長所を否定された時は気にする必要なし。それがあなたの自分の芯!

皆さんは長所を思いっきり否定されたことってありますか?

長所というか自分の中で自分の好きな部分、そこを否定されたことはありませんか?

これってけっこう衝撃ですよね。

 

自分の好きな部分、大切にしている部分を「そんなんじゃダメだ!!直しなさい!!」と言ってこられるわけだから。

自分の好きな部分が相手の嫌いな部分とみなされているわけですから。

 

全否定です。




あまり関わりのない人に言われたときは、『なんであんたにそんなことを言われないといけないのか!?』と腹が立ちます。

身近な人から言われたときは、『えっ!?いまさら・・・』とモヤモヤします。

尊敬している人から言われたときは、『このままじゃダメだ。早く直さないと!!』と焦ってしまいます。

 

これね、

 

直さなくていいですよ。

 

相手の戯れ言なんです。

 

 

むしろ相手の方が、『他人の癖にそんなことを言ってくる厚かましい性格を直せ!!』です。

 

 

そんなことはないですか?

本当にあなたはそこを直さなくてはいけないんでしょうか?

 

 

だってあなた、直したくなさそうですよ?

 

 

直したいと思っているのなら、悩みません。

相手に言われて気にするよりも『そうか!そうすればよかったんだ!!』と直してます。

直す努力をしています。

 

すぐに直す努力をして直しています。

直す努力をする前に悩んでいるのは、直したくないからです。

直す努力をしても直らないのは、直さなくていい部分だからです。

 

 

直さなくていいじゃないですか??

 

 

あなたが長所だと思っているのなら、誰が何と言おうとそれは、あなたの長所なんです。

 

あなたの軸なんです。

 

 

他人に言われたからといって直す必要はありません。

直さないと怒ってくるような相手なら、そんな相手のことなんか気にする必要ないです。

直さないと離れていくような相手なら、そんな相手とは早く縁を切った方がいいです。

 

そんなくだらない相手のために、あなたの素晴らしい長所を消さないでください。

そこの判断は他人にゆだねてはいけません。

 

あなた自身がしっかり考え、自分で判断してください。

あなた自身がその長所に幻滅してしまい、心から直したいと思ったときに直してください。

 

 

長所や性格を直すのは、自分が本当に心の底から『変わりたい!!』と思ったときだけにしてください。

 

 

他人の言動で直そうとすると途中で挫折します。

しかもあなたにかなりのダメージが来ます。




逆の立場になってみればわかると思います。相手の気に食わないところがあります。いつもそれでイライラしてしまいます。

「あんたのそんなところがイラつくんだ。さっさと直せ!」

こう言っているのと同じことなんです。

 

 

それはただのわがままでしょう?

 

 

なんであなたに合わせる必要があるんでしょうか?

合わせる必要なんかまったくないでしょう?

 

ただの相手からのわがままなんです。

自分の都合のいいあなたになってほしいという、願望にすぎないんです。

 

 

あなたの問題じゃなく、相手の問題なんです。

 

 

相手が自分の要求を無責任に言ってきてるだけなんです。

そんな無責任な要求に応える必要がありますか?

 

 

ありませんよね??

 

でもあなたは、その無責任な要求に何とかしてあげたいと思っているんですよね。

 

 

じゃないと悩みませんよ?

 

『勝手なことを言いやがって!ふざけるな!!』で終わることなんですよ。本来は。

跳ね返して終わりです。

 

 

だけどあなたは、なんとかしてあげたいという思いがあるから、跳ね返せないんです。悩むんです。

 

いい人すぎます。

 

 

だけどこれは、あなたが他人軸で生活をしているという証明でもあります。

他人軸での生活は正直疲れます。

自分のやりたいことよりも、相手が望んでいることをやろうとします。

自分と相手の意見が違ったとき、あなたは自分ではなく相手を優先させます。

相手に嫌な思いをさせないように、あなたが我慢をするんです。

 

 

この生活に慣れてしまうと大変なんです。

 

 

あなたは自分が我慢をするのが当然のことだと思ってしまうんです。

『相手に我慢をさせてはダメだ。わたしが我慢しないと!』思考になってしまいます。

そしてどんどん我慢をしていくようになります。

 

我慢力というのもどんどんレベルアップします。

最初は45℃のお湯に5分浸かるのが限界だったのに、今では50℃のお湯に10分間浸かることも平気です。

こんなことになってしまいます。

 

この状態が続くと心が疲れてきます。

心が疲れてくると冷静な判断力もなくなります。

 

 

相手の言っていることが正しくて、自分が思っていることは間違っていると思い込んでしまいます。

自分の思っていることは全て間違えていて、相手が言っていることがすべて正しいと思い込むようになってしまいます。

 

 

あなたの長所はあなたが決めてください。

 

 

他人なんかにあなたの長所を決めさせてはいけません。

 

 

他人にあなたの長所を決めさせるということは、あなたの人生を他人に任せてしまうということです。

あなたの人生なんです。

 

 

他人はね、責任をとってくれないんです。

 

 

困ったことになったときに、あなたを見捨てて逃げることができるんです。

でもあなたは、もちろん自分からは逃げ出せません。

それなのに、本当にあなたの長所を他人に決めさせていいものなんでしょうか??

 

 

他人なんかに任せてしまってはもったいないです。

 

 

あなた自身が決めていきましょう。

それが自分の軸をより強いものに進化させてくれると思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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皆さんが今まで生活してきて『この人は本当に人の心がわからないんだなー。』と思った人はいますか?

完全にずれていて、かわいそうになるくらいの人に出会ったことはありますか?

 

もしそんな人を相談相手として選んでしまったらどうでしょう?



最悪ですよね。

悩んで、なんとかならないかと勇気を出して相談したのに、見当違いの答えを言ってきます。

 

このときあなたの自信が低下しており、さらにその人が自信をもってはっきりと言ってきたとしたら『自分の方がおかしいんだ。』と落ち込んでしまいます。

 

『自分はダメなんだ。』と思ってしまいます。

 

 

今回は体験談を書こうかと思ったんですけど、新聞記事に今回のテーマにぴったりの記事があったので、それを参考に書いていきます。
(内容は少し変更してますし、あくまでこれは僕個人としての印象です。)

新聞に相談欄があるものがあるじゃないですか?

購読者から相談を募って、その相談内容と相談に対する答えを新聞に書くんですね。

今回はその中の一つを書いていきます。

 

 

まず相談者なんですが、高校二年生のAくんです。Aくんはお母さんとお父さんの3人で暮らしています。Aくんの両親はすれ違いが度々あり、夫婦仲は少し微妙な状態が続いています。

で、あるときから母親の外出が増えるんです。「友達と食事」と母親は言っているのですが、普段の化粧より濃いめでAくんは気になってきます。

ある日、母親の車のナビの履歴を見てしまいました。そこには全然知らない住所が。その住所を調べてみるとホテルであることがわかりました。ただのホテルならいいのですが、いわゆる恋人たちが行く〇〇ホテルです。

 

母親は真面目で厳しく、Aくんはよく叱られていました。でも、とても優しい母親でもありました。

今までたくさんの迷惑を母親にかけてきましたが、それが負担になっていたのではないかとAくんは考えます。

 

父親はこのことについて知りません。

その後の母親の様子も今までと変わりありません。普通です。

そんな母親を見るたびに、今までの思い出が汚れていくようで、裏切られてしまったような悲しさをAくんは感じます。

そして母親の愛情を疑いそうになってしまいます。

 

 

『そんな風に感じる自分が嫌です。これから僕は母親に対してどう接するべきですか?』

 

 

という相談内容です。

 

 

皆さんはこれを読んでどう思いましたか??

 

 

『母親最低―。』、『すぐに父親に話せ!』、『ナビの履歴まで見るなんてやりすぎ。』といった声もあるかもしれませんが、

 

『Aくん、優しい子だなー。』って思いませんでしたか?

 

 

僕がこの記事を初めて読んだときの感想が『優しい子。』、『家族を大切にする子。』なんです。

『だけどそのせいで苦しんでいるんだなー。』とも思いました。

 

 

さて、このAくんに対するBさん(女性)の反応です。

(ここからは少し批判的な文章が続きます。それが苦手な方は読み飛ばしてください。)

 

 

「お母さん、燃え上がっているでしょうねえ(笑)。」

 

です。

第一声です。

第一声がこれなんです。

Aくんの真剣な悩みへの回答は、(笑)から始まります。

 

さらに、

「夫婦仲は微妙なんでしょう?」、「父親が何も知らないのは母親がどうでもいい人だからです。逆も同じです。」

 

そして

「母親にいい人ができたことを祝福してあげる気持ちにはなれませんか?」

と続きます。

 

 

まず僕、この時点で「ええっ!?・・・」と思ってしまいました。
(この時点で不快な人は続きは読まないでくださいね。)

 

 

「そんな気分にはなれないでしょうねえ。家族が解体すれば一番被害を受けるのは子どもであるあなたです。息子は母が女になることを認めたくないですし。」

「あなたも進学すれば家を出て行くんでしょう?もう少しで大人です。大人になってから母親の不倫を知ったら責めますか?父の不倫だったら?あなたが女の子だったらどうでしょう?」

 

もうこの時点でAくんの相談内容とは無関係ですよね。

というかBさん、Aくんのことを責めてますよね?

 

 

まあ色々と思うことがあるでしょうが、まず僕が一番言いたいことは、

 

「Aくん、別に母親のことを責めてねーじゃねーか!!」

 

ってことです。

 

 

皆さんはAくんの相談内容で、Aくんが母親を責めていると感じましたか?

それなら父親に報告して、二人で母親を責めて終わりなんですよね。

わざわざ新聞の相談コーナーなんかに相談しません。

誰にも言えないから新聞の相談コーナーを選んだんです。

 

なぜ誰にも言えないのかというと、母親を敵として見てほしくないからです。

母親のことを『そんなことする親なんだー。』と知り合いから軽蔑されたくなかったからです。

 

 

母親を責めたくないからです。

 

母親を守りたいからです。

 

 

それにAくんは実際に言ってますしね。

「母親を疑いそうになる自分が嫌いだ。」と。

 

 

責めるどころかむしろ、母親への愛情にあふれていると思います。

 

 

Aくんが責めているのは母親よりもむしろ自分です。

母親のことを信じ切れない自分です。

 

 

もうAくんのほしかった答えとBさんの出した答えにずれがありますが、まだ続きます。

 

 

最後にとどめとして、

「母に【女であることを封印せよ】という権利は息子のあなたにもありません。」

「まだ恋をしたことがないであろうあなた。あなたがこの考えに至るには、あと10年くらいかかるでしょうねえ。」

です。

 

参考にした記事はこれでは終わらないのですが、僕が特に言いたかったことはここなので、これで終わりにします。



まずね、皆さんに考えていただきたいのは、現時点で一番苦しんでいるのは誰でしょう??

 

 

不倫をしている母親?

何も知らない父親?

こんなくだらない相談をされたBさん?

 

 

違いますよね?

 

 

Aくんですよね。

 

一番苦しんでいるのは。

 

 

不倫をして罪悪感を抱えている母親でも、本当のことを教えてもらえない父親でも、こんな考えることもないまでのことを相談されたBさんでもありません。

Aくんです。

 

現時点で一番悩み、苦しみ、抱え込み、つらくて悲しい思いをしているのは、Aくんです。

 

それをBさんは取り違えてますよね。

一番かわいそうなのは、父親からは相手にされず、Aくんからは責められている母親だと。

(まあ実際はAくんもすごく母親を責めているのかもしれませんが、この記事の内容ではわかりませんよね?もちろんBさんにもわからないはずです。)

 

Aくんは、新聞社に相談するときどんな気持ちだったんでしょう?

皆さんはAくんが相談するのに抵抗がなかったと思いますか?

 

 

僕はね、Aくんの性格からしたらものすごく自己嫌悪があっただろうと思います。

母親を裏切ってしまったようで。

父親のこと裏切っているようで。(父親とAくんの仲がどうなのかはわかりませんが・・・)

 

Aくんからしたら、誰かに相談することは、打ち明けることは、母親に対する裏切りなんです。父親に本当のことが言えないでいることが父親に対する裏切りなんです。

そんな裏切りをしてまで答えを求めたのに、結果はこれですよ?

 

Aくんは勇気を出して、『どうすればうまく現状を説明できるだろうか?』と悩みに悩んで言葉を集めたと思います。

おやつをボリボリ食べながら文章を考えたわけでも、テレビを見ながら文章を考えたわけでもないと思います。

 

少しでも自分の想いを知ってほしくて、これからも家庭が壊れないように、母親を愛していけるように、真剣に考えたものだと思います。

 

 

決して軽い文章ではないですし、(笑)で始まっていい悩みではありません。

 

 

Bさんへの批判になってしまいましたが、僕、Bさんの意見と一致するところもあるんです。

 

それはこれです。

「母に【女であることを封印せよ】という権利は息子のあなたにもありません。」

批判殺到かもしれませんが。

 

僕、これ、わりと共感できます。(このブログでも「責任はありません。自由にしてください。」とよく書いてますしね。)

でもそれは、母親にAくんの想いが届いた後です。

Aくんの葛藤を知って、Aくんの苦しさを知って、原因が自分だと知った後です。

 

そしてAくんの倍は苦しんで、Aくんの3倍は悩んで、壊れそうになって、それでも心に残ったのが不倫相手だったという場合だけです。

Aくんが悩んでいるのに、それを知らずにのうのうとしているときに使っていい言葉ではありません。

 

 

責任がないのと無責任はまったく違う言葉です。

 

 

このブログを読んでいる人は無責任な人ではないと思いますし、そこまで悩んで苦しんでいると思った上での「あなたに責任はありません。」と僕は書いています。

 

 

でも実際、この返答を読んだときのAくん、どんな気持ちだったんでしょうかね?

AくんがBさんに直接相談しなくて、Bさんの口から直接このことを言われなくて、本当によかったと思います。

 

悩んでいるときって、相手の言葉を重く捉えてしまいます。

相手の言葉が真実の答えなんじゃないかと考えてしまいます。

 

人の心がわからない人は実際に世の中に一定数存在します。

相談相手を間違うと、さらに下に落とされます。

Aくんはこの新聞を読んでさらに自分を強く責めたかもしれません。

 

相談相手の言葉に少しでも疑問が生じたときは、同じ相談を違う人にしてみてください。

「こういうことを言われたんだけど、どう思う?」と相談内容と返答も含めて相談してください。

 

勇気を出して相談したのに、さらにもう一度勇気を出さないといけないことになりますが、決して相手の言葉を鵜呑みにしないでください。

相手の言葉が正しいとは限らないものですよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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生きていく希望がない。未来が怖くて仕方ない。不安で眠れない夜は?

未来が怖くて仕方ないと感じたことってありませんか?

将来の生活が不安というレベルではなく、ただただ未来が来るのが怖い。

 

未来のことを思うと胸が痛くなる。

未来のことを思うと頭が痛くなる。

未来なんか来なければいいと心底思う。

生きていることに希望がない。




これってかなり大変ですよね?

 

ただの心配症で終わればいいんですけどね。

 

実際にただのあなたの心配性で、あなたが想定している未来にならずに幸せな未来になることも多々あります。

でも未来が怖いと思ってしまっている精神状態って、なかなかそういう風にはわりきれないものなんですよね。

 

このまま生きていたらいつかその未来にたどり着く可能性が高い(と思っている)ことだから、眠れなくなるほど不安なんです。

 

 

その未来が近ければ近いほど焦りが出てきます。

 

その未来を修正する時間が足りないから。

昨日よりも今日、今日より明日と、未来が迫ってきます。

 

タイムリミットがわかっているときは、なおさら怖いです。

時限爆弾ですね。

タイマーのカウントがどんどんゼロに近くなっていきます。

それが大きな爆弾であったのなら生きている心地はしないでしょう。

 

 

『来るな!』、『嫌だ!』とパニックになって、解決法も全然考えられなくなってしまいます。

 

 

未来が怖いということは、今のままではその未来に向かって歩いているということです。

 

 

その方向を変えないといけないわけですが、パニックになってしまうとそんな考えさえ浮かびません。

ただただその未来が来るのが不安になって、『来るな!』、『嫌だ!』と思うことで精一杯。現在に目がいかず、ただただ拒絶します。毎日毎日、不安と緊張のなかで生活していきます。

 

 

冷静になれば対応できることもあるかもしれませんが、その冷静になること自体ができません。

 

 

その未来では、自分はとんでもなく不幸になっています。

今の生活がまだまし、天国だと思えるほど、恐ろしい未来が待っています。

 

 

そんな未来が確実に迫っています。

 

 

不安で食欲もなくなります。

不安で夜も眠れません。

神経をすり減らし、何をやっても夢中になれません。

何をやっても疲れます。

 

少しでもできることをやっていったらそんな未来を回避できるのかもしれないのですが、できることをやることさえ困難な状態になります。

眠れない、食欲もない、楽しめることもないので、疲れが全然とれません。

 

 

もうヘトヘトなんです。

 

 

行動する力すら残っていないんです。

自分の思うような対処も満足にとれません。

 

 

だから余計に不安になります。

 

 

不吉な未来がどんどん迫っているのに、自分はただ嘆くことしかできません。

このままでは不吉な未来になってしまう可能性が高いのに、自分でその未来を回避する元気もないんです。

 

『嫌だ!』と嘆くことしかできません。

『来るな!』と祈ることしかできません。

 

 

いやいやいや、あなたは超能力者ですか??





そんなことで不吉な未来から逃れることができるなら誰も苦労しません。

何も行動しないで不吉な未来を回避しようなんて都合がよすぎます。

 

 

でもね、この状態で行動をしろというのもまた無理な話なんです。

 

 

不安で仕方なくて消耗しきった身体と心ではなにもできません。

行動するには心と身体を回復させる必要があります。

 

その方法なんですが、

 

 

いったん、不吉な未来を忘れてしまいましょう。

 

 

完全に頭の中から消してしまいましょう。

『ただの心配性なだけだ。そんなこと起こるはずがない!』と念じてみましょう。

これを何回も繰り返してみましょう。

そうすればほんの一瞬だけでも心が軽くなってくる瞬間があります。

 

 

心が軽くなった一瞬を身体全体で感じてみましょう。

 

 

今のあなたは不安で緊張のしすぎで固くなりすぎています。

少しリラックスをして心にゆとりを持つことが一番大切です。

 

 

泳げない人は身体を必死で動かさないと沈んでしまうから、身体に力を入れてジタバタしながら沈んでいきます。

泳げる人は身体の力を抜くとプカーッと身体が浮いてくるのを知っています。力みすぎては泳ぎにくいことも。だからリラックスして脱力します。

 

 

それを皆さんもしていきましょう。

 

 

とはいえ、これは回数を積み重ね、慣らしていくしか方法はありません。

泳げない人に理屈で「力を抜け!」と言っても、溺れてしまう恐怖で力が入ってしまいます。

頭ではわかっていても危機察知能力、いってみれば本能ですね。本能で水の中に沈んでいたら力を入れてしまうんです。

 

この状態って大変です。

 

口で言ってすぐにできるようになるなら苦労はしません。

だから少しずつできるようにしていきましょう。

 

 

『もう時間がないのに!!』と思うかもしれませんが、今の緊張しすぎ状態よりもマシです。

 

緊張して気づかなかったことにも、気づけるようになることもあります。

意外な解決策が出てくるかもしれません。

 

 

怖い未来を回避するためには日々の行動です。

 

 

泣いていたって未来は変わりません。

恐れていたって未来は変わりません。

 

 

でも、未来は行動することによって変わる可能性があるんです。

 

 

過去は絶対に変えられませんが、未来はその点では希望があります。

 

 

行動するにはリラックスと勇気と覚悟です。

あなたはリラックスできない段階で止まっています。

心の緊張をほぐすところから始めましょう。

 

 

それにね、未来が怖いってのは悪いことではないんです。

 

 

あなただけが抱えている悩みでもありません。

多くの人が共通している悩みの一つでもあります。

ただ、あなたの場合は多くの人が漠然としか考えていないものを、具体的に考えてしまえるような状況なのかもしれません。

 

そりゃね、未来なんて怖いですよ。

まだ経験したことがないんですから。

未体験ゾーンです。

 

 

未来を完全にコントロールすることは誰にもできません。

 

 

ただ、ある程度の舵取りは誰にでもできることなんですよ?

まだ、未来は来ていないのだから。

 

最悪の未来を避けるのは自暴自棄ではなく、行動ですよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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金銭感覚ってほとんどの人が似たようなものになると思っていたのですが、意外と違うものなんですね。少しぐらいのズレはあると思っていたのですが、それが大きくなってしまうと大変なんです。



愛がお金に負けます。

 

悲しいことですが。

(僕自身はお金よりも愛さえあれば派です。)

 

お金になんか負けたくないと思い無理しても、お金という現実に勝てないときがあります。

 

 

お金の価値観って、今まで暮らしていた家だったり、今まで働いていた職場でもらう給料だったり、交際している相手だったりと、今までの生活が大きく影響します。

年収400万円の3人家族と年収1000万円の4人家族、たったこれだけの違いで大きすぎる溝になることがあります。

 

 

この金銭感覚の違いってバカらしいとは思っていたのですが、いざ自分の立場になってみると大変なんですね。

 

僕は普段、外食をするときは英世さんが1枚飛ぶか、使わないぐらいなんですが、彼女と外食したら諭吉さんが片手以上飛んでいくんですね。一食で。「たまには贅沢もしないと。」と言って月に何回か。

交際するまではそんなところ入ったこともないレベルの店にもよく行きました。予約客しか入れないような店で、お水一杯〇百円といった感じの店です。

 

お互いデート代は男が出すものっていう古臭い価値観を持っていたので、ずっと僕が支払っていました。僕の少ない給料ではまかないきれないので、何年もかけて貯めていた貯金も使いました。

 

あるとき、彼女に貯金の金額を尋ねられて答えたんですけど、そのときに愕然としました。「なんでそんなに少ないの!?普通にやってたら〇〇円ぐらいたまるでしょ!?」、その金額は当時の僕の貯金額の10倍以上でした。

「そんなにたまっている人いないって。」って笑いながら答えたんですけど、「私の周りは普通それくらいたまっている。○○さんは○○円たまっているし、○○さんも○○円たまっている。最低でも男の人は○○円ためていないと!」と指摘されました。

その全部が僕には現実ではない金額だったんですね。(後で自分の年齢の貯金額をネットで調べたら平均よりやや下でした。彼女が指定した金額は上位数パーセントの○○円以上の○○円をはるかに超えている額でした。設定金額以上の額でした。)

 

誕生日プレゼントに5万円のプレゼントを渡したことがあったんですけど、そこでも波乱がありました。「彼氏からの誕生日プレゼントが5万円なんて恥ずかしくて言えない。」と言われました。

彼女は以前に交際していた男性たちからは、数10万円クラスで誕生日プレゼントをもらっていたそうなんです。恋人でもない男性から100万越えのバックももらったことがあると言っていました。僕からしたら『はあ!?そんなの結婚指輪じゃん!?』と思ってしまったのですが、彼女にしてみたらそれが普通なんですよね。

 

恋人でもない男より金を払えない彼氏、彼女としては恥ずかしかったんでしょうね。

 

彼女の周りには年収1000万越えプレイヤーが多数いるそうです。もちろん僕はそんなにないんで経済力がないとよく言われていました。なかにはボーナスだけで僕の年収を越えてくる人も多数いました。

 

僕的には世間からそんなにずれた生活をしているつもりはなかったのですが、彼女からしたらすごくずれている世界で生きているんですね。

 

 

できて当たり前で、できなかったら人間じゃないんです。

(これは僕の言葉ではありません。彼女に実際に言われた言葉です。)

 

 

「レベルの低い世界の人間としか付き合っていないから、自分がレベルが低いことにも気づかずに満足しているんだ。レベルが高い世界を知って、レベルが高い人間に合わせないとどんどんダメになる。」とも言われました。

 

今から思ったら『なに?この女!!』状態なのですが、僕は当時は毒されていましたし、そんな価値観で生きている彼女がかわいそうだと思いました。

 

だから何とかしようと思いました。





副業禁止の就職先でしたので、バレないように工夫をしながらバイトをしました。

数カ月は休みなしの生活、睡眠時間は2時間を切っていたと思います。

 

それでももちろんカバーできません。

 

今まで貯めていた貯金を使いだしました。

どんどん貯金がなくなっていきます。

何年間もコツコツ貯めていたものが、あっという間になくなってしまいます。

 

 

自分のことでお金を使うこともやめました。

 

 

本当に必要なものだけを買う生活で、彼女以外の出費を最小限にしました。

主婦ではないですが本当に1円単位での節約をしました。

ペットボトルの水を1本、おにぎり1個買うのも節約です。

 

それまではドケチではなかったと思うのですが、どんどんなくなっていく貯金額を見て、どんどんドケチになっていきました。

でもその生活を続けていきました。

 

 

彼女の今までの男はそれを普通にこなしてきたから。

 

それをしなかったら、今までの男より愛してくれていないという認識に彼女はなったから。

 

 

だから意地になって続けました。

 

 

愛はお金じゃないと伝えるために、お金という手段をとっていきました。

(もちろんそれ以外にも色々な方法をとりましたよ。)

 

・・・
・・・
これの結末は書かなくてもわかりますよね??

 

 

お金の価値観が違いすぎる相手との恋愛は難しいです。

 

 

住む世界が違いすぎると感じる恋愛は難しいです。

 

 

少なくとも下の方が上の方にあがろうとしても限度があります。

上の方が下の方に降りてくれないとうまくはいきません。

下に降りたら下に降りたで不満はでるものなんですが。

 

 

価値観違いすぎると、どちらか一方ががんばっても無理です。

 

 

上の人は下を目指し、下の人は上を目指す。

その両方のがんばりがバランスを取れた上で、お互いに手の届くラインに行けた場合のみ、うまくいくと思います。

 

 

まずは意地にならず徹底的に話し合いです。

 

 

お互いの現在地点を確認し、どこまでいけば手が届くのか?それにはどうする必要があるか?実行可能か?そのときに不満に思うことはないか?

 

そもそもそこまでしてお互い一緒にいたいと思っているのか?

 

具体的に思いつく限り考えてみてください。

それをしないとこの壁は乗り越えられません。

 

 

この壁に挑戦しようとしている人は本当に愛があると思います。

 

 

だってめちゃくちゃ疲れます。

だってめちゃくちゃ面倒です。

だって他に苦労せず一緒になれる人はいます。

 

リターンよりリスクの方が大きいかもしれません。

依存や執着だけで踏み込める領域ではありません。

 

そんなことに挑戦するあなただからこそ、よけいに失敗してほしくないと思います。

 

僕の場合は話し合いが足りませんでした。

しっかりと話し合って、二人でこの壁に向き合ってくださいね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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どうしても相手に伝えたい、わかってほしいと思ったことはありませんか?

なにも自分の考えに共感してほしかったわけじゃない。だけど、自分がどう思っているのか話をちゃんと聞いてほしかった。

 

そんな経験はありませんか?



これね、相手が自分にとって大切な人のときになってしまいやすいんです。

 

一番身近な家族に自分の考えを知ってほしい。

一番大好きな人に自分の考えを知ってほしい。

一番仲の良い友だちに自分の考えを知ってほしい。

尊敬している上司に自分の考えを知ってほしい。

 

こんなことを思ってしまいます。

 

 

こんなことを思ってしまったということは、その人はあなたの考えを聞いてくれなかった。もしくはあなたが伝えきれなかったということです。

あとは最後まで聞いてくれた上での全否定がありますかね?

 

 

これって、すごく悲しい気持ちになります。

 

 

自分はただ、自分の考えを相手に伝えたかっただけなんです。

なにも『そうだね。』と共感してもらいたかったわけではありません。(もちろん共感してもらえるのならそれが一番ですが。)

自分の考えを相手にしっかりと伝えて、自分の考えを相手に聞いてもらいたかったんですよね。

『こういう考えと理由があったんだ。』と相手に理解してほしかったんです。

 

 

でも、それができなかった。

 

 

「お前の意見など聞いていない!」、「そんな話聞きたくもない!」、「私の考えが正しいんだから、言われた通りにすればいい。口を挟むな!」、「そんな考えは間違ってる!どうしてそんな考え方をするんだ!」

といった感じですね。

 

 

なにも自分の考えを押し付けたいわけじゃなかった。

 

 

ただ、最後まで聞いてほしかった。

 

 

そういう考えもあるんだということを知ってほしかった。

でも、そうじゃなかった。

 

最後まで聞いてくれなかった。

自分の考えを全否定された。

 

これって悲しいですよね。

 

 

自分の考えを知っておいてほしい相手に、その考えが伝わらないんです。

 

大切な相手なのに、理解さえしてくれないんです。

 

 

これの解決方法は二つあります。

もう一度相手に理解してもらうために真剣に話すか、『あぁ、この人はもうダメだ。聞いてみようとしてくれる気がない。』とあきらめるか。

どちらかです。

 

 

相手をもう一度信じるか、もう信じることをやめるか。

 

 

相手にただ理解をしてほしいというのは、あなたは現在、その相手ならあなたの考えも理解してくれると信じているからです。

元々理解をしてくれるはずかないと思っている相手には、ただ理解をしてほしいなんて気持ちはわきません。理解してくれないことを信じているからです。

 

 

あなたにとって大切な相手です。

 

そんな人に理解してもらえないんです。

 

 

たとえわかってもらえなくても、せめて理解しようという姿勢は見せてほしかった。

それすらしてくれなかった。

 

悲しいですよね?

悔しいですよね?



ただ聞いてほしかっただけなのに、それすらしてくれないなんて。

 

 

あなたにとって大切な人なのに。

どうでもいい人なんかじゃないのに。

 

この人だけにはそんな態度をとってほしくなかったのに。

 

 

これって、最終的にはあきらめるしか方法はないんですよ。

 

 

自分のことならともかく、話を聞いてくれるかどうかは相手の判断なんです。

残念ながらあなたには相手の気持ちをコントロールする力はありません。

(相手が話を聞いてくれる確率が上がるテクニックのようなものもあるにはありますが、そんなものは使いたくないでしょう?大切な相手だからこそ小細工は使いたくないと思います。)

 

 

でも、このあきらめるってこともとてもつらい選択なんですよね。

 

 

大切な人なのに、幻滅しないといけないんです。

幻滅したくなんかなかったのに、それしか方法はないんです。

 

こちらが真剣に話を聞いてほしいとお願いをしてもまともにとりあってくれない人なら、真面目に聞こうとさえしてくれない人なら、『あぁ、この人はそうなんだ。』とあきらめて幻滅するしかありません。

 

 

あなたができることは幻滅することだけです。

 

 

「わかってくれ!」と押し付けてしまうと、相手の尊厳を無視することになってしまいます。

 

それにね、そんな人はあなたが何を言ってもなかなか変わりません。

期待する方が疲れます。

というか、期待するだけ無駄です。

 

 

あなたのことが大切な人なら、こちらが言うまでもなくしっかりと話を聞いてくれます。

 

 

もしあなたが逆の立場ならどうでしょう??

 

 

大切な相手があなたに真面目な顔をして「ちょっと聞いてほしいことがあるんだ。」と言ってきました。

 

あなたはどうしますか??

 

「今テレビ見てるから後でな。」、「えー、面倒くさいなぁ、なんだよ、もう。」といった態度をとりますか?

「どうしたの?」、「なにがあった!?」と、まずは興味を持つでしょう?

 

相手が真面目な顔をして話して来たら、あなたは最後まで話を真剣に聞くでしょう?

あくびをしながら「あー、そうなんだー。」なんてやる気のない対応なんかしないですよね?

 

 

あなたは相手のことを真剣に考えることができる人です。

 

だけど相手はあなたのことを真剣に考えることができない人なんです。

 

 

それだけのことです。

 

 

あなたはそれに当然寂しさを覚えますし、距離感もあいてしまうかもしれません。

でもそれは仕方がないことなんです。

あなたではどうしようもできない領域です。

少しずつ受け入れていきませんか?

 

でもあなたがすごく悲しい気持ちになったり、怒りの感情になっているのは、そんなことになりたくなかったからだということも忘れないでくださいね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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今回は『誕生日を覚えてくれない恋人は愛がない?どうすれば覚えてくれるの?』に続いての愚痴シリーズ第2弾です。僕の実際の体験を書いています。

(本当は違う記事の例えにしようと思ったのですが、当時を思い出したら腹が立ち長くなってしまいました。)

それでもいいという方は続きをご覧ください。




小学校5年生のときにめちゃくちゃ相性の悪い担任にあたってしまったんですね。ここではその一部を書いていきます。

 

体育の時間の直前に急にお腹が痛くなってトイレに少しこもっていたんですね。で、開始のチャイムがなってしまって慌てて私服のままで走って運動場に行ったんですよ。みんなはもう整列して待っていたので。で、担任に言ったんですね。「すみません。急にお腹が痛くなってしまったので、今日の体育は休ませて下さい。」と。

その担任は心配そうな顔もせず、むしろ怒ったような顔をして僕の方にやって来ました。

 

『え?なんだろ?』と思っていると「大丈夫か?」の一言もなく、いきなりなにも言わずに僕の上服を脱がせました。

 

「脱げ!」ともなにも言われず、本当にいきなり強引に上服を脱がされました。女性の担任だったのですが、あまりにも予想外の行動と大人の力でやられてはろくに抵抗もできません。一瞬なにが起こったのかわからなかったです。

目の前には整列したクラスメイト。その頃は男女一緒に体育をしていたので、女子もいます。クラスの片思いの女子もいました。

慌てて上服を着たのですが、そのときの担任の言葉が「見ろ!そんな服を着てるからお腹が痛くなるんだ!」でした。

 

ちなみにもちろんヘソだしファッションなんかしていません。冬なのに薄着だったと言われればそうなのかもしれませんが、半袖半ズボンみたいな格好をしてたわけではありません。小学生の普通の格好だったと思います。授業も5分も遅れてませんし、謝罪もしました。

 

でも、担任の対応はそれだったんですね。こちらの心配もせずにお腹が痛いと言っている子どもを上半身裸にさせるという。(プールの時間とか全員が裸のときはともかく、一人で裸ってかなり恥ずかしいんですよ。しかも皆が整列している目の前でという羞恥プレイ。)

 

 

あと、こんなこともありましたね。体育の授業で平均台?跳び箱?マット運動?とにかくなにをやっていたかは忘れてしまったんですけど、着地をする運動です。

そのときに僕は着地に失敗して足をグニャっと捻ってしまったんですね。それもどちらの足かはもう忘れてしまいましたが。その場から数歩歩いて足をおさえてうずくまったんです。

 

近くにいたクラスメイトがいち早く駆けつけ「どうした!大丈夫!?」的なことを言ってくれたと思います。

言ってくれた子、ごめんなさい。あなたが誰だったか、男の子だったのか、女の子だったのかすら覚えていません。

その様子を見て担任がやってきました。「どうしたの?立てないの?」とすごく落ち着いた口調で言われました。(この担任のことは嫌いだという思いが強くてそう感じただけかもしれませんが。)

 

僕は着地のときに足を捻ってしまったことを伝えました。担任はもう一度言いました。「立てないの?」って。

 

そこで「立てません。」と言えばよかったんですけどね。なんかムカついたので「大丈夫です。立てます。」と言い立ち上がりました。痛みもあったけど、表情に出さないようにしました。

「そう。よかった。」と担任が去って行こうとするので「すみません。保健室行ってきていいですか?」と言いました。

 

すると担任の顔が冷たい顔に一瞬で変わりました。「なに?授業は?サボるの?」僕の時間はこのとき止まりました。周りの空気はどうだったかはわかりませんが、多分凍っていたんじゃないですかね。

結局僕はその体育の授業を最後までやりました。その後の授業もしっかり受けました。足がズキッズキッと響いていましたが、保健室に行ったら怒られると思い放置しました。

 

家に帰り靴下を脱ぐと母親が悲鳴をあげます。「どうしたの!?この足!?」足首がかなり腫れていました。

僕は学校からの帰り道に捻ったと咄嗟に嘘をついてしまいました。担任とのやりとりを親に知られたくなかったからです。(過保護に育てられたので、担任のことを言うと親は絶対学校に怒鳴り込みに行くとわかっていたし、そんなことをされたら担任も困るだろうと思ったからです。)




すぐに病院に行きました。見事に折れていました。「よくこんな状態で歩いて帰ってこれたねー。痛かったでしょ?」と医者からは言われました。(そのときは多分それほど痛くなかったと思います。何時間かズキッズキッ状態で放置していたので麻痺していたのだと思います。)

 

翌日これ見よがしに松葉づえをついて登校しました。

 

両親は送り迎えをすると言ってくれたのですが、担任への嫌味も込めて拒否しました。杖を使うことには慣れていたのですが(僕は少し身体に障害があります。)、さすがに学校までの道のりを歩くのは大変でした。2キロくらいの距離です。

学校に着き、ホームルームが始まります。担任がなんて声をかけてくるか楽しみだったのですが(僕の性格歪んでますね。)、担任はびっくりした表情をして「足、、、どうしたの??」だけでした。

 

 

『いや、あんたがサボるなと言った結果がこれだ!!』

 

 

・・・と言いたかったですが、腹が立ちすぎて言葉が出ませんでした。

 

いまだにこの担任の対応には納得ができていません。この担任とは他にも色々ありました。相性の問題か、なにか恨みをかうようなことをしたのかはわかりませんが、その当時は学校に行くのが憂鬱でしたね。

『またあの担任の相手をしないといけないのかー。』と。

 

休む選択肢はまったくなかったですね。

 

 

なんか休んでしまうと負けた気がして。

 

 

普通に登校して相手にしないことが、一番相手にとってむかつくことだろうと思っていましたし。(ほんと、嫌な子どもです。)

 

他の子にはどうだったかは覚えていません。『当時は僕ばっかり』と思ってましたが、他の子にもこんな感じだったのかもしれません。

小学校の先生の中で唯一嫌いな先生で、大人になるまでに一番嫌いな人間です。

 

余談ですが、僕の小学校の思い出の半分くらいはこの担任との思い出が占めています。友だちとの思い出でもなく、好きな女の子の思い出でもなく、僕をいじめてきたヤツとの思い出でもありません。

 

この担任の顔、声もしっかりと覚えています。フルネームも漢字で書けます。他の担任の顔はもううろ覚えで、名前なんて名字を思い出すのがやっとなのに。この担任の顔は一秒で鮮明に思い出せます。

あれから数十年も経っていますが、今でも町で会ったらわかる自信があります。むこうは僕のことなんか忘れているでしょうが、された方はいつまでも覚えているんですよ?

 

 

・・・

なんか怖い文章になってしまいましたね。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。

 

 

最後に僕の意見です。

 

 

ありえない対応をされたときは思いっきり怒っていいと思います。

 

 

変に我慢してしまうといつまでも後を引きます。

 

 

僕もここに書くことになるぐらいなら、『なんであのとき文句の一つも言わなかったんだ!』と自分に怒りを感じています。

 

ありえない対応をされたときは我慢せず、自分の意見を言いましょう。

 

 

こんなことを何年も覚えてしまうようになるなんてアホらしいでしょ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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「ちゃんとやれ!」はアドバイスではない。指導力がない人の言葉!

皆さんは「ちゃんとやれ!」って言われたことはありますか?

これを言われることなく通過できる人もいると思いますが、この壁にぶち当たってしまう人もいます。

 

相手が求めていることにこちらが追いついてないときにこの言葉は使われます。




一番はやっぱり仕事関係で言われることが多いですかね?
次は親子や嫁姑関係で。

 

「ちゃんとやれ!!」

 

 

皆さんはこの言葉を聞いたときどう思いましたか?

 

 

もちろん自分に原因があることがはっきりしており、自分でも『失敗してしまったなー。ちゃんとやらなかったなー。』と自覚できているときは素直に言葉を受け止めて反省できると思います。

 

ですが、そうじゃなかった場合はどうでしょう?

 

『ちゃんとやれ!!ってちゃんとやってるじゃん!!』って思いません?

 

 

ちゃんとやってそれなんですよ。

 

 

もしちゃんとやっていると思っているのにこれを言ってくる人がいるのなら、『なら、その具体的な方法を教えろ!』なんです。

 

 

「ちゃんとやれ!」って言葉はアドバイスでも指導でもありません。

 

 

一番近い言葉はクレームです。

 

 

クレーム処理班になるとこの言葉、ものすごく聞くらしいです。

こちらとしてはちゃんとできることはやっているのに、それでも相手の怒りがおさまらないのでかなり大変とのことでした。

 

学校などの教育現場でも「ちゃんと指導して!」と親から忠告が来るそうなんですが、ちゃんと指導しようとしても、「体罰だ!」、「指導方法が不適切だ!」と指導方法に抗議が殺到するらしいです。適切な対応が難しいと知り合いは言っていました。

 

 

「ちゃんとやれ!!」はアドバイスではなく、クレームなんです。

 

 

もちろん、ちゃんとやるやり方を教えてくれた上での「ちゃんとやれ!!」は違いますが、具体的な方法も言わずに、こちらができることをやった上での「ちゃんとやれ!!」はクレームです。

 

 

でもそのことに気づかない人も多いんですよね。

 

 

「ちゃんとやれ!!」を指導だと勘違いしている人もたくさんいます。

「ちゃんとやれ!!」の一言で指導をしたと思い込んでいる指導者もたくさんいます。

 

 

「ちゃんとやれ!!」って言ってくる人って自分より立場が上の人が多いんですよ。

 

中学校のクラブ活動で3年生が1年生に「ちゃんとやれ!!」とは言えても、1年生が3年生に「ちゃんとやれ!!」とは言えないでしょう?

言ったとしたら『生意気なヤツだ!!』とマークされます。

 

階級制があり、下の者は上の者に「ちゃんとやれ!!」とは言えません。心の中で『ちゃんとやれ!!』と思うことはできても、本人を前にして面と向かって「ちゃんとやれ!!」とは言えません。

そんな上の人が相手です。

 

 

さて、あなたは、そんな上の人に対して、「ちゃんとやれ!!」と言われるようなことをわざとやったのでしょうか??

わざわざ注意されるようなことを意図的にやるでしょうか??

 

違いますよね?

 

 

ちゃんとやってこれなんです。

 

ちゃんとやった結果がこれなんです。





なのにちゃんとやれって・・・

『ちゃんとやってるじゃねーか!!』って言いたくなりますよね。

 

「ちゃんとやれ!!」は助言でもアドバイスでもありません。

 

 

むしろそれを放棄した正反対の言葉です。

 

 

野球選手とかで全然ヒットも打てず、三振ばかりしていると観客席からヤジが飛んでくることがあるらしいです。

「ちゃんとやれ!!」、「ちゃんと打て!!」って。

 

 

こんなの素人でも言えるでしょう?

 

 

僕でも言えます。「なにやってんだ○○!チャンスなのにー!ちゃんと打て!!」って言えます。もちろん自分では打てないですが、口で言うだけなら簡単に言えます。

 

 

さて、「ちゃんとやれ!!」は指導でしょうか??

 

こんなヤジと同レベルが指導になるんでしょうか??

 

 

僕はむしろ恥じることだと思うんですけどね。指導で「ちゃんとやれ!!」としか言えないことは。

 

 

だけどこの言葉をよく使う人はそのことに気づきません。

 

 

しかもしっかり指導した気になっています。

 

 

もしあなたが後輩を指導するなら、どうすればちゃんとできるようになるかを教えてやってくださいね。

じゃないとこんな勘違いした恥ずかしい人になってしまいます。

もちろん、相手もあなたにいい印象はありません。

恐らく嫌われている、苦手とされていると思います。

ちゃんと具体的な方法を相手が理解できるように教えてあげましょう。

 

 

さて、こんな困った「ちゃんとやれ!!」指導の人なんですけど、言われ続けていると意外とへこみます。

ほめられることもなく「ちゃんとやれ!!」ばかり言われてきたら、自己肯定感が弱くなっていきます。

 

 

ですが、あなたは落ち込む必要はないんですよ?

 

 

むしろその指導者が落ち込むべきことなんです。

 

 

ちゃんと教える能力が指導者にないのだから。

ちゃんとやることができていないのは指導者なのだから。

 

 

「ちゃんとやれ!!」なんてね、誰でも言えます。

 

 

そのことに知識がなくても言えます。

自分はできなくても相手には言えます。

素人でも言えるんです。

 

 

そんな言葉で指導した気になっている指導者は、本当に必要ですか??

 

 

そんなことしか言えない指導者の代わりなんて、ごまんといます。

むしろ専門家である必要すらありません。

 

 

「ちゃんとやれ!!」を口癖のようにあなたに言ってくる人がいるかもしれませんね。

 

でも、そんなに気にしなくていいですよ?

その人は、自分が教える能力がない無能な存在であることを、周りに披露したいだけなんです。

 

もしあなたが、その人の上に立つようなことがあれば、指導の仕方をその人にちゃんと教えてあげてくださいね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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当たり前の生活が一変。障害を受け入れる過程。』という記事で書きましたが、僕は生まれつき障害があります。

日常生活はほぼ問題なくできるんですけどね、それ以上のことを求めることは無理なんです。

なにかの専門家やプロを目指すのなら、僕は生まれつきなれないんです。

医師からもしてはいけないこととして指導を受けています。




まあ、ぶっちゃけると身体面での障害なんですが、軽く走ったり、軽く運動するくらいなら問題がないんですが、それ以上を目指したら障害が足を引っ張るんです。

上達するために真剣に練習をしたり、クタクタになるまで運動をすると身体に悲鳴がきます。

全身に電気が走るんです。

 

痛み自体は今は慣れてそれほど痛いとは感じなくなったんですけどね。

子どもの頃は痛みで眠れないなんてこともありました。

 

あれですね。筋肉痛が一番わかりやすいかもしれません。

あれに似た痛みが襲ってきます。あれより何倍か強い痛みで。つき指ぐらいの痛みですかね?

 

筋肉痛なら2~3日もあれば治るけど、僕の場合は一度なってしまったら治すのに最低でも2週間ぐらいはかかりました。

治りきる前にまた少し無理をして数ヶ月かかったこともありますね。

 

 

日常生活を普通に過ごすだけなら問題はないと言われていますが、意外とこれぐらいの障害でも足を引っ張ってきます。

 

 

運動方面でのプロ選手はまず目指せませんし、身体を酷使する仕事にもつけません。

 

できる選択肢が人よりも少ないんです。

 

 

でも僕は、小さい頃は自分がそのことで損をしているとか、不幸だなんて思ったことはありませんでした。

 

物心つく前に教えられていたので、わかっていたからです。

 

 

体育の授業とかで負けん気を出してやり過ぎてしまい、何週間か体育の授業は欠席なんてこともありました。

小学校のときのマラソン大会とかが多かったですね。短距離走は学年でも最下位争いをするほど遅かったのですが、長距離走は得意だったんですよ。(このブログでもマラソンを例えにしていますが、好きではありません。むしろ嫌いでした。マラソン好きの人ごめんなさい!)

 

普通に持久力が人よりも優れているとか、そういう理由ではありません。ただの根性論です。

小学校のマラソンのペースって先頭の子たちでもそれほど速くはないんです。短距離走の全力疾走よりペースが速いなんてことはありません。

皆が短距離走の4割ほどのペースで走っていたとしたら、僕は短距離走の7割ほどのペースで走っていただけです。

 

で、結果、無理をしてしまって、あとで身体に響くと。

 

 

そのときに決まって聞かれるんですよ。「お前、元気なのになんでサボってるんだ。」って。

 

 

書き忘れましたが見た目は僕、普通の人とほとんど同じなんです。中身が少し違っているだけで。

 

普通に学校には元気に登校して、熱や風邪といった症状もない。なのに体育の授業だけ休むんです。さぼりと思われても仕方ありませんね。

最初は「ちょっと調子がよくないからー。」みたいな感じで流していたんですが、それが何回もとなると子どもは疑問に思うんですよね。(僕は『別に知られるのが嫌だ。隠していたい!』と思っていたわけではなかったと思います。ただ一から事情を説明するのが面倒くさかっただけです。)

 

そのことに気づいた担任がある日ホームルームをしました。「実は◯◯君は生まれつき障害があって、、、」と、ご丁寧に説明してくれました。

その日からクラスの子の僕を見る目が変わりました。こっちを見てヒソヒソ話をしていたかと思うとこっちが視線を送ると目をそらす。同情とどう接すればいいかわからないという戸惑いの視線ですね。

 

 

そのとき、僕はショックでした。初めて自分が障害者であることに気づいてしまったんです。

 

 

こういうことを書くと障害を持っている人に失礼かもしれませんが、このときに僕は障害者にさせられました。





中学や高校に行くとますますできないことが増えていきます。体育の授業だからといっても、小学生の頃と違い男女が別れ、かなりしんどくなりますしね。

 

不甲斐ない自分を実感します。

 

体育は嫌いでしたが『さぼれてラッキー』という思考になったことはありません。

 

 

成人になると仕事の面で悩みます。なにがやりたいかではなく、自分でも一人前に他人の手を借りずにやりきれる仕事にはどんなものがあるかで探しました。

 

20代も中頃になると結婚も考えるようになります。みんな僕が障害者であることを知りません。結婚を考えていた女性に自分が障害者であることを告げます。

 

僕の一番怖いところは、この障害は遺伝性です。子どもにも遺伝をする可能性があります。

 

そのことを女性に告げました。怖くて震えて。緊張で声が裏返ってカミカミしながら。

でも『きっとわかってくれるはず。』という期待を込めて。

 

 

その女性は僕から離れていきました。

その女性は数年後、障害もない健常者と結婚しました。

(僕がいつもブログに書いてある『彼女』とは違う人です。この時点ではショックもありましたが、まだ心は折れてません。)

 

 

そのときは、正直悔しかったです。障害を理由に断られたから。自分ではどうすることもできないことで、自分にはないものを持っている人が選ばれたのだから。

 

 

でも、それも当然だと思うんですよ。自分の子どもは障害がなく生まれてほしいって親なら誰でもそう思うと思います。

 

ただ、そのときは将来が怖かったです。

『僕は結婚できるのだろうか?』とか、『子どもができたとき障害を持っていたらやっぱり母親は悲しいんだ。』とか、なにより自分の子どもが僕の障害を遺伝して生まれたときに『本当に好きになった人に障害を理由に断られるなんて、こんなつらい思いを子どもにもさせないといけないのかもしれないのか。』と。

将来が不安で『僕を受け入れてくれる人なんて現れるだろうか?』とか、『子どもにこんな思いをさせてしまうなら、僕は子どもを作らない方がいいんじゃないか?』とか、不安で泣けてきたこともあります。

 

まあ、今から思えばこれも僕が心が弱ってしまったことへの一因というか、最初のきっかけだったと思います。

 

 

障害がハンデになることは現実問題としてあります。

 

 

変に気を遣われることもあるし、避けられることもあります。

生まれた赤ちゃんが障害持ちで、つらい想いをしたお母さんもいるでしょう。

 

高齢出産では「障害のある子が生まれたらかわいそうだから。」と堕胎する人も多いようです。

 

 

だけどね、僕から言わせたら

 

『お前が決めるな!!』なんですよ。

 

 

障害はハンデになる。これはたしかです。

障害にハンデなんかありませんなんてきれいごと言いません。

 

 

実際につらい思いをしたことも何度もあります。

 

 

でもね、それをかわいそうかどうか決めるのは本人なんですよ。

 

 

周りはもちろん親にさえ、子どもがかわいそうと決めつける権利はありません。

少なくとも僕は、障害があるけど幸せな生活ができていました。(ここで過去形になってしまうのが悲しいところなんですが、これから絶対に幸せになってやります。)

 

障害者はかわいそうとイメージするのは勝手ですが、それを押し付けるのは違うと思います。

 

そこは本人が決めるべきことですよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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何をやっても疲れる。何もしないのに疲れる。休んでも回復しない時は?

皆さんは何をやっても疲れる状態を体験したことはありますか?

それならまだいい方で、何もやってないのに疲れることってありませんか?

 

これって、精神力を使い果たしてしまったときになる症状なんです。

 

心がしっかり休めていないときにこの状態になります。

心が熱を出しているときに起こります。




こういうときはね、まずはゆっくり休むことが必要になります。

 

「ストレスを発散させるために遊びに行こう!」とがんばって出掛けても逆効果なんです。

家に帰った後で『今日は楽しかったー!』と思うことなく、『あー、今日も疲れたなー。』なんです。

 

休日ではなく働いているのと同じなんです。

 

 

だから何をやっても疲れるときは、何もしなくてもいいときなんです。

 

 

ゆっくり休んで疲れをとるときなんです。

 

 

でもね、この状態まで来てしまったら1つ問題ができるんですね。

 

 

それは、、、

 

何もしなくても疲れるんです。

 

 

身体的には1日ゆっくりして休めたはずなのに、休む前より疲れたと感じてしまうんです。

 

 

それは、心が休めてないからです。

 

 

何もしていない自分を、心が許せてないからです。

 

 

普通ならね、グータラ生活ってかなり贅沢だと思うんですよ。

ベッドに横になりポテチをポリポリ。コーラを飲みながらテレビやゲーム。尻をボリボリ掻きながら大あくび。

 

かなり贅沢ですよね?

 

贅沢なグータラです。

 

でも、その贅沢なグータラを楽しめないんです。

 

 

『何かしなくてはいけない!』、『遊んでいる暇なんかない!』、『このままじゃダメになる!』と焦っているから。

映画を2時間見ても『あ~、面白かった!』ではないんです。『2時間も時間を無駄にしてしまった!どうしよう?』なんです。

 

あなた自身、今の自分を不甲斐ないと思っているときにこういった思考になります。

 

 

何かしなければいけない思考に迷い込んでいるときに、何もしなくても疲れる状態になってしまうんです。

 

 

何かをやっても疲れて、何もしなくても疲れて、どうすればいいんでしょうね??

 

何をやっても疲れて何もしなくても疲れてって、それって生きているだけで疲れるってことなんですよ?

ただ起きているだけで疲れるんです。

 

この世界から「お前なんかいらない!」と拒絶されているんでしょうか?

 

 

こういときってリラックスすることが重要になります。

 

あまり考えすぎても頭がパンクします。

頭を空っぽにして、のほほんとすることが大切です。

 

でもね、なかなかその境地にはたどり着けないんですよね。

 

 

心が疲れてないときはわりと簡単にというか、意識しないでもできることなのに、心が疲れているときは意識をしてもうまくできません。

のほほんとしよう、あまり考えすぎないようにしようと思っても、リラックスはできません。

 

リラックスするときってほとんどが無意識なんですよね。

その無意識を意識的にするって矛盾してるでしょ?

 

 

難しいです。



心では難しいので身体を使います。

 

 

まずは目をつむり全身の感覚をひろってください。『だるー。』とか『重ー。』という感覚を感じられると思います。その情報を脳に送り、頭で自分は疲れているんだということを認識してください。

それを認識することができたら次のステップです。鼻からゆっくりと大きく空気を吸い込みます。吸った空気を全身に流すイメージをしてください。全身にいきわたったところで、今度は口からゆっくりと空気を吐き出します。身体中の空気を全て吐き出します。

全ての空気を吐き出すと口がおもいっきり周りの空気を吸収しようとします。そのときの一瞬を集中して感じてください。そしておもいっきり吸った空気をゆっくりと吐き出します。

 

これがワンセットです。

 

 

これを一日に数セット繰り返してください。

 

 

時間帯は別にいつでもいいです。

 

 

『少ししてみようかな。』と思えたときでいいです。

毎日する必要もありません。

 

気がのらないときや呼吸をわざわざするのも面倒くさいときは、休んでいただいてかまいません。

無理をする必要はありません。

 

 

これなら簡単だと思うかもしれませんが、実際にこれをやってみると結構面倒くさいです。

ある程度回数をこなしていかないと効果が出てこないのですが、その効果が出るまでにやめてしまう人も多いと思います。

 

そしてなにより、なにもしていなくても疲れる状態のあなたは、このただの深呼吸にさえ疲れてしまいます。

 

 

ほんとね、『自分でも一体どうしてしまったんだ?』、『もうすぐ俺死んでしまうんじゃ・・・』と感じるくらい体力が低下しています。

 

 

だから自分にできることから少しずつしていきましょう。

 

 

いきなり身体を動かすことはしなくていいです。

歩くのはトイレに行くのと浴室に行くだけで十分です。

 

散歩なんて重労働をする必要もありません。

 

 

そう、今のあなたには散歩すら重労働なんです。

ジョギングとかならともかく散歩が重労働なんて、ほんと常識的に考えられないですよね。

 

それほどあなたは疲労がたまっているんです。

 

それほどあなたは無理をしてきたんです。

 

 

だからできることから始めましょう。

 

 

それが深呼吸です。

 

 

体力をつけるためにジムに行くなんてバカなことをしてはいけません。行くなら全開になってから思う存分行ってください。

散歩をして外の空気にあたり、景色を楽しもうなんてことをしてはいけません。たかが散歩と思われるかもしれませんが、散歩って意外と体力を使います。

 

あなたはヨボヨボのお爺さんです。

あなたはシワシワのお婆さんです。

 

ある程度の期間はそう思って生活してください。

 

 

一人でできて当たり前という概念を消し去ってください。

 

できなくて当然とくらいに思ってください。

 

 

大げさで遠回りをしていると感じるかもしれませんが、これが一番の近道だと思います。

 

何をしても疲れるのなら、何もしないでいましょう。

何もしないでも疲れるのなら、何も考えないようにしましょう。

 

 

簡単そうに書きましたが、これ、めちゃくちゃ難しいですよ?

 

でも、ここまでがんばってきたあなたならきっと、乗り越えられると思います。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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何もする気になれない。何もやる気になれない。もう動けない。

死にたい衝動に襲われる!生きているのが辛くてたまらない!

自分が悪いことをした、責められている気がするのは何故?答えは・・・

皆さんは特に悪いことをしたわけでもないのに、自分が悪いことをしてしまったような気がすることってありますか?

相手は別に責めているわけでもないとわかっているのに、すごく責められているように感じたことってありますか?

 

これって大変なんですよね。




何気ない日常が変化してしまいます。

自分の居場所がなく安心感が得られません。

 

そしてそんな弱い自分にダメ人間というレッテルを自分で貼ってしまいます。

 

 

その後は下降一直線です。

 

 

居場所がなくて不安でビクビクする。

ビクビクするから相手もイラついて、必要以上に攻撃的な態度になってしまう。

怒られるから自信がなくなり、誰も自分のことなんか必要じゃないんだと感じてしまう。

 

自分の殻にとじこもってしまう。

被害妄想もどんどん強くなります。

周囲との温度差もどんどん広がっていきます。

 

 

自分さえ普通に受けとることができて反応することができたらいいのに、それができなくてますます周りに迷惑をかけていると感じてしまいます。

 

 

特に何も言われていないのに、自分はここにいたらいけない気がする。

周りに人がいるだけで疲れてしまうようになるんです。

 

まあ、ただの考えすぎなんですけどね。

 

 

あなたがいるだけで周りに迷惑がかかることなんて、ほとんどないです。

あきらかに邪魔者扱いしてくる人がいる場合は別ですが、それはあなたに問題があるわけじゃありません。

 

 

人間を邪魔者扱いする相手に問題があります。

 

 

だけどそのことになかなか気づけません。

気づいてしまったら、なんでも人のせいにする自分がすごく身勝手な人間になってしまいそうで、気づかないふりをします。

 

 

そして自分を責めます。

 

 

邪魔者扱いしてくる人って、その人が思っている以上に冷たい言葉を投げつけてきます。

目線が人を殺せそうなほど鋭くなっています。

目線の鋭さは獲物を狙うゴルゴ13にも負けません。

 

というか、普通に勝ってます。

 

人間ってこんな冷たい目ができるのかと思うほど、恐ろしい目で射貫かれます。

 

 

あなたはそんな人をかばって自分を傷つけているんですよ?

 

 

邪魔者扱いしてくる人には遠慮することはありません。

もう少し態度で示してやりましょう。

 

少なくとも『いつも自分が悪いんだ。』と思い込んでしまうほど、遠慮はしなくていいです。



問題なのは、周りはいい人たちばかりであなたにも優しく接してくれる場合です。

 

そんな本来なら過ごしやすい環境の中にいるにも関わらず、『僕が悪いことしている。』、『私はこの中にいたらいけない。』と思ってしまう場合です。

いい雰囲気だからなじめて当然で、もっと甘えられる環境のはずなのに、『居心地が悪い。』と感じてしまう場合です。

 

そんなこと思うことがあるのかと思う人も多いと思いますが、そんなことになってしまうこともあるんです。

 

 

それはね、

 

『こんなにいい人たちに囲まれているのに、俺は迷惑ばかりかけている。』、『こんなに自分のことを受け入れてくれそうな人がいるのに、そんな人に対しても私は本性を出せないのか!』

 

といった罪悪感です。

 

 

『いい人たちに囲まれているんだから、自分は居心地がいいと、幸せだと感じなくてはいけない。』と思っているんです。

けど、それを感じられないから自分はダメだと思ってしまうんです。

 

 

ほんと、面倒くさい人ですよね。

 

そんな面倒くさい人たちにはっきりと言っときます。

 

 

いい人たちに囲まれていても、居心地が悪いと感じていいんです!!

 

 

あなたの自由です!!

 

 

失礼でもなんでもありません。

 

 

自分が悪いことをしている気がしてしまうと、すごく気疲れしてしまいます。

仮にあなたの思い込みであったとしても、自分が責められていると感じるような雰囲気の中で過ごすのは、体力と精神力をものすごく消費します。

 

居心地が悪く疲れやすい。

おまけに体力の回復も遅いです。

そして身体能力の低下に伴い心も弱っていきます。

 

 

これの厄介なところは、この状態に慣れてしまうとどこへ行っても発症します。

 

 

場所を変えたからといって治らなくなってしまうんです。

既にあなたの習慣になってしまっているんですね。

 

 

これを解決する方法は、

 

 

『私はなにも悪くない!誰からも責められていない!仮に責めてくる人がいたとしても、その人が悪い!!』と開き直ることです。

 

まあ実際、なにもしてないのにあなたが悪いなんてことありません。

開き直りというか、ただの自意識過剰をやめるだけです。

 

 

あなたは優しい人ですね。

 

 

普通なら『いい人たちに囲まれているのに、居心地が悪い。自分はなんてひどい人間なんだ!』なんて面倒くさいこと考えもしません。

もっと自分の感覚を信じたらいいと思います。

 

いい人たちに囲まれていても居心地が悪ければ、離れればいいんです。

悪い人たちに囲まれて落ち着くのなら、そのグループに入っていいんです。

 

小難しく考える必要はありません。

あなたの直感、インスピレーションに従えばいいんです。

 

いい人たちに囲まれていたら笑顔にならなくちゃいけないなんてことありません。

悪い人たちに囲まれたら笑顔になっちゃいけないなんてことありません。

 

 

どういう風に感じようがあなたの自由ですし、そのことで他人がとやかく言う権利なんてありません。

 

 

あなたが実際に何か悪いことをしているのなら責められることもあるかもしれませんが、あなたは何も悪いことをしていないんでしょう?

悪いことをしている気がするだけでしょう?

 

なら堂々としていたらいいんです。

 

そこまで他人のことを気遣っていたら疲れてしまいますよ?

他の誰でもないあなたの人生なんです。

 

主導権はあなたが持っていていいと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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