大好きだった恋人に振られた。生きる気力がなくなった時は?

大好きだった恋人に振られてしまった体験は皆さんはありますか?

すごく好きで、とても大切で、これから先もずっと一緒にいたいと考えていた相手から別れを告げられたことはありますか?

 

これってすごくショックです。

 

あなたじゃダメだと言われてしまうことだから。

 

あなたじゃ自分の相手にふさわしくないと告白されることだから。





片想いの失恋よりショックかもしれません。

 

片想いの失恋はまだ付き合っていません。

付き合ってない状態でふられるので、あなたじゃダメだと言われるわけではありません。

 

でも、恋人関係は違います。

 

あなたじゃダメだとはっきり指摘されるんです。

 

 

付き合ってみたけど、あなたには落胆した。もっといい人だと思っていたのに。

付き合ってみたけど、あなたには失望した。そんな人じゃないと思っていたのに。

付き合ってみたけど、その時間は間違いだった。違う人と一緒にいたらよかった。

 

あなたの存在を否定されるんです。

 

大好きな相手から。

 

 

もしかしたら死別より苦しいかもしれません。

死別の場合は相手に否定されたわけではありません。

思い出を美しい思い出に変えることができます。

 

ですが、振られてしまった場合は美しい思い出にはなりません。美しい思い出と思っていたものが相手によって破壊されます。

少なくとも相手にとっては美しい思い出じゃありません。

 

 

ずっとうまくいくだろうと思っていた大好きな相手から、あなたは拒絶されます。

 

どんな困難でも二人なら乗り越えていけるだろうと思っていた大切な相手から、あなたは拒絶されます。

 

 

恋人関係で振られることは相手の拒絶が入っています。

 

 

あなたじゃなきゃダメじゃなかったんです。

 

あなたじゃダメだったんです。

 

 

こちらがまだ相手を大好きな状態でこれを受け入れるのはすごく難しいです。

 

だってあなたにとっては、

 

あの人じゃダメじゃなかったんです。

 

あの人じゃなきゃダメだったんです。

 

 

この温度差を受け入れるのは本当に苦しいです。

 

冷静に考えてみればその相手とは縁がなかっただけ。

それだけの話です。

よくある話です。

でもね、

 

その人じゃなきゃいけなかったんですよね?

 

 

運命の相手じゃなくてもその人じゃなきゃいけなかったし、他に運命の人がいたとしてもその人じゃなきゃいけなかったんです。

 

相手の短所が嫌いで、長所が大好きで。

相手の長所が嫌いで、短所が大好きで。

 

相手のちょっとしたことが気にくわなくて。

相手の全てが愛おしくて。

 

あなたは相手じゃないとダメだったんです。

けど相手は、あなたじゃダメだった。

 

 

それを受け入れないといけません。





あの楽しかった思い出が、まるでニセモノであったかのようにヒビがはいります。

あの共に乗り越えてきた苦難が、まるで夢であったかのようにかすみます。

 

あの頃のような幸せな時間はもう来ません。

 

 

あなたは大好きな恋人から振られてしまったんです。

大好きな恋人にあなたはもう自分の人生に必要のない人間だと言われたんです。

 

会いたいけど、もう会えません。

話したいけど、もう話せません。

苦しいから忘れたいけど、全然忘れられません。

 

何気なく話した日常会話。

勇気を出して告白した場面。

ただ相手さえいてくれればもう何もいらないとさえ思えた瞬間。

 

 

なかなか消えてくれません。

 

 

もうあの頃には戻れないのに、思い出してもつらさが倍増するだけなのに、一向に色褪せてくれません。

むしろ、より鮮明に思い出してしまいます。

 

なにをしても恋人との思い出がつきまとってきます。

自分は選ばれなかったのに。

いまさらどうしようもできないのに。

 

『ずっと一緒にいたかった!』

 

『ずっと一緒にいたかった!!』

 

ずっと一緒にいたかったのに!!!

 

 

この気持ちが出てきます。

この気持ちが心の中で暴れまわります。

相手のことが好きであればあるほど、この気持ちは強くなります。

 

この気持ちを消そうと思っても簡単には消えてくれません。何ヵ月、何年、あるいは一生消えないことすらあります。

 

世の中には、恋人にふられた翌日にもう新しい恋人と付き合っている人さえいます。

ふられた直後に『あっそ。』で終われる人もいます。

すぐに次の恋へと進むことができる人もいます。

 

でもあなたはそうではありませんでした。

気持ちの整理が追い付かないくらいに心をかき乱されています。

好きだったという思い、もう一緒にいられないという思い、それを否定したい思いで心がかき乱されています。

 

 

つらいですよね?

 

 

もう戻らないとわかっていることだけに苦しいです。

もう何もかもどうでもいい。』、『生きていくことの意味を失ってしまった。』と落ち込んでしまっているんですよね?

 

そんなに早く立ち直らなくてもいいじゃないですか?

 

それだけ相手のことを愛していたってことでしょう?

 

遊びなんかではなく、将来を真剣に考えていたってことでしょう?

簡単に忘れられるようなことではなかったはずです。

忘れようとしてもなかなか忘れられないはずです。

 

なら今はまだ、忘れなくていいのだと思いますよ?

 

 

あの人じゃなきゃダメだったのに、拒絶されちゃいましたね。

その悲しみは簡単に打ち消せるほど軽い感情ではないはずです。

忘れることなんて、すぐに新しい恋に切り替えるなんてできないはずです。

楽しい思い出、悲しい思い出、笑った思い出、泣いた思い出、たくさんの思い出にはあの人が登場してくると思います。

それを整理してみましょう。

 

一つ一つの思い出を整理して、それがもう既に過去のことであることを意識していきましょう。

今は前に目を向ける必要はありません。

 

過去を振り返り、今後はあの人がいない未来へ進んでいくことを少しずつ自覚していきましょう。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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