皆さんはやりたいことだけをやって生きていますか?
やりたくないことはやらずに生きていますか?
やりたいことだけをやって生きていくのは難しいものです。
生きていたら、やりたくないことをやらないといけないときってあるかと思います。
どうしてもやりたくないけど、どうしてもやらないといけないときってあると思います。
やりたいことだけやってやりたくないことはやらないという生活ができれば一番なのですが、そこまでいくには力が必要になります。
力がない人はやりたくないことでもやらないと生活が成り立ちません。
やりたいことだけやってやりたくないことを切り捨てていけば、心が弱ることもないかもしれませんが、それだと可能性が極端に狭くなってしまいます。世界を狭めてしまいます。
その閉じた世界の中だけで生きていくには上にも書いたように、自分が困らないだけの力が必要になります。
力がない人はやりたくないことでもやらないと生きていくことができません。
このやりたくないことをやらないといけないで、僕が一番に思いつくのは夏休みの宿題です。
夏休みの宿題って量がすごく多いですよね。1日や2日でできる量じゃないですし、先生によってはそれこそアホみたいに宿題を出しますよね?
『自分は仕事で休めないからお前たちも休むな。夏休みの思い出なんて作らせない!』みたいな感じで。
このときどうしました?
まず、選択しますよね。宿題をやるか、やらないか。
強者は宿題をまったくやらないを選ぶこともありますが、ほとんどの場合が宿題をやることを選ぶでしょう。
あとはどうやってするかですね。
3つのタイプに別れます。
夏休み突入前から全力で取り組み、前半のうちに終わらすか。
毎日の計画を立てコツコツと積み重ねていくか。
前半は宿題のことなんか忘れて遊び呆けて、後半に泣きを見るか。
まあ、このくらいならできますよね。
夏休みの宿題、やりたくないけど、やることができます。
でも、それを今のあなたもしているとしたらどうでしょう?
夏休みの宿題が永遠に終わらない状態だとしたらどうでしょう?
『うわー、無理!』って思いません?
やりたくないことをやることって、ものすごくパワーを使うんですよ。
やりたくないことをやり続けることって、ものすごくエネルギーを使うんですよ。
身体だけのエネルギーでは足りなくなってしまうんです。
それでもやり続けないといけない。
なら、どうするか?
心のエネルギーを使うんです。
、、、
なんか、いい方法みたいな書き方になってしまいましたが、逆です。
心のエネルギーにまで手をつけてしまうんです。
この心のエネルギーなんですが、なめてたら痛い目にあうんですよね。
まずね、身体のエネルギーと同じような感覚で消費させていたら、ダメなんです。
心のエネルギーって身体以上に消耗が激しく、回復が難しいんです。
『まだある!』、『まだできる!』、『まだ大丈夫!』と思って、言い聞かせて使っていたら、あっという間に底をつきます。
身体のエネルギーが底をつき、心のエネルギーも底をつき、動けなくなります。
だから、
やりたくないことなら、やらなくていいんです。
究極の答えがこれです。
やり続けることによってあなたの心が壊れてしまうほどのことなら、やらないといけないことでもやらないでください。
実際ね、やりたくないことでもやらないといけないことって多いと思うんですよ。
どうしてもやりたい仕事があって、そのためには嫌いな勉強を1日10時間以上続けないといけない。
安定した給料をもらっていて子どももまだ幼い。だけどこの仕事に行くのが苦痛で仕方ない。
苦しい恋で疲れているけど、ここでがんばれば認めてもらえるはず。
高校に行きたくないけど、不登校になったら親に心配をかける。
やりたくないことでもやらないといけないときがあります。
やりたくないからといってやらないと、その仕事で働いていくことができません。
やりたくないからといってやらないと、家族の生活を守れません。
やりたくないからといってやらないと、この恋は報われません。
やりたくないからといってやらないと、引きこもりの烙印を押されます。
でもね、
それでもいいんじゃないですか?
あなたはそんなこともわからないくらい考えなしではありません。
というか、そのことをめちゃくちゃ考えて悩んでますよね。
それでもやりたくないという気持ちが勝つのなら、そのときはやらないを選んでください。
それでもやるを選ぶとあなたが壊れます。
やりたくないことをいつまでもやり続けるようには人間はできていません。
ゴールがあるからやりたくないことでもがんばってやれるんです。
ゴールもないのにやり続けると、いつか倒れてしまいます。
やりたくないことをやるときは短期決戦が前提です。
長期間やってしまうと心や身体に悪影響が出てしまいます。
仮に短期でできないことなら、期限を区切りましょう。
ズルズルやってもしんどいだけです。疲れるだけです。
期限を区切って休憩を多めにとってください。
やりたくないことをやるときは、あなたが思っている以上に疲れます。
そして上にも書きましたが、それでもどうしても間に合わない、それでは無理だという場合には、やらない選択をしてください。
やりたくないことをやり続ける代償は、あなたが思っているよりもはるかに大きいものですよ?
まずは自分を大切にして生きてみませんか?
心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。
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