キャパオーバーとは

キャパオーバーって言葉を最近耳にすることが増えたかと思いますが、いったいこれってなんなんでしょう・・・?

キャパオーバーとは簡単に言うと『あなたの許容範囲を超えてしまっています』ってことです。




一般的には仕事関係が多いと思いますが、恋愛や子育て、近所づきあい等、さまざまな分野で起きることがあります。なかには、一つ一つはキャパオーバーになっていなくても、それが積み重なって全分野(生きること)に悪影響を及ぼしてしまうということもあります。また、それとは別にどれか一分野だけが大きくキャパオーバーし、それが全分野に影響を与えてしまうこともあります。

 

このキャパオーバーってつらいんですよね。

だってあなたの許容範囲、つまり限界を超えてしまっている状態なんですから。

しかもその状態が一定期間続き、なんとかしなくちゃいけないとあなた自身が思っているんですから。

 

ちょっと言い方はあれですが、「キャパオーバーしているな。アハハ。もうどうでもいいやぁ。」とか、「俺にできない仕事量を与えてくる上司が無能なんだ。俺しーらない。」といった具合に笑い飛ばすことができていたらキャパオーバーとは感じないのですから。

自分勝手な奴とか無責任すぎると感じておられるかもしれませんが、そこをあなたに感じてほしかったんです。

 

自分勝手?
いいじゃないですか?別に。心が疲れてるんだから。

無責任?
いけませんか?こんな状態になるまで責任を果たそうとしたんだから。

 

まあ、急に全てを投げ出せというのも無理があると思いますが、

自分勝手や無責任になっても別にいいんだという選択肢を頭の中にいれておいて下さい。

 

心が弱り果ててまでしなくてはいけないことなんかないんです。

 

 

例えば、大事なプロジェクトをいくつも任されている状態で「今日で仕事辞めます。」とか。言ってもいいんですよ?そりゃー、残された仕事場の人はパニックになってしまうと思いますが。いいんですよ。少しくらいパニックにさせても。

例えば、結婚式までいよいよ一週間とせまりました。「お前といるとしんどい。別れよう。」とか。言っていいんですよ。してはいけないことなんかないんですよ?彼女を悲しませてしまうとか、親戚づきあいがどうだとか考えなくても。

 

この2つの例は極端ですけど、多分この記事を読まれた方はこの2つの例えに否定的な意見の方が多いのではないかと思います。
「そりゃそうだろ。」といま思ってしまったあなた、、、この2つの例えを簡単に、なんの負い目もなくあっさりと実行してしまえる人、結構多いんですよ?

 

あなたの普通が他の人にとっての普通とは限りません。あなたの当然は他の人にとっての当然ではないかもしれません。あなたがこのくらいできて当たり前と思っていることが、他の人からすると『あの人、こんなことまでできるんだ。すごいなー。』と思われているかもしれません。

 

 

キャパオーバーを一人で何とかしようと思ってもなかなかうまくいきません。

がんばっている状態でキャパオーバーになったんですから。それこそ自分の能力値がレベルアップしないかぎり難しいと思います。でも、そうなれないから苦しんでいる。・・・ですよね?

 

一番いいのはキャパオーバーを起こしている対象に相談することです。「こうこうこういう事情で私は疲れています。このままではあれなので、・・・、していただけませんか?」と言ってみることです。

気軽には言いにくいかもしれませんが、心からのSOSを無視してしまうと心が病んでしまうこともあります。緊急事態です。

 

あなたの心なのだからあなたが守ってあげましょう。

 

他の人にはわかりにくい部分ですしね。その結果、もし相手との関係がこじれたら、そのときは距離をおいたらいいんですよ。あなたにとっては大切な人なのかもしれないですが、相手にとってのあなたは「無理をしないでいいよ。」と言えるほど大切な人ではないということなのですから。

 

それも無理って人には最終手段。自分の意識を変えることです。相手に相談するよりはるかに難しいことだと思いますが・・・

キャパオーバーに陥るのは『自分がしなくてはいけないんだ』と思ってしまっている状態です。

自分の意思ではなく義務になるので、この状態ってすごく疲れるんですよね。この認識を少しずつ変えていく必要があります。すぐには変わらないので気長に意識して変えていくしかありません。相当の努力が必要でしょう。

 

そもそもあなたがキャパオーバーで苦しんでいる理由は、

あなたが楽しめてないから』です。

 

好きなものに取り組んでいるとき、時間を忘れてしまいませんか?疲れたという感情をどこかに置き忘れたりしませんか?『自分はこれがしたいんだ』状態ですね。この状態までもってくることができたら、キャパオーバーなんて感じません。

しないといけないことがたくさん残っていても『うれしい!まだこんなにもしていいんだ!』と目を輝かせることができます。平均睡眠時間3時間で働いていても、楽しんでいたらキャパオーバーにはなりません。ですが、その状態にもっていくまでには根気と努力が必要です。近道はありません。

 

キャパオーバーになっているか判断するのは自分です。

どれだけがんばっているかは自分にしかわかりません。

逆にあなたがしんどいと感じなければ他の人から見てキャパオーバーであっても、あなたにとってはキャパオーバーにならないのです。

 

キャパオーバーと感じるのはあなたに責任感がある証拠です。ですが、その強い責任感や使命感がときにあなたの邪魔をすることもあるのです。もし、その責任感が心の休息を妨げるのなら、もう少し肩の力を抜いてみてはいかがですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。





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