責任って言葉は大人になるほど使う頻度は増えてくると思いますが、この言葉に苦しめられたことはありませんか?
責任という鎖に縛られ、すごくしんどい思いで生活をした経験はありませんか?
責任感って一般的には長所と認識されていますが、実は短所でもあります。
責任感って自分の限界を超えていないときは、やりがいになります。
ですが自分の限界を超えてしまうと、呪いに豹変してしまいます。
ところで、
皆さんは自分が責任感が強いと思いますか?
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責任感が強いとは思わないという人も多いかと思います。
でも、そんなあなたこそ、実は責任感が強いんです。
責任感がある人ほど、自分は責任感が強いとは言いません。
責任感が強い人ほど、自分は無責任だと思っています。
責任って背負おうと思えば、いくらでも背負えます。
それこそ自分に関係のないことでも責任を背負えます。
他人の責任まで横取りすることもできます。
責任感が強い人ほど、責任を背負う範囲は大きいです。
背負う範囲が大きくなると当然、責任をとりきれないことも出てきます。
責任感が強い人ほど、責任をとりきれないんです。
だから責任感が強い人ほど、自分には責任感がないと思っています。
しっかり責任がとれない自分のことを無責任だと思っています。
面接などで長所として「私は責任感があります。」とアピールする人もいますが、あれってどうなんでしょう?そこで働いてもいないのに、まだその場所ではどうなるかもわからないのに、責任感があるって主張することってすごく無責任なことだと思いません?
責任感がある人ほど、責任という言葉が苦手です。
自分は無責任だと思い込んでいます。
本当は無責任な人じゃないのに。
本当に無責任な人は、自分のことを責任感が強いと思い込んでいます。
無責任な人ほど、自分が責任をとらないといけないと思っている範囲が狭いので、その領域ではしっかり責任をとることができます。
あなたが自分のことを無責任だと思っているのなら、それは責任感が強い証拠です。本当に無責任な人は自分が無責任だという認識がありません。
あなたは責任感の強い人です。
ですが、この責任感があなたの首を絞めることになります。
責任感が強くなりすぎてしまうと、責任感は長所ではなく短所に変わってしまいます。
いくら責任感が強くても、すべての責任をとることはできません。
責任をとらなくてはいけないと思いながらも、責任がとれないことが出てきます。
すべての責任をとって生きることは不可能です。
責任をとらないといけなかったのに放棄してしまったと思い、その度に心にトゲが刺さるんです。
責任感が強すぎて、自由に動けなくなってしまうこともあります。
本当はしたいことがあるのだけれど、立場や責任を考えてあきらめないといけないこともあります。
本当はつらいことだけど、責任があるから我慢をしなくてはいけないこともあります。
一人で抱え込みすぎて疲れ果ててしまうことがあります。
強い責任感に縛られてしまうと生きづらくなってしまいます。責任感や義務感にガチガチに縛られていると疲れを感じてしまうようになります。
適度に息抜きをしましょう!
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とは言っても、責任感が強い人って真面目な人が多いです。悪い言い方をするならクソ真面目です。
息抜きが下手な人も多いんですね。
息抜きをするのも苦労する、息抜きをするのも全力でがんばる、ということになってしまうこともあります。
ここまで責任感が強くなってしまうと、肩の力を抜くのも一苦労です。肩の力を抜いて息抜きをする方がしんどいということもあります。
ですがこのままの状態でいると、いつかあなたが潰れてしまう可能性があります。
いまから少しずつ責任感を緩めていきませんか?
なにも無責任になれと言っているわけではありません。
適度な責任感は必要だとは思います。
全然責任感がない人よりも、責任感がある人のほうが信用も勝ち取りやすいです。無責任な人よりも絶対周りの評価は高いはずです。
信頼関係を築いていくうえでは責任感はプラスに働いてきます。
ですが責任感が強くなりすぎてしまうとそれは、あなたの重荷になってしまいます。
あなたが責任について悩まれているのならそれは、責任感が重すぎてあなたの負担になっているからです。
少しだけ責任感を背負う量を減らしましょう。
一人で背負うことに疲れてしまったのなら周りに助けを求めましょう。
責任感が強いと一人で背負い込んでしまうこともあります。迷惑を掛けてはいけないとか、責任をとるのが自分の義務だと思い、無理してがんばってしまうこともあります。
ですがそれって実は、周りのことを信用してないことでもあります。
自分の力を信じて、周りの力を信じていないんです。
もう少し周りを頼ってみましょう。
なにも相手にすべてを丸投げしろということではありません。ほんの少し重荷を一緒に背負ってもらいましょう。
あなた一人では無理なことでも皆で持てば軽くなります。
自分一人で肩の力を抜くのが難しいのなら、周りの力を信じてみましょう。
肩の力が抜けたとき、いままでの自分は力が入りすぎていたと実感できると思いますよ?
心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。
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