後悔の仕組み。後悔しないで生きるためには。

後悔というのは皆さん一度は体験したことがあると思います。

過去を振り返り、『あのときこうしていれば・・・』、『あのとき、もっとうまくできていれば・・・』と、今の選択をした自分を責めてしまいます。

後悔することなく生きていきたいとは考えていますが、なかなか難しいものです。自分の選んだ答えがすべて100パーセント正しいなんてこともありませんしね。




「後できっと後悔するぞ。」ドラマや映画なんかでよく聞く言葉ですよね。主に悪役が捨て台詞として吐くことが多いですが、そこで主役が格好良く言うんですよね。「自分は後悔なんかしない。」と。この台詞を言うことができるようになるのでしょうか?

 

 

余談ですが、後悔とは後で悔やむから後悔なんです。ですから「後できっと後悔するぞ。」はちょっと言葉がおかしいですね。

 

でもこの言葉ってちょっと考えてみたらすごい発見がありませんか?

 

自分がある選択をして、後で後悔するんですよ。

自分がある選択をしている今は後悔しないんですよ?

 

何故なんでしょう??

 

・・・

それは、

今できる最善の選択をしているから。

 

 

後悔しないように与えられた選択肢の中からその時、その時点で最善のものを選んでいます。

 

 

Aという選択は自分が幸せになれる可能性が高い、Bという選択は自分が不幸になる可能性が高い、どちらを選びますか?

まったく同じ条件であったのならAを選択するでしょう。「Bを選んだら俺は不幸になれるんだ、Aなんか選ぶか!」という人はいないでしょう?

 

僕達はそのときそのときで、そのときにできる最善のことをしています。

 

自分が幸せになれる可能性の高い選択をしています。だから、選択をしている今の時点では後悔しないんです。

 

では何故、後で後悔をしてしまうのでしょう?

 

自分の選んだ選択が間違いだったと、後になって思ってしまうからです。

 

 

今の自分は後悔しないように選んだのに、未来の自分はあの時の選択は間違いだったと感じているのです。『何故、あのとき、あんなことをしてしまったのか?』、『何故、あそこで、あれをしなかったのか?』と自分が選んだ選択が、自分が予想していた成果をあげられなかったとき、(幸せになれると思って選んだのに、幸せになれなかったとき)自分が選んでいない選択が正しいものだと思ってしまんです。

『Aを選んでしまったから自分はこんなにつらい目にあっている。あのときBを選んでいたらここまでの苦労はしていない。』と思い込んでしまうのです。

 

自分の選択は間違いだったと後悔してしまい、選ばなかったほうの可能性を探してしまいます。

 

ほんとのところはわからないんですけどね。

Bを選んでいたら未来の自分はもっとひどい目にあっているかもしれませんし。でも、Aを選ぶよりはBを選んだほうがよかったと思い込んでしまうんですよね。

 

何故なんでしょう??



自分には幸せになれる資格があったはずだから。

 

AもBも、もしくはC、D、と無数にあった選択肢の全てが自分が幸せになれないルートしかないと思いたくないから。

あのときの時点では自分は幸せになれるはずだったと言い聞かせたいんです。世界は優しいはずだと思っていたいんです。

 

 

実際問題として選んでいない選択肢がどうなるのかは、わかりません。過去に戻ることもできないので一生わからないままです。

 

あなたの選択は正しかったのかもしれないし、やはり間違いだったのかもしれない。

 

その答えを知ることは永遠にできません。

 

 

後悔というのは自分にとって悪いことに対してついてきます。自分にとって良いことに後悔することはありません。そしてあのときの自分に救いを求めます。もっといい選択をしていればと。

ですがその時点では、あなたは最も後悔しない道を進んでいんです。つらい未来にならない可能性が一番高い選択をしています。

 

なのに、なんで後悔してしまうのでしょう?

 

元も子もない言い方をしてしまうなら、自分のそのときの選択に責任をもてていないから後悔してしまうんです。ちゃんとそのときに『自分はこの選択をしたらつらい思いをするかもしれない、だけど後悔はしないぞ』と覚悟ができていたら後悔することも少なくなるでしょう。

 

実際生きていく中でそれを行うのは難しいものですがね。わかりやすい選択だけでなく、わかりにくい選択も混じっています。

例えば、今日はいつもより30分早く目が覚めた。散歩をしよう。事故に遭う。なんてこともあります。これを『今日、私は30分早く起きたからといって散歩をしたら、事故に遭って後悔するからやめとこう。』とそのとき思うことはできますか?

できませんよね。防ぎようがありませんよね。本当に未来から来ない限りは。だけど、私たちは過去に戻ることはできません。

 

言ってみればどうしようもできないんですよね。なるようになってこの状態になったんですから。

あなたは最善を尽くして今に至っているんですから。

もっといい今があるはずだと考えてもどうしようもありません。

 

それでも後悔をしないというのは難しいです。

どうしようもなかったという言葉だけであきらめがつくほど簡単じゃないものでもあります。簡単なものは後悔しても「ま、いっか。」で終わってますしね。

 

後悔の怖いところは、そんな選択をしてしまった過去の自分を責め、今の自分を見ていないんですよね。

どうにもならなかったことに対して、『あの時ああしていれば・・・』と仮定の話をしてしまう。過去にとらわれ今と未来を見ていない。

 

そんな状態でいると今が『あのとき動いておけば・・・』という過去に変わってしまいます。

 

後悔をしないというのは本当に難しいです。なかには致命的な後悔をしてしまうこともあるかもしれません。

 

そのときは

いくら悔やんでも過去は変えられない。

変えられるのは今と未来だということも覚えておいてください。

 

後悔している今を未来の自分が後悔しているかもしれませんよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



自分さえ我慢すればうまくいったのに。我慢が足りなかったと後悔する前に。

自分が許せない!この苦しみから解放されるたった一つの方法。

思い通りにいかない人生を生きるには

ありのままの自分でいいって本当?こんな自分認められない。

自分を責めてしまうことをやめられる魔法の言葉

取り返しのつかないことをしてしまった。どうすればいいの?

疲れてしまうのは完璧主義者だから?

大切なものが二つ。どちらかを手放さなくてはいけないとき。

お前はよくやった。十分がんばったと言われても・・・

どうしてこうなった?こんなはずじゃなかったのに・・・