期待を裏切ってしまった。消えない罪悪感を消す方法。

人から期待されることってうれしいですよね。

好きな人から期待をされると気分は高揚し、やる気はものすごく高まります。嫌いな人からでも期待をされると、なんだか心が温かくなりむずがゆくなりますよね。

まったく期待もされずに、いるのかいないのかわからないような態度をとられるよりは、いざというときには頼ってくれるほうがうれしいですよね。

 

期待をされるということは、それだけ自分を認めているということです。





50人の職場で「この企画の中心となってくれ。」と言われました。他の人よりもあなたがいいと指名されました。うれしいですよね?

10人の職場で「ちょっと集まって。相談したいことがあるんだけど。ああ、○○さんはいいよ。」と言われました。自分だけのけ者です。悲しいですよね。

 

自分を認めてくれるとうれしいし、自分を認めてくれないと悲しいです。

 

期待をされると自分の居場所ができます。
期待をされないと自分の居場所がなくなります。

 

だから期待に応えようと思ってがんばるんです。

 

 

そう、期待されてうれしいのは自分ががんばっている組織です。『職場』や『部活動』など、がんばって所属している組織に評価されるからうれしいんです。

逆に『友人』や『家族』など、がんばっていない組織では期待はそれほどうれしいものではないんですね。がんばらなくても自分を認めてくれていることがわかっているから。失敗したときのリスクのほうが高いから。

 

期待に応えることって実は難しいことなんですよね。

 

自分でも簡単にできることならいいですが、めちゃくちゃがんばらないといけない場合、それでも応えられない場面もあります。

 

失敗するとがっかりされるというリスクを伴うんです。

『期待していたのに。』、『こんなこともできないのか。』、『期待なんかするんじゃなかった。』と幻滅されしまいます。

 

・・・
これ、いい迷惑ですよね。

 

勝手に自分ならできると勘違いされて、勝手に『なんでできないんだ。』と失望される。

そっちが勝手にわたしを等身大より大きく見ているだけなのに、こちらが悪いことをしたかのような気分になってしまいます。

 

 

これね、あなたに罪はないんですよ?

 

相手の期待に応えられなくても。

 

相手が勝手に期待しただけで、それに応える義務はあなたにはないんです。

 

・・・

ここで終われたら別にしんどいこともないんですけどね、、、

露骨にがっかりされてしまったり、すごく落ち込んだりされてしまうと、こちらが申し訳なくなるんですね。

落胆してしまった相手の顔がいつまでも頭から離れなかったりします。

 

『勝手に期待してきただけだ』のはずなんですけど、相手に申し訳なく思ってしまいます。罪悪感を感じてしまいます。

 

相手からの期待が大きければ大きいほど、それができなかったときの相手の落胆は大きいです。

自分がこんな顔を相手にさせてしまったんだと、罪の意識が芽生えてしまいます。

 

あなたが期待に応えてあげたいと思っている相手なら、さらにもう一つの感情が出てきます。期待に応えることができなかった自分を責めてしまうんです。

 

期待してくる相手が初めての相手だったら、あなたに初めてのチャンスを与えてくれたときなら、あなたも期待に応えたいとがんばったと思います。

期待してくる相手があなたにとって大切な人だったら、期待に応えてあげたいとがんばったと思います。

 

 

期待に応えるために一生懸命がんばりました。

 

だけど望んでいた結果がでませんでした。

 

 

がんばって、がんばって、がんばったのに、それでも期待に応えることができなかった自分を責めてしまうんです。

自分ではダメだったんだと無力感に襲われてしまうこともあります。

残念な結果に落ち込むだけならまだしも、自分に対してのダメ出し、相手への罪悪感が出てきます。

 

忙しいですよね?

 

そんな感情と四六時中一緒にいたら、心だって疲れてしまいます。

 

できなくてごめんなさい。
自分はダメな奴なんです。許してください。
期待してくれていたのに、応えられなかった自分は大罪人です。

 

他人から見たら『なに言ってるんだ?この人?自分に酔ってるの?』状態なんですが、悩んでいる本人は至って真面目です。

心の底から本気で思っています。

 

だって、

期待に応えられていたら、相手が満足してくれていたのだから。
期待に応えられていたら、相手につらい思いをさせることもなかったのだから。

 

期待してくれていたのにそれを裏切ってしまったから、相手はこんなに傷ついているのだから。

自分は罪人です。

 

 

でもちょっと待ってくださいね。

本当にあなたに罪はありますか?

期待に応えようと思って一生懸命やった結果だったのでしょう?

 

もっとやっていればよかった?

ならなぜそのときにもっとやらなかったのですか?

 

そのときは、もうそれ以上できなかったからです。

限界だったからです。

 

そのことを忘れていませんか?

 

限界まで、限界を超えてまであなたはがんばったのに、そのことをあなたは忘れていませんか?

罪悪感に押しつぶされそうになっているときは、自分ががんばった過程を忘れ、結果にばかり目を向けています。

 

 

もう、許してあげませんか??

 

 

あなたは今、相手に許してほしいと思っているかもしれませんが、相手に許されたとしてもこの罪悪感は消えません。

罪悪感を消せるのは、相手の許しではありません。

 

あなたの許しです。

 

 

相手の期待を裏切ってしまったあなたを、

あなたが許すことによって罪悪感は消えていきます。

 

 

そこに至るまでは個人差がありますが、それまではせいぜい自分いじめをがんばってください。

いつかあなたが自分のことを許せるようになったらいいですね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。





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