タイムリミットに間に合わない。焦燥感をコントロールする方法。

タイムリミットもなくのんびりと、自分のペースでゆっくりとできればいいのですが、『いつまでに』という期限付きの条件も多いんですよね。

そのタイムリミットに余裕があるのなら、いつにあれをして、これをしてと計画が立てられ、それにそってすればいいし、多少計画とズレても修正ができます。

でも、タイムリミットに余裕がないと、ある感情が襲い掛かってくるんですね。

 

それが焦燥感です。





焦りが常に頭の中にあり、なにをやっても『もっとしなければ』、『こんなことをしている場合じゃないのに』と心を圧迫します。

 

有名なものでは太宰治の『走れメロス』ですかね?
ざっくり言いますが、メロスの親友のセリヌンティウスがある日、王様に処刑されることになったんですね。それを防ぐ方法はただ一つ!メロスが制限時間以内にゴール地点まで到達することなんです。そのために、親友を救うためにメロスは走り続けるという物語です。(セリヌンティウスの処刑の原因はメロスにあるんですが)

物語は当然のようにメロスに試練を与えます。体力も限界になり、タイムリミットも迫っている。あきらめてしまおうと考えてしまうこともあるのですが、そこから立ち上がり、タイムリミットギリギリにゴールに到着し、見事親友を救い出せます。めでたしめでたしです。

 

 

でも、間に合わなかったら??

 

間に合わない状態も結構あるんですよね。人生。

 

 

なにかに挑戦しているときに『ダメだ!間に合わない!』と思ってしまうことがあります。

そんなときはどうすればいいのでしょうか?

 

 

考えすぎるの、やめましょう!

 

思考停止です。

 

 

真面目な話、あれこれ考えていると余計に間に合わなくなってしまいます。『考える暇があるなら手を動かせ!行動しろ!』です。『時間よ止まれ!!巻き戻れ!!』と念じても、そうしている間にも時間は過ぎていきます。

考えすぎると思考にばかり意識がいってしまい、手が止まってしまい、余計に余裕がなくなってしまいます。そうなると焦燥感がふくらんでしまいます。

 

小学校の頃の夏休みの宿題なんて、まさにこれだと思うんです。

夏休みって期間が長いので宿題も大量に出されるんですよね。で、7月中は『まだ夏休みに入ったばかりだし8月になってからすればいいや。』と思っていたら、カレンダーを見ると『あれっ!?もう8月10日?うそ!?』なんてことありませんでした?いざ宿題にとりかかってみると、自分が想定していたよりもはるかに量が多かったり、片付けるのが面倒なものがあったりしませんでしたか?『このままじゃ間に合わないー!!』って半べそをかきながら最後の一週間を過ごした記憶、ありませんか?そのときに感じた感情が焦燥感です。

 

この焦燥感はある程度は持っておかないといけないものです。焦燥感がないと「あと1分で爆弾が爆発するぞー!!」という場面でゆっくりと友人とベラベラ話しながら歩いて避難する、なんてことになってしまいます。ボカンですよね。

 

焦燥感は危機感に並ぶ、自分を守るための感情だと思います。

 

ただ、この焦燥感と危機感は、自分を守るための緊急の感情なんです。一時的な、短期間の感情で持続力はありません。それだけ自分に強い刺激を与える感情なのですが、まれに長期間続いてしまうことがあります。

 

焦燥感を常時感じてしまうようになると、心に悪影響を及ぼします。

 

心が病んでしまいます。





焦燥感の一番怖いところは、休みを阻害することです。

 

焦燥感を感じると身体的にも間に合わせるために休憩が減りますし、精神的にも『早くしなければ。』と常に心を駆り立てられ、満足に休むことができなくなってしまいます。

こんな状態になっているのなら休んだ方が効率がいいと頭でわかっていても、それをしてしまうことによりさらにタイムリミットまでの時間がなくなってしまいます。その恐怖があるため、なかなかすべてを忘れて休むということもできません。

 

焦燥感ってものすごくエネルギーを消費するんですが、エネルギーの回復をも遅らせる働きがあるんです。

疲れているときには最悪の感情です。

 

焦燥感が付きまとっている状態で休んでも、休むことに罪悪感を感じてしまい満足に休めません。というか、休む前より疲れてしまうなんてこともあります。

 

休むと疲れてしまうから、休まずに走り続ける選択をしてしまうこともありますが、絶対にいつかどこかで力尽き、動けなくなってしまいます。

休まずに走り続けることができるのは物語の中だけです。フィクションです。生身の人間がそんなことはできません。

 

ウルトラマンでさえ、3分しか戦えないんですよ?

 

 

焦燥感をなくすには時間に余裕があると思うことです。

 

夏休みの宿題の話に戻りますが、あれって毎日コツコツしていたら焦燥感を感じないんですよ。もしくは7月中にほとんど宿題を終わらせてしまって、あとはほんの仕上げだけって状態で8月を迎えると、焦燥感なんて感じません。

 

焦燥感を感じるのは、自分が『このままでは間に合わない!』と思っているからです。『まだまだ時間に余裕があるから大丈夫。』という状態にすれば焦燥感なんて感じません。

 

だから心にゆとりをもちましょう!

 

 

心にゆとりをもてたら、焦燥感なんてしんどい感情とさよならできます。

・・・
・・・
矛盾していますよね?

 

実際に余裕がないから焦燥感が出現したのに、ですよね?

実際に余裕だったら焦燥感なんて感じていないのに、心にゆとりをもて?

そんなこと、なかなかできないですよね?

 

だからあなたの想像力で補いましょう。

あなたの想像力で現実を超えてやりましょう。

 

あなたはすごい人間なんだと想像してみましょう!

自分はもっとできる人間なんだと想像してみましょう!!

・・・

間に合わない?

・・・

本当にそうですか?

 

あなたなら、間に合うんじゃないですか?

あなたなら、楽勝なんじゃないですか?

間に合うことをイメージしてみてください。

 

あなたならできる。

あなたしかできない。

 

イメージしてください。

 

想像している途中で『なにをやっているんだろ。』とか『こんなことをしても無駄だ。』とか『間に合うはずないだろ。』と思うかもしれませんが、真面目に想像してみてください。

自分が間に合っている光景を。

 

間に合ったときに自分がどう感じているかも想像してみてください。あなたの周りが、間に合ったことに対してどんな反応をしているかも想像してみてください。声、匂い、空気、できる限りリアルに思い描いてください。

 

真剣に。

 

真剣に。

 

・・・できましたか?

 

・・・
・・・
あれっ!?

 

・・・

少しだけ焦燥感とれていませんか?

 

現実はね、はっきり言って想像してみたところでなにも変わってないです。

時間が経過するのがゆっくりになったわけでもないし、タイムリミットが延びたわけでもありません。

あなたの心がほんの少しだけ落ち着きを取り戻しただけ。

それだけです。

 

でも、その小さな変化が、あなたには大きな力になるんです。

 

今までのあなたは緊張のし過ぎで、能力の60%しか出せる状態ではありませんでした。それが落ち着きを取り戻し80%の能力を出せるようになりました。

まだ本調子ではありませんが、この違いはあなたが想像しているよりもはるかに大きいです。

 

焦燥感に駆られてしまうと、焦りばかりで効率が落ち、間に合わない可能性が増大します。間に合わせるためには効率を上げる必要があります。焦燥感を意識的にコントロールできたら、成功確率は格段に上がります。初めは難しいかもしれませんが、徐々に慣らしていきませんか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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