何の取り柄もない私。強い劣等感から解放されるには。

皆さんはなにか人に負けないものを持っていますか?

これだけは他の人に負けない自信がある、他の人より優れている、といったものがありますか?挫折を味わってしまったときに、取り柄があるのとないのとでは精神的負担が全然違います。

なにか取り柄があると自分の自信、支えになります。取り柄があるのとないのとでは自己肯定感が違ってきます。

「人間なにか一つは取り柄があるもんだ。」という言葉はよく耳にしますが、これって本当なのでしょうか?




人が当たり前にできていることができなかったり、できるようになるまで人の何倍もの時間がかかってしまう。要領が悪いというレベルではなく、あきらかにおかしいレベル。自分の中でこれには自信があると思っていたものでさえ、人並み以下。手を抜いているわけではないのに「真剣にしろ!」と指摘される。

気がつけば自信なんてものはどこかに消え去ってしまって、残っているのは劣等感ばかり。

 

こういう人もいると思うんですよね。(僕もこのタイプです。)

 

 

本当に誰にでも取り柄はあるのでしょうか?

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誰にでも一つは取り柄があります。必ず。

 

ただ使用頻度ですよね。

毎日取り柄を発揮できる使い勝手のいい取り柄か、五年に一度しか使用することができない使い勝手の悪い取り柄かの違いはあります。

テレビのリモコンのように手を伸ばせばすぐに使える取り柄か、金庫に入れて土に埋めたタイムカプセルのような取り柄かの違いなんです。

 

何の取り柄もないと悩まれている方は、使い勝手の悪い取り柄なんです。普段は奥深くに隠れているため、探し出すのも一苦労な取り柄なんです。

 

『いや、それはないのと一緒なんじゃ・・・』と思う人もいると思いますが、違います。ゼロではありません。必ずプラスです。

 

あなたにも取り柄は必ずあります。あなたの場合はそれが人よりもわかりにくいところにあるだけです。

 

一目でわかるような目立つ取り柄だったらよかったのに、カメレオンのように周囲の色と同調してわかりにくくなっているだけです。

それを探しているうちに疲れてあきらめてしまう人もいます。『自分は何の取り柄もない。』と思い込んでしまい、自信がなくなり、自己肯定感が弱まります。そして自己否定感が強くなり、劣等感を抱いてしまいます。

 

この劣等感って、心を暗くする効果があるんです。

 

『自分は人と比べて劣っている。』、『こんなこともできない。』、『それなのにあいつは・・・』といった思いを感じてしまいます。

 

うれしくないですよね?

でもね、このうれしくない劣等感なんですが、ある一つのことを教えてくれるんです。

それは・・・

 

 

あなたが真面目に、真剣に、努力して、一生懸命生きているってことです。

 

劣等感を抱いてしまうのは、あなたが普段がんばっているからなんです。

 

 

部活動でレギュラーから外されてしまいました。『誰よりも練習をしていたのに・・・』

自分は独り身なのに周りは次々結婚していきます。『あいつでさえ結婚できてるのに・・・』

後輩だけがどんどん出世していきます。『私のほうが先にこの仕事についているのに・・・』

がんばっているのに。努力しているのに。練習しているのに。

 

~のにって劣等感にはつくんです。

 

あなたがやっているのに、あなたの願う場所にたどり着けていない状態なんです。報われていない状態なんです。

レギュラーから外されても、もともと幽霊部員であったのなら劣等感は抱きません。誰よりも一生懸命練習してきたのに、人並み以下だったから劣等感を抱いてしまうんです。

 

劣等感ってあなたががんばってきた証なんですよ。がんばってきたというか、今もがんばっているから劣等感を抱いているんです。

 

がんばってきたのに何の取り柄もないと思っているから、劣等感を抱いているんです。

 

・・・

でも僕は、あなたの取り柄、ひとつ見つけましたよ?

 

普通の人よりも真面目ながんばり屋さんだという取り柄を。

 

 

努力家で真面目、これって取り柄じゃありませんか?

 

努力は誰にでもできることって思っていませんか?

 

真面目なことは当たり前だと思っていませんか?

 

普段あなたができているから、これって大したことないって思っていません?

 

実はこれって、あなたが考えているよりもはるかにすごいことなんだと思います。

 

努力をせずに結果だけを求める人間、たくさんいます。

劣等感から目をそらし見ないようにしている人間、たくさんいます。

 

あなたのように努力して、それでも報われなくて葛藤している人って、実は少数派なんじゃないでしょうか?

 

劣等感と向き合うことってつらいことなんですよね。でもあなたはそれを正面から向き合おうとしています。

 

すごく素敵な人だと思います。あなたは自分で気づいていないかもしれませんが、周りから見たらあなたは誠実で努力家のように映っているのではないでしょうか?あなたの周りには、あなたのようになりたいと思ってくれている人もいるかもしれません。

あなたには素晴らしい取り柄があります。劣等感なんて本当は抱く必要ないんですよ。誇ってもいいことだと思います。

 

あなたはすごい努力家で、真面目すぎるんです。一般的には長所と言われるものなんですが、あなたの場合はそれが大きすぎるんです。それが今回あなたの首を絞めているわけです。

努力家で真面目、いまのあなたにはそれが短所になります。

 

長所を短所にしてしまえるのが、あなたのすごいところで、めんどくさいところです。

何の取り柄もないと思っているかもしれませんが、少なくとも長所が短所になるほどの努力家で真面目というしっかりした自分の芯がある人だと思います。

劣等感で悩まされているのは、劣等感から逃げずに向き合っているからですよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。





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