器の大きい人と器の小さい人の違い。器が大きいと疲れる?

器が大きいなーって人と出会ったことはありますか?

もし自分が相手の立場だったら、到底許せないことをされても引きずらずにあっさり許してあげたり、大失敗をして迷惑をかけ、怒っているだろうなとビクビク話しかけると、そんなそぶりも見せずにこちらを気遣ってくれる。

そんな人に出会ったことはありますか?

 

器が大きい人って単純にすごいなーと思います。

細かいことを気にせず、相手の立場に立って自然と考えることができる人は、純粋に尊敬できます。




器が大きい人は周囲への影響力も持っています。接していると安心感が湧いてきて『あいつがいるから大丈夫。』『あいつとならできる。』といったように、周囲にも希望を与えられるんですよね。

 

器が大きい人は、周囲から見れば憧れの対象にもなります。

 

理想の上司や理想の恋人として、器の大きい人が人気上位に来るのがよくわかります。

 

 

逆に器が小さい人は、細かいことをいちいち指摘し、自分の都合だけで言ってくる相手として、あまり人気はないようです。

器が小さい人と接していると、許せる範囲が少ないので何気ないことでも指摘されることがあります。顔色をうかがいながら交流しないといけないので、一緒にいると気疲れによる疲労感がでてきます。

 

 

器が大きい人と器が小さい人、あなたはどちらになりたいですか?

・・・

・・・

器が大きくなりたいと答える人がほとんどではないかと思います。

 

 

周りから頼られて、好かれて、人望があり中心人物です。うらやましいですよね?

 

 

でも、落とし穴です。

いいことばかりではありません。

 

器が大きい人は、人に合わせすぎてしまう可能性があります。

 

器が大きい人は、人に期待されすぎてしまう危険性があります。

 

 

器が大きい人は、他人からの評価も高いです。

当たり前です。

 

人が望んでいる答えを答えているのだから。

 

相手の立場に立って、相手の心を軽くする答えをしているのだから。

 

 

なかには内心では全然許せていないのに、許したように行動してしまうこともあります。相手のことを思ってのことや、自分がよく思ってもらいたいといった理由でしてしまうことがあるのですが、この行動が要注意なんです。

 

実は他人を労わって、自分をないがしろにしているんです。

 

自分自身をひどく傷つけているんです。

 

 

器が大きい人って、我慢の人でもあるんです。

 

 

まあ、そりゃそうですよね。そうじゃないと器が大きいとは言われませんから。相手から見て自分の立場がもしあなただったら、こんな風に許すことができないと思われて初めて、器が大きいという評価につながるんですから。

 

相手が『できないなー。』と思っていることを何気なくやらないと、器が大きいという評価にはなりません。自分と同等の人を器が大きいと評価する人は少ないですし、自分より下だと思ったら『器が小さいなー。』という印象になります。

 

器が大きいとは、自分以上だとあなたが認められたときに使われます。

 

 

器が大きいって響きはいいと思うんです。

 

ですが注意しないとそれは、ただの貧乏くじに変身してしまいます。





さっきも書きましたが器が大きい人は、他人からの評価も高いんです。

 

不自然なくらいに。

 

 

『この人なら大丈夫。』というのは、かなり評価が高いと思います。評価、言い換えれば期待値ですかね。『この人なら大丈夫。』というのは安心感からくるもので期待値も高いです。

 

期待値が高いということは用意されるハードルも高いんですよね。それをがんばってこなしていくうちに、『この人なら大丈夫。』が『この人ならこれぐらいやっても大丈夫。』というように変わっていきます。

 

 

余計な言葉を勝手に足されます。『これぐらいやっても。』

 

 

これぐらいやっても受け入れてくれるってことなんですが、実際はどうですかね?

自分に不都合なことを簡単に受け入れられる人って、ほとんどいないと思うんです。

 

器が大きい人でもこんなことが続くと、【喜んで】ではなく、【妥協して】で受け入れてくれるようになってしまいます。

全く不満もなく受け入れるのは、感情がある人間には無理です。

 

頼られる人からただの便利屋さんになってしまったとき、器が大きくても疲れてしまいます。

 

なのに、前提として『この人はこれぐらいなら受け入れてくれる。』と思われている。

対応を変えると『えっ・・・!?』って顔をされます。

 

 

・・・しんどいですよね。

 

器の大きい人ほど悩んでしまうことが多いです。

器の小さい人ほど悩みは少ないです。

 

譲れない部分は自分の中で決まっているから。相手に合わせる必要がないから。

 

 

器が大きい人は他人基準で動いているんです。器が小さい人は自分基準で動いています。

器が大きい人は気疲れをします。器が小さい人は気疲れも少ないです。

器が大きい人は他人に優しいです。器が小さい人は他人に厳しいです。

器が大きい人は自分に厳しいです。器が小さい人は自分に優しいです。

器が大きい人は自分を傷つけています。器が小さい人は自分を守っています。

 

 

器の大きい人と器の小さい人、あなたはどちらになりたいですか?

 

器が小さいというのも意外と悪くないですよね。

 

可能ならば他人にも自分にも優しい人を目指してみてはいかがですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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