泣きたいときは

生きていたらつらいとき、悲しいとき、泣きたいときってあるかなーと思います。

泣きたい理由が明白なときと、不意に泣きたくなるときもあるかと思います。

そんなときはどうすればいいんでしょう?




・・・

泣けばいいんですよ。

 

気が済むまで。

 

『泣いて泣いて泣きまくれ!!』です。

 

我慢しなくていいんですよ?

 

だってあなたは泣きたいと感じているのですから。

 

子どもの頃に泣くなと躾けられてきたと思いますが、泣くのは悪いことじゃありません。

そりゃー、30歳のいい大人が、転んですりむいてわんわんと子どものように泣くのはどうかと思いますが。

 

 

・・・

そんな状況ではないでしょう?

言い方は悪いですが、そんなくだらないことであなたは泣きたくなっていないでしょう?

あなたには、あなたの泣きたくなる理由があるでしょう?

 

なら、

泣きたいときは泣いてください。

 

 

これでもかってくらい。

もうこれ以上涙出ないよってくらい。

涙が枯れるまで。

 

 

実際、この泣くことってすごく大切なことだと思うんです。

泣くことによって『悲しい』、『つらい』、『痛い』、『苦しい』と自分の感情を知ることができるんですから。

泣かずに我慢してしまうと自分が悲しんでいるのか、つらいと思っているのかわからなくなることもあるんです。

 

そして自分がどう思っているかわからなくなるから迷いが生まれてしまいます。迷っているときは心が疲れてしまいます。

 

自分の感情に気づくだけでも少しスッキリします。

 

悲しい気持ちを『ああ、自分は悲しいんだ。』と思うだけでも心が軽くなるんです。

 

逆に泣かずに溜め込んでしまうと次にまわしてしまうんですね。

モヤモヤした気持ちがスッキリせず、次の機会に上積みとなって襲いかかってきます。そのときは今よりも泣きたい気分になって。

 

我慢をすればするほど後に溜まっていきます。

 

そのときは我慢できてもまたすぐに限界値になります。ストレスと同じでね。我慢すればするほど溜まってしまい、自分に悪影響を与えてしまいます。

心にゆとりがなくなってしまうんですね。周りに当たり散らしてしまうこともあるかもしれません。



だから無理に泣くのを我慢するよりは、泣いたほうがいいと思います。

 

 

別に泣きたくもないのに無理して泣く必要はありませんが、泣きたいなーと感じたら素直に泣いたほうが早く前に進めます。

よく『泣いてばかりじゃ前に進めない』という言葉を耳にしますが、あれって違うと思うんですよ。

 

 

本当につらいときって泣かないと前に進めません。

 

 

毎日、何回も何回も泣いて泣きまくって、泣くのにも疲れ果てて、それでもまだ涙がこぼれてくる。これを何回も繰り返すことでようやくほんの少し前が見えるんです。

 

泣いてばかりじゃダメという人は、本当の悲しみを知らないのではないかと思います。泣きたいときもあるけど我慢するという人は、言い方は悪いですけど、所詮そこまでの悲しみしか知らないんです。我慢できる範囲の悲しみしか。

 

心が弱って本当に泣きたいときは我慢できるものではありません。

 

 

ブクブクと沸騰したお湯に腕を突っ込んだまま「全然熱くないよ。」と笑顔で言える人いないでしょう?脳からすぐに警告が出て腕を引っこ抜くでしょう?考える間もなく反射してしまいますよね?そのまま入れてたら大やけどですしね。

それと同じなんですよ。

 

今泣くのを我慢している人は、沸騰したお湯に手を突っ込んで我慢している人たちなんです。常識で考えてあり得ない状況ですが、『それでも泣いてはダメだ。』、『我慢しなくてはいけないんだ。』とがんばっている人たちなんです。

 

がんばりすぎですよ?

 

あなたはもう十分がんばってきたのではないですか?

 

 

もう、泣いてもいいんですよ?

 

 

泣くことによって前に進むことができます。気持ちをリセットというか、整理ができます。

 

だから泣いてしまうことを恥ずかしがらないで。嫌わないで。

 

あなたは十分がんばってきましたよ。

 

だからどうか今だけは、また前に進むためにも気持ちに素直になって泣いてみてください。泣いてスッキリしたあなたなら幸せを掴みとることができます。

泣くことを恐れないでくださいね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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