優しい人、いい人だと損をする?世の中不公平だと感じたら?

優しい人は損をすると感じたことはありませんか?

確かに優しい人は損をすることがあります。

 

人に優しくして疲れて、それでもなんとかしようとしたけれど、最後の最後で手を離してしまった。

このときの評価ってすごいですよね?

「あなたはなんて冷たいんだ!」と言われるんです。

優しい人ではなく、心を持っていない冷酷な人と評価されてしまいます。




いつも不機嫌そうな態度をとって攻撃的な不良が、雨に濡れている捨て犬を抱き抱えて家に持って帰っている姿を見ました。(僕はそんなシーン実際には一度も見たことないですが。)

「キュン!!」としません?

『おっ!あいついいヤツじゃん!!』、『えっ!?あいつにこんな一面があったんだ!!』となりませんか?

異性なら惚れてしまうかもしれませんね?

 

 

さて、逆のパターンです。

 

あなたは誰にでも優しい優等生です。雨に濡れている捨て犬を見つけました。犬と目が合いましたが、あなたは目をそらし、スタスタと歩いて去っていきましました。

その光景を見られていたらどうでしょう?

『えっ!?なんであいつ、犬を助けないの?』、『皆がいるところでは親切そうに振る舞うのに、本当は残酷なヤツなんだな。』

なんてことになってしまいます。

 

イヤイヤイヤ、ですよね?

ふざけるな、ですよね?

 

 

普段していないヤツがちょっとしただけで、ヒーローのように扱われます。

普段している人がちょっとしなかっただけで、魔王のように思われます。

 

そのことをちょっと言うと『恩着せがましい』、『そんなふうに思うなら優しいんじゃなく自己満足に利用しているだけ』みたいな感じで扱われます。

イヤイヤイヤ、ですよね?

 

 

普段からしている方がすごいでしょ?

 

なんでたまたまの1回で、

この人は実はすごくいい人なんだ。

この人は実は悪い人なんだ。注意しないといけない。

と判断されないといけないんですか?

 

 

普段からしている人の方が損をするなんてふざけた話です。

でもこれはわりと頻繁に起こる現象なんです。

というか、そういうことばかりが起きているからこの記事を読まれているんですよね。

 

 

優しい人、いい人だと損をします。

 

一度の判断ミスで落ちる評価は普通の人の比ではないです。急降下です。

いままでコツコツと積み上げていたものが、簡単に崩壊してしまいます。

 

そんなのを気にするのは優しい人じゃないという声も聞こえてきそうですが、これって以外と心を削っていくんです。

 

1回や2回なんか、別になんとも思いません。

『自分が損をしているのは優しいからだ!』なんて思いません。

 

でもそれが、100回、200回となってきたら?

損をしていると感じてしまうのも無理のないことでしょう?

 

それにね、わりと簡単に、この回数に到達してしまいます。

何年もかけてではなく、数ヵ月で到達してしまいます。



優しい人やいい人は自分よりも周りを優先させます。

 

 

自分のしたくないことであっても、周りの希望があればします。

元々したくないことでも、他の人のことを考えて自分がするようになるんです。

 

そりゃーたまにくらい、息抜きしたくもなりますよ。

でもそういうところを見ている人はよく見ているんです。

『あの人は優しそうなフリをしているだけの人だ!』と判断されます。

 

そして親切心から広げられます。

「あの人は一見、いい人そうに見えるけど、こんなことがあった。油断のならない人だから気を付けた方がいいよ。」と。

自分のことを棚にあげて、悪い噂を広げられます。

 

 

いやいや、優しいのならずっと優しいままでいないといけないんですか?

たまにくらい自分のことだけを考えて動いてもいいでしょ?

いつもは周りに合わせてがんばっているんですから。

 

 

恩着せがましい?

 

 

恩着せがましくなってしまうほど周りを優先させることって、めちゃくちゃ大変なんですよ?

それこそ、そんな状態になったことがない人が想像している何倍も、何十倍も、何百倍も大変なことなんです。

 

そこまでたどり着くのは優しい人の中でもごくわずかです。

優しい人でもそこまでたどり着くのは難しいです。

 

 

だけど、あなたはたどり着きました。

 

おめでとうございます!

 

 

・・・
・・・
ではないですよね。

 

そこまでたどり着いてしまったから、今苦しんでいるんですから。

 

 

優しさは無理をしてはダメなんです。

 

自分のできる範囲での優しさにしておかないといけないんです。

 

 

『なんとかしてあげたい!』という気持ちが原動力なのですが、自分の能力に応じた範囲でないとダメなんです。

他人が望んでいるからといって自分のキャパシティーを超えてしまったら、人生は生きづらいものに豹変してしまいます。

 

 

優しい人は残酷な人でもあります。

 

自分が弱っていても、相手が困っていたら手を差し伸べるんです。

相手にとってあなたは、救世主のように思われることもあるかもしれません。

でもね、疲労していると限界を早く感じるんです。

手を差し伸べて、崖から落ちないように引っ張って、あともう少しで引き上げるといったときに、あなたは手を放すんです。力尽きて。

 

相手にしてみては『えっ!?』なんですよね。

『あともう少しだったのにどうして?』

『あなたが手を差し伸べなかったらまだ崖にしがみつけていたのに。』

あなたは自分のことを裏切った残酷な人になってしまいます。

 

最初から崖にしがみついている人を無視していたら、こんな結果にならなかったんです。

あなたも相手も。

あなたは裏切ってしまった罪悪感に悩まされることもないし、相手もあなたをこんなにも恨むこともなかったんです。

 

希望を見せてしまったから、相手に絶望を与えてしまったんです。

 

 

優しい人は残酷な人でもあります。

 

優しい人は損をすると感じるようになっているのならそれは、あなたが無理をしているからです。

無理をしているから結果がほしい。

だけどその結果が得られない。

優しい人は損だ。

こういう思考になっているからです。

 

 

このままいくとあなたは優しくて残酷な人になってしまいます。

 

まずは自分に優しくなってあげましょう。

 

 

あなたは他人のことを考えられる優しい人なのだから。

無理をしすぎて、その優しさを壊してしまうのはもったいないですよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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