「できないんじゃない。やらないだけ。」は間違い!本当はできないだけ。

皆さんは【できないんじゃない、やらないだけ】って言葉を知っていますか?

 

【できなかったんじゃない。しなかっただけ。】、【できないんじゃない。しないだけだ。】、【しなかったからできなかったんだ。】こういった言葉を知っていますか?

こういった言葉、社会に徐々に広がってきているんですね。




これらの言葉って二つの使い方をされます。

 

①一つは自分に使う言葉です。

「本当はやればできる(できた)んだけど、やらない(しなかった)だけだ。」と自分と周りに対する言い訳の言葉です。

 

②そしてもう一つは他人があなたに対して使う言葉です。

あなたが否定をしたときに使われます。「できないんじゃない!やらないだけだ!」「やればできるのになんでやらないんだ!怠け者が!!」とあなたを軽蔑する言葉です。

 

 

皆さんはこの二つの使い方についてどう思いますか?

 

 

①の使い方は一般的には嫌われます。

 

「やればできるんだけどやらないだけだ。」と言われると『じゃあ、やれよ。』と思いませんか?

「やればできていたんだけどしなかっただけだ。」と言われると『しなかったやつが何を言っているんだ?』と思いませんか?

 

言い訳の使い方なので、聞いている相手からしたらいい印象はありません。

 

 

②の使い方は一般的には好まれます。

 

相手に活を入れる言葉になり、人を動かすときに使います。

 

やる前から「できない。」と言ってくる相手に「できないんじゃない。やらないだけだ。やりもしないうちから何を言っているんだ。」と行動をするように説得します。

重大なミスをしたのに反省もしていない相手に「できなかなったんじゃない。しなかっただけだろ?やればできていたはずだ。」と反省を促します。

 

 

①は逃げ、②は前進という印象になりませんか?

 

 

この二つなんですが、実は同じ場面で使われることも多いんです。

 

 

例えば、学校の期末テストの成績がかなり悪かった。

 

①の場合は『俺は今回勉強する時間がなかったからなー。勉強していたらもっといい点数がとれているんだ。俺の学力はこんなものじゃない。次は勉強しよう!』と、あなたはテストの成績に不満があり自分に言い聞かせます。

そのことを親に言うと「それならどうして勉強しなかったんだ!そんなことを言うらいなら真面目に勉強しておけばよかったんだ。勉強する時間くらいいくらでもとれただろう。その時間何をしていたんだ!」と言われます。これが②です。

 

①をあなたがするとそれの返事として②を相手がします。

 

 

どちらも【できないんじゃない。やらないだけ。】です。

 

 

でもね、これって本当なんでしょうか?

 

あなたにやる気が足りないだけで、やる気さえあれば解決するようなことなのでしょうか?

 

 

そもそもなんであなたはしないんですかね?

 

 

やらなかったためにあなたは不快な気持ちになっています。

 

こうなることを予想できなかったのでしょうか?




・・・

・・・

違いますよね?

 

あなたは今回のような事態になることを予想していたはずです。

 

それでもしなかったのは、それでもしないのは・・・

 

 

できないことだからです。

 

 

かなり無理をしないといけないことだからです。

 

あなたの負担が大きく、見返りが少ないことだからです。

 

苦労しなくてはいけないのに割に合わないことだからです。

 

 

簡単にできることならあなたは既にやっています。

 

かなり苦労することでも、しないと取り返しがつかない大変なことになるならあなたは必死でやろうとしています。

 

 

【できないんじゃない。やらないだけ。】なんじゃありません。

 

 

できないことだからやらなかったんです。

 

やらないんじゃないんです。できないだけなんです。

 

それを①の場合はあなたは『できる!』と強がっているだけです。

それを②の場合は他人に「できるだろ!」と強要されてしまうんです。

 

 

①の場合は自分自身をごまかしています。

 

 

自分自身の能力を過剰評価し、『本当はやればできるんだ!』と思い込ませます。

 

反省も後悔もありません。

 

ただ『本気を出せばよかった。』、『次は本気でやる。』と思い、同じことを繰り返します。

 

自分の納得のいく結果が出るまで言い訳を作ります。

 

 

②の場合は他人に「いいからやれ!」と強制されます。

 

 

『僕にはできないよー。』、『わたしには無理だ。』、『俺は嫌だ!』と思っていることを強制的にやらされるんです。

 

「ノー!!」と言わせないんじゃないんです。

 

「ノー!!」と言っているのに『そんなのはダメだ!許さない!!』と実行させるんです。

 

 

①と②のどちらもやる気の問題だと誤解しています。

 

 

それがあなたの心を削っていきます。

 

本当にね【できなんじゃない。やらないだけ。】ってこともなかにはあります。

 

でもそれ以上に、【やらないんじゃない。できないだけ。】の場面の方が多いことを覚えておいてくださいね。

 

誤解したままだといつかしんどい思いをしてしまうことになるかもしれませんよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



背伸びをすると過剰評価に。「もう少し頑張れば・・・」は無理。

死ぬ気になればなんでもできる!でも死ぬ気になれない。

自信がなくて不安しかない。自分には無理!怖いけど逃げ出せない時は?

自分の実力以上の結果を求められたら?死ぬ気で頑張ればいい?

「こんなこともできないのか!」と叱られた時は?相手にしたら負け!

能力で劣るなら?心の強さ、メンタルでは絶対負けない!精神力で勝つ!!

努力が足りない?頑張っているつもりなのに責められるときは。

新しいことに挑戦できない!チャレンジする勇気がないのは臆病?

やりたいことだけやって生きるのは無理?やらないといけない時は?

何もできない自分が情けない!向上心がない自分に怒りが湧く!!

すぐに人の意見に影響されてしまう。心の疲れが判断力を鈍らせる。

皆さんは人の意見にしっかりと耳を貸すことはできますか?

 

他人の意見を聞いたうえで、自分の考えと意見を照らし合わせることができていますか?

 

自分の考えに固執し、他人の意見なんてまったく聞かないようにはなっていませんか?

他人の意見をすぐに吸収してしまい、自分の意思がないようにはなっていませんか?




自分と他人の考えは違うので意見が食い違うことは多々ありますが、適切なバランスで受け入れるのは案外難しいんですね。

 

自分に自信がある人ほど自分の意思を尊重し、他人の意見を取り入れません。

自分に自信がない人ほど自分の意思をないがしろにし、他人の意見を取り入れます。

 

どちらがいい悪いはありませんが、これが極端になってしまうのは大変なんですね。

 

 

自分の考えと他人の意見のバランスをとることが大事なんです。

 

 

自分の考えばかりに固執し、他人の意見をまったく聞かないと世界は狭くなってしまいます。

 

自分には持っていない考え方を他人は必ず持っています。

それを『何を言っているんだ。』、『そんなの間違っている。』、『そんな馬鹿なことを聞けるか!』と拒絶してしまうと、あなたはその世界を知らないままです。

 

あなたの価値観だけの狭い世界で生きていかないといけません。

 

 

他人の意見をなんでも鵜呑みにしてしまいそればかり尊重すると、あなたは自分の芯がわからなくなってしまいます。

 

自分に対しての自信がなくなっていき、悩みごとなどができたときに他人に意見を求めます。

そしてその意見と自分の考えを照らし合わすことをせず、他人の意見を正しいものとみてしまいます。

 

あなたの行動は、そのときあなたの周りにいる人間によってバラバラで一貫性がなくなります。

 

 

どちらも偏りすぎずにバランスをとり、そのときそのときで自分の考えを重視するか、他人の意見を重視するかを判断していくことが大切になります。

 

 

お互いの意見を吟味して、いいところどりができたらそれが一番です。

 

心が健康な状態なら無意識のうちにこれを行い、あなたという人格を形成していきます。

 

 

でもね、心が疲れてしまっているときはこのバランスがとれなくなるんです。

 

 

他人の意見に怖いぐらい影響されるんです。

 

 

他人に直接的に意見を言われたら、自分の考えなんか粉砕されてしまうんです。

 

自分の考えが間違っているように感じ、相手の意見が正しいように感じてしまうんです。

 

 

そして相手の言葉の支配力、影響力が大きくなります。

 

 

相手から攻撃的なことを言われると、相手の攻撃力以上のダメージを受けます。

 

相手からうれしいことを言われると、相手が想定している以上に回復します。

 

 

他人の言葉に必要以上に一喜一憂してしまうようになります。

 

 

本来なら前提として自分の考えがあるのに、心が疲れてしまうとそれが機能しなくなり、相手の意見があなたのすべてになってしまいます。

 

あなたの心に他人の意見がズバンと突き刺さり、あなたの考えを粉々にしてしまうのでその人の意見が全体の意見だと思ってしまいます。




これは危険なことなんですね。

だって、

 

 

他人が正しいとは限らないから。

 

 

そしてそのことにあなたは気づいていないから。

 

 

他人の意見はときにはすごく正確で重要なものでもありますが、そうでない場合も多いんです。

もっともらしく聞こえたとしても見当はずれのことも多いです。

 

他人って、あなたが思っているよりずっといい加減で適当なんです。

 

人によって意見はそれぞれ違いますし、同じ人でもそのときの環境や精神状態によって違ってくるんです。

 

 

それに善意の意見ばかりでなく、自分の都合のいいようになるようにあなたを誘導してくる人もいます。

 

 

あなたに悪意を持って意見をしてくる人も世の中にはいます。

 

 

あなたが疲れて冷静な判断ができないのをいいことに、あなたをコントロールしようとしてくるんです。

 

すごく極端に言うなら、その人に洗脳されてしまうことすらあります。

心が疲れて判断力が鈍っているときは詐欺などにもあいやすいです。

 

 

もう少しだけ自分の考えも尊重してみましょう。

 

 

あなたの考えが他の人の考えより劣っているわけではありません。

 

他人の意見よりもあなたの考え方の方が的を得ていることもあります。

 

他人の意見も大事ですが、それと同じくらい、いえ、それ以上に本来は自分の考えが大事なんです。

 

 

自分の考えが確立されていて、確かな土台があるうえで他人の意見に耳を傾けることが大事なんです。

 

 

自分の考えの土台もないのに他人の意見を聞いていたら、その場その場で流されてしまう人になってしまいます。

(もちろんそれが悪いことではなく、状況によっては流されないといけない場面もでてきますが。)

 

あなたが『人の意見にすぐに影響されてしまう。』と感じているのなら、あなたの心は疲れているのかもしれません。

 

 

だって本来のあなたは自分の意思がしっかりとある人です。

 

 

そうじゃないと『人の意見にすぐに影響されてしまう。』と悩みません。

 

他人の意見ばかり聞き入れてしまう自分に不満なんてありません。

 

自分の意思よりも他人を尊重して幸せに生きています。

 

 

あなたは今の自分に不満があるんですよ?

 

 

あなたは本当はもっと自分の考えを尊重したいんです。

 

自分の意思がない人なら他人の意見に流されて右往左往してもいいかもしれませんが、本来ならあなたしっかりとした自分がある人です。

 

他人の意見を聞くことも大事ですが、鵜呑みにするのではなく、もう少しだけ疑ってみてはいかがですか?

 

そしてもう少しだけ、自分のことを信じてみてもいいのではないですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



自分の芯がない!流されてばかり!意思がない!ブレない軸がほしい!!

他人の言葉にひどく傷つくようになって。こんなに弱い人間だったの?

他人に支配された心。自分の心を取り戻すのは簡単なことじゃない!

自信がなくなってしまった時こそ他人の言葉を気にしたらいけない!

長所を否定された時は気にする必要なし。それがあなたの自分の芯!

他人のことを気遣って仮面をつける。本当の自分がわからない!

外部の影響を受けすぎるのはHSP?生きづらいのは敏感で優しいから。

自分軸で行動すると人生が変わる!他人軸で疲れたときは。

どうして皆好き勝手言ってくるの?いい加減にして・・・

自分らしく生きられないのはなぜ?自分らしく生きたい。

好きな人から嫌われた。嫌いのうちは好きになってもらえるチャンス!

皆さんは好きな人から嫌われてしまったことはありますか?

 

自分が好きな人には相手からも好意を持ってほしいと思いますが、嫌われてしまいどうしようもなくなってしまったことはありますか?

 

これね、心にグサーッと突き刺さります。




自分が嫌いな相手には嫌われても別に何とも思わないかもしれませんが、自分が好きな相手に嫌われてしまうのはすごくショックなことなんですよね。

 

軽い絶望です。

 

できれば好きになってもらいたかった相手。

相手にとって普通の存在でも別によかった。

 

それがよりにもよって最悪なことに嫌われてしまったんです。

 

あなたが考える限り最悪の状態になってしまいました。

 

 

でもね、この状態ってあなたが思っているほど悪い状況でもないかもしれませんよ?

 

 

人間ね、よく知りもしない人のことを嫌いにはなれません。

 

 

街を歩いていてすれ違う初めて見る人を嫌いになれますか?

電車で隣の席にいる会話もしたことがない人を嫌いになれますか?

コンビニのレジで順番待ちをしている前の人を嫌いになれますか?

 

 

見た目の時点でアウトや体臭がきつい、生理的に受け付けない場合はともかく、まったくの赤の他人を嫌いになることは無理なんです。

 

 

相手があなたを嫌っているということは、少なくとも相手の意識に残っている人間なんです。

 

 

相手にとって全く無関係の他人ではありません。

 

30分後には忘れ去られる相手ではありません。

 

相手にとって記憶に残る存在で、思い出そうとすれば思い浮かぶ人間なんです。

(もちろんそれが良いイメージではなく、悪いイメージのときもあります。)

 

 

人を嫌いになるには普通は嫌いになるきっかけや理由があります。

 

 

あなたが相手に嫌われてしまったということは、あなたが何か相手に嫌われることをしてしまったということです。

 

人を嫌いになる判断材料は人それぞれです。

あなたにはなんでもないと思っていたことでも、相手にとっては嫌いになる理由としては十分だったのかもしれません。

 

もちろん反対の場合もあります。

 

あなたが相手に嫌われてしまったと思っているだけで、相手はなにも感じていない時もあります。

それどころか『やってしまったなー。』とあなたが思ってしまうようなことでも、相手にとっては好印象のときもあります。

 

 

好きな人から嫌われることはすごく悲しくてつらいことですが、まだ終わりではありません。





相手があなたに険悪な感情を出しているうちはチャンスはあります。

 

意識している人にしか険悪な感情を人は出しません。

 

全然関係のない無関係な人に、人はそこまで本気になれないんです。

 

自分に無関係の人が何をやろうとどうでもいいんです。

 

 

自分の意識外の人が何をやってもそこまで感情は動かないんです。

 

 

何をやろうが怒りなんてわかず、無関心なんです。

 

よっぽどひどいこと以外ならなんとも思いません。

 

ちょっとしたことならすぐに忘れられます。

 

 

好きの対極は嫌いではなく、無関心です。

 

 

嫌いになってやることすらもったいないんです。

 

 

自分の心をそんな人間に割いてやるなんて、そんな贅沢なことなんてしてやりません。

 

嫌いになりすぎたら人はその人を自分の心から追い出すんです。

 

嫌いな人間を自分の心に入れておいても不愉快になるだけなので、存在を消そうとするんです。

 

あなたが相手に嫌われていると感じるのなら、あなたがまだ相手にとってそこまでいっていない可能性が高いです。

 

嫌われすぎてしまうと逆転の可能性は低くなってしまいますが、嫌われているうちは逆転のチャンスがあります。

 

 

嫌われているうちは相手に意識されています。

 

 

意識している状態というのはあなたの言動を気にしています。

 

あなたの存在を無視できないんです。

あなたの存在が相手の心を良いようにも悪いようにも動かすんです。

 

あなたのこれからのアピール次第では相手に好意を持ってもらうことも可能です。

 

 

とはいえ、嫌いな人間としての状態からのスタートです。

 

 

人は好きな人のいいところを見つけます。そして、嫌いな人の悪いところも見つけてしまいます。

 

好きな人のいいところを見つけやすく、悪いところは見落としてしまいます。

嫌いな人のいいところは否定してしまい、悪いところは増長してとらえます。

 

一度嫌われてしまったら加点がつきにくく、減点されやすい状態になってしまうんです。

 

一度嫌われてしまうとその人に好きになってもらうのは難しいのは事実です。

 

 

ですが最悪でもありません。

 

 

あなたにとって本当に最悪な状態は、相手にとってあなたの存在が意識の外で何をやっても心が無反応という状態です。

 

嫌われているうちはまだあなたのことを見てくれています。

 

見てくれているうちは、難しくてもあなたはポイントをとることができます。

 

 

これが無関心になってしまったとき、相手はあなたのことを何も見なくなってしまいます。

 

 

あなたがなにをやったところでポイントはとれません。(減点もされません。)

 

マネキンを相手にアピールするようなものです。

 

嫌われていると伝わるのなら今がまだチャンスです。

 

あなたの今後の言動次第で相手のあなたに対する点数は上下していきます。

 

まだ終わりじゃありません。

 

苦しい状態ですが、好かれようと思って焦りすぎないようにだけは注意してくださいね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



大好きだった恋人に振られた。生きる気力がなくなった時は?

嫌われたくないから無理をする。無理をするから恩着せがましくなる。

それでも好きなら?無謀な恋愛をどうしても諦められないなら?

失恋から立ち直れない。未練たらたら。失恋を乗り越える方法は?

史上最悪の振られ方。こんな終わり方なんて納得できない!!

好きな人なのに特別扱いをしてしまい、本当の自分を出せない。

こんなに好きなのに…どうしても諦められない片想いは?

恋愛結婚したのに家庭内別居。旦那の顔を見るのも嫌!奥さんが怖い!

諦めることができない心。ギブアップしてくれない心。強い心。

大恋愛からの大失恋!受け入れられない絶望から立ち直るには?

仕事を辞めたいけど転職に失敗するのが怖い。転職する勇気がない時は?

皆さんは転職をしたことはありますか?

以前は一度入った職場で終身雇用というのが一般的でしたが、今ではスキルアップや個人が尊重され転職をする人も多くなりましたね。

 

昔ほど転職に対しての悪いイメージも少なくなりました。




むしろ転職を繰り返す人はスキルアップを重ね、向上心がある人と評価されることもあります。

 

でもこの転職、リスクも当然あるんですよね。

 

 

それは、転職を失敗してしまうリスクです。

 

 

転職をすることによってよくなることもありますが、悪くなってしまうこともあるんですよね。

転職をしてから『前の職場の方が全然よかった。』、『こんなことなら転職するんじゃなかった。』と後悔してしまうことも少なくありません。

 

転職があなたの人生を大きく変えてしまうこともあります。

 

 

転職をするには必ず通る段取りがあります。

 

それは今の仕事を辞めることと新しい仕事に就くことです。

 

辞めた後で休息期間を作ろうと、次の仕事先に辞めた翌日から出勤しようとも、どちらの道を選ぼうと共通するのがこの二つです。

 

 

転職って今の仕事を辞めないといけません。

 

そして辞めた後で新しい仕事先に行かなければなりません。

今の仕事を辞めた後でないと基本は新しい仕事につけません。

 

同時進行で仕事をこなしてどちらかを選ぶということができないんです。

 

 

新しい転職先の情報って、ほとんどないんですよね。

 

 

その転職先のことを知ることができる手段は限られているし、また、その手に入れた情報が正しいとは限らないんです。

 

客観的情報と、あなたが実際にやってみて感じた感想は全然違っているということもあります。

 

新しい転職先について現時点であなたが知ることができるのは本当にごくわずかです。

 

実際にそこに入ってみないとどんなところかわからないんです。

 

 

それなのに今の仕事を辞めないと、そこに就職できないんです。

 

 

転職は運次第なところもあります。

 

 

今までの仕事場よりも働く条件が良くなり『転職してよかったー!もっと早くにしておけばよかった。』と思うときもあります。

今までの仕事場よりもさらに働く条件が悪くなり『今までは恵まれていたんだなー。なんで転職なんかしちゃったんだろう。』と思うときもあります。

 

どちらになるかは実際に働いてみないとわかりません。

 

 

転職はリスクが高いことでもあります。





実際に転職してみてダメだったらすぐに辞めてしまえばいいことではあるんですが、多くの人は気軽に仕事を辞めることはできません。

 

よっぽど優秀な人でない限り、気軽に仕事を辞めて簡単に再就職とはいきません。

面接や試験を受けて合否を待つ身になります。

 

何がしたいかを考え、働きたいところを探し、求人が出ているかの確認、先方に連絡、履歴書作成などなど、色々と転職に向けて動かないといけません。

 

はっきり言って手間です。面倒くさいです。

 

労力や精神力もかなり使います。

 

 

行動力がかなり高い人でないと短いサイクルでの転職を繰り返すことは難しいです。

 

 

新しい仕事先のことがわからないから、転職してもどうなるか不確定なので転職を躊躇する人もたくさんいます。

 

そうすれば少なくとも、何かが今の仕事で起こらない限りは悪くはなりません。

 

今の仕事に耐えていれば、これ以上悪い事態になる危険性は低いです。

 

 

転職をするのも勇気がいることなんです。

 

 

成功するか失敗するかは実際に働いてみないとわかりません。

 

またはじめから人の顔と名前を覚え、人間関係を築いていかないといけません。

 

未経験の職種なら、自分が予想していた以上に仕事をこなすのが難しいかもしれません。

 

同じ職種であってもやり方が全然違い、不満に思うことがあるかもしれません。

 

入る前の説明ではいいことばかり言っていたのに、入ってみると全然違うということも少なくありません。

 

 

転職には不安材料がたくさんあります。

 

 

そして転職に失敗したからといってなかなかすぐには辞められません。

 

出勤一日目で『もう無理!辞める!』となれる人は少ないです。

『嫌だけどもう少し様子を見てみよう。』、『まだ入ったばかりだし、これで辞めてしまうのはただの逃げだ。』、『次も決まっていないのに辞めたら生活できない。』、『そんなにも何回も転職をできない!』といった感じで多くの人が転職直後に辞めることを躊躇します。

 

そしてズルズルズルズル月日は流れていきます。

 

その間は『あと少しだけ。』、『前の職場の方がマシだった。』、『なんで転職なんかしてしまったんだろう。』という後悔だらけです。

 

そしてその後悔がさらにあなたを転職から遠ざけます。

 

転職は怖いものだとインプットされてしまうんです。

 

『どうせ転職してもまた・・・』、『今のところの方が転職先よりマシだろう。』と転職を考えたときにブレーキが強くなります。

 

 

もう少しだけ気楽に考えてみませんか?

 

 

しょせんは単なる仕事なんです。

転職に失敗したからと言ってすぐに死ぬわけではありません。

 

あなたの好きにしたらいいんです。

 

最終的にはあなたの自由なんです。

 

世間体を気にしたり、責任感が強いのもいいですが、縛られすぎてしまっては可能性をもつぶしてしまいます。

 

転職は怖いものとして勇気を出すよりも、転職は大したことじゃないと認識する方があなたのフットワークは軽くなると思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



転職したいけど勇気が出ない!仕事を辞められないのは?

初出勤がドキドキで不安!就職初日の緊張を和らげる方法!!

思っていた仕事じゃなかった。自分には合わない。辞めたい。

仕事に行きたくない!仕事に行くのが苦痛でたまらないときは?

明日からが憂鬱で仕方ない!サザエさん症候群になったら?

仕事を辞めたいのに

息が詰まる!ギスギスした人間関係とミスを許されない職場。

新卒で採用されたけど仕事はこんなに大変で面倒なの?早く辞めたい!

無職のままだと居心地が悪い。働かないって悪いこと?

仕事に行くと吐き気がするのは気持ちの問題?適応障害はずる休み?

生きている意味なんてない。自分なんて死ねばいい。人生につまずいたら?

皆さんは『自分なんて死ねばいい。』と思うようになってしまったことってありますか?

 

『もう生きている意味なんてない。』と思い、『死んでしまったら楽になれる。』という悪魔の声が聞こえるようになったことはありますか?

 

あなたはよほど一生懸命がんばって生きてこられたのでしょうね。




そしてそれが順調であればよかったのですが、どこかの箇所でトラブルが起きてしまったのではないですか?

 

つまずいてしまった。

こけてしまった。

落とし穴に落ちてしまった。

崖から転落してしまった。

 

順調で健康だったあなたから、負傷してケガをしてしまったあなたに変わってしまったんですね。

 

 

でも、それでもまだ必死に生きているんですよね。

 

 

あなたは『死んでしまおうか。』、『こんな思いをするくらいなら死んだ方がマシだ。』と思うくらいのケガをしながらでも、今、現時点で生きているんです。

 

 

ケガをした身体と心でも、それでもできる範囲で一生懸命に生きているんです。

あの頃の生活を少しでも取り戻そうと全力でがんばっているんです。

 

誘惑に負けないで必死に今を生きています。

 

それだけですごいことだと思いますよ。

 

なかなかできることではありません。

当たり前のことなんかじゃありません。

 

 

『生きよう。』とがんばってリハビリをしている状態なんです。

 

 

ただ、今はそのたまっていた疲れが一気に襲いかかってきたのかもしれませんね。

 

がんばって生きてきたあなたは、リハビリもがんばりすぎてしまったのかもしれません。

 

 

そしてそのまま順調にあの頃のように戻れたらいいのですが、人生はなかなか厳しいんですよね。

 

あの頃の順調だった頃にはなかなか戻れないときがあります。

 

あなたはそこで、いかにケガをしないように生きるかが大事だったという事実を知ります。

ケガをしてしまったら、ケガをする前の自分に簡単には戻れない現実を思い知ります。

 

 

順調だった頃に戻るためにはいくつもの試練があるんです。

 

 

元気な頃のあなたならともかく、一生懸命がんばって疲れがたまっているあなたでは、その試練を乗り越えるのに時間がかかります。

一つ乗り越えるのにもかなりの精神力を消耗させます。

 

そしてやっとの思いで乗り越えて前を見ると、さっきやっとのことで乗り越えた壁よりもう一段高い壁が目の前にあるんです。

 

 

一つ乗り越える度にその先にもう一つ大きな試練が立ちふさがるんです。

 

 

もうね、あなたの心を折る気まんまんです。

 

 

『こんなにも試練があるのかー!?』って思うほど、あなたの目的地までは障害だらけなんですね。

 

この時点でゴールが見えていたら気力も復活するのですが、障害があり過ぎてあとどのくらい試練を乗り越えたらいいかわかりません。

ゴールが見えない中でひたすらがんばり続けることはすごく疲れます。

 

試練を乗り越えて成長できたらいいのですが、あまりに試練が多すぎると、いくら強いあなたの心でも折れてしまいます。

 

 

『ダメだ。もう無理だ。』ってなってしまうんです。





そうすると今までなんのために一生懸命生きてきたのかわからなくなってしまうんですね。

 

なんのためにがんばってきたのかがわからなくなってしまいます。

自分は幸せには手の届かない位置にいると感じてしまいます。

 

心が空っぽになってしまったように感じ、むなしさだけが残ります。

 

一生懸命に生きていればいるほど、『もうどうでもいい。』、『いつ死んでもかまわない。』、『死んだら楽になれるんじゃないか?』といったように、生への執着が薄れていきます。

 

 

あなたもそんな感じじゃないですか?

 

 

あなたは元に戻るためにがんばりすぎてしまい、ペース配分がうまくできなかったのかもしれません。

 

 

普段からがんばっていなければ『もうどうでもいい。』、『もうあきらめた。』とはならないんです。

だってそんなことを考えたこともないから。

 

ケガをしたところでゆっくりと休んでケガが治るのを待つか、ケガが治らないのならそれに見合った生活へとそれほど抵抗なく移れます。

損害だなんて考えないんです。

 

 

あなたが損害だと考えてくじけそうになってしまっているのは、あなたが人生を一生懸命生きてきたからです。

 

 

砂山を想像してみてください。

 

一つは何も手入れをせずにただ砂を盛っただけの3分で作った砂山。

もう一つは砂のお城です。作るのに一週間以上かかりました。

 

あなたが砂山を次に見に行くと、砂山も砂のお城も崩れて平地になっていました。

 

 

ショックなのはどちらでしょう??

 

 

もちろん砂のお城のほうですよね。

 

苦労して作ったお城と適当にあくびをしながら作った砂山。

結果は平地になったという同じ結果でしたが、心へのダメージが同じはずがありません。

 

 

一生懸命生きているとね、苦労することも多いんですよね。

 

 

手を抜いてもいいところでも手を抜くことをしなかったり、逃げないといけない場面でも逃げずに戦うことを選んだり。

もう少し器用に生きれたら楽にすごせるのに、不器用で愚直な方を選んでしまったり。

本来ならしなくてもいい苦労を抱え込んでしまったり。

 

 

あなたは今までそうやって生きてきたのではないですか?

 

 

『生きている意味なんてない。』

『死んでしまった方が楽になれる。』

『こんな想いをしてまでどうして…』

 

といったようなことを感じるのは、あなたが一生懸命生きてきて大事なものを失ってしまったからです。

 

 

そしてそれでも、前の生活を取り戻そうと必死だからです。

 

 

死にたくなることを悪いことと思わないでください。

そんな目にあったら死にたくもなります。

 

死にたくなる自分を責めないであげてください。

そんなことになったら『死にたい。』と思ってしまうのが人間です。

 

あなたは弱い人間ではありません。

 

ただ、今は疲れすぎているだけです。

 

少しだけ気楽に生きてみませんか?

疲れがとれたとき、あなたはすごいパワーを発揮する人種かもしれませんよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



絶望が支配する思考。人生のどん底から這いあがるのに必要なものは?

心がしんどい時は無理は禁物!生きているだけでもあなたはすごい!

自分の人生を否定してしまった時は?リセットしてやり直しはできる?

死にたくなるのは頑張っている証拠!恥じることなんかない!!

試練は成長のチャンス?限界を超えた先には新しい自分が待っている?

死にたい衝動に襲われる!生きているのが辛くてたまらない!

生きるのが苦しいと思っているあなたへ。生きているだけで皆前向き!

『もう生きていくのが辛い!』死んでしまいたい状態になった時は?

諦めることができない心。ギブアップしてくれない心。強い心。

心が折れた。今まで一体何をしていたんだろう。後悔と無気力と絶望。

すぐに怒る人、怒りやすい人、ヒステリックを起こす人への対処法。

皆さんの周りにはすぐに怒る人がいませんか?

 

『なにもこんなことぐらいで怒らなくても・・・』、『えっ!?たかがこんなことでなにをそんなに怒っているの?』、『そこまで怒ることないのに。怒られている人かわいそうだなぁ。』と思うときってありませんか?




多くの人が怒らないであろう場面でもすごく怒ってしまう人もいるんですよね。

 

 

そんな人が周りにいると大変です。

 

その人との関りが多ければ多いほど、あなたは怒られることが増えます。

 

その人との距離が近ければ近いほど、あなたは嫌な思いをすることが増えます。

 

その人と周囲との争いに巻き込まれてしまうこともあります。

 

 

小さな爆弾なんです。

 

 

怒られることって面白くないです。

怒られすぎると悲しい気持ちになるし、ひどく怒られると相手にも腹が立ちます。

 

あなたの心の平穏を乱してくるんです。

 

そんな人が近くにいたら人一倍気を遣うようになるんですね。

 

 

この怒りやすい人なんですが、二つのタイプにわかれます。

 

 

一つは小さい頃から甘やかされて育ち、怒っても周囲が許してくれる環境にいた人です。

 

もう一つは小さい頃からなにかと親に怒られて育ち、叱りつけられてきた人です。

 

 

正反対の環境の中で育ってきた人たちなんですが、怒りやすい人という場所で合流します。

 

 

怒りやすい人なんですが、怒ることに対しての抵抗が普通の人に比べて弱いんです。

 

今まで甘やかされて生活をしてきて、そういう風に怒ったらなんとかなってきたから。

ひどく怒られて育てられてきたから、それ以外の方法なんて知らないから。

 

『いざとなれば怒ればいい。そうすれば解決する。』、『自分もひどく怒られて育てられてきた。』という考えが頭の奥底にあります。

 

 

自分が怒ることによって問題が最終的には解決すると思っています。

 

 

そしてそれで問題が解決すれば怒りはおさまるのですが、怒るだけでは解決しないことが多いんですよね、世の中。

 

むしろすぐに怒る人がいると場の雰囲気が悪くなり、事態が悪化してしまうこともあります。

 

 

怒っても問題が解決しないとその人はさらに逆上します。

 

 

怒りが怒りをよびます。

怒り狂います。

ヒステリックを起こします。

 

 

『どうしてわたしの思い通りにならないんだ!!』と怒りがエスカレートするんです。

 

 

『いやいやいや、そんな簡単に解決するわけがないですよ?』状態なんですが、そのことに怒っている本人だけが気づきません。

 

自分が怒っているのになんでうまくいかないのか不思議で仕方ないんです。




自分の思い通りにならない結果に、言うことを聞かないあなたや周りにさらに怒りがこみ上げてきます。

 

もし反論してくる相手がいるなら、その人は怒っている人にとって敵になります。

 

怒りの矛先が一気にその人へといってしまうこともあります。

 

一度怒らせてしまうと対応が疲れる人になってしまうんですね。

 

 

そんなよく怒る人への対処法なんですが、一番効果があるのはできる限り怒らせないことです。

 

 

そのためには相手の性格をよく知る必要があります。

 

そして相手が怒るタイミングを知る必要があります。

 

そして最終的にはその人が怒りださないように、あなたがその場の流れを支配する必要があります。

 

 

ようするに相手の顔色を伺って気を遣わないといけません。

 

 

そう。かなり大変、、、というかめちゃくちゃ大変です。

 

相手のことをよく知っておかないとこんなことはできないし、さらに相手の方向性をコントロールする技術も必要になります。

 

相手のことばかり気にして我慢ばかりしてしまうと、今度はあなたのストレスがたまってしまいます。

 

 

すごく難しいです。

でもね、これぐらいしか対処法ってないんですよね。

 

あなたがその人との距離をあけないのなら、これが一番確実性が高い方法です。

 

 

怒りやすい人やよくヒステリックを起こす人が近くにいると、その行動をやめさせようとする人が多いです。

 

やめてくれたら被害もなくなるし、あなたがそんなにも緊張しなくてもすむのでいいことずくめです。

でもね・・・

 

 

その怒りやすい人は変わりません。

 

 

本人が心の底からそのことに嫌悪して変わろうとしない限り、変わることはありません。

 

周りがいくら言っても無駄です。

 

あなたがなんとかしようとしてもどうにもなりません。

 

 

本人の気持ちを動かすことができないとその人を変えることはできません。

 

 

それにね、本当にその人が誰にでも怒りやすくて、それによって周りの被害が甚大になるまでは、その人を変えることはおこがましいことでもないかと個人的には思います。

 

怒りやすい人は周りの人たちに『わたしは変わらないからお前たちが変われ!!』と強要してきているんです。

 

 

その人に怒られたときにすごく不愉快だったでしょう?

 

 

それは『わたしは悪くない。』、『悪いのはお前。』を何の悪気もなく主張しているからです。

 

ここであなたまでその人に変わることを主張してしまったら、その人と同じことをしているようになってしまいます。

 

 

人を変えることはできません。

 

 

少なくとも強要によっての変化はすぐに戻ります。

 

怒りやすい人と一緒にいるのは疲れることではありますが、その人の怒る場面を経験を積んで少しずつ学習していきましょう。

 

それをすることによって相手の怒る回数も少なくなり、今よりもいい関係が築けると思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



器が小さすぎる!!頭ごなしに怒ってくる相手への対応法!

自分の価値観を押し付けてくるわがままな人との関わり方。

叱り方が未熟な人間。生き方を否定されても落ち込む必要はない!

気を利かせたつもりが逆効果!?相手を怒らせてしまった場合は?

自分ばかりが怒られるのはどうして?何か悪いことをした?

ひどく怒られて落ち込んで元気が出ない。自分が悪いんだと思う前に。

特定の人が怖くて汗と震えが止まらない!反抗することができない!

自分のことしか考えていない人、すごくわがままな人との付き合い方。

見下してくる嫌な人との関わり方。あなたまで落ちてやる必要はない。

王様と奴隷?わがまますぎる人から離れられないときは?

幸せになりたかっただけなのに。どうしてこんなに辛い目にあうの?

皆さんは『どうして自分がこんなに苦しまないといけないんだろう?』と思うほどつらい状態になったことはありますか?

 

生きているのは楽しいことではなく、つらい状態にただひたすら耐えることになってしまった状態はありますか?

ただ幸せを手に入れたかっただけなのに、幸せがはるか遠くにあって見えないようになってしまったことはありませんか?



この状態ってすごく精神が不安定になるんですよね。

 

 

まだ幸せを手に入れていないから。

 

まだ幸せになることをあきらめていないから。

 

こんな現状なんてクソくらえだから。

 

 

こんな現状なんて受け入れられないから、つらい気持ちになってしまうんです。

 

 

人は自分の現状に満足をすれば幸せになれます。

 

どんな内容の人生でもそれを受け入れ、肯定することができれば幸せになれます。

 

【幸せになれるかどうかはその人次第】ってよく言われますけど、人生の出来事に対してどうとらえるかによって幸せかそうじゃないかが決まってくるんです。

 

実際、『わたしは不幸だ。』と思っている人の人生でも、『わたしは幸せだ。』と思っている人の人生より客観的にはすごく恵まれていることもあります。

 

 

自分の気の持ち方次第、考え方次第で幸せにも不幸にもなれます。

 

 

自分のことを幸せだと思っている人の生活は、多少の不運や不幸なんか跳ね返してしまうくらい強いです。

 

幸せを感じる機会も自分のことを不幸だと思っている人よりも多くめぐってきます。

 

幸せをより多く吸収し、不幸はあまり吸収しません。

 

幸せが幸せをよぶ生活になりやすいです。

 

 

でもね、今のあなたはこの程度で幸せだって感じたくないんです。

 

 

こんなにも幸せとはほど遠い生活をしているのに、これを幸せだと思えと言われても無理なんです。

 

考え方や捉え方次第の問題よりも、心頭滅却すれば火もまた涼しのレベルなんですね。

 

そんなことができる超人になんてなれません。

そんなことができてしまう超人になんてなりたくもありません。

 

周りを見回してみても、あなたほど条件の整った不幸はなかなかいません。

過去の自分と比べてみても、今の自分がどん底の底にいるのがわかります。

 

 

もう少しでも幸せに近い位置にいないと、幸せだと思えないんです。

 

 

もう少しでも幸せに近い位置にいないと、幸せだなんて思ってはいけないんです。

 

 

だからすごく苦しいんです。

 

 

幸せを目指して毎日闘っているから。

 

今の現状に決して満足なんかしてやることなく、もう少し上の幸せを手に入れてやりたいから。

 

その理想と現実のギャップの中で疲れてしまっているんです。




これがただの高望みなら、高望みを少しずつなくしていけばいいのですが、客観的に見ても高望みをしていない場合も多いんですよね。

 

理想と現実で闘っている皆さんは、ただ当たり前を求めているだけです。

 

普通を求めているだけです。

 

 

現状に満足をすることは、現時点である程度満たされている人でないと難しいことなんですね。

 

 

全然少ないのに『これだけあって幸せ!』とは思えません。

 

 

しかもこの間は不幸が不幸を呼び寄せます。

 

幸せを目指しているあなたにとって、幸せなこと以外は不幸なことと分類されてしまいます。

 

幸せと感じることは極一部だけで、ほとんどのことが不幸の結果としてあなたの中で扱われます。

 

幸せを目指せば目指すほど、その遠さを感じてしまうようになります。

 

 

幸せを目指すにはね、今の自分ではいけないんですよね。

 

 

今の自分のままだと幸せではないので、もっとなにかをしないといけないんですよね。

 

それががんばることなんですね。

 

今よりももっともっとがんばることなんです。

 

がんばりすぎて無理をしていることにも気づかないくらいがんばってしまいます。

 

 

がんばればがんばるほど現状を受け入れることができず、不満が溜まります。

 

 

がんばればがんばるほど幸せは遠ざかります。

 

 

こうなってしまうと人生ってすごく苦しくなります。

 

『がんばっているのにどうしてこんなに苦しい生活から脱け出せないんだ。』、『がんばっているのにどうしてこんなつらい目ばかりにあうんだ。』となってしまいます。

 

『がんばっている【のに】どうして・・・』と答えがわからなくなって迷子になってしまいます。

 

 

この【のに】って言葉は実はある言葉に変換できるんです。

 

 

それは【から】という言葉です。

 

 

がんばっている【から】苦しい生活になっているんです。

 

がんばっている【から】つらい思いをすることも増えるんです。

 

 

皆さんを不幸にしている原因の一つに【がんばっているから】があるんです。

 

 

なぜがんばっているのかというと【幸せになりたいから】がありましたよね。

 

今の現状での幸せごときでは満足なんかしてやることはできず、もう少しマシな幸せをつかみたい。

そのためには今までと同じようにしていてはダメだ。今までよりももっとがんばらないと変わらない!

 

こういった動機でがんばっているのですが、それがあなたの首をしめています。

 

 

一度ね、あなたの思う幸せを手放してみましょう。

 

 

あなたが願う幸せの場所にたどり着かないことを認めてみましょう。

 

あなたは今、幸せになりたいという気持ちが強すぎて無理をしています。

 

がんばることをやめ、休息を与えないといけない時期です。

 

 

あのね、残酷なようですが、そんなに簡単に幸せなんて手に入りません。

 

 

一度自分のことを不幸だと思ってしまうと、幸せを手に入れるまでには時間がかかります。

 

あなたが無理をしたところで幸せなんて今はやってきません。

 

仮に幸せらしきものができたとしても、そんな無理をして急いで作った張りぼての幸せなんてすぐに壊れます。

 

本当の幸せを手に入れたいなら時間をかけて丁寧に、多少のことでは壊れないような幸せを作った方がお得だと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



毎日がしんどい。生きているのが辛い。苦しくても幸せを求めて。

周りが皆幸せそうに見えるのは?『自分はこんなに苦しいのに!!』

幸せになれないのは不幸になる運命?世界を恨むようになった時は?

頑張っているのに充実感がない。満足感もなく疲れだけが溜まるのは?

満足感を得られない。いつまでたっても満たされない心。

幸せになりたいのに

世界で一番不幸でかわいそうで惨めな自分は

理不尽すぎる現実。言い聞かすのも疲れた。心が壊れそう。

不幸は束になって襲い掛かってくる?

世間の目を気にしすぎると不幸に。自分のライフスタイルが一番!

頑張らなくてもよくなった日。頑張り続けることから解放された日。

皆さんは普段がんばって生活されていますか?

がんばることはせず、自分のペースで生活をしていますか?

 

僕自身はどちらでもいいと思うんですよね。それぞれの生き方があって。どちらかが正しい、不正解ということはないと思います。

 

ただ一つ、僕が危険視している生き方があります。

それは



がんばりすぎている生き方です。

 

 

その人の能力の範囲内での生き方ならいいと思うのですが、あきらかにその人の手に負えないものを続けている、はたから見ていてもいつか限界がくることがわかるというような生き方をしてしまう人もいます。

がんばり屋さんレベルでおさまればいいのですが、もはやがんばり中毒と呼べるようなレベルの人がいます。

 

倒れるまでがんばるし、回復しきる前にがんばるし、ある程度回復したらまた倒れるまでがんばるしで、がんばることをやめられない人がいます。

マグロみたいに泳ぎ続けないと死んでしまう人たちです。(マグロは実際に泳ぐのをやめると即死ってことではないみたいですが・・・)

 

 

その人たちはがんばり続けないと生きていけない、がんばらない生き方を知らない人たちなんです。

 

 

このがんばり中毒の人たちなんですが、この人たちも大別すると二つにわけられます。

 

 

一つは自分が心の底から願い、気力が湧き、がんばっていることが楽しくて生きがいになっているタイプです。

 

このタイプは身体への負担はあっても、心への負担はほとんどないので問題はないと言えば問題はありません。

 

 

そしてもう一つが・・・

 

本人は心の底ではがんばることを望んではおらず、周りの環境のためにがんばりを強要させているタイプです。

 

このタイプは要注意です。

 

自分で望んでいることではなく、しなくてはいけないからしていることなので、心への負担がものすごいです。

身体への負担ももちろんありますが、それよりも心を破壊されてしまう危険性があります。

 

こちらのタイプは目に見えて疲労していきます。

心身ともに疲れていることが第三者から見てもあきらかです。

 

そうするとストップをかけられるんです。

 

 

あなたががんばろうとするのを周りの人間が止めるんです。

 

 

あなた一人の負担が大きい環境の中にいるのなら、あなたの負担を皆で分担するようになります。

 

あなた一人ががんばりすぎてフラフラな状態なら、「なにもしないでゆっくり休んで!」と行動を封じられ、他の人で全部対応します。

 

あなたが『しなければいけない!』という使命感から目標に向かって一心不乱にがんばっていたのなら、それをあきらめるように諭されます。

 

 

今までがんばってきたあなたはすることがなくなります。

 

 

あなたは少し行動をしてもそれだけじゃ全然足りないように思ってしまうんです。

 

急にお役御免とされてしまっても、あなたはどうしていいかわからなくなります。

 

なにか気分転換をしてみようかと思いしてみても、モヤモヤが消えません。

 

本来なら楽しいことをしているはずなのに、全然没頭できずに虚脱感が襲ってきます。

 

 

あなたは任務から解放されたというよりも、役目を奪われてしまったという喪失感の方が強いんです。




今までがんばり続ける生活で慣れてしまったため、がんばらないでいることがソワソワするんです。

 

 

ひどく落ち着かず、悪いことをしているような気になります。

 

夢中になれるものがなく、時間が経過するのが普段の何倍も長くなります。

 

『なにかやらないと!』と焦ります。

 

くつろぐ時間のはずが全然くつろぐことができず、楽しめるはずの時間が『こんなことをやっていて本当にいいのか!?』という疑問の時間に変わります。

 

 

しばらくは焦りとともに落ち着かない生活が続きます。

 

 

『これでいいのか?』、『いや、これでいいんだ。』という自問自答の日々を過ごしていきます。

 

ちっとも休めている気がしないし、『そもそも休む必要がある状態なのか?』、『本当はしないといけないことから目を背けてサボっているだけなんじゃないのか?』と今の自分の行動に強く疑問を感じます。

 

 

今までがんばり過ぎていたあなたにとって、がんばらなくていい生活はすごく生ぬるいものなんです。

 

 

がんばりすぎていたあなたにとって、自分の意思でやめるのならともかく、他人の力でやめさせられてしまうことは納得がいかないことでもあるんですね。

 

急な生活の変化に戸惑います。

 

いくら楽になれたからといって『やったー!解放されたー!これからは好きなことをするぞー!』とすぐにはなかなかなれません。

 

 

自分ががんばりすぎていたことに気づき、『今のこんな楽な生活でいいんだ。』とわかるのは数カ月ほどかかります。

 

 

がんばることを止められてから数日は無気力になってしまうこともあります。

 

燃え尽きたように何も考えられなくなってしまうこともあります。

 

今までの人生が無駄になったように思ってしまうこともあります。

 

 

それほどになるまであなたはがんばりすぎていました。

 

 

厳しい環境の中で自分に厳しくなっていました。

 

今はね、あなたのそのがんばりすぎる習慣を壊すときです。

 

がんばりすぎることをやめることは罪でも悪でもありません。

 

普通のことです。

 

続けていればあなたがダウンしていました。

 

 

心がモヤモヤするかもしれませんが、それは今までやっていたことを急にやめてしまったからです。

 

 

決して間違った道を行こうとしているからではありません。

 

あなたは今までのがんばりを誇りに思ってください。

 

そして今はおとなしく周りに従って休んでみてください。

 

もう数段階、心に負担のかからない生き方をしてみてはいかがですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



休んでなんかいられない!もっと頑張らないといけないのに。

のんびりすることができない。リラックスしてゆっくり休む方法は?

疲れ切ってしまった時は休息が一番大事!あなたはもう十分頑張った!

適応障害で休職中。うつ病で働けない。焦ってばかりで治らない。

心がモヤモヤする原因は?自分のやりたいこともわからず不完全燃焼。

もっと頑張らなきゃいけないのに、頑張れない。自分は怠け者?

「頑張れ!」と励ましてくれているのに、傷つくようになった時は?

疲れているのに気づかなくなったら要注意!頑張りすぎのサイン!

休んでも休んでも疲れがとれない。休み下手のあなたに効く裏技。

罪悪感が消えない。自分は幸せになってはいけないと思ったら?

我慢のしすぎはよくない!辛抱強いとストレスをため込みやすい。

皆さんは自分のことを我慢強いと思っていますか?

それとも我慢をすることが全然できず、『もっと我慢ができるようにならないと!』と思っていますか?

 

ある程度は我慢もしないと生きていきにくい世の中ですが、我慢をしすぎてしまうのもよくないんですよね。




この我慢をすることってストレスに大きな影響があります。

 

我慢をしすぎてため込んでしまうと、いつの日か大爆発を起こします。

一時的には我慢をすることができても、一生我慢をし続けることは不可能なんです。

 

 

我慢って誰にでもできることなんですが、個人によって我慢できる範囲が全然違ってきます。

 

 

人それぞれに我慢強さ、つまり我慢の許容量は違ってくるんです。

 

 

ある人はちょっとしたことでも我慢をすることがほとんどできず、外へ不満をぶちまけます。

『これぐらいのことで・・・』ということでも我慢できません。

あまりにも我慢をしないで不満をぶちまけていると、周りからはわがまま、自分に甘い人間と見られます。

 

 

ある人はすごく大変なことでも我慢をすることができてしまい、外へ不満を出すことなく内に抱え込みます。

『こんなにきついことなのに・・・』ということでも我慢できます。

あまりにも我慢をして不満を出さないと、周りからは文句を言わない人、辛抱強い人間と見られます。

 

 

我慢強さには個人差があります。

 

元々の性格もありますが、育ってきた環境の影響が大きいです。

 

また、同じ我慢にしても分野ごとにそれぞれの許容量が違ってきます。

 

 

一般的には我慢ができない人よりも、我慢をできる人の方が受け入れられやすいです。

 

 

我慢することは忍耐という言葉で表現され、我慢することを美徳だと思っている人も大勢います。

 

我慢をすることができるというのは周りに合わせる能力とも言えるので、自分の好き勝手なことばかりをやって周りに迷惑をかけている人よりも協調性があると思われます。

 

我慢することというのは続けることを意味するので、なんでもすぐにやめてしまう人よりも信頼性が高いんです。

 

 

我慢ができない人よりも我慢ができる人の方が周りからの信用はあります。

 

 

我慢ができない人のことを未熟な人間として扱う人も多いです。

 

 

人生には要所要所で我慢を強要される場面があります。

 

我慢をしないと叱られてしまうこともあります。

 

我慢をしない人は、その分の負担を他の誰かが背負ってくれています。

 

我慢をすればほめられることも多いです。

 

 

でもね、我慢することっていいことばかりではないんです。





我慢ばかりする生活に慣れてしまうと、我慢をしすぎてしまうようになるんです。

 

 

我慢ばかりする生活に慣れてしまうと『我慢しなければいけない。』、『わたしが我慢したらいいんだ。』という思考回路ができあがります。

 

なにか問題が起きたときでも自分が我慢をしたら解決する問題なら、自分が我慢をして解決しようとします。

 

自分は我慢をしないで問題を解決しようという考えが希薄になるんです。

 

他の解決策を探そうとすることをせず、自分が我慢をするという安易な結論に至るんです。

 

 

なんでもかんでも我慢をするようになるんです。

 

 

我慢っていうのはたくさんしてはダメなんです。

 

我慢をすればするほど、どんどんストレスはたまっていきます。

 

我慢する機会が多いほど、ストレスの発散が追いつかなくなっていきます。

 

そして、永遠にストレスをためる続けることはできません。

 

許容量を超えてしまうと爆発してしまいます。

 

 

【普段はめったに怒らないけど、怒るとすごく怖い】って言われる人がよくいますけど、その人たちが怒ったら怖いのは当たり前です。

 

 

だってストレスをため込んでいる人だから。

 

怒りを外に出すのを極力避け、我慢をしてきた人だから。

 

今まで不快なことにも辛抱強く耐えてきた人だから。

 

 

風船を思い浮かべてください。

 

空気がしぼんだ風船に針で穴をあけるとどうなりますか?

プシューっと音を立てて空気がゆっくり抜けていきますよね。

 

空気がいっぱいにつまった風船に針で穴をあけるとどうなりますか?

バン!!っと音を立てて破裂してしまいますよね。

 

 

それと同じです。

 

 

普段からあまり我慢をしない人よりも怒ったときの爆発力は大きくなって当然です。

 

 

我慢強い人は本人が気づいていないだけでそれだけの不満を内にためているんです。

 

我慢強い人はなにかつらいことや苦しいことがあると『我慢しなければ!』という思考が一番にきます。

 

つらいことや苦しいことを回避するという手段をとることをなかなかとりません。

 

 

だって、我慢すればいいだけだから。

 

 

『我慢すればいいだけだから。』という考えは危険なものでもあります。

 

我慢は【すれば】なんて簡単に扱っていいものでもありません。

 

我慢はある程度は必要なことではありますが、気軽にしていいものではありません。

 

あなたが我慢をしなければいけない場面は、あなたが考えているよりも案外少ないものかもしれませんよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



ストレスの発散が追いつかない!何をやっても楽しくないときは?

感情に素直になろう!我慢をすると自分の気持ちがわからなくなる。

今すぐできる!ストレスに潰されそうになったときの応急措置!!

自分さえ我慢すればうまくいったのに。我慢が足りなかったと後悔する前に。

ありえない対応をされた時は我慢しなくていい。思いっきり怒れ!!

心臓がバクバクするのはストレスが原因かも?過緊張への対処は?

眠くて仕方ないのはストレスが原因かも?頭の使い過ぎに注意しよう!

コロナ鬱になる人の特徴は?収入減少と外出制限でストレスが溜まる!

八つ当たりでいつも人を傷つけてばかり。なんで我慢できないの?

のんびりすることができない。リラックスしてゆっくり休む方法は?

無気力でだるい。身体が重くて動けない。何もする気になれない時は?

皆さんは無気力な状態になってしまったことはありますか?

 

なにかをやろうとする気も起こらず、なにもしていないのにだるくてしんどい。

身体を動かすのにいつもの何倍も力と気合を入れないといけなくなってしまったことはありますか?

 

 

これね、がんばりすぎたからなんですよ。





がんばりすぎて限界がきてしまったんです。

 

心が「動くなーー!」とあなたに命令しているんです。

 

「今は何もせずに回復に専念しろーー!」って訴えているんです。

 

 

心があなたの邪魔をしているんです。

 

 

なぜ心があなたの邪魔をしているかわかりますか??

 

 

あなたが『なにかしなければ!!』と動こうとしているからです。

 

あなたが『今日は何もせず、何も考えず、本能のままに過ごすぞー!』と思えていないからです。

 

あなたがゆっくり休もうとせず、一生懸命行動しようとしているから心が邪魔をしてくるんです。

 

 

だって、本当なら行動できるような状態じゃないから。

 

 

あなたは何もできないくらい疲れ切ってしまっているから。

 

それなのに強い意志と根性で行動をしてしまうから。

 

そんなことをされたら本当に取り返しがつかないことになってしまうから。

 

 

本当はめちゃくちゃ疲れている状態なのに、あなたはそのことに気づいていないんです。

 

 

あなたの責任感や使命感を心が邪魔してくれているんです。

 

 

あなたは最近一生懸命なにかをがんばっているのではないですか?

 

あなたは日常的に無理をしがちな生活をしているのではないですか?

 

あなたは十分な休息をとれないまま無理をしているのではないですか?

 

 

そして『もっとしっかりしないと!』、『もっとがんばらないと!』とまだ思っているのではないですか?

 

 

この『もっとしっかりしないと!』、『もっとがんばらないと!』という呪縛はあなたを苦しめます。

 

本来なら休まないといけない場面で無理をしてしまいます。

 

一度や二度ならまだいいですが、それがずっと継続します。

そうするとあなたの感覚は麻痺をし、無理をしている自分が通常の自分であると勘違いをしてしまいます。

 

 

あなたは自分が気づかないうちにずっと無理をし続けます。




通常なら無理をしたら多めに休みをとるのは当然です。

 

あなたの能力以上のことをしたのだから、普段の休息では回復が追いつきません。

 

でもあなたは普段と変わりない休息をするだけで満足してしまいます。

 

 

それで回復した気になります。

 

 

本当は疲れが残っているのに、『こんなものはみんな一緒だ。』、『これ以上休憩したら休みすぎだ。』と自分に言い聞かせます。

 

『やらなければいけないことがたくさんあるから、これ以上はサボってはいられない!』と自分を奮い立たせるんです。

 

 

あのー、この時点でおかしいんですよ?

 

 

普通ね、そこまでやる気と使命感がある人なら、そこまで気合を入れなくてもとっくに行動しています。

 

『ほら動け!』、『休みは終わり!』なんて何度も言い聞かす必要もなく、あなたがしなければいけないと思っていることに取り組んでいます。

 

無気力の自分にムチを打つ作業なんてしません。

 

 

あなたがもしこの作業をしているのなら、あなたは現在、自分が思っている以上に疲れています。

 

 

無気力になってしまったときは、ゆっくりと心を休めないといけないんです。

 

 

とはいえ、そんなことなかなかできないんですよね。

 

あなたは無気力になるほど今までがんばってきた人なのだから。

 

休息をおろそかにしてしまう人だから。

 

無理に無理を重ねてしまうような人だから。

 

 

『動けるうちは動け!』ってタイプの考え方なんですよね。

 

休んでもいいのは本当に限界を通り越して、意志の力でもどうにでもならなくなったときだけなんですね。

もう何も考えられなくなって、自分が現実世界にいるのか夢の中の世界にいるのかわからなくなってしまったときだけなんですね。

 

あなたがしっかりと休むことを自分に許可してあげるのは、自分のことを自分でまったくコントロールできなくなってしまったときだけなんです。

 

 

もちろんそうなってしまっては、本人は休んでいる自覚はありません。

 

刺激に鈍感になり楽しいこともなく、笑うこともありません。

 

何もせずに生きているだけでも疲れがたまってしまうような状態です。

 

そのときになってやっとあなたは『しなければならない!!』呪縛から解放されるんです。

 

『しなければならない!!』思考まで消えてしまうかたちで。

 

 

無気力状態でもがんばって無理をし続けていると、最終的にそこまでいってしまう危険性があります。

 

 

そこまでして気力って出さないといけないものなんでしょうか?

 

そこまで無理をしてまであなたは行動しないといけないものなんでしょうか?

 

無気力のままでボーっと過ごしてはいけないんでしょうか?

 

 

無気力のときは無気力でいいんです。

 

 

無理して気力を取り戻そうとしなくていいです。

 

そんな強引に気力を出したところで、さらに疲れ果ててしまうだけです。

 

無気力状態はがんばって気力を出す状態ではありません。

 

無気力状態は無気力のまま何もしなくていい状態なんです。

 

大変なことになってしまう前にゆっくり休んでみてはいかがですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



現実感がなく感情がなくなった。無気力で自分の気持ちさえわからない。

何もする気になれない。何もやる気になれない。もう動けない。

疲れ切ってしまった時は休息が一番大事!あなたはもう十分頑張った!

もうこれ以上がんばれない。無気力で動けなくなってしまったとき。

心が折れた。今まで一体何をしていたんだろう。後悔と無気力と絶望。

学習性無力感とは?何をしても意味がない。頑張るのもう疲れた。

何もする気になれないのは燃え尽き症候群?やる気を出すには?

やる気が出ないのは怠け者?やらなくちゃいけないという思いはあるのにどうして?

燃え尽き症候群とは?どうしてこんなにもやる気が出ないの?

なにもやる気がしないのは