どうしようもできないこと。どうにもならないこと。それでも・・・

皆さんはどうしようもできないこと、どうにもならないことという高い壁にぶち当たったことはありますか?

 

どうしようもできないことというと、あなたはその状態が嫌で、なんとかしようと必死に毎日模索しているということですよね。

それでもどうにかならない。

 

こんな絶望的な状況です。




毎日なんとかしようと必死にがんばって、無理をして、それでもわかるのはどうしようもできないということの再確認だけ。

ほんと疲れちゃいますよね。ヘトヘトになります。

 

それでもなんとかしようとその生活を続けていきます。

 

 

でもどうしようもできません。

 

 

自分の力だけでは。

自分の手札だけでは。

 

自分の力のなさをここまで感じたことはありません。

自分の無力さをここまで呪ったことはありません。

 

『どうにもならないなー。仕方ないか。』で終われたらいいのですが、あなたはそれで終われない状況にいるんですね。

『どうにもならない!けど、絶対、なんとかする!!』と毎日を過ごしているんじゃないですか?

 

 

この場合ってものすごくしんどいです。

 

 

自分の手札以上のものを自分に要求します。

自分の実力以上の結果を自分に求めます。

 

 

さて、それでは、自分以上のものを手にするには何が必要でしょうか??

 

・・・

・・・

そう、努力、がんばり、無茶、代償、犠牲、覚悟です。

 

 

自分の限度ですね。

それを超える必要があります。

 

実力以上のものを求めるのなら、死ぬ気で、自分の限界を超えるしか方法はありません。

 

限界突破です!

 

 

限界突破です!と格好よく書きましたが、これ、実は危険なものなんです。お勧めしません。

 

 

限界ってね、ずっと継続して越えられないから限界なんですよ。

ずっと継続して越えられるのなら、それは限界なんかじゃありません。

自分の限度の範囲でやっているだけです。

 

あなたは一時的に死ぬ気になり、限界という高い壁を登らないといけません。

そこがゴールだといいのですが、前を見るとその光景に絶望します。

 

限界という高い壁を登ったあとに、さらに高い壁があなたの前に立ち塞がっています。

さっき登った壁が低く感じるほどの高ーい壁です。

 

あなたは死ぬ気になってその壁を乗り越えていきます。

 

壁は後になるほどどんどん壁が高く、どんどん登りづらくなっていきます。

当然登るまでの時間もかかりますし、力と体力も必要になります。

 

 

あなたは自分で登れる壁は、すべて乗り越えて来たのでしょう。

 

そして今も必死に高い壁にしがみついているんですね。

 

 

腕の感覚がなくなるくらい必死に力を入れて、ずり落ちそうになる身体を足先で全力で支えながら。指先は血まみれで。

壁の頂上まではまだ距離があるのに、途中で力尽きてしまったんですよね。

 

 

もう自分の限界なんてとっくに超えているけど、それでも必死でしがみついています。





どうしてもなんとかしないといけないことだから。

どうしても認めるわけにはいかないことだから。

どうしても譲れないことだから。

 

体力は底をつき、あとは気力、心だけです。

体力を補うためにあなたは、心を燃やします。

燃やして燃やして心の炎を大火にします。

 

一縷の望みにかけて。

最後のチャンスにかけて。

 

体力があるときは身体と心を消費します。
ですが体力がゼロになると心だけを消費するようになります。

 

 

心の消耗は今までの比ではありません。

 

 

お風呂の栓を抜いたように急激になくなっています。

もう残された時間はほとんどありません。

だから短期決戦で一瞬にすべてをかけます。

火事場の馬鹿力を『ここだ!』と全力で出しきります。

 

これでどうにかなったらよかったんですけどね。

 

 

ここまでやってもどうしようもできないこともあります。

 

 

あなたのすべてを出し尽くしても、どうしようもできない壁を打ち破ることができないことがあります。

 

 

この後は絶望です。

自分の無力さを呪い、こんな環境を作り出した世界を恨み、無気力になってしまいます。

まるで無重力の宇宙空間にでもいるかのように、心もふわふわし、安定しません。

 

その次に強烈な怒りの感情が出てきます。

力のない自分に殺意が湧き、自分を殺したいほど憎みます。

 

 

この体験はあなたの人生に大きな変動をもたらします。人格が歪んでしまうことすらあります。

 

 

このどうにもならないことって、最終的には認めないといけないんです。

(認めようが認めまいが現実としてついてくるんですけどね。過去を改変するなんてことはできませんから。)

 

その現実に逆らって、認めないままでいると心が病気にかかります。

 

 

いくらあなたががんばったところで、現実の拒絶はできません。

 

 

あなたは神様でもなんでもありません。ただの人間なんです。

万能なんかじゃ決してありません。

簡単にできることもあるし、死ぬ気になってもできないこともあります。

 

 

できることはできるし、できないことはできないんです。

 

 

あなたが今回手を伸ばしてしまったのは、それができない側の領域だっただけです。

それを心の底から納得させましょう。

 

何度も何度も拒絶を繰り返して。

何度も何度も否定を繰り返して。

 

 

自分には抵抗する手段がないんだということを、嫌というほど理解しましょう。

あなたごときではどうしようもできないんだということを、嫌というほど理解しましょう。

 

 

ほんとね、夢のない話です。

 

 

現実は時に誰よりも残酷で、何よりも冷酷です。

夢の世界のように優しいものじゃありません。

高い壁を登らないという選択もまた必要なことだと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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皆さんは自信が完全になくなってしまったことってありますか?

『どうせ僕なんて。』、『どうせ私なんて。』、『どうせ俺なんて。』こんな言葉が常に頭の中にある状態になってしまったことはありますか?

 

自分が周りに比べてひどく劣っているようで、なにもかも平均点以下で、並以下で。




何もできる気がしない。

何をやってもうまくいく想像がつかない。

だけどうまくいかない想像は山のように湧いてくる。

 

こんな状態になってしまったことってありますか?

 

 

これって実はかなり大変なことなんです。

 

 

『自分に自信なんか全然ない。』と思っている人も、普通ある程度は自信を持っているものなんですが、本当に自信がなくなってしまうと『自分はなにもできない。』、『全てが他の人より劣っている。』と感じてしまうんです。

 

そして自分ができないことを簡単にこなす人を見ると妬みます。

 

 

この状態が続くと劣等感が誕生してしまいます。

 

 

劣等感とは人に比べて自分が劣っている、もっと簡単に言うとコンプレックスのかたまり人間です。暗黒モードに支配されてしまいます。

常に人と比べる習慣ができてしまいます。

 

それだけならいいのですが、劣等感が強くなると自分のいいところが見えません。

 

 

人と比較して自分のダメなところばかりを見つけてしまいます。

 

 

何度も何度も人よりできないことを比べるようになり、自分が本当に何もできない人間だと錯覚してしまいます。

 

 

でもね、実際にあなたが他の人と比べて何もかもすべての能力で劣っている訳じゃないですし、長所と短所は表裏一体と言われるように状況に応じて能力の活かし方も変わってくるんです。

だけどあなたにはそれが見えません。

 

自分のダメなところだけを発見する天才になってしまいます。

他人のいいところだけを発見する天才になってしまいます。

 

 

そしてこの状態になってしまうと後はどうなるかわかりますよね?

 

どんどん自信がなくなっていくんです。

どんどん劣等感が強くなっていくんです。

 

そこで二つの気持ちが出てきます。

 

 

一つは『自分はなんてダメな人間なんだ。迷惑ばかりかけている。』と落ち込んでしまい、ナヨナヨ人間です。

もう一つは『ふざけるな!このやろー!!やってやらー!!』と自分を奮い立たせ、負けず嫌い人間です。

 

 

どっちになるかは元々の性格もありますが、自信がどれだけ残っているかにも左右されます。

 

 

自信がないときほど負けん気は弱くなり、自分はダメだ思考になりがちになってしまいます。

上を目指すことをあきらめてしまい、下へと向かっていきます。

 

 

上を目指すことをあきらめることは悪いこととは限りませんが、下へと向かう必要は本来ありません。

現在地でいいんです。

 

だけど自信がなくなってくると、現在地にさえいられなくなってしまうんです。

昨日より今日、今日より明日へと、下へ下へと穴を掘っていきます。

 

下に落ちる段階で自分には持っていないものを持っている他人に、妬み、恨みが出てきます。

嫉妬と怒りで気が狂いそうなほど、強い劣等感と不公平さに襲われます。

そして底まで落ちてしまいます。



底まで落ちてしまうと無気力です。

 

 

気がついたら頬が濡れている。それが自分の涙だということに気づくのにも時間がかかります。

ただただ動くのも億劫な、考えるのも疲れる日々が続きます。

 

 

自信があった人ほど、それが粉々に壊されてしまったときのダメージが大きいです。

 

 

自信があった人ほど、自信がなくなってしまった後の生活に苦しみます。

 

 

ことあるごとに『どうして自分は。』、『なぜ自分は。』、『なんであの人は。』と劣等感が暴れだし、比較ばかりしてしまいます。

しかも、自分が勝っているところは見ません。

自分の負けているところだけを見てしまいます。

 

そして相手のことをうらやみ、妬みます。

人格も暗くなったり、攻撃的になったりします。

ひどく傷つきやすくなり、些細なことで落ち込みます。

自分の言動に自信がなく、他人の言動にビクビクし、怯える毎日の始まりです。

 

 

こうならないために自信をつける方法です!!

 

 

まずはね、ノートと筆記用具を用意します。

そして、昨日の自分より今日の自分の方ができていることを5個書いてください。

 

 

どんなことでもいいです。

 

昨日より今日は早く起きた。
昨日より10分間長く机に向かっていた。
昨日は昼寝をしてしまったけど、今日は昼寝を我慢することができた。
ダイエットで昨日より長く運動できた。
昨日よりゆったり過ごして心を休めることができた。

 

いいところだけを見てください。

 

 

自信がなくなって劣等感が強い人ほど

 

今日は昨日より早く起きたのに、なにもしなかった。
昨日より10分間は机に向かっていたけど、全然集中してなかった。
昼寝を我慢することができたけど、それが一体なんだ。
ダイエットで昨日より長く運動したのに、結局昨日よりもたくさん食べてしまった。
昨日よりなにもせずに過ごしてしまった。無駄な時間を過ごしてしまった。

 

と、いらない一言が増えてきます。

 

 

いらない一言カットです。

 

 

物事は考え方次第です。

 

 

ほんの少しだけポジティブ思考を意識してください。

 

 

これを寝る前の10分間でしてみてください。

 

どうしてもなにも思い浮かばないのなら最初は3個でいいです。

毎日できればベストですが、負担のならない範囲で行ってください。

 

それが慣れてくれば5個では足りなくなってくるかもしれません。

そうなったら思いつくだけ書いてください。
10個でも。20個でも。100個でも。

 

 

これが自分のできていることの確認、自信を作る土台になっていきます。

 

 

肯定的な思考を作る練習にもなります。

能力なんてね、万能の人はいないんです。

でも能力の使い方が上手な人はいます。

 

それはその人の自信が左右していることも、結構多いんですよ?

少しずつ失ってしまった自信を取り戻していきましょうね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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理不尽すぎる現実。言い聞かすのも疲れた。心が壊れそう。

皆さんは理不尽な現実を体験したことはありますか?

理不尽な現実というより、まともに考え出したら頭がおかしくなるような現実にぶち当たってしまったことはありますか?

 

理不尽な現実って本当に卑怯ですよね?




たださえ叫びたくなるような理不尽さなのに、理不尽には上限がありません。

気が狂いそうになる現実もたくさんあります。

 

多少のことなら心を穏やかにと心掛けることもできますが、それがあまりにも理不尽すぎた場合は受け入れることができません。

反撃したくなります。

 

実際にあなたはなにか反撃しているのかもしれませんね。

 

 

けどね、それをやっても現実は理不尽だということに変わりはありません。

 

 

あなたがいくら訴えかけても、世界を憎んでも、現実は一切関係ありません。

ただただ現実は理不尽だと伝えてくるだけです。

 

 

そのことはあなたもわかっていますよね?

 

 

理不尽なことをいくら訴えても仕方ないと思っていますよね。

だから怒りを抑えようとするんです。

あなたの本心は「ふざけるなー!!」と叫びたいのに、あなたは理性でストップさせているんです。

 

 

だから苦しいんです。

 

 

いっそのこと周囲に感情をぶちまけて、世界を堂々と憎んだ方があなたの負担は減るんです。

世界なんて嫌いになってしまえば、あなたの負担は減るんです。

 

 

でもあなたは、それをしないんですね。

 

 

世界なんて恨んでも仕方ない。

世界を憎もうという思考が歪んでいるから、世界から嫌われているだけなんだ。

そう思い込もうとして心を押し殺します。

世界にぶちまけてやりたいほどの強い想いを、あなたは自分一人で抱え込みます。

 

まあ、実際にはこれをするしかないと思うんですけどね。

世界を憎んで革命や殺人を犯そうものなら犯罪者になってしまいます。

そうならないためにあなたは理性を全力で働かせます。

 

 

でもね、この状況って普通じゃないんですよ?

 

 

犯罪を犯さないようにするのに理性を総動員なんて。

たいていの人は犯罪を犯そうという考えになりません。

というか、そんな発想すら出てきません。

 

 

あなたは今、あなたが考えている以上に危険な位置にいるのかもしれません。

 

 

このね、理不尽な現実って誰にも起こることではないんですよね。

もちろん、日常生活レベルでの小さな理不尽は誰でも一度は体験していると思います。

ですが、その理不尽の回数が人の何倍も多い人もいるんです。

その理不尽の大きさが人の何倍も大きい人もいるんです。

 

 

でも、そんな人たちは少数なんです。

 

 

テレビのニュースで妻と子を交通事故で亡くしたとかって報道されますよね。相手が車でこっちは歩道を歩いていた。相手が居眠り運転で100%むこうが悪い。夫は妻と子の思い出を語ります。泣きながら。もう二度と戻らない幸せな日常を思い描きながら。『なんで?』、『どうして?』、『なぜ?』そんなことを頭に思いながら。

 

そしてテレビの前で僕らは思うわけです。『うわーぁ、この人、かわいそうだなー。』と。そして報道を聞くたびに同情するわけなのですが、報道回数が少なくなってくるとともに、僕たちはこの人のことを忘れます。

数年後には『ああ、そういえばそんな事件があったなー。』、『へー、こんなことがあったんだー。かわいそうに。』となってしまいます。

 

 

この運命にあなたが選ばれないとは限りません。

 

 

でもそのことを誰も考えもしません。





一瞬は考えるかもしれませんが、それもすぐに忘れてしまいます。

 

ずっと『もしそんなことになってしまったら・・・』と考えていたら、心が壊れてしまうからです。

 

 

でも悪夢でもなんでもなく、現実としてそういうことになってしまう人は一定数います。少ないですが存在しています。

 

そういった人は、一体その後の人生をどうやって生きていくのでしょうか?

 

 

一時的にはすごく同情してくれると思います。周りはあなたに対して必要以上に気を遣い、優しく接してくれます。

ですが年月が経つとそれが腫れ物扱いに変わるのではないでしょうか?

 

これは知人から聞いた話なのですが、あるエリート一家の息子が家で首をつって自殺していたそうです。学業についていけず、親の期待も大きく耐えられなかったのだろうと憶測が飛びかったそうです。

そして初めのうちは【息子さんを失った気の毒な一家】として周りは振る舞っていたそうですが、次第に変貌していきます。その土地に新しい人が入ってくると新しい人にこう教える人がいるそうです。【息子さんが自殺した家】と。

 

 

両方とも事実ではあるのですが、これって受け取り方が全然違いませんか?

 

 

【息子さんを失った気の毒な一家】なら仲のいい家族だったのに、愛していた息子さんを失ってしまったかわいそうな家族となります。

【息子さんが自殺をした家】なら家庭内に問題があって、息子を自殺にまで追いやった、あるいは、息子さんが自殺しようとしたことにも気づいていなかった家族となります。

 

結局その家族は近所の人のそういう態度に我慢することができず、誰にも行き先を告げずに出て行ったそうです。

 

別に近所の人に悪意があったわけじゃないと思います。

でも徐々に【かわいそうな一家】から【何らかの問題がある家】に変わっていきました。

 

 

こんなのってあんまりでしょう??

 

 

一番悲しいのは当事者なんです。

 

 

「気持ちはわかるよ!」と言ってくる人もいると思いますが、当事者の気持ちなんてもっと不幸な思いをした人にしかわからないんです。

それ以外の人は軽い気持ちでわかったつもりになっているだけです。

そんな中で生きていかなければいけません。

 

 

理不尽すぎます。

 

 

『世の中は平等じゃないんだ。』、『自分よりもっとつらい思いをしている人はたくさんいる。』という訳のわからない呪文を何回も唱えながら。

壊れそうになる心を何度もコントロールしながら。

 

 

大きな理不尽はね、それを乗り越えたら終わりじゃないんです。

 

 

将来にずっと影響を与え続けるんです。

 

 

解決法なんてありません。

本当に過去に戻らない限り。

 

情緒不安定になってもかまいません。

精神が不安定になってもかまいません。

 

 

なにが理不尽かは一人一人違います。

 

 

その人がすごく理不尽だと思っていることでも、周りからしたら理不尽でもなんでもないごくごく普通のことと解釈されることもあります。

 

世の中ね、理不尽なことばかりです。

 

頭が割れそうな理不尽はね、抑えつけようとしなくていいんです。

いくら納得させようと思っても、納得なんかできるわけがないんです。

 

 

理不尽はね、向き合わなくていいんです。

 

 

理不尽を肯定してはいけないこともないし、理不尽を否定しなければならないこともないんです。

時間を何年も重ねていき、その後もさまざまな経験をしたうえで、『世界なんてこんなもんかー。』、『まあこういうこともあるよなー。』と思えるようになったら、理想的なのではないかと僕は思います。

 

そこまでの道のりは本当に長くて厳しいものですが、苦しい自分、悲しい自分、怒っている自分、つらい自分、恨んでる自分、そしてなによりも、がんばっている自分を認めてあげてくださいね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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皆さんは歩くだけで気持ちが悪くなったことってありますか?

一時的なものや一過性のものなら経験したことがある人も多いんじゃないかと思いますが、それが継続して起こる状況になってしまったことはありますか?

 

長期の入院でベッド上で生活をしていた場合や、心が弱りきってしまったときなどに、この状態になってしまいます。

ようは重症のときですね。




僕は心のことでこの状態になってしまったことがあります。

この状態ってはっきり言ってものすごくショックです。

 

 

だって、歩くだけですよ?

 

 

走ったり、なにかスポーツをしたわけでもないんですよ?

 

年齢のことを言ったら失礼かもしれませんが、100歳を超えている人でも元気に歩き回っている人がたくさんいます。

 

その人たち以下なんですよ?

 

 

まだ高齢と呼ばれる歳でもないのに。

周りはバリバリ現役で走り回っている世代なのに。

 

 

歩くことって生きていく上での基本なんですよね。

 

面接などで「運転免許は持っていますか?」とかは聞かれることもあるかもしれませんが、「3分間歩けますか?」って若い人に聞く人はいないですよね。

 

 

歩けることが生活の基準、前提になっています。

 

 

もちろんね、歩けない人のためには福祉サービスはあります。

雇用も障害者枠で力を入れている会社もたくさんあります。

だけど普通は若い人は普通は歩けることを前提に接してきます。

 

仕事の電話で相手に「何時にこちらに来ていただけますか?」と言われることはあっても、「あなたは歩くことができますか?」なんて聞かれることはありません。

そんなことは尋ねるまでもなく当たり前のことと認識しているからです。

 

 

そんなこともできない状態になってしまったらどうします?

 

 

ちょっと大袈裟になってしまいましたが、僕は歩くことはできていました。3分以内ならなんとか。ウルトラマンです。

 

でもそこを越えたあたりから、気持ちが悪くなって吐き気がひどくなっていきます。

身体はまるでマラソンをしているかのように「はあっ、はあっ。」と酸素を求めます。

心臓がドクンドクン言っているのが聞こえます。

 

そんな状態に頭は『えっ!?なんだこれ?うそだろ!?』と不安でいっぱいになります。

 

『まだ!もう少し!!』と心を奮い立たせます。

そして歩けなくなり休憩です。

「ゼハーッ、ゼハーッ、ゼハーッ!」、「ウォエー!!」

 

 

なにも競歩をしていたわけではありません。

散歩のペースです。

冷蔵庫に飲み物を取りに行く、歯を磨きに洗面所に行く、それよりももう少し遅いペースです。

それで時計を見ると5分。体感的には1時間みっちり運動した感じだったのですが・・・

 

横を後ろから来たお婆さんが「どうしたの?大丈夫?」と心配して声をかけてくれ、僕が大丈夫なことがわかるとあっさりと僕の前をもとのペースでリズムよく歩いていきました。

めちゃくちゃショックでしたね。

というか、違う病気を疑いました。『もうすぐ死ぬんじゃないか?』とも思いました。本当に怖かったです。

 

医者からは「軽い運動から少しずつ始めてみようか?」と言われたから、それをまずはしてみようと思ったのに、結果はこれです。

 

 

散歩が軽い運動じゃなくなっていたんですね。

 

 

これには正直焦りました。




僕がこんな状態になってしまったのはある決定的な出来事があるんですけど、そのときは心が壊れてしまってから二年近くがたっていたと思います。

その時期は本当に波乱万丈で不幸が束になってかかってきて、出費もかさみました。今まで働いて貯めていた貯金も底が見えていました。

 

このままじゃ生活できなくなります。

社会復帰を目指さないといけない時期です。

 

なのに、スタートラインでいきなりこけました。

 

 

心にばかりに注目していて、自分が歩けなくなっているなんて思いもしなかったんですね。

 

 

歩けない人がどうやって社会復帰して自立できるんでしょう?

 

 

なにか特別な才能でも自分にあれば別ですが、残念ながら僕にはそんなものありません。

外に出て、社会に出て働いていかないと僕は生きていけません。

 

『え?なに?これ?90歳のじいさんでもあるまいし、ありえないだろ?多分500メートルも歩いてないだろ?こんなんじゃ社会復帰まで10年かかるじゃん?貯金も底をついた時点で生活できなくなる。なにこれ?今までがんばって貯めていたものを消化して生活してきたのに、今俺何歳だと思ってるんだ?先はまだまだ長いはずなのに、それなのにこれって。苦しみながらも生きてきたのに、周りに迷惑をかけながらも生きてきたのに、俺の人生これで終わり?』と思いました。

 

 

これからの将来を考えると本当に絶望でしたね。

 

 

未来が見えないどころか、普通に生活できている自分さえ見えませんでした。

まだ養う家族が自分にいないということが正直ほっとしました。

 

 

ちょっと話がそれてしまいましたが、ようは体力が絶望的なまでに低下していたんです。

そのことでまた落ち込んで、復帰までさらに遠回りしました。

 

 

お医者さんに症状を話しました。「○○さん(僕の名前です。)、急にがんばりすぎです。元々がんばりすぎる傾向にあったんじゃないの?よくはなってきてるんだから、焦らず、慌てず、無理しないように。」と言われました。

 

 

そこでまたひねくれた僕の登場です。

 

『急にがんばりすぎ?ただちょっと歩いただけだぞ?』
『元々がんばりすぎる傾向?それががんばれなくなったからこうなってるんじゃんか!がんばれていたらこんなことになってない!!』
『よくはなってきてるって、もう何年社会に出てないと思っているんだ!焦らず?慌てず?そりゃー、あんたは医者だから蓄えも多いんだろうけど、こっちはもう底が見えてんだよ!履歴書の空白期間もどうすればいいんだよ!!』

 

 

今もわりとですが、当時の僕は本当に暗く濁っていましたね。

 

・・・で、なんとかしようと吐いたり、転んだりしながらも散歩を続けました。

 

それでよくなったかというと・・・

 

症状が悪化しました。

 

 

悪化したというか、もう一段階前の状態に戻りました。

 

 

散歩をしようと思っても身体が動かない、身体を動かすのもだるいという無気力状態に逆戻りでした。

歩くだけで気分が悪くなるときの対応は簡単です。

 

 

歩かなくていい!!

 

 

それだけです。

 

 

というか、頭が歩けると思っているだけで、本当はまだ歩ける段階じゃないんです。

 

のんびりすることを意識しましょう。

身体と心を休めることを意識しましょう。

 

ここでがんばってしまうと、復活への道がさらに長く延びてしまうかもしれませんよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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そんな素敵な出逢いなのに、その人とは幸せになれることはないと思ってしまったことってありますか?

 

これね、切ないですよね。

すごーく切ないです。




ただ笑顔でいてほしいだけなのに、自分ではその人を笑顔にすることができない。

ただ幸せになってほしいだけなのに、自分ではその人を幸せにすることができない。

 

ただ普通の表情で過ごしてほしいだけなのに、いつも怒らせてばかりいる。

ただ普通の表情で過ごしてほしいだけなのに、いつも泣かせてばかりいる。

 

 

その人の言動に傷ついて、こちらの言動でも傷つけてしまう。

 

 

なんとか直そうと努力しても、直らない。

お互いに傷つけ合ってばかりいます。

 

 

これね、もう、無理なんですよ?

 

 

人間というのは一緒にいる時間が長くなると関係性ができてきます。

その人と自分だけの特別なつながりですね。

 

 

これはなにも恋愛に限ったことではなく、家族、職場、友人など、多くの時間を共有すると生まれてくるものです。

 

お互いのことを思いやれる関係性になれます。

お互いに自分のことしか考えない関係性になれます。

お互いに相手のことしか考えない関係性になれます。

お互いに相手を見下してしまう関係性になれます。

お互いに相手を傷つけてしまう関係性になれます。

 

一緒にいる時間が長いと様々な関係性になれます。

 

 

あなたが今悩んでいるということは、その関係性が悪い方向になっているからです。

 

この関係性にお互いが満足できていないから、お互いに不満があるからつらいんです。

 

 

この関係性なんですが、簡単には修復できません。

 

 

出逢って一週間や二週間なら修復できますが、一年や二年、十年や二十年となると修復は難しくなります。

 

その関係性でいるのが当たり前だから。

その関係性で二人はこれまでやってこれたのだから。

 

その関係性を直そうとしても邪魔が入ります。

 

表面上では『直したいー!』と思ってがんばっても、心のどこかでは『ここで直してしまってはいけない。』と思っています。

 

 

人間は変化することを嫌います。

 

 

それは今までの自分を否定することになるから。

 

 

人間は変化することが大嫌いです。

 

 

心理面ではなく身体的にも。

熱が高くなればいつもの熱に戻そうとする力が働きます。

いつも同じ時間に寝ているのなら、その時間がくるとすごく眠くなってきます。

 

 

すごく行動力があって何事にも新しいことに挑戦して変化していく人もいますが、それは昔から挑戦をして生きていくことを習慣としていたからです。

この人たちにこれからは何もチャレンジをしてはいけないと言っても、それは無理なことなんです。

 

挑戦をすることが自分であって、挑戦しないと自分ではないんです。

だからどんどん新しいことに挑戦していきます。

それがその人たちにとっては普通の状態だから。

 

 

どんどん変化をしているように見えますが、実は根本は変化してないんです。

 

 

この習慣力ともいうべきものが、二人の関係性を修復するのにものすごく邪魔なんです。





傷つけ合わないように意識をして生活をしていくと『こんなのは二人の関係性じゃない!偽りだ!』と戻そうとする力が働くんです。

 

これは無意識です。

 

 

自分自身は心から関係性を修復したいと思っています。

 

ですが、無意識が邪魔をします。

 

 

二人の関係は相手を傷つけないといけないし、相手から傷つけられないといけないんです。

お互いに傷つけ合う関係こそが二人の正しい関係なんだと、習慣力が邪魔をしてきます。

 

あなたとその人は、互いに支え合う関係になってはいけない。

あなたとその人は、互いに自立し合った関係になってはいけない。

 

 

そんなものは本当のその人との関係性ではない!そんなもの偽物だ!!

 

 

この壁を突破しないと、お互いが傷つけ合う関係を解消できません。

だけどこの壁を乗り越えるのってかなり大変です。

 

だから幸せになれないんです。

 

 

この習慣力に勝つには、お互いかなりの努力が必要になります。

 

 

まずね、『どうして僕たちはお互いに傷つけ合ってしまうんだ!?』という芝居じみた考えを許してあげましょう。

真剣にこれで悩んでいる人にとっては申し訳ないのですが、赤の他人、第三者が見たら完全に自分に酔っている人です。

 

もう少しだけ冷静な思考になってみましょう。

(この状態まで悩んでしまうと冷静になるのも難しいものですが。)

お互いに傷つけ合う理由は簡単ですよ。

 

 

それがあなたたち二人の現在の関係性だからです。

 

あなたが悪いわけでもなく、その人が悪いわけでもないです。

 

 

水に砂糖を入れたら砂糖水になるでしょう?

あれと同じです。

 

あなたとその人が混じったら傷つけ合うという現象が起こるだけです。

どちらが悪いというわけでもありません。

 

そのことを理解してください。

 

自分を責めるのはやめてください。

その人を責めるのはやめてください。

 

 

お互いに一緒にいると傷つけ合ってしまうんだという現象が起こることを、ただの事実として捉えてください。感情を挟むとうまくいきません。

 

それをお互いに認識したところからがスタートラインです。

 

 

今のあなたたちはお互いに『どうして!?』という想いが強すぎる状態です。

この気持ちをコントロールできないと一緒にいることはできません。

これができないのなら離れてください。

 

それほど危険です。

 

まずはスタートラインを目指してください。

そして決して、無理はしないでください。

ここまでいってしまうと修復できる可能性は高くありません。

修復できないからといって自分たちを責める必要もありません。

 

 

もう少し気楽にいきましょう。

深く考えすぎるのはよくないです。

 

もちろん最初からチャレンジしないことも一つの方法です。というか、これが一番の解決法かもしれませんね。

 

傷つけ合ってもまだ一緒にいたいと願っているあなたたち、お互いが幸せになれる未来につながればいいですね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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やる気って上下していくもので、放置していたら自然とやる気が出てくるものなんですが、例外もあります。

やる気が出てくるのを待っているのに、いつまでも下に沈んだままで浮かんでこないんです。

一週間、二週間、一ヶ月、二ヶ月、さすがに焦ります。




『もしかしてこのままなんじゃないか?』、『こんな状態では生活ができない!』

 

 

未来を考えて怖くなります。

 

 

『もしかして怠けぐせがついてしまっているだけ?』、『このほうが楽だからわざとやる気を出さないようにしてるんじゃ?』なんてことを考えてしまいます。

 

でもね、そう考えることができているあなたは怠けなんかじゃありません。

 

 

だってあなたにとっては怠けている方がつらいんです。

 

 

あなたは動いている方が落ち着くんです。

あなたは一刻も早くやる気を出したいんです。

やる気が出るようになった方があなたの負担が減るんです。

 

 

『怠けているだけかな?』と考えることができる人は怠けなんかじゃありません。

 

 

本当に怠けている人は『怠けているだけかな?』なんて考えもしません。『自分は怠けていない!』と自信をもって言えます。人に「怠けるな!!」と言われても「怠けてない!!」と迷うことなく言い返せます。

 

 

本当に怠けている人は『もしかして怠けているだけだろうか?』なんて考えは頭の中にありません。

 

 

「自分は怠けてないんだ!」と嬉しそうに笑いながら言えます。

 

 

『怠けているだけなんじゃないか?』と悩むことができる人は、怠けていない人だけなんです。

 

 

あなたはどうでしょうか??

 

やる気は通常の状態であれば、低下したとしても少しずつ上がっていきます。

それがまだ上がってこないということは、それだけあなたが重症であったということです。

 

 

あなたはそれほどまでに心に無理をさせてきたんですよ。

 

 

本当にね、そこまでなるほどがんばらなくてもよかったんじゃないですか?

そこまでなるなんて、あなたはかなり自分を追い込んでいたでしょう?

限界を超えている自覚もあったんじゃないですか?

 

それでもブレーキは踏まなかったんですね。

それでもアクセルから足を離さなかったんですね。

ブレーキを踏まないといけない状況と理解していたけど、さらにアクセルを踏み込み加速した。

本当、一歩間違えれば大事故です。

 

 

『まだこのぐらいのことでよかった。』と思わないといけないことなのかもしれませんね。

 

今のあなたの心は重症です。

 

 

身体でいえば交通事故に遭い、病院のベッドの上で包帯をグルグル巻きにして寝ている状態です。

治るまでには時間がかかります。

 

安静にしていても、日に日によくなるというわけでもありません。

今日より昨日の方が、明日より今日の方が悪くなるときもあります。

 

そんな自分に焦らないでください。

そんな自分をいじめないようにしてください。



もうね、こういうときって本当に焦ってしまうんですよね。

 

 

いままでの自分とあまりにも違うから。

一生このまま下に落ちていくだけなんじゃないかと不安になります。

 

「焦るな」と言われても焦りますよ。

「いじめるな」と言われてもいじめますよ。

 

 

自分にとって緊急事態なんですから。

 

 

焦るな、いじめるな、ということは緊急事態にのんびりしとけと言われているのと同じことなんです。

「火事だー!早く逃げろー!!」じゃないんですよね。

「火事だよ。昼ごはんを食べよう。」と言われてるのと同じことなんです。(もちろん、燃えているのは自分の家で、あなたは家の中にいます。)

 

あなたに求められているのはこれなんですよね。

こんな難しいことをしないといけないんです。

 

今のあなたの思考ではありえないことをしないといけません。

 

頭ではしないといけないと思っていても、心がすぐに避難しようとしてしまいます。

そしてそんなことをしてしまう自分を責めてしまいます。

 

 

あなたは自分を叱るのが得意なんですね。

 

 

何もやる気がしない自分を厳しく叱りつけて、やる気を出そうとしても出ない自分を叱りつけて。

あなたが本当は一番、自分が怠けではないことを知っているはずなのに、あなたが一番、自分のことを『怠けているだけだ!』と思っているんです。

 

 

他人からの慰めの言葉に甘えている場合じゃないんですよね?

 

 

そんな言葉に心を許してしまったら、あなたは本当の意味での怠け者になってしまうと思っているんですよね?

 

これね、誤解なんですよ。

 

 

あなたは今、休まないといけない状況なんです。

動き回れる状態じゃないんです。

他人の甘い言葉に流されても、それは怠けなんかじゃありません。

 

 

そもそも自分が怠け者だっとして、何が悪いんですか?

 

 

そもそも怠け者だったらダメなんですか?

みんなね、けっこう怠け者ですよ?

大成功を収めた人が全員勤勉ですか?

笑顔で日々の幸福を味わっている人が全員がんばっていますか?

 

むしろ適当に手を抜けるところは抜いて、要領よく生きています。

最初から最後まで全力疾走できる人間なんていません。

いたとしたらそれは人間じゃなく、化け物です。

 

 

あなたは怠けることを嫌っているのかもしれませんが、怠けることって生きていく中で重要な技術なんですよ?

 

 

これができないと人生損をするんです。

 

あなたみたいに。

 

 

苦しくて苦しくて、それでも立ち止まることなく前に進もうとします。

休憩所をいくつもすっとばして、ひたすら前進。

そんなのはね、人間らしくないですよ。

ただのゼンマイで歩き続けるだけの人形です。

 

人間らしさってね、努力やがんばりだけではありません。

ちゃんとした休息や怠け、ズル、これも人間らしさなんです。

 

 

どうか、今のあなたの状態を受け入れてはもらえませんか?

 

そこまでがんばってきたのだから、今は受け入れてあげる時間にしませんか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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300記事達成記念

いつも【心が弱っても】を読んでいただきありがとうございます。

本当はこういったブログ読むことのない生活ができれば一番なのですが、皆さんが読んでくれているおかげで僕もここまで書くことができました。

 

30記事ぐらい書いた時点では、『書くことなんていくらでもあるわー。』と思っていた気がしますが、300記事までくるとネタ切れ気味です(笑)




ブログを始めた最初の頃に「このブログは9割は自分で体験したことを書いています。」と書いたと思うのですが、皆さんからは『どんだけ不幸自慢したいねん、こいつ!!』、『大したことないじゃねーか!?』とも思われているかもしれませんね。

 

すみません。ネタの使い回しもしています。

同じネタから言葉を変えて書いてます。

 

でも、元ネタは同じでも、やはり数年も経ってくると考え方が違ってくるものもありますね。

反対に元ネタは全然違うのに合流してしまうものもあります。

 

 

実は僕、このブログを書きだしてから今までで一番の不幸が襲い掛かってきました。

それが記事の内容にも影響してますしね。

 

不幸を乗り越えたから『僕の体験が助けになれば。』と思い、始めたブログだったのですが、多分、その体験がなかったらまた壊れていたと思います。

壊れたではすまずに命を投げ出していたかもしれません。

 

でも一度体験していたことなので、今回はなんとか壊れず、ブログも継続できました。このブログを書いていたから壊れずにすんだとも言えるかもしれません。

 

 

皆さんの心はどうですか?

 

 

よい状態の人が多くいてくれればいいのですが、あまりよくない状態の人が多いのでしょうね。




今回ね、コロナ騒動もあって、皆さんお疲れだったんでしょうね。4月の中旬から5月の中旬は1日のアクセス数(このサイトを読まれている人です。)が過去最高を更新する日が多くありました。

そして思っていたものと違うと思われて、急激に現在減っているのですが・・・

 

 

コロナ騒動で助けを求めて来られた方には申し訳なかったです。コロナ関連で役立つ記事は全体の10%もないんじゃないでしょうか?

すみませんがそういった方はもっとちゃんとしたブログを見てくださいね。

 

僕は心理系統の資格も持っていますが、このブログに関してはそれらの資格をあまり有効活用していません。

 

僕の気持ちや実際に行ってみたことなど、主観で書いています。

それが心理学の教科書と重なる場合もありますし、正反対の場合もあります。

 

このブログは共感していただくことをテーマにしていますので、解決法がわからない場合も多々あります。

でも、一人で悩まれているあなたに対して、『ああ、自分以外にもこういう考え方の人間もいるんだ。一人じゃないんだ。』と思っていただけるような内容になっていれば幸いです。

 

でもいつかはこのブログを卒業してくださいね。

 

これから出会う人で心が弱っている人がいた場合は、「こういうブログもあるよー。」と紹介していただけたらと思います。

【心が弱っても】を数あるサイトの中から見つけていただき、本当にありがとうございます。

 

これからも書き続けたいと思っていますので、卒業するまではよろしくお願いします。

 

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はじめに

100記事達成記念

200記事達成記念

250記事達成記念

350記事達成記念

400記事達成記念

450記事達成記念

悔しくて悔しくて仕方ない!醜い嫉妬をコントロールする方法は?

皆さんは悔しくて悔しくて仕方がないという状態になってしまったことがありますか?

すごい怒りの感情とともに、どうしようもできない無力さで涙が流れてくる。

 

精神をコントロールするので精一杯。

 

抑えよう抑えようと思っても、心の奥底から黒い感情がグツグツと湧いて出てくる。

こんな状態になってしまったことはありませんか?




これね、

悔しさの正体って嫉妬なんですよ。

 

 

弟は親から溺愛されて可愛がられているのに、自分はほったらかし。

自分より何年も後に入社した生意気な小僧が、気がつけば自分の上司に。

デートの約束だったのに、違う女と食事をしていた彼氏。

自分よりブスで性格が悪いのに、結婚して子どもと幸せに生活している女。

ただ見た目がいいというだけで、女からチヤホヤされている男。

親の七光りだけのくせに、発言だけはしっかりしてくる無能な息子。

最近はそういう行為をしてないのに、なぜか妊娠してしまった妻。

 

全部悔しいですよね。

相手への嫉妬が入っています。

 

 

『わたしはできないのに、なぜ、お前ができるんだ!?』

 

 

やり場のない怒りが出てきます。

平等じゃない世界に憎しみが出てきます。

 

 

でもね、これは当然なんですよ。

 

 

僕は上の内容でまったく嫉妬しない、どうでもいいと思える人がいるのなら、その人の方が問題があるのではないかと思います。

 

 

あなたはライオンです。

苦労してシマウマ一頭を仕留めました。もう何日もまともな食事にありつけず、お腹はペコペコです。いち速くかぶりつきたいという欲求が出てきました。

そこでシマウマ食べようとしたところ、邪魔が入るんです。

ハイエナの群れです。

 

『このシマウマは自分たちの物だ!』と主張してくるんです。

あなたが何時間も何日間も粘って、やっとのことで得た獲物なんです。

自分の命もかかってます。

 

 

「ハイエナさん、シマウマ一頭しとめましたよ。はい、お渡しします。」

なんて言えないでしょう?

 

「ハイエナさん、自分はいらないのでゆっくり味わって食べてください。」

なんて言えないでしょう?

 

 

心の底から言える人がいたら、ごめんなさい。

 

僕はあなたのことが不気味です。

 

 

抵抗して当たり前なんですよ。

 

 

その抵抗の気持ちが悔しさと嫉妬です。

 

 

悔しくて当たり前なんですよ。

 

嫉妬して当たり前なんですよ。

 

 

自分も飢えているときに他人に自分のモノを獲られ、上辺じゃなく心の底から『よかったー。』と思える人は、まず、いないと思います。

言葉では言うことはできても、心のどこかではモヤモヤ感や嫉妬があると思います。

 

自分がもらうはずだった権利を、代わりに他人がもらっているんです。

心の底から何も思わない人の方が問題があります。

 

 

悔しさはね、抑えなくてもいいです。

 

 

嫉妬はね、してもいいんです。

 

 

というか、この感情を完全になくすことは人間にはできません。

そんなことができる人がいたら、それは人間ではなくロボットです。

 

人間として壊れています。

 

 

だからね、あなたの方が正常なんですよ?





悔しくて当然です。

嫉妬して何が悪い。

 

無力な自分に八つ当たりをして当たり前なんです。

理不尽な世界に八つ当たりして当たり前なんです。

 

 

醜くなんかありません。

 

 

濁ってなんかいません。

 

 

あなたは間違ってなんかいません。

 

 

あなたの感情は人間なら当然のものです。

 

 

だから、

 

 

自分のことを醜いと思う必要なんかありません。

 

 

自分のことを責める必要なんかありません。

 

 

気づいていない人もいるかもしれませんが、悔しいという気持ちは他人を責めているだけじゃないんですよ。

 

 

他人と同じくらい自分のことも責めているんです。

 

 

悔しさは自分にも反射するんです。

 

 

そのことを意識して目をつむってください。

そして自分の中にどれくらいの悔しさがあるか確認してみてください。

 

どうですか?

 

ものすごく自分のことを責めていませんか?

 

 

終始自分に憎しみを向けているのだから、心は疲れてしまいます。

心が疲れてくると頭も働かなくなり、まともな判断もできなくなってきます。

まともな判断ができないと憎悪は、ブレーキをかけることなく大きくなっていきます。

 

 

悔しさを認めてあげましょう。

 

嫉妬している自分のことを認めてあげましょう。

 

 

それにね、悔しさや嫉妬って別に悪い感情でもないんです。(疲れる感情ではありますが。笑)

 

 

悔しいのはね、『まだ負けたくない!!』と思っているからなんです。

嫉妬するのはね、「わたしの方ができるはずだ!!」と思っているからです。

 

「悔しさをバネにして」という言葉をよく聞きますが、悔しさは力になるんです。

悔しさの正体は身体の内から限りなく湧いてくる闘志なんです。

 

 

『負けたくない!!』と心が叫んでいるんです。

 

 

あんなひどい目にあったのに、あなたの心はギブアップなんかしていないんです。

『まだやれるぞー!!』と心が叫んでいるんです。

 

 

あなたはね、とても強い心を持っているんですよ?

 

 

それが今のあなたの精神状態の正体なんです。

悔しさはあなたの強さの証です。

あなたが強いから、今はこんなにモヤモヤしているんです。

 

この【心が弱っても】を読まれている方は全員強い人です。

全然折れてくれない心、折れてしまいそうな心、一度完全に折れてしまった心、おもに3パターンの人がこのブログを読まれていると思いますが、全員の共通していることは【まだあきらめていないこと】です。

 

そんな強い心の一つの感情が悔しさや嫉妬です。

 

もう少しその感情を認めてあげませんか?

 

その心の強さがいつか、あなたを救ってくれるかもしれませんよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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休まないといけない状態であるとわかっているのに、休めないことってありますよね?

1日単位の休みならまだしも、1週間単位、1ヶ月単位、1年単位の休みはなかなか休めません。

 

休めば休むほど、後が怖くなります。





社会人になると1日休むことですら難しいときがあります。

あなたがいないと他の社員に迷惑をかけたり、あなたが絶対に出席しないといけない会議や商談、あなただけにしかできない仕事というのもあります。

 

 

だから多くの人が休むのに抵抗があるんですね。

 

多少の体調不良なら少しぐらい無理をしてでも働きます。

 

 

余談ですが、僕が以前働いていた場所はインフルエンザでも休ませてもらえませんでした。「お前が休むと機能しなくなる。」と39度の熱でも休ませてもらえませんでした。ブラックです。(他の社員と隔離された場所で事務作業や電話対応をさせられました。)

 

有給休暇なんて名前だけあるだけで、実際には機能していない場所というのもあります。

個人の休みを尊重してくれる会社と、休むことは悪だと認識している会社があります。

ひどいところだと家族の葬儀にも疑ってくる職場があるそうです。

 

 

仕事を休むことって、思っていたより簡単ではないんですよね。

 

 

うまく休めたとしても、翌日に周りから白い目で見られるという職場も少なくありません。

ご機嫌を取るためにお菓子を持っていくなんて人も多いです。

1日休むことでさえ苦労する職場はたくさんあります。

 

それが長期間になればどうでしょう?

 

 

1週間ぐらいの休みなら、あなたが回復してから自分であなたの分の仕事をやらないといけないこともあります。職場に行ったらあなたが休むまでの仕事がそのまま残っているときもあります。

さらにひどい状況だと、あなたが休む前の状態より増えていることがあります。

あなたがすぐに復活することを見越して、あなたの仕事を減らす工夫もせずに、そのまま請け負ってくるんです。

復活後あなたが苦労します。毎日残業決定コースです。それでも追いつかない状態ですね。

 

でもまだこれってマシな状況だと思うんです。

 

 

最悪なのは長期間休まないといけないときです。

 

 

1週間や2週間ぐらいでは治らない。

月単位、年単位の休みが必要なときです。

 

このときはね、さすがにあなたの穴を空けたままにしとくわけにはいきません。

あなたが休んでいる間に席を補充されます。

あなたの穴を誰かが埋めてくれます。

あなたの代わりにあなたの仕事をしてくれる人が入ってきます。

 

 

あなたがいない状態で職場が機能することが当たり前の状態になるんです。

 

 

休んでばかりのあなたなんかもういらない状態です。

 

 

むしろ新しく入った人の方が仕事の効率がよくて、もう帰ってこなくていいよー状態になるときさえあります。

治って働ける状態になったとしても、どの面下げて帰ってきたんだ状態になってしまうこともありえます。

 

 

あなたのせいでたくさんの人が迷惑をしました。

 

 

あなたが休んでしまった穴を、みんなで団結して乗り越えてきました。

あなたはそのときに職場にいませんでした。

苦楽を共にした仲間ではなく、面倒ごとを押し付けてきた敵とみなされることもあります。

 

 

仕事を休むことって大変なんですよね。





仕事を休む理由が身体面だけの状態ならまだいいんです。

交通事故に遭って完治までに何カ月も必要だと診断されたらいいんです。

病気にかかり手術で何カ月も入院する必要があると判断されたらいいんです。

 

休む理由を合理的に他者が作ってくれる場合は、『お医者さんに言われたから休まないといけない。』と自分に言い聞かせることができます。言い訳ができるわけです。(全然言い訳じゃないんですけどね。本当に休息が必要なのだから。)

 

 

でもね、心理的な面で仕事を休まないといけないときはかなり厄介です。

 

 

だって、他者が合理的な休む理由を作ってくれません。

 

 

お医者さんが診断してくれるでしょうが、それはあくまで自己申告制です。あなたが「つらい。」、「苦しい。」、「死にたい。」、「眠れない。」、「吐き気がする。」、「食欲がない。」、「頭が働かない。」などの発言と様子で判断するわけです。

ストレスチェックやテストなどはしてもらえるかもしれませんが、その答えはあなたが決めるんです。

 

極端な話、仕事をどうしても行きたくないと思えば、心療内科等へ行って死ぬほどしんどそうな芝居をすればいいだけです。

機械で数値を測定なんてしません。

 

 

ズルをしようと思えばいくらでもズルができます。

 

 

仮病のし放題です。

 

 

あなたはどうですか?

 

本当にあなたは仮病じゃありませんか??

 

 

これに「絶対仮病じゃない!!」と言い切れる人って、少数派じゃないかと思います。

あるいはもう本当に限界を超えている場合か。

 

 

少しでも元気なところがあると『自分は仮病なんじゃないか?』という疑問がいつまでもついてくるんです。

 

休んでいる間も。

食事をしている最中も。

お風呂に浸かっているときでさえ。

 

『自分はただ怠けているだけなんじゃないか?』といつももう一人の自分が語りかけてきます。

 

 

そんな状態でリラックスして休むことなんてできません。

 

 

心を理由に休まないといけなくなるときって、通常は最低でも数か月は必要になると思います。

一週間で完全回復とかならむしろ、ただのさぼりだと僕は思います。

 

 

あなたはどうでしょうか??

 

一週間で治りそうですか?

一週間なんて休む前と何も変わっていませんか?

 

どちらでしょう??

 

 

少なくともね、本当にただの仮病の人は、自分のことを『仮病なんじゃないか?』と悩んだりしないと思います。

 

休みを満喫して笑い、楽しそうに生活できると思います。

 

 

『仮病なんじゃないか?』と悩むこと、休まないといけないのになかなか休まらない状態こそ、あなたが仮病ではない何よりの証拠だと僕は思いますよ?

 

少しずつ自分を認めてあげましょうね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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「こんなこともできないのか!」と叱られた時は?相手にしたら負け!

皆さんは「こんなこともできないのか!?」と叱られたことってありますか?

子どもの頃はできないで許されていたことも、大人になるにつれできないでは許されなくなります。

 

世間の目が厳しくなります。





僕はね、人よりも本当に不器用でどんくさいんです。要領も悪く、物を覚えるのにも時間がかかります。だから知らないことがたくさんあったり、他の人が簡単に覚えられることでも倍以上の時間がかかったりします。

平均値以下なんです。

 

すると当然、社会に出ると困ることもたくさんあるんですよね。

普通なら知っていて当然の知識やマナーを知らなかったり、多くのことを体験してないから物事を見る視野が狭かったり、誰かに助けてもらってやっていたことを突然一人でしなくてはいけなくなったり。

 

 

こんなこともできないことが多いんです。

 

 

で、そんなこんなこともできない僕がどうやって生きてきたかというと、スルースキルです。

相手の指摘を必要最低限のことだけ聞いて、それ以外のいらない部分は右から左へと聞き流していました。

 

昔はけっこう強い心だったんですよ。

他人なんかの言動に左右されず我が道をいくというスタイルでした。

まさに心が弱る人とは正反対の生き方ができていました。

 

そんな僕がなんでここまで心が弱ってしまったかというと、ある一人の人に出会ったことがきっかけです。

その人は僕を徹底的に否定してくるんですよね。

 

「こんなにできない人に今まで会ったことがない!」と。

「なんでこんなこともできない人がいるの!?」と。

「こんなにできない人と関わったことがないから、どうしたらいいかわからない!!」と。

「今までどうやって生きてきたの!?ほんとに人間?」と。

 

こういったことをその人に延々と言われ続けてきました。

 

 

こちらも最初は全然気にしていなかったのですが、その人は僕が流してもあきらめないんです。

自分が正しいことをしていると心の底から思っていて、正しいことをできない僕を徹底的に否定してきました。

僕が正しいことをできているか確認するために、その人は僕の言動に必要以上の注意を払っていました。

 

 

ニュアンス的には僕のストーカーです。

 

 

ほんとに『やることなすこと全てが気に入らないんじゃないか?』というぐらい否定してきました。

『こっちは相手していないんだからいい加減わかれよ。』状態でしたが、それでもあきらめずに延々と会う度に否定してくるんですよね。

 

僕の存在なんか認めないというくらいずっと否定されてきました。

 

 

「こんなこともできないのか!」って結構心にグサッとくるんですよね。

 

 

バカにされているというか、見下されているというか、失望されているというか。

 

『お前は普通の人よりもダメなんだ!!』と指摘されているんですよね。

自分でもわかっていましたが、人から改めて言われるとショックを受けるものなんです。

ずっとそんなことを言われ続けると、自己肯定感が少しずつ剥がされていくんです。



そして『こんなこともできない自分』が頭に残ってしまうんです。

 

 

なにもできない自分の完成です。

 

 

人間ってね、自分のいいところを知っているから自分を好きになれると思うんです。

自分を好きだから、できない自分でも認めることができるんです。

でもね、自分の悪いところばかり知ってしまったらどうですか?

 

自分のことなんか好きになれませんよね。

おまけに、なにもできない。

そんな自分を認めることができますか?

 

 

「こんなこともできないのか!」と言われ続けるとそれが伝染するんです。

 

 

周囲に。こんなこともできないあなたになってしまいます。

自分に。こんなこともできない自分になってしまいます。

 

 

「こんなこともできないのか!」って、わりと強烈な言葉なんです。

 

 

人に言われて傷つく言葉ってけっこうありますけど、その中でも意外とランキング上位の言葉だと思います。

 

これの対応なんですが、二つしかありません。

 

 

できるようになるか、流すか。

 

 

どちらかです。

 

 

最初は皆さんできるようになるを選択する人が多いのではないかと思います。

言われた課題に取り組んで、『このやろー!』と思いながらできるようにする。

最初はこれなんだと思います。

 

そして何度やってもダメで、自分にはできないとわかるようになると流すようになっていくと思います。

いつまでも『絶対にできるようになってやる!!』と取り組んでいても疲れるだけですしね。

 

だけどね、気合を入れすぎていた場合はこれで終わらないんです。こんなこともできない自分が許せないんです。

流そうと思っても、既に流しきれないくらいあなたに影響を与えてしまっているんです。

 

 

こんなこともできない自分は許せないのに、できるようになれない自分が完成します。

 

 

そうなると毎日が自己否定の連続です。

毎日がしんどくなり、苦痛になります。

 

 

そんなのアホらしいでしょ?

 

 

最初の発信はあなたじゃなく他人なんですよ?

 

 

しかもそれが正論だとは限らない。

相手の立場からの単なる言葉です。

 

こんなこともできない自分を認めて否定をしてしまうと、そんな自分勝手な相手に負けることを意味するんですよ?

 

 

「こんなこともできないのか!!」と言われ続けたら流しましょう。

 

 

流すことができなくなったら『こんなことぐらいできない自分の何が悪い!!これがわたしだ!!』と思いましょう。

それが本当の意味での「こんなこともできないのか!!」とバカにしてくる相手への勝利だと思いますよ?

 

皆さん、すすんで負けに行っていませんか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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