないことを不思議に思い『なんて使えない奴なんだ。』と勝手に評価されます。人手不足の職場なら特にその傾向が強いです。

こちらからしたらいい迷惑です。

 

もしかしたらあなたは今こんな状態かもしれません。

理不尽でしょう?

 

だから気にする必要はありません。

 

 

あなたは新米なのだから。新米はできないことが当たり前です。

生まれて間もない赤ちゃんがハイハイや立ち上がり、歩くの過程を通らずにいきなり、走る、飛び跳ねる、逆立ち歩きなんてできないでしょう?(ハイハイの過程をとばす赤ちゃんもいるそうですが、親はいきなり歩けるようになることを期待していなかったでしょう?「この子は私の子なんだから、ハイハイなんかしちゃいけない。今すぐ歩けるようになりなさい!」と叱る親、いないでしょう?)

それと同じです。

 

できないのが悪いんじゃありません。

 

できなくて当たり前なんです。

 

 

だから自分を責めないでくださいね。過度な期待に応える必要はないです。いえ、期待というほど信頼関係があるわけではないのでこの場合は要求ですね。単なる相手都合の命令です。応えようと思わなくていいです。

あなたが応えてあげる必要はありません。

 

・・・
とはいえ、しんどいですね。辞めたくなる気持ちも痛いほどわかります。

 

でもまずは習慣となる3カ月を目指してみませんか?今は辞めたいという気持ちが強いかもしれませんが、ほんの数日で辞めてしまうのももったいない気がします。まだあなたは、その仕事のことを全然知らない状態です。わかった気になっているだけです。3カ月働いてみると思い描いていた仕事かどうか、自分に合っているかどうかなど、見えてくるものがあると思います。

 

 

本当にもう無理だと思っているのならすぐに辞めたらいいと思います。でもまだ悩んでいる状態なら辞めることは保留にしてもいいのではないかと思います。

とりあえず続けてみて、それでもそのときにも辞めたいと思う気持ちが強かったのならそのときに辞めたらいいんです。

 

辞めることは逃げ出すことだと感じる人もいますが、悪いことではありません。

 

辞めることは勇気のある決断でもあるんです。

 

辞めてはいけない、辞めなくちゃいけないと感じているときは心が疲れてしまいます。『どちらでもいいんだ。なるようになる。』と考えるだけでも重たい心は軽くなると思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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自己否定感とは

自己否定感とは言葉の通り『自分自身を否定する感情』です。

心が弱っているときには少なからずこの自己否定感が付き纏います。

 

自己否定感とは簡単に言えば『どうせ自分なんて・・・』、『自分にはできないに決まってる。』、『どうして自分はこんなにもダメなんだろう?』といった自分に対するダメ出し、ネガティブな思考です。




誰もが少なからずネガティブな思考を持っているものですが、この自己否定感が大きすぎると無力感無価値観といった負の感情に成長していきます。

そうなってしまうと心が疲れやすく、心が弱くなってしまいます。傷つきやすく落ち込みやすい状態になってしまい、心が折れてしまうこともあります。

すごく繊細な、打たれ弱い状態になっていくんです。神経質と捉えてもいいかもしれません。

 

自己否定感が強いと外部の影響を受けやすく少し責められるようなことを言われたり相手の何気ない言葉に傷つき落ち込んでしまいます。

他人から見たら被害者妄想が強い状態で関わりにくい人ですが、当の本人は至って真面目です。

 

被害者妄想でもなんでもなく真剣に傷ついています。

 

 

この自己否定感って自信との関係性があります。

 

自信があるときは自己肯定感、つまり『自分自身を肯定する感情』を持っています。

 

この自己肯定感というのはなにも自分が100%正しいと思う気持ちではありません。自分が100%正しいということはないとわかっています。正しくなくても、間違っていても自分はそれでいい今の自分を認める気持ちです。

 

この状態は自己否定感とは反対で外部からの影響を受けにくい状態です。

 

ひどく責められるようなことを言われたり、相手が敵意を持って傷つくようなことを言ってきても落ち込みにくくなります。心が折れにくく打たれ強い状態になります。

 

自信がないときは自己否定感が強い状態になります。この状態は先に述べたように打たれ弱い状態です。

 

人は大人になると誰しも自己肯定感と自己否定感の両方を持っています。

 

強弱はありますが自己肯定感だけの人、自己否定感だけの人はいません。天秤のような関係に自己肯定感と自己否定感はあります。自己肯定感と自己否定感の天秤が釣り合っている人は客観視を得意とし、冷静な判断ができます。

自己肯定感が強いと自信過剰な人、自己否定感が強いと自信がない人と映ります。

 

自己肯定感と自己否定感は表裏一体です。

 

最初は誰もが自己肯定感のほうが強い状態です。

幼い頃なんか特にそうでしょう。周りのことなんかほとんど気にせず、『世界は自分を中心に回っている。』と思うことも少なくありません。他の人の迷惑なんて考えずに自分のしたいことを自分が思うままにやります。

教育の過程で「それはしてはいけないことだよ。」と教えられ、分別がつくようになっていきます。そこで強く叱られすぎてしまうと初めて自己否定感といった気持ちを自覚することになります。

 

だけどこの場合って自己肯定感のほうが強い状態なんですよね。叱ってくる相手に対して『なんで僕を叱るんだ!叱ってくるお前が悪い!』と思ったこと、皆さん一度は覚えがあるのではないでしょうか?『自分が悪いのではなく、周りが悪い。』、そう思えるほどこのときの自己肯定感は強いんです。

 

 

この誰もが持っていた自己肯定感なのですが、それを維持していくのは意外と難しいんです。





うまくいかなかった経験をしたり、挫折を味わったりを繰り返して自己肯定感が少しずつ弱くなっていきます。そして徐々に自己否定感の割合が大きくなっていきます。生きていくのはなかなか試練なんですよね。

 

落ち込んだ状態が長く続いたり、自信を失ってしまった直後は、自己否定感が強くなります。

そして自己否定感が強くなってしまうと、生きづらさを感じるようになってきます。

生きづらさを感じているので、心も疲れてしまいます。

心も疲れてしまっているので、なにかをしようという気力も湧いてきません。

気力がなく、なにもしないので『自分はダメだ。』と自己否定感が強くなります。

 

完全に悪循環です。

 

 

・・・
今は自己否定感のほうが強いかもしれませんが、訓練次第で自己肯定感を高めることができます。その方法は以前に『自己肯定感とは』で書きましたので、参考にしていただけたらと思います。

自己否定感が強いと自分に対してのダメ出し癖がつき、なんでもかんでも自分が悪いと思ってしまうようになります。因果関係の薄いことにまで、『自分がダメだったから・・・』と自分のせいにしてしまいます。

 

心はボロボロなのにパンチが飛んできてもかわそうともしません。それどころか、じっとしていたら外れていくパンチにまで、わざわざ自分が動いてあたりにいっているような状態になってしまいます。

普通の状態ではなく、少しおかしな状態です。

 

今のあなたはそんな状態なのかもしれません。

 

 

自己否定感と自己肯定感ですが、正解、不正解はありません。

 

あなたが正解、不正解を勝手に決めていいんです。

 

 

自分のことを思う感情なのですから、あなたの判断で自由にしていいんです。

自己肯定感と自己否定感は、どちらもあなたの思い込みにすぎません。どちらを選ぶのもあなたの自由です。

 

あなたが幸せになれる選択ができることを願っています。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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無力感から抜け出す方法②

前回の『無力感から抜け出す方法』で効果がない人、できない人を対象としたその②です。

前回でも説明しましたが無力感というのは非常に厄介な感情です。一度芽生えてしまうと離れにくく、心をどんどんむしばんでいきます。

無力感というのは心を内へ内へと引っ張って行きます。心を重く重くしていきます。




ストレスが溜まりやすく、発散させようにも無力感が常に邪魔をして思うような成果は得られません。

そんなつらい無力感に悩まされているあなたのほんの少しでも助けになれればと思います。

 

前回は正攻法としたら今回は裏技的方法をご紹介します。

 

前回は無力感から抜け出す方法として、『あなたの周りの人の声を信用してください。』と書いたと思います。自分一人では抜け出すことが難しいので周りの力を借りましょうと書いたと思います。(ニュアンスは少し違いますが・・・)

 

これが一番いい方法だと思います。

 

この方法をまずは試してみてください。

それでも無力感から抜け出せずに苦しんでいる方だけ今回の方法を試していただけたらと思います。

 

苦しんでいる相談をすると、ほとんどの人があなたの味方になってくれると思います。

 

「いや、あなたにはあれができるじゃない。」、「できていないことよりできることに目を向けよう!」、「十分がんばっていたと思うよ。」、「どうしようもなかったんだよ。」など様々な言葉であなたの味方をしてくれると思います。

そのときに素直に受け入れることができたらいいのですが、無力感にさいなまれているときは素直に受け入れるのもなかなか難しいんですよね。

 

そんなときはどうすればいいんでしょう??

 

というか、なんで素直に受け入れられないんですかね?

 

・・・

あなたが納得していないからです。

 

他の人がなんと言おうが、あなた自身が納得できていないから、受け入れられないんです。

 

 

あなたは実は頑固オヤジなんです。

周りからいくら言われようと自分の考えは曲げません。

 

そんな人がどうすれば納得できるようになるんでしょうか??

 

思いっきり落ち込んでみましょう!

 

周りの「よくやっているよ。」という言葉は聞き流しましょう!

なにもできない自分を責めてみましょう!

無力な自分は情けないと思いましょう!

 

 

あなたが素直に人の言うことを聞けないのは、あなたが落ち込みたいと思っているからです。

 

落ち込みたいことがあなたのやりたいことなんです。

 

だから徹底的に落ち込んでみましょう。





『もう落ち込むのは嫌だ!』と思うくらい一度落ち込んでみましょう。

 

人の言うことを素直に聞けず疑ってしまうのなら、中途半端に受け入れて『できなかったのは仕方なかったことなのかな?でも自分ができていたら・・・』と悩んでしまうのなら、人の言葉にすがりつきたくなるほど落ち込んでしまうのも一つの方法だと思います。

 

自分が納得いくまで落ち込んでしまったほうが案外、ウジウジと悩んでいるより回復が速いこともあります。

 

頑固なあなたは自分が納得しないとスッキリしないんです。

 

だけど、落ち込みたいのに周りの言葉に少し流されてしまうと、落ち込み状態がほんの少し回復するんです。そのまま回復できたら一番なのですが、残念ながら頑固なあなたにはそれができません。

 

なにもできないんだと落ち込んでいるときは、自分が無力なことに自信を持っているんです。周りの声を信じたいとも思っていますが、心のどこかに疑いがあります。

 

純粋に信用できないんです。

 

 

そんな状態では、周りから言われて少し回復してもまたすぐに下降します。

 

あなたは落ち込んでしまいたいのだから。

まだ立ち直りたいと思っていないのだから。

 

変に悩んでしまうと落ち込んでしまうまでに時間がかかります。

 

 

潜水を想像してみたらわかりやすいですかね?素潜りで5メートル下の貝を取ってこないといけないことになりました。一直線に無心で5メートル下の貝を目指すあなたと、2メートルや3メートル付近で苦しくなり一度浮上しようかと考えるあなた、どちらのほうが先に貝を取ることができますかね?

一番最悪なパターンは途中で苦しくなり浮上しようと方向転換をし、水面に出ようとします。水面まで残り1メートルほどで少し息苦しさが楽になりました。『これならいける。』と浮上しきる前に再度潜っていきます。

 

完全に無駄な動作です。自分で苦しむ時間を増やしています。自分で自分を苦しめてしまっています。

こんな状態にあなたはなっているのかもしれません。

 

 

あなたは一度落ち込んでしまわないと回復に向かいません。

落ち込んでしまうまでに時間がかかるということは、苦しい時間が長くなるということ、立ち直るのに時間がかかるということです。

 

苦しんでいる時間はできる限り短いほうがいいと思います。

落ち込んでしまうというのは怖いことですし、つらいことですが、中途半端な位置で迷っている状態なら一度徹底的に落ち込み、絶望を目指すのも一つの方法ではないでしょうか?

 

あなたのやりたいことなので割とスムーズに落ち込んでしまえることもあります。

落ち込もうとしている最中に怖くなり、立ち直ろうとする力が今以上に発揮され、そのまま立ち直ることもあります。

 

あなたがどちらのタイプなのかはわかりませんが、どちらにしても挫折から立ち直ったとき、今よりも数段素敵なあなたになれるはずです。

幸せになるために落ち込むのもときには良いのではないですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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皆さんは自分が無力だと思った経験はありますか?

自分のことを無力だと思うことはつらいことですよね。一度無力感の沼にはまってしまうと抜け出すのも難しいです。

今回は無力感から抜け出す方法の一つをテーマに書いてみます。




そもそも無力感ってなんでしょう??

このブログでも度々使っている言葉ですが、辞書では・・・
『自分に力がないとわかったとの気持ち』とあります。
すごくあっさりしていますね。

無力感にさいなまれている人がいたら『そんな簡単なもんじゃない!!』と思うのではないでしょうか?

無力感って結構どす黒い気持ちだと思います。

 

やらないといけないことができなかったり、大切な人が困っているのになにも力になってやれなかったり、周りはすぐにできているものがいくらやってもできなかったり、守りたかったものを守れなかったときなど、そう思う動機は色々あると思います。

思い通りにいかない出来事に遭遇し、必死であらがったけど、それでもうまくいかなった。そのときに『できなかったなー。仕方ないや。』で終われたらいいのですが、そういう風に割り切るのもなかなか難しいものがあると思います。

 

『ダメだったのは自分の力が足りなかったからだ。』とできなかった自分へのダメ出しが始まり、『なんであのときもっと…』と後悔をするでしょう。

あなたにとって譲れないものであればあるほど、無力な自分が許せないでしょうし、長い挫折が待っています。

 

簡単に割り切れるものではありません。

だって、

 

自分が無力じゃなかったらしっかりできていたのだから。

 

自分が無力だからできなかったのだから。

 

できない自分は『なんてダメな人間なんだろう。』と落ち込んでしまいますし、不甲斐ない自分に激怒することもあるでしょう。

自分を責める感情が次から次へと湧き出てきます。

 

苦しい感情や負の感情はたくさんありますが、僕はこの『無力感』って感情が一番怖い感情ではないかと思います。

この感情自体も怖いのですが、この『無力感』って合併症にかかりやすいんです。

 

負の感情をブラックホールのように引き寄せるんです。

 

主な感情としては『無価値観』、『自己嫌悪感』、『自己不信感』、『孤独感』、『罪悪感』、『劣等感』、『自己否定感』、『敗北感』、『絶望感』といったものがありますかね?

一つ一つでも恐ろしい感情が引き寄せられ、それらが融合しあって大きくなってしまいます。

 

心をむしばんでいく、闇へ闇へといざなっていく、深く深い感情です。

普通の人でもこれに感染すると心が弱ってしまいますし、心が弱っている人が感染すると最悪命を投げ出してしまうこともあります。

それほど心を疲れさせる感情だと思います。

 

 

この『無力感』からはどうやったら抜けられるんでしょうか??





まず前提として知っていただきたいのは、この『無力感』、ねちっこいです。逃げようとしても簡単に逃がしてはくれません。執着心が強いです。一歩一歩離れようとしてもすぐに後ろについてきます。逃がさないようにと足を引っ張ってきます。危ないヤツです。

そして無力感を引き離すのに時間がかかってしまうと心が大ダメージを負ってしまいます。ここが無力感の厄介なところなんです。

無力感とはいつまでも共存ができません。

振り切るには力が要ります。

 

その力をどうやって手にするかなのですが、自分だけの力ではなかなかそこまでの力を手にすることはできません。

ですから、

他人の力を借りましょう!

 

自分が無力だと思ったきっかけを誰かに聞いてもらいましょう。

できればあなたのことをよく知っている人に話を聞いてもらってください。きっとあなたの味方になってくれると思います。

 

誰かに相談するのが難しいときは以前書いた『相談相手がいないときは』を参考にしていただいたらと思います。

 

 

・・・で、その後はどうすればいいのかというと・・・

 

特に何もしなくていいですよ。言われたことをそのまま疑いもせず素直に受け入れてください。やることといったらそれだけです。強いて言うなら反発しないでください。

本当にそれだけです。

それさえできればあなたの疲れた心はみるみるうちに回復していくはずです。

 

周囲の言葉は客観的なものでしょうし、あなたを責めてこないのはあなたのことを認めているからです。

あなたが自分を信用できないのなら、周りの人を信用して自信を回復させてください。周りを素直に信じることにより自分も信用できるようになってきます。疑うことをやめると自信が回復していきます。

 

無力感という恐ろしい感情も、自分や周りを信じることによって克服することができます。

あなたは自分が無力な存在ではないと心の底から思えたとき、今までのあなたより少し強くなったあなたに出会えると思います。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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