期待に応えられない自分は

人間生きていたら誰だって落ち込むことがあります。

「いや、俺は落ち込んだことは一度もない。」と断言できる人はいないと思います。

落ち込む場面は多々あると思いますが、その一つにがんばったのに期待に応えられなかった自分、がんばっているのに期待に応えられていない自分があると思います。




誰だって人に期待されると悪い気はしないと思います。

期待されないよりは期待される自分でいたいと思うのではないでしょうか?

 

そしてこの期待してくれる相手は自分に近しい人であればあるほど、その人の期待が大きければ大きいほどうれしいものではないかと思います。

期待に応えて相手がすごく喜んでくれる。すごく嬉しそうな笑顔を見せてくれる。相手が喜んでくれて自分もすごくうれしい。『してよかったー!!』と感動する。ほんとにすばらしいことだと思います。

 

・・・でも、この期待というのは実は怖さも隠れているんです。

 

 

それは相手の期待に応えられなかったときです。

 

 

期待に応えられているうちは自分もすごく嬉しいんです。相手に喜んでもらえるから。それで自分もうれしいから。自分の存在意義を感じることもあるかもしれません。

 

でも期待に応えられなかったら・・・

相手が悲しむことになりますよね?「お前には期待していたのに・・・」と幻滅されることもあるかもしれません。

自分にとって別にどうでもいい人なら傷つくこともありませんが、自分にとって大切な人であればあるほど、相手の期待に応えられなかった罪悪感も大きくなると思います。この罪悪感が心の傷を深くします。

 

さらにこの期待の怖いところは、

相手の期待に応えているうちにどんどん相手のハードルが上がるということです。

 

簡単にできることなら期待に応えるのはいいことだと思います。

 

ですが、相手の期待値が大きく、自分が必死でがんばって、やっとのことで期待に応えられたときはどうでしょう?

相手は喜んでくれるでしょう。自分も大きな達成感や充実感を得られると思います。これで終わればいいんです。自分も相手も大満足。お互いに『よかったー。』で終われる。いいことですよね。

 

問題はここで終われなかったとき、相手がさらに上の要求をしてきたときです。

『こいつはできる。私のためにしてくれる。』と認識されたときに問題がでてきます。

 

必死でがんばって相手の期待に応えたのに、相手がそのことに気付いてない場合です。

 

『私のためにがんばってくれた。』ではなく、『こいつはこのぐらいのこと簡単にできる。』と思われた場合です。

 

 

相手にとってあなたは期待に応えてくれるのが当たり前の人。

 

最初は10の期待をかけていたのが、20、30と、どんどん期待値が上がっていきます。その期待に応えられているうちはいいんです。お互い満足しますから。

 

けど、その期待に応えられなくなったら・・・どうでしょうか?

自分はなんてダメな奴なんだって思いませんか?




期待をかけてくれるというのは信頼してくれているととらえることもできると思います。『難しいプロジェクトでもお前なら』、『私の息子なら』、『俺のことが好きなら』、・・・その信頼に応えられないのはつらいことですよね?

 

 

でも、もう一度考えてください。

 

 

本当にその期待に応えなければいけませんか?

 

 

上記の例を見てあなたの意見がありますか?

相手の意見だけではないですか?

 

あなたが今悩んでるのは相手の期待に応えられない自分です。

がんばっても報われない苦しい苦しい自分です。ほんとにつらいですよね。心傷つきますよね。心弱りますよね。

 

 

僕もネットで他人の期待に応える必要はないといった記事をよく目にします。そんな記事に救われもしたのですが、僕自身思ったことは、

 

『期待に応えなくてもいいとそんな簡単に思えたらそもそもここまで悩んでない!相手がすごくすごく大切な人だからこそ、苦しんで悩んでいるんだ!!』

 

・・・反抗的です。

なかなか受け入れることができませんでした。

 

 

期待に応えなくてもいいと受け入れるのも難しいんですよね。

苦しい思いやつらい思いをしているのはわかっているんです。それでもなんとかして期待に応えてあげたい相手なんです。

 

そんな簡単にわりきれませんよ。

 

でもそれでいいんじゃないでしょうか?

 

白黒はっきりさせなくても。グレーでも。

心が弱っているときって両極端な思考になりがちなんですね。しんどいから白黒はっきりさせないといけない。でも白黒はっきりさせることができない。『どうしてできないんだ!』とプレッシャーに変わります。

 

でもね、それが当たり前なんですよ。

 

だって今あなたが悩んでるのは、そんな苦しい思いをしてでも期待に応えてあげたい、助けてあげたいほど、あなたにとって大切なかけがえのない人なのですから。

簡単に意見を変えられるほど軽い存在ではないでしょう?

 

もう少し気軽にいきませんか?

いきなり期待に応えてはいけない、期待に応えなくてもいいと思う必要はありません。

ただ必要以上に相手の期待を意識することもないと覚えておいていただけたらと思います。

 

必要以上に身構えることをやめるだけでも重たい心がスッと軽くなると思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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