弱くて無様で格好悪い自分。こんな大人になんかなりたくなかった!

皆さんは自分のことを弱い人間だと思ったことはありますか?

皆さんは自分のことを無様な人間だと思ったことはありますか?

皆さんは自分のことを格好悪い人間だと思ったことはありますか?

 

というか、現在進行形でそう思っていて悩んでいるのかもしれませんね。

だからこの記事を読まれているのかもしれません。




ほんとね、強くて格好いい大人になりたかったですよね?

 

僕なんか子どもの頃の理想の大人とは対極の位置にいます。

弱くて格好悪くておまけに無様です。

『あんな大人になりたくないなー。』って思ってた大人になってしまいました。

『こんな格好悪い大人にだけはなりたくない!!』と軽蔑していた大人になってしまいました。

 

 

皆さんもそうじゃないですか?

 

 

自分の中でなにか基準とするものをずっと持っていて、それをこなせる大人になれてないから悩んでいるんじゃないですか?

理想と現実のギャップといいますか・・・

 

 

皆さんは理想の場所を目指していたのではないですか?

 

 

現実はほんとに厳しいですよね。

『どこをどう間違ったらこんなところに来てしまうんだ!』と自分でもわからないくらいの場所まで来てしまいました。

 

ほんとに自分でも、弱くて、格好悪くて、無様で、情けなくて、と思ってしまいます。

 

 

がんばって強くて格好いい大人になろうとしていたのに、どうしてこんなところに自分はいるんでしょうかね?

 

 

どこをどうやったら、ここまで無様になってしまうんですかね?

ほんと、ここまで来てしまったら情けなくて笑えてきます。

 

でもね、

 

あなたは弱い人なんかじゃないですよ。

あなたは格好悪い人なんかじゃないですよ。

 

弱いのは闘いもしなかった人です。

格好悪いのは闘いもしなかった人です。

 

あなたは弱い自分としっかりと向き合っています。

あなたは格好悪い自分としっかりと向き合っています。

 

 

ほんとね、

 

弱い自分なんて見たくないんですよ。

格好悪い自分なんて見たくないんですよ。

 

だから全力で見ないようにするんです。

弱い自分を。

格好悪い自分を。

 

普通の人は無意識化でこれをやっていて、自分が弱いことにも、自分が格好悪いことにも気づきません。

あなたは弱くて格好悪い自分としっかりと向き合うことができています。

 

 

それだけでも十分あなたは強くて格好いいです。





少なくとも自分の弱さから目をそらして蓋をする人なんかよりはよっぽど。

 

さて、そんなあなたなんですが、もう一段階上に行く方法があります。

すごく強くて、すごく格好いいあなたになれる方法があります。

 

 

それは、

 

自分の弱さと格好悪さを受け入れることです。

 

 

これが難しいんですよね。

僕も何年も前から挑戦してますが、いまだにできていません。

 

弱さと向き合うということは、どうしても自分のダメなところが見えてしまうんですね。

(この場合、自分が勝手にダメなところと思い込んでいるだけで、周りから見たらそこがあなたのいいところなときもあります。)

そのダメなところを受け入れることが、自己肯定感が低いと本当に難しいです。

 

 

僕の話になりますが、僕は20代までは自己肯定感、めちゃくちゃ高かったです。多分普通の人よりも高かったと思います。

実際の能力値が高かったわけではありません。能力値はほとんどが平均点以下です。

でも自分を認める能力だけは平均点以上あったんだと思います。

 

マイペースで周りを気にせず、できないことは受け入れ周りを頼り、みたいな感じであまり疲れない生き方をしてきました。

もちろんそういった態度が嫌われる原因になることもあるのですが、『嫌いになるならなればいい。別にあんたらにどう思われようがかまわない。』と他人に合わせることは少なかったです。で、そんな僕でもいいという人が周りに残ってくれました。

 

そのぶん気を遣わないといけない場面や場所では人一倍気を遣っていましたけどね。「すごく気配りできるんだねぇ。」とよく言われてました。まあ、要領がよかったんですよ。

昔は。

 

疲れることも少なかったし、リラックスできるところではダルダルで、締めないといけないところではしっかりするという感じでした。

 

 

これって自分を認められていたからできたことなんですよね。

 

 

弱い自分でもいい。そこがいい。

格好悪い自分でもいい。そこがいい。

なんか、ナルシストみたいな文になってしまいましたが『自分はダメだ!!』と思ったことはほとんどなかったです。心の底から思ったことは多分一度もなかったと思います。

 

なにもできないのにすごい自信家だったんですよ。

 

 

皆さんが目指すべき場所はこの状態だと思います。

 

 

僕が言うのもなんですが、当時の僕、めちゃくちゃ生きやすかったですよ。

自分を追いつめることなんかほとんどなく、楽で楽しい人生ができていました。

こんなにも毎日思い悩んで、自分を否定することもなく、能天気な人生を過ごせていました。

 

当時は当たり前すぎて気づかなかったのですが、おそらく充実した人生だったのだと思います。

『退屈だー。』なんてこと思ってましたけどね。

退屈が贅沢なものだと後になってわかりました。

 

ちょっと話がそれてしまいましたが、あなたには昔の僕のような生活を送ってほしいと思います。

 

こんなにも自分の弱さが嫌いなのに、真摯に向き合ってがんばっているあなたには。

 

『なんでこんなに弱いんだ!』と苦しんでほしくありません。

この苦しさ、多分なったことがある人にしかわからないと思いますが、ほんっとーうに強烈ですよね?(笑)

その苦しみから目をそらすことなく闘っている自分を、ほめてあげてはいかがですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



どうしてこうなった?こんなはずじゃなかったのに・・・

どうして自分だけこんな目に。悲劇の主人公になってしまったら?

ありのままの自分でいいって本当?こんな自分認められない。

自分さえ頑張っていればこんなことには・・・全部自分が悪い!!

何もできない自分が情けない!向上心がない自分に怒りが湧く!!

泣くのは恥ずかしいこと?すぐに泣いてしまう自分が情けない。

楽しいことなんて全然ない、生きていても辛いだけ思考になった時は?

自分が憎くて許せない!どうしてこんな自分が生きてるの?

心が打たれ弱くなったのは強い心だったから!自分を追いつめないで!

ありのままの自分を受け入れられないのは何故?受け入れる方法は?

家族が鬱病にかかったら?やっていいこと。やったら駄目なこと。

皆さんは家族の人がうつ病にかかったことはありますか?

うつ病というのは知っているけど、どこか自分とは遠い世界の話だと思っていたのに、自分の身近な人がうつ病になってしまったことがありますか?

 

これね、かなり大変なんですよね。




もちろん、うつ病にかかっている本人も大変です。

 

 

でもそれに負けないくらい家族も大変なんです。

 

 

なかには引きずられてしまい、自分もうつ病になってしまうケースもあります。

 

 

対応の仕方を間違ってしまうと、ほんとに大変なことになります。

 

 

今回は、もう最初に結論を書いちゃいますね。

 

 

家族がうつ病にかかってしまったときにした方がいい対応は、

 

なるべく態度を変えない。

 

いつも通りに気楽に接する。

 

この二つですね。

 

 

うつ病の人ってすごく不安なんです。

 

 

自分がすごく変化していることがわかるから、不安で不安で仕方ないんです。

 

 

そして罪悪感がすごいんです。

 

 

うつ病と診断されて『よかったー。うつ病だー。』と安堵する人って少ないんです。

うつ病と診断されてまず第一に思うことは『どうしよう!?家族に迷惑をかけてしまう!!』、『どうしよう!?会社に迷惑をかけてしまう!!』といったように、自分のことよりも他人のことが頭に浮かぶんですね。

 

いや、他人よりも自分の心配だけしてろ状態なんですが、うつ病にかかってしまう人って自分よりも周りを大切にするんですね。

それで自分を大切にしないなんてバカげた話ですが。。。

 

そんな人たちがうつ病にかかりやすいんです。

 

 

そんな人たちに対して家族が急に不自然なくらい優しくなったらどうでしょう??

 

 

『やったー!みんな優しくしてくれるー!!』と思うと思いますか?

 

それよりも『わたしがうつ病になんてなってしまったから、家族に気を遣わせている!!』と思ってしまう人の方が多いと思います。

 

 

うつ病の人は過敏に反応します。

 

 

そんなことでと思ってしまうようなことでも、自分を責めます。家族が態度や行動を急に変えると真っ先に反応します。

それだと治りが遅くなってしまいます。

 

うつ病の人には「ゆっくり治せばいい。」、「わたしたちがいるかんだからあなたは大丈夫だよ。」と態度で、行動で、言葉で、時間をかけて何度も伝えてあげてください。

決して見捨てない。帰るべき場所があることをうつ病の人に数ヶ月、数年をかけて伝えてください。

 

実際ね、うつ病って簡単には治りません。何年、何十年も闘病生活をしている人もいます。一度なってしまうと再発もしやすくなりますし、完治というのはないかもしれませんね。

うつ病はすぐ治るという間違った認識も広がり始めましたが、焦らないでください。

 

 

実際うつ病になった僕が断言します。

 

うつ病は短期間では絶対に治りません!!

 

そんな簡単な病気じゃありません!!





芸能人とかでも精神の問題で休業しますという人がいますよね?

それで数ヶ月で帰ってきて生き生きとしている人。

あれを見てショックを受けたことはありませんか?

 

『あの人たちはたった半年で復活したのに、わたしは七年もかかってもまだ治せないでいる。』みたいな感じで。

その人たちはうつ病に最初からかかっていなかっただけです。

前段階だっただけです。

 

だからうつ病で闘病中の方、家族の方、安心してください。

 

 

治らなくて正常です。

 

 

一年も経たずに治るならそれは、最初からうつ病じゃなかっただけだと思います。

もちろんね、一年待たずに復帰した人も精神的にしんどい思いをしているのは間違いありません。

最初はがんばって無理して仕事復帰しているのは間違いありません。

 

その人たちが決してさぼりだと言うことではありませんが、うつ病になったら表情を出すことができなくなるんです。

笑えなくなるんです。

無理したら笑えるなんてレベルじゃないんです。

 

 

うつ病との闘いは何年も、何十年もかかると思ってください。

 

その間に色々な試練があなたたち家族を襲います。

 

 

そしてその間に絶対にやってはいけないことは

 

「お前ならできる!がんばれ!!」と励まさないでください。

 

あなたから見たらその人は、テレビをボーッと見てるだけでなにもしてないように思うかもしれませんが、違うんです。その人はがんばってテレビを眺めているんです。これは本当です。既に精一杯がんばっています。

 

 

『わたしが絶対にうつ病を治してやる!!』

 

これ、絶対にやめてください。大事な人だから『絶対になんとかしてやる!』と決意してしまいそうなんですが、無理です。あなたごときには治せません。逆にうつ病の人のプレッシャーにもなるし、あなたはあなたで自分の無力さを嫌というほど味わいます。あなたにうつ病を治すことはできず、逆にあなたがうつ病の仲間入りです。

 

 

家族がうつ病にかかったときは深刻になりすぎないことが大事なんです。

 

 

リラックスすることが大事なんです。

 

 

うつ病との闘いは、年月がかかります。薬を飲み始めて一週間で『うわ!ものすごい楽!!』ということはありえません。

効果が表れるまで時間がかかりますし、そもそも薬は効かない人もいます。

 

うつ病が簡単に治るような病気なら、そもそもその人はうつ病になんかかかっていません。

 

折り合いをつけてうつ病になる前に対処できています。

それができなかった不器用でどんくさい人がうつ病になってるんです。

ひどい言い方ですが。

 

責任感から逃げられなかった人、逃げようとせず真っ向から立ち向かった人が、返り討ちにあった状態がうつ病なんです。

 

 

極端な話、性格を完全に別人にしないと治らないんです。

 

半年で性格が別人になると思いますか?

一年で性格が別人になると思いますか?

三年で・・・?

 

うつ病になったあなたの大事な家族は、そんな底の浅い薄っぺらい人間なんですか?

 

 

うつ病にも段階はあります。

重度になってしまった人ほど、周りの人間はどうすることもできません。

生きていけるようにフォローするだけです。(これは身体的な意味です。病院に連れて行くなどです。)

 

うつ病の人は毎日闘っています。

うつ病の人は毎秒闘っています。

 

 

その人の邪魔をしないことがあなたのお仕事です。

 

 

そしてその人が回復しだしたときに、その人の帰る場所であることが一番大切だと思います。

助けようと出しゃばれば、うつ病の人にとってそれは負担でしかありません。

 

あなたのペースじゃなく、その人のペースで治療をしていってください。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



報われてほしかっただけなのに。どうして不幸な道ばかり選ぶの?

大切な人が苦しんでいるのに救えない!自分の無力さを思い知った時は?

どうしようもできないこと。どうにもならないこと。それでも・・・

誰も悲しまないように。優しい人ほど無理をして自分を責める。

家族が自殺した。救えなかった悲しみと怒りに向き合うには?

自分が憎くて許せない!どうしてこんな自分が生きてるの?

リストカットは死ぬための行為じゃない。生きるための行為!!

心の病はただの甘え?なったことがない人には辛さはわからない!

何もできない。迷惑をかける。足を引っ張る。生きる価値はある?

障害を受け入れられない情けない自分。どうして立ち上がれないんだろう?

いつもけなされてばかり。どこに行っても怒られてばかり。私って何?

皆さんは人からけなされたことはありますか?

一過性というか、ちょっとしたことなら経験はあるかもしれませんが、それがずっとならどうでしょう?

 

『けなされるのはできない人だからだ。』とか『常識がない人だからだ。』と思うかもしれませんが、案外そうではないかもしれませんよ?



周りの環境次第で誰でも、けなされてばかりの状況になってしまいます。

 

 

一番初めになる可能性があるのは幼少期です。

親から「俺はほしくなかったのに、お前が生んだんだから面倒はお前がみろ!」、「なんでわたしが面倒みなきゃいけないのよ!今は仕事で大事な時期なのよ!あなたがしたんだからあなたが責任をとりなさいよ!」

 

親本人は子どもに言ったつもりはなくても、子どもって意外と親の話を聞いてるもんなんですよ?

『そうか。僕がいたら邪魔になるんだ。』

心の奥底になにか大きなモノが生まれます。

 

これが夫婦喧嘩の中のほんの一時の気持ちの高ぶりならまだいいのですが、(それでも子どもはずっと覚えてます。)本当に子どもへの愛情がなく、虐待やネグレクト(育児放棄)で、ずっと継続してしまう家庭もあります。

 

 

次の機会は小学生から高校生です。

学校でイジメのターゲットに当たってしまい、クラス中からあなたは攻撃をされます。身体的なものから精神的なものまで。

 

家庭でも兄弟がいた場合、その兄弟と比べてあなたの成績が著しく劣っていたり、問題行動ばかり起こして保護者の呼び出しばかりの状況になったとき、家族の愛が平等にいかないこともあります。

親戚連中や近所など、家庭の周辺が特に目立ちます。「お兄さんはできがいいのにね~。」、「お姉ちゃんなんだから妹に負けないようにしないと!」、「あそこの子、みんな優秀なのに、3番目の子だけ・・・」など好き勝手言ってきます。

 

 

そして最後に社会人です。

入った職場で仕事についていけなかったり、コミュニケーションが上手にとれないと、周りの態度は厳しいです。先輩、同期、後輩から、それぞれの視点であなたはけなされます。

子どもの頃ならイジメという表現を使ってもいいほどの扱いを受けます。

職場の人は『給料をもらっているんだから!』とあなたをけなす理由があるんです。罪悪感なんてほぼありません。むしろ使命感の方が強いと思います。遠慮なしです。

 

 

大別したらこの3つですかね?

あとは嫁いだ先の姑からグチグチグチグチや、子どもから「汚ないんだからテメーは仕事してろ!」と家族内での孤立など、細かく分類したらもっと多くがありますが。

 

 

けなされてばかりだとね、自己肯定感がすごく弱くなっていくんです。

 

 

なにをするにも否定されているように感じます。(実際あなただから叱られたりけなされたりしている部分もあります。他の人ならスルーできることでもあなたにはしてくれません。)

 

 

自己肯定感が弱くなると自信がなくなり、何をやるにしても周りの顔色を伺いながらビクビクしないといけなくなります。

 

 

そしてそんなビクビクしていると周りは自然と攻撃的になります。(俺の方がお前より偉いんだ!と勘違いをさせてしまうんですね。)

 

すると少しの失敗でもあなたを責めてくるようになります。

 

 

判断をあおごうとすると「そんなこと自分で考えろ!」と叱ってくるようになります。

自分で考えて判断をしたら「どうして一人で決めたんだ!!なぜ報告しなかった!!」と怒ってくるようになります。



一人だけならいいのですが、それは周りに感染します。

 

 

もはやあなたはいてもいなくても同じ人間、それどころか、あなたがいない方が作業がはかどるという空気になります。

 

 

けなされて、叱られて、怒られて。

けなされないように努力して、叱られないように考えて、怒られないようにがんばって。

 

 

それでもほめられることはありません。

 

 

それでも認めてもらえることはありません。

 

 

できていないところや揚げ足をとったように、できないところばかりをみて文句を言ってきます。

それでもあなたのことを必要としてくれる空間になりません。

 

 

恐ろしい空間です。

 

 

直そうとがんばっているのに、けなされてばかりです。

どうすればいいのか考えて実践しても、叱られてばかりです。

怒られるのがもう怖くてわけがわからなくなっているのに、怒らてばかりです。

 

 

何よりも最悪なのは、これがあなたにだけ向けられている空間だということです。

 

 

『他の人が同じことをしていたって誰も何も言わないのに。』、『あの人の方がひどいミスをしていると思うのに、自分の方がきつく叱られている気がする。』などと思ったことはありませんか?

そしてそれを

 

『そんなの気のせいだ!!』と思い込もうとしていませんか?

 

 

気のせいでもなんでもないです。

実際にあなただけがひどい扱いを受けているんです。

他の人がやってもスルーされることでも、あなたがやったからという理由で怒られるんです。

 

 

ここまでくるともはやあなたの問題ではありません。

 

 

あなたの周りの人たちの問題なんです。

 

 

離れられる環境なら離れた方がいいと思います。

あなたは認めてほしいという気持ちが強いと思いますが、この人たちを認めさせるってかなり難しいです。

 

その空間では他の人はね、ちょっとしたことをしただけでプラス5点と簡単に加算されていくんですよ。

でもあなただけはちょっとしたことをしただけではプラスにならないんです。むしろマイナス3点とかになる方が多いです。

 

 

他の人は正の加算、あなただけ負の加算

 

 

なにか悪いことをすると他の人はマイナス2点、あなただけはマイナス30点。

他の人がプラス40点のことでもあなただけはプラス1点。

 

 

狂っているのはあなたじゃありません。

 

 

あなたの周囲の空間です。

 

 

そんな中、あなたはすごくがんばっていますよね?

どうか心や身体を壊される前に、離れるという選択をしていただけたらと思います。

それは決して逃げなんかではありません。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



いつも叱られてばかり。仕事をなかなか覚えられないのはどうして?

仕事に行くと吐き気がするのは気持ちの問題?適応障害はずる休み?

「こんなこともできないのか!」と叱られた時は?相手にしたら負け!

理不尽すぎる現実。言い聞かすのも疲れた。心が壊れそう。

ノロマでグズ扱いされる。頑張っているのに直せないのはなぜ?

すぐにビクビクオドオドしてしまう。挙動不審を治すにはメタ認知?

元彼、元カノといつも比べられる。ダメ出しばかりで悔しい。

孤立して集団の輪の中に入れない!自分が間違っているのか?

いじめられるのは性格の問題?いじめられる方が悪いのかな?

誰からも認めてもらえない。愛されない。寂しい心を潤すには?

頑張って生きてきた結果がこれ?周りが羨ましくて妬ましい。

皆さんは今の自分の生活に幸せを感じられていますか?

 

毎日が充実していると感じたり、日常を満足のあるものとして捉えることができていますか?

それとも幸せを感じられる状態になく、『どうしてこんなことになってしまったんだろう。』と嘆いて後悔している日々ですか?

 

これね、どちらの人もいるんですよね。




生きていて幸せを感じられる人もいるし、生きていて幸せを感じることができない人もいます。

 

生きていて幸せを感じられるのなら問題はありませんが、幸せを感じられなくなってしまったらどうでしょう?

 

 

自分の人生がひどく惨めなものに変わってしまうんですね。

 

 

そんなひどく惨めな生活を過ごしているあなた、あなたはどうしてそんな生活をしなくてはいけなくなってしまったんでしょうか?

がんばりが足りませんでしたか?

努力が足りませんでしたか?

怠けてばかりでしたか?

精一杯生きてきませんでしたか?

その差が今の違いとして表れているんでしょうか?

 

 

そんなことないですよね。

 

 

人間はね、生きている限り、自分の幸せを目指して生活しているんです。

 

 

日常の中でも自分が幸せになれるような小さな選択をしているし、人生の節目ではどれを選んだら自分が幸せになれるだろうかと真剣に悩みます。

そしてその選んだ選択に対してあなたは誠実であったはずです。

 

 

同じくがんばっていたはずなのに、一体どこで差がついたのでしょうか?

 

 

成功したと感じられるか、失敗したと感じてしまうかの違いなんですね。

 

幸せになるためにがんばって成功したら、人生はすごく充実するんです。『なにもかも楽しくて仕方ない!』と、生きている喜びを感じられます。

幸せになるためにがんばったのに失敗したら、不平と不満の日々になるんです。『なんでアイツは!』、『どうして俺は』と、生きていて惨めさを味わうんですね。

 

 

自分の人生を失敗だと捉えてしまうと、幸せそうにしている周りがうらやましくなります。

それだけに今の状態の自分が情けなくて、後悔の日々が続きます。

 

 

後悔の日々が続いているときは幸せはやってきません。遠ざかります。

というか、普通の感覚なら気づけるチャンスが、後悔で覆われているあなたには見えなくなってしまい、見逃してしまいます。

 

ほんとね、最初の歯車がピッタリと合っていればよかったんですけどね。

最初の歯車から少しずれると誤差はどんどん大きくなります。

後から戻そうにも難しく、もはや修復不可能です。

 

 

この状態はものすごくつらいです。

 

 

周りと比較ばかりして自分の惨めなところばかりを見てしまいます。

あこがれで終わればいいんですが、あこがれを通り越すと恨みや憎しみに変わるんです。

そうなると周りを妬むようになります。

性格も歪んでいきます。

 

歪んだ性格の人ってなかなか好かれないんですよね。

それがいい具合の変人具合であったら魅力になっていいのですが、度を超えすぎると魅力に思えず嫌悪しかない変人になってしまいます。

誰も寄り付きません。

離れていきます。



人間ってね、誰かに認められたいものなんですよ。

 

 

世界でたった一人でもいいから、あなたのすべてを認めてくれる人がいてほしいんですよ。

もちろん数は多ければ多いにこしたことはないですが。

 

 

だけどそこまで歪んでしまったあなたのことを理解してくれる人はなかなか現れないんです。

 

 

毎日幸せを謳歌している人からしたら、あなたは異常者です。

毎日幸せに向かってがんばっている人からしたら、あなたはがんばることをやめてしまった怠け者です。

 

あなたを理解してくれる人は、自分が幸せになることを忘れて周りを『不幸になれ!』と願える層だけです。

『その皆不幸になっちまえ!!』層と仲良くなれて仲間もたくさんできたらまだいいのですが、この層の人は普段は自分がそういう考えの持ち主であることを隠しています。

 

当然ですよね。

 

誰彼かまわず「どうして自分だけこんなに不幸なんだ!!」、「不公平だ!!お前らもみんな不幸になっちまえ!!」なんてことを大声で叫んだり、普段から口に出して言うことはできないです。

 

 

この思考にまで落ちてしまうと本当にしんどいんですよ。

 

 

周りの全てに憧れて、うらやましくて、まぶしくて、でも決してその場所にはたどり着けない。

たどり着けないことの理不尽さから周りを敵視し、恨み、憎み、妬み、そしてそんな自分を『醜い!!』と嫌いになります。

 

 

元々はね、願い事は一つだったはずなんです。

 

幸せになりたかった。

 

これだけなんですよね。

 

 

だけどあなたは幸せと感じられるものを手に入れられなかった。手に入れて大事にしなくてはいけないものだったはずなのに失くしてしまった。

まだね、若い頃なら『それを手に入れよう!』とがんばることができます。

失くしてしまった大事なものを無駄にしないためにも、がんばることができます。

 

 

だけど歳がいけばいくほど、その思考は薄れていくんです。

 

 

いままで長い年月をかけても手に入れられなかったものだから。

大事なもの過ぎて、それと同等のものをもう一度手に入れることの難しさを知っているから。

 

他人の幸福はね、

 

妬んでいいんです。

うらやましく思っていいんです。

恨んでもいいんです。

 

 

あなたはね、それが素直にできない心が綺麗な人だから、そんなにも苦しいんです。

 

 

心が綺麗すぎてそれを濁したくないんですね。

あのね、そんなものではあなたの心は濁りません。

 

というか、あなたが濁っていると思っている心で生活している人、普通にたくさんいますよ?

その人たちに対してあなたはすごく失礼な考え方を持っているんですよ?

 

 

不幸な思考になってしまうと「他人と比べるな!」、「人と比べず自分らしく。」といったようなことを言われます。このブログでも書いてます。

 

でもね、

 

どうしても比べてしまうような精神状態のときもあるわけです。

 

 

そんなときは我慢せず比べてください。我慢することなく思いっきり嘆いてください。

 

 

妬むの上等!それが人間です!!

あなたは自分に制約をかけすぎているのかもしれません。

 

自分は不幸だと思って幸せが見つけられないときは、不幸だと感じている自分のことを認めてあげてもいいんですよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



幸せになれないのは不幸になる運命?世界を恨むようになった時は?

周りが皆幸せそうに見えるのは?『自分はこんなに苦しいのに!!』

悔しくて悔しくて仕方ない!醜い嫉妬をコントロールする方法は?

自信がなくなった。劣等感の塊になったときこそポジティブ思考を!

心が病んでしまう。醜い自分は生きている価値がない。

理不尽すぎる現実。言い聞かすのも疲れた。心が壊れそう。

底辺職ってあるの?職業や自分の仕事をバカにされたときは?

何の取り柄もない私。強い劣等感から解放されるには。

頑張りが壊れる日、努力が無駄になる日、積み重ねが崩れる日。

当たり前の生活が一変。障害を受け入れる過程。

心配かけたくなくて元気を装って。天の邪鬼。後で大変なことに・・・

皆さんは心配をかけたくなくて元気を装ったことはありますか?

誰にも迷惑をかけないようにと、苦しいのに平気なフリをしたことはありますか?

 

これね、大変なんですよね。



元気を装うのって想像以上に疲れます。

 

 

その場はなんとか乗り越えてほっとした瞬間、いきなり急激な疲れが襲ってきます。

ただ普通の状態のフリをするだけなのに、まるで何時間も全力疾走をしたような疲労感がやってきます。

 

そうなんですよ?

 

あなたはずっと全力疾走をしていたんです。

 

 

一人になるまで。

誰にも気づかれない場所に来るまで。

その反動がすぐにおさまればいいのですが、無理をすればするほど疲れが抜けるのが遅くなります。

 

ひどくなれば10分だけ元気なフリをしていただけなのに、その反動で一週間寝込むなんてこともあります。

・・・
・・・

いや、そこまで我慢したらバカですよ?

 

 

でもあなたはそのバカをしているのかもしれませんね。

あなたはそのバカをやめることができないのかもしれませんね。

 

ほんとね、なんの人目も気にすることなく「あー、しんどいー。もう嫌だー!」と言うことができたらどれほど楽か。

周りを気にせず疲れをアピールしまくれたらどれだけ楽か。

 

 

あなたも普段はそうしているんじゃないですか?

 

 

元気なときは。

 

まだ大丈夫なときは。

 

未来があるときは。

 

 

「あー、疲れたー。」と笑いながら。

 

 

本当にもう元気がなくてダメかなってときは、それができなくなってしまうのではないですか?

 

 

ほんと、天の邪鬼ですね。

 

僕もこのタイプです。

たいした怪我じゃないときは「痛い!」とアピールするのですが、本当に怪我をしたときは「痛い!」という言葉を発しません。

どうもないように装います。痛みを顔に出すことなんてせず、平然としています。

内心では『痛い!痛い!』と思っているくせに、外部には一切その情報を出しません。遮断します。

 

それで後になっていつも大変なことになるのですが・・・

 

 

元気を装ってもあまりいいことはないんですよね。

 

 

むしろ隠していたら事態がより悪化してしまうことの方が多いです。





自殺にしてもそうですよね。

子どもが自殺したことで自分を責めている親、すごく多いんですよ?

『家では普通だったのに。』、『あんなに元気そうにしてたのに。』、『苦しんでいることにどうして気づいてあげられなかったんだろう!』、『死ぬくらいまで悩んでいることに気づかないなんて父親失格だ!』

もうね、気の毒なほど自分を責めます。

 

で、心ない人が言うわけです。

「子どもさんが苦しんでいたことに、あそこの両親は気づかなかったんだって。子どもさんかわいそうに。あんな両親のもとで生まれてきて。俺なら絶対に気づくのに。」と。

 

 

いやいやいや、普通気づきません。

 

 

もちろん子どもがSOSを発信していた場合は別ですが、『親に迷惑をかけたくない。』、『親に心配させたくない。』と親のことを想って言えない子もいるわけです。

SOSを発信していない、隠している人のSOSに気づけというのは無理です。

不可能です。

 

 

それこそ常時、全員を疑ってかからないと。

 

 

『こいつはいま笑っているけど、心の中ではすごく苦しんでつらい思いをしているんだ。なんとかしてやろう。』

会う人全員にこんな風に思わなければいけません。

 

できる人も中に入るかもしれませんが、それこそ異常者です。

他人を全員かわいそうな人種と決めつけて、憐れんで愉悦にふける変態野郎です。

僕はそんな人に関わりたくなんかありません。

 

なぜ突然自殺の話になったんだと思うかもしれませんが、これ、他人事ではありません。

 

 

あなたがこうなってしまう可能性があります。

 

 

あなたが家族にこんな思いをさせてしまう可能性があります。

 

 

元気なふりを続けていくとね、どんどんしんどくなるんです。

 

 

周りをだますだけではなく(言い方は悪いですが)、自分自身もだまされてしまうんですね。

『俺は元気だ!』、『わたしはまだ大丈夫!』、『僕は元気なのにどうしてこんなに・・・』と自分自身も疲れていることを忘れてしまいます。

そしていつも通りに行動しようとします。

でもうまくいきません。

当然です。

 

 

本当は疲れてヘトヘト状態なのだから。

 

 

万全の状態からは程遠い状態だから。

身体がついていかなくなるんです。

 

でも頭は『なにをやっているんだ!』、『どうしてこんなになにもできなんだ!』、『なんでできるように努力をしないんだ!』、『甘い言葉に惑わされるな!ダメ人間になるぞ!!』とムチを持った鬼教師です。

休むことを許さないんです。

 

身体はどんどん疲れていき、それにつられて心も低下していきます。

心が疲れてくると打たれ強さがなくなるんです。

外部の刺激をたくさん受けて些細なことで傷ついたり、怒ったりしてしまいます。

 

そしてなによりも怖いのは

 

 

自分責めです。

 

 

自己肯定感がどんどん下がり、自己否定感がどんどん強くなります。

『できない自分が悪い。』、『怒らせた自分が悪い。』、『心配をかけた自分が悪い。』、『泣かせてしまった自分が悪い。』、『誰にも相談できない自分が悪い。』などなど。

 

 

全部自分が悪くなるんです。

 

 

そしてその後の生活は・・・

 

ねっ、元気を装っていると最終的には大変なところまでいってしまうでしょ?

 

 

赤信号で止まっていたら後ろから車がドーン!!まだ赤信号です。
あなたは「ごめんなさい。わたしがこんなところで止まっていたから悪いんです。後ろをミラーで確認していなかったから。わたしが車が近づいていたことに気づいてアクセルを踏めばよかったんです。」とぶつかってきた相手に全力で謝罪します。

いやいやいや、アクセルを踏めばあなたが前の車にドーンです。

 

 

こんなことにまで『自分が悪い!』と思ってしまうなんてバカらしいでしょう?

 

 

まあ、はっきり言って普通の人からしたらバカです。というか怖いです。

 

ときにはね、元気を装わないといけない場面もあるかもしれません。

ですが、それはほどほどにしてください。

自分自身までだませるようにうまくなってしまったら大変ですよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



元気を出さないといけないのに元気が出ない。心が沈んでる時は?

家族が自殺した。救えなかった悲しみと怒りに向き合うには?

自分が悪いことをした、責められている気がするのは何故?答えは・・・

誰も悲しまないように。優しい人ほど無理をして自分を責める。

人の心がわからない人はいる。その人の助言は無視をしたらいい。

笑えなくなったのは心のSOS!泣けなくなったのは心の死!!

『生きていてごめんなさい!』強くなりすぎた自己否定感には?

心が疲れた時の対処法と効果一覧!苦しさから脱出するためには?

誰にも相談できない悩み。一人で抱え込むのは悪いこと?

希望を捨てられない。希望にすがりつく。依存体質は要注意?

皆さんは希望を捨てられないと思ったことはありますか?

 

可能性なんてほとんどなくて、あきらめた方が楽になれるってわかっているんだけど、どうしても希望が邪魔をしてあきらめられない。

だからその奇跡という名の希望にすがって日々をがんばって、疲弊して消耗して。




毎日つらくて苦しくて、悲しくて悔しくて、嫉妬して執着して。

『もう無理だ。』とわかっているのに、それでも希望は捨てられない。

わずかな希望にすがって日々がんばっている。

 

 

この状態ってあまりいい状態とは言えません。

 

 

あなたには明確になりたい自分、作りたい場所があります。

簡単に言うと理想なんですけどね。

 

 

その理想と現実があまりにもかけ離れているから、心が疲れていくんです。

 

 

理想は太陽です。

現実は地面です。

 

あなたは必死になって地面から太陽をつかもうとしています。

 

届くと信じて。

全力で。

 

 

ちょっと大げさに書きましたが、あなたが希望を捨てられなくて苦しんでいるのはこういうときじゃありませんか?

 

それでも絶対に届かないとは信じたくない。

信じなくなってしまったら終わってしまう気がする。

信じていればいつかはもしかしたら。

 

こんなことを考えて希望を捨てられないのではないですか?

 

 

希望を捨てないことはいいことのようにも思いますが、希望を捨てられないことは悪いことでもあると思います。

 

 

実際ね、あなたは太陽まで希望を持って手を伸ばし続けたら、いつかは太陽まで手が届きますか?

 

手がそこまで伸びますか?

ありえないでしょう?

 

NASAに入ってスペースシャトルを作る方がまだ現実的ですよね。

 

 

『そこに太陽があるんだ!もう少し手を伸ばしたら届くんだ!』

 

 

こんなのはもう、希望じゃないです。

悪夢にとりつかれています。

 

でもね、見えてるから届きそうな気もするんですよね。

最初からまったく光が見えなかったら、太陽をつかんでやろうなんてこと思わないのですが、見えているから近くにあるような気がするんです。

 

実際には地球から約1億5000万キロ離れているそうですが。

光の速さで移動しても約8分かかるそうですが。

僕は実際の今のスペースシャトルの詳しい性能は知りませんが、現時点では太陽まで行けないといわれているそうです。距離の問題じゃなく太陽の熱?の問題らしいです。耐えられるスペースシャトルがないそうです。ちなみに距離的には200日以上かかるらしいです。

 

 

あなたは太陽の熱に負けないスペースシャトルを自分で作らないといけません。

 

 

届けと念じて手を伸ばすよりもよほど確率は高いでしょ?





・・・

『いや、それ、不可能じゃねーか!』と思いませんでした?

ええ、可能性はゼロではないけど、ほとんど不可能だと僕も思います。

 

 

皆さんの希望ももしかしたらそんな感じかもしれないですね。

 

 

宝くじで夢を買っていると言う人も多くいますが、それを本気で当たると思って買ったらどうですかね?

豪邸をローンで購入しました。

残されたお金を全額宝くじに投入します。当たれば何億ももらえるので、借金生活になることなんか考えもせずにワクワクしています。

 

 

希望って、残酷じゃないですか?

 

 

こんなのバカのすることだと思うかもしれませんが、

 

いつだって希望にかけるのは冷静な判断ができないときじゃないですか?

 

 

希望ばかり追いかけると地獄をみることがあります。

希望さえなければ、こんなバカなことをすることはなかったのに。

希望があるから、こんなバカなことをやめられない。

 

 

ギャンブル依存症もこれにあてはまるかもしれませんね。

 

 

ギャンブルって、やったことがない人にはわからないかもしれませんけど、親元が勝つようにできています。

パチンコなら客ではなくパチンコ屋さん。

競馬なら客ではなくJRA。

 

必ず主催者側が勝つようにできています。

そうじゃないと経営なんてできませんしね。客の方が取り分がいいならこんなギャンブルなんて成り立ちません。すぐに潰れてしまいます。

 

 

そこへ通っている人はそのことはわかっているんです。

 

 

自分が負ける確率が高いことは。

 

でも、行くのをやめません。やめられません。

 

平日、必死で働いたお金をギャンブルで捨てにいきます。

お金を稼ぐために借金をしてギャンブルに捨てにいきます。

 

 

もしかしたら今日は勝てるかもしれないという理由で。

 

 

臨時収入が入ったら欲しいものが買えるかもしれない。

1000円でもプラスになれば昼飯代が浮く。

そういった希望をもって負けるリスクの高い勝負に挑みます。

 

 

これの怖いところって達成感があるんです。

 

 

負けるリスクが高い勝負に挑んで、勝利を勝ち取ったという達成感が。

興奮でアドレナリンがブワーっと出ます。

それを味わいたくてギャンブルをしている人もたくさんいます。

その勝利を得るためには多少の敗北(ここではお金ですね)くらい目をつぶる。

 

 

でもね、ギャンブル依存症でギャンブルだけで生計を立てている人ってほとんどいないんです。

 

 

負けるリスクの方が高いものに何回も挑んでいたら当然、負けはかさみます。

希望にすがり続けると絶望に落とされます。

ギャンブルで生計を立てている人で依存症の人はほとんどいません。

 

 

希望と現実をしっかり区別しているからです。

 

 

希望に流されず現実を見る。そして引き際をわきまえています。

希望なんて見ることなく、すごく冷静に現実を分析できる人なんです。

 

絶望しているときほど、希望の光は強く輝きます。

ここに助け舟があるぞと知らせてくれます。

でもね、それに惑わされないでください。

 

 

本当に希望はあるのか、幻影を見ているだけかをしっかりと見極めてください。

 

 

希望は人に夢を見せてくれます。

ですがそれが、いい夢だとは限りません。

悪夢の場合もあります。

悪夢にすがりついてしまうと、待っているのは奈落ですよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



『もう無理だとわかっているのに!』どうしても諦められない時は?

依存症とマニアの違い。依存症を治せないときは。

『もう諦めた方がいいのかな?』からもう一度頑張る方法!

苦しくて切ない恋愛依存症。どうして抜け出せない?

どうしようもできないこと。どうにもならないこと。それでも・・・

無駄な努力で時間を捨てた。努力が全て水の泡になってしまった時は?

運命の相手だと思ったのにうまくいかない!勘違い?別れる運命?

自分に失望した。失意のどん底からもう一度自分を信じるには?

本当にあと少し?叶わない夢を諦められないのは。

「諦めなければ夢は必ず叶う!」そう信じて、苦しんで・・・

臆病ですぐに傷つくのに平気なふり。心が弱い自分が情けない。

皆さんは自分の心が弱いと感じるときってありますか?

 

少しのことでもすごくショックを受けたり、ちょっとしたことをいつまでも引きずってしまったり。

言い返さないといけない場面でも言い返すことができず、後でなんて情けない奴なんだと悔しくなる。




酷いことをされても怒ることなく、ヘラヘラ笑ってる。

誰もいない場所で思い返すと、悔しくて涙が頬をつたう。

 

周りの人間は人生を楽しんでいるように見えるのに、自分だけが楽しめていない。

 

ただ生きていくだけで精一杯。

周りから引き離されないように追いかけるので精一杯。

 

 

全然気にしていないフリをして本当はひどく傷ついてる。

 

 

『傷ついてるのならどうして平気なフリをした?あのとき言い返せばよかったんだ!』と、そんな自分を情けないと感じたことってありませんか?

 

 

これね、全然情けなくなんかないんですよ。

 

 

あなたは感情のコントロールをするのが人一倍うまいんです。

 

普通ならムカッとして言い返すところや、耐性の低い人なら手を出してしまうような状況であっても、『いや、冷静になれ。落ち着け。こちらが折れればいいんだ。』と我慢してしまうんです。

我慢することができてしまう人なんです。

普通の人なら我慢することができないところまで、我慢することができてしまう人なんです。

 

 

本当はね、あなたは人一倍強い心を持っているんですよ。

 

 

我慢をするということは、もちろん不満がたまります。ストレスがたまります。

だけどあなたはそれをなかなか発散させられません。

自分の心を律し我慢することがうまいあなたなので、発散させることが苦手なんです。

 

心がどんどんどんどん疲れていきます。

 

あなたの強い心でも少しずつ弱っていくようになります。

 

 

そうすると、より外部からの刺激にストレスを感じてしまうようになります。

 

相手にとっては指でプニプニとあなたを押しただけのことが、

つまようじでツンツン

まち針でチクチク

釘でグサグサ

ナイフでザグザグ

ハンマーでドカドカ

と感じるようになってしまいます。

 

本当にひどいときはマシンガンで粉々にされてしまいます。

 

心が悲鳴をあげてしまいます。

 

 

普通の人ではなんともないようなことでも、あなたにとっては致命傷になってしまうことがあります。

 

 

でもそれは心が臆病だからとか、心が弱いからといった理由ではありません。

 

 

ガード力というか、心の防御力が酷使をし続けてボロボロになってしまっただけです。

そして、元々強力な盾を持っていたあなたはこう思います。

 

『こんなことぐらいで悲鳴をあげるなんて、なんて自分は心が弱いんだ。』と。

自分が情けなくて自己嫌悪におちいります。

 

これね、あなたの誤解なんです。




こんなことぐらいではないんですよ?

 

 

あなたはそれほど自分を追い込んでいるんです。

 

 

こんなことぐらいではありません。

 

 

あなたは『自分の心が弱い!』、『どうして他の人と同じようにできないんだ!?』と自分を責めているかもしれませんが、あなたの心は弱くなんかありません。

本当に心が弱い人なら、この記事を読まれていません。

 

心が弱いならなんとかしようとは思いません。

心が弱い自分をどうにかしたいとは思いません。

あなたが本当に心の弱いただの臆病者なら、この記事をここまで読まれていることはありません。

途中で離脱しているはずです。

 

ではどうしてあなたは離脱をしなったのか?

 

 

この状況をなんとかしたいと思っているからです。

 

 

僕の考えに共感でき、『本当は情けなくなんかないよ。』ってあなた自身が思っているからです。

なんとかしたいと思えることは強い心を持っている証拠です。

 

『本当は情けなくないよ。』と思えるのは、やるべきことをやってきた証拠です。

 

あなたは心が弱いんじゃなく、ただ疲れているだけなんです。

あなたの心はあなたが思っている以上に強い心を持っているんです。

 

 

その強い心でさえも、少し疲れてしまっただけなんです。

 

 

もうね、鬼コーチを卒業するときだってことは、わかっていますよね?

心が疲れてダウンしている自分を認めてあげるべきだってことは、わかっていますよね?

 

 

だけどあなたはそれがどうしてもできないんですよね。

 

 

真面目だから。

責任感が強いから。

頑固だから。

 

そして

優しいから。

『わたしがやらなきゃ!』って思いが強いから。

 

傷ついた心で歯を食いしばりながら立ち上がり、以前の自分と比べながら『こんなのはわたしじゃない!わたしはもっと強い!強かったはずだ!!』と根性を丸出しにして。

そこにさらに反撃が来て吹きとばされて。

またさっきより傷ついた心で立ち上がって。

 

何度も何度も繰り返します。

 

ボクシングとかではさぞかし感動的なシーンになるんでしょうけどね。一方的にボコボコにされているのに何度ダウンしても立ち上がって構える。観客もあきらめない姿勢に大熱狂してくれるでしょう。

あなたもこれをしているつもりなのかもしれませんね。

 

 

でもね、あなたの場合はこれとは全然違うんです。

 

 

何度立ち上がっても、今の状態では絶対に勝てません。

ボクシングみたいなフェアな状況ではないんです。

あなたは何人もの人にリンチをされているような状況なんです。

 

普通なら頭を抱えて嵐が過ぎるのを待ちます。

意識を失ったふりをして早々にギブアップします。

潔く抵抗せずにいることが状況を乗り越える一番の近道なんです。

 

 

でもあなたはそれをしません。

 

 

殴り飽きた集団が去っていくのをわざわざ呼び止めて、「俺はまだできるぞ!どうした?へばったのか!?」と煽っているんです。

負けず嫌いもここまで来るとバカに変わってしまいます。

 

 

そこまでがんばらなくてもいいと思いますよ?

 

 

あなたががんばってきたことは、他の誰よりもあなた自身が本当はわかっているでしょう?

いままでがんばってきたあなたを、いまもこんなにもがんばっているあなたを、そろそろ認めてあげてはいかがですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



人の言葉に過剰反応してしまう。傷つきやすい性格が嫌い。

こんなことで拒絶反応が出るなんて。自分はなんて弱いんだろう。

ありえない対応をされた時は我慢しなくていい。思いっきり怒れ!!

どうしてこんなに被害妄想が強いの?惨めな自分が嫌だ。

何もできない自分が情けない!向上心がない自分に怒りが湧く!!

敷かれたレールの上しか歩くことができない臆病な自分は

ストレスの発散が追いつかない!何をやっても楽しくないときは?

心が弱いのは甘えているだけ?本当は誰よりも自分に厳しいあなたに・・・

悩んでしまう弱い心にさようなら。強い心を手に入れたい!

折れない心との向き合い方。今の過ごし方。

人との交流が怖い!傷つけられるのが嫌!引きこもりになった時は?

人と交流をするのが怖い、人と話をするのが怖い、となってしまったことってありますか?

これって大変ですよね?

世の中、人です。

 

人、人、人で溢れています。




これが特定の人ならまだいいのですが、人という全体のカテゴリーに恐怖を持つようになってしまったら大変です。

生きていくのが怖いです。

外に出るのが怖いです。

人に会うのが怖いです。

人と話すのが怖いです。

 

 

でもね、人間は一人で生きていくことができません。

 

 

無人島で自給自足生活ができるのなら別ですが、そんなことはできません。

だから極力人に会わないようにします。

家から出ないようにします。

部屋から出ないようにします。

 

 

いわゆる引きこもりってやつですね。

 

 

引きこもりってあまりいいイメージがないと思うんです。

引きこもりといったら大抵が親に甘えているように思いませんか?

 

外に出ることがなく身内にも攻撃的で、母親に「ババア!メシはまだか!!」、父親に「うるせえジジイ!部屋に入ってくるんじゃねえ!!」

親のすねをかじって生きているのに、その親に対してかなり攻撃的なように思います。

 

 

これって最初からこんなに攻撃的なんですかね?

 

そもそも最初から人って怖いものなんでしょうか??

 

 

人見知りというのはあると思います。僕も極度の人見知りです。

でも人見知りイコール人が怖いっていうのは違うと思うんですよね。

 

僕ね、小さい頃すごい人見知りでした。

でも、人が怖いなんて思ったことはなかったと思います。

母親の足に隠れながらも、相手がどんな人か興味津々でした。

怖いという感情なかったと思います。

 

 

人が怖くなるのって、人から攻撃されたことがあるからじゃないですか?

 

 

人が怖くなるのって、人からひどく傷つけられた体験があるからじゃないですか?

 

 

それこそトラウマレベルで。

夢に何度も出てくるほどの。

思い返すたびに吐き気がするほどの。

 

強く責められすぎたり、信じていたのに裏切られたり、悪意を持って騙されたり、大きさは人によって違いますが、これらのいずれかの体験をしたことがあるからじゃないですか?

 

しかも何回か。

全部を体験した人ももちろん多くいると思います。

 

でもね、僕的には一回の体験で『人が怖い!』と思うほどの体験はなかなかないと思うんです。

それこそナイフを持って追いかけまわされた体験とかがない限りは。

 

 

何回か回数を重ねていると思うんです。

 

 

そして少しずつ人の表情から内面を見抜こうとします。

言葉や建前だけでなくてその人の本質を知ろうとします。

 

 

それでもわからなくて、怖くなってしまったのではないですか?





いつ傷つけられるかわからないから。

いつ裏切られるかわからないから。

いつ騙されるかわからないから。

 

 

心にトラウマ級のダメージが来るのに、それがいつ来るか予想できないから怖くなるんです。

 

 

人の言葉を純粋に信じられていたときは、人と交流することが怖くなかったのではないですか?

人の態度の裏を読もうとしないときは、人と交流することが怖くなかったのではないですか?

 

 

でもそれができなくなってしまったんですよね。

 

 

傷つけられすぎて。

胸に穴が開いて。

心にナイフを突き刺されて。

まるで人間じゃなく、人間の皮を被った悪魔のように思えてしまうんです。

 

周りは悪魔です。

怖いです。

関わり合いになりたくないです。

すぐに逃げ出したいです。

 

その手段が引きこもりになるわけです。

 

 

引きこもれば少なくとも関わる人数を最小限にできます。

 

 

最初は「ごめんね、引きこもってばかりで。」と申し訳ない気持ちがあったんじゃないですかね?

だけどその状況が段々と長く続いていくと、親の方も心配になります。

「いつまでもこんなことしてないで仕事探したら?」、「一体いつまで甘えるんだ!」と言ってきます。

 

これがきっかけじゃないですかね?

 

自分は苦しんでいるのに、それを一番身近な家族から理解されなかったから、攻撃的になってきたんじゃないですか?

 

誰もわかってくれない。

周りはみんな敵だ。

 

 

『誰も自分のことをわかってくれない。自分以外は全て敵なんだ。』と思い込んでしまったら、生きていくのが怖いです。攻撃的にもなってしまいます。

あなた的には『怖い!』、『わかって!』、『助けて!』と精一杯主張しているんですよね。

本当に一生懸命に。

極端に言うと命懸けで。

 

 

だけどその主張がさらにあなたと周りに亀裂をもたらします。

 

 

あなたはわかってほしいから全力で主張します。もてるエネルギーをすべて使って『お願い!わかってください!!』と発します。

『助けてほしい!!』、『わかってほしい!!』と今もてる力の全てをぶつけます。

火事場の馬鹿力を発揮して、全力で『苦しいんです!!』と助けを求めます。

 

 

でもね、そんなあなたは、周りからしてみたらすごく元気そうに見えるんです。

 

 

ええ、普通の人よりも元気に見えます。

 

 

あなたが命懸けだから。

小声で「ダメ・・・」とつぶやく余裕もないから。

「助けてー!!」と大声でわめいているから。

命懸けで精一杯主張しているだけなのですが、それがかえって自己主張の激しい甘えたヤツというように映ってしまいます。

 

 

でもね、それでもいいんですよ。

 

 

人と交流するのが怖いときは、引きこもっていていいですよ。

 

 

無理に交流しなくていいです。

 

 

人と交流するのはね、傷つけられることもあるし、傷つけることもあります。

全員がお互いを褒め合って笑い合えるわけではありません。

仲が良かった人とも一度もケンカをしないなんて無理だと思います。

 

人と交流するのはね、傷つくリスクがあります。

 

鏡で独り言を言っているんじゃありません。

相手の何気ない言動にあなたが傷つくこともあります。

相手が故意にあなたを傷つける言動をすることもあります。

もちろんその逆も。

 

人と深く交流するのは仲良しごっこではありません。

 

もっとね、血みどろです。(笑)

怖いときにはそんなことできません。

 

怖さよりも人への興味が勝ったとき、少し外に出る練習をしてみませんか?

焦らなくても人に興味を持てるときがきっと来ると思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



人の言葉に過剰反応してしまう。傷つきやすい性格が嫌い。

痛みを知っている人間ほど人に優しくなれる!痛みで苦しんでいるあなたに・・・

八つ当たりでいつも人を傷つけてばかり。なんで我慢できないの?

ショックを受けてトラウマに。心の傷を癒すこともできない時は?

相手から傷つくことを言われたときは

社会に適応できないのは何故?環境を変えれば劇的に変わる!

いじめられるのは性格の問題?いじめられる方が悪いのかな?

孤立して集団の輪の中に入れない!自分が間違っているのか?

自分のことしか考えられないのはなぜ?思いやりを持ちたい!!

弱者には厳しい世界。どうしてこんなに生きづらい・・・

男をアクセサリーだと思っている女性には?自分磨きをしてはいけない。

皆さんは男をアクセサリーだと思っている女性と交際したことはありますか?

 

好き嫌いというよりも、その男性が社会的に見てどれだけ価値があるかを優先させる女性と付き合ったことはありますか?

好きだ嫌いだより、その男が自分にどれだけのものを与えてくれるか、どれだけ利用価値がある男かで判断をする女性と出逢ったことはありますか?




これってほんとに大変です。

 

 

だって、ライバルは自分以外の男性すべてです。

 

 

誰よりも魅力的にならないとすぐに違う人のところにいってしまいます。

利用価値がなくなった時点で捨てられます。

 

こういう女性ってかなりモテてきた人が多いんですよね。

交際経験も豊富な人が多いです。

そして、その中には素敵な男性がたくさんいます。

 

 

そんな人たちとすら比べられます。

 

 

その人たちに劣っていたら価値がないんです。

その人たちに劣っていたら愛情がその人たちよりもないんです。

だから勝たないといけないんです。

 

 

めちゃくちゃしんどいです。

 

 

やまとなでしこってドラマを昔してたんですけどね、松嶋菜々子さんと堤真一さんが主演の。(最近20周年の特別編を放送してましたね。これはその放送より数か月前に書いてます。)

そのドラマでは松嶋菜々子さんが演じている女性は、お金が第一だという考えで合コンにあけくれるんですよね。で、堤真一さんが演じている男性に出逢うんですけど、最初はその男性のことをお金持ちだと誤解するんです。そしてそのことがわかり、女性が距離をあけるようになります。男性の方はだまそうとする気もなかった、ただの女性側の勘違いだったと思います。

ただ縁が切れることなく、その男性と女性は関わっていくのですが、女性は男性のことをけっこうボロクソに責めてくるんです。そして自分は金持ちの男の中で誰と結婚しようかと考えます。

男性はお金持ちではないですが、人情味のある人です。でも女性にはなかなか伝わらないんですね。お金がすべてと思っているから。

 

そんな価値観が違う二人の恋愛模様をえがいたドラマだったと思います。

 

すみません。例えで書こうとしたら思った以上に記憶があやふやでした。実は流し見程度だったんです。ストーリーが気になった方は是非一度見てください。

 

そんなあやふやな記憶なんですが、僕二つのセリフだけは異様に覚えているんです。

それは男性の
「あなたの顔以外どこを愛せって言うんですか!?中身知れば知るほど最悪じゃないですか!?」と

女性の
「残念ながらあなたといると私は幸せなんです!」というセリフです。

 

ところどころ間違っているかもしれませんが、めちゃくちゃこの言葉が僕の中に残っているんですよね。

ちなみにこの上の二つのセリフは全然話数が違います。男性に対しての女性の返答ではありません。会話はつながっていません。

 

その頃の僕はこんなドロドロというか、愛よりお金という恋があるとは思っていませんでした。

『うわー、このドラマ(女)ひどいなー。』って感じでした。すみません。

 

でもそれから15年後くらいですかね?

見事に自分がこれにシンクロする恋をしてしまったんですね。

でも現実は残酷です。

ドラマは愛が勝ちハッピーエンドになりましたが、僕の場合、お金と地位に負けました。




これ、めちゃくちゃ悔しかったです。僕は愛さえあれば派なんですが、そのことを伝えると「寒い。そんな人間いるはずない。自分をだましているだけ。」と言われました。

せめて性格が嫌いだからという理由で失恋したかったです。

 

ほんとにね、『お前の外見以外どこを好きになる要素がある?知れば知るほど最悪で、こんなに素のひどいお前を受け入れてあげられるやつなんて俺しかいないんだぞ?』状態でした。

 

後日彼女は「あの人(松嶋さんが演じた女性)は全然わたしみたいに壊れてないじゃない。ただお金に貪欲なだけでしょ?そんな人たくさんいるよ?○○(僕の名前)もあの程度ぐらいの女ならよかったのにね。ごめんね。」と言っていました。

 

 

世の中には男性をアクセサリーとして捉えている女性もいるようです。

(どのくらいの割合なのかは知りません。)

 

『この男と付き合ったら、自分はどれだけ周りから輝いているように見えるだろうか?』、『この男と結婚したら、自分はどれだけ周りが羨むような生活ができるだろうか?』と考えます。

 

 

そしてこの女性たちは判断基準が人一倍厳しいそうです。

 

 

『ただのサラリーマンと結婚するなんてありえない!』
『こんな顔のヤツと結婚したら子どもがブサイクになる!』
『年収600万?問題外!』
『身長170センチない男なんてチビすぎて無理!』
『社交的じゃない人間なんて近寄ってくるな!』
『いまどき家事もできない男なんて何の役に立つの?』

 

・・・
・・・
まだまだあるそうですが、これを一つでも譲ってしまうと妥協になってしまうのだそうです。

男と交際するのはこの妥協が少ない男、他の条件を全て外していても突き抜けた一つだけの魅力をもつ男(世界に3点しかない指輪など)だそうです。

 

 

これにね、応えようと思ってしまってはダメなんです。

 

 

あなたが普通に条件を満たす男であったのならいいのですが、そうでなかった場合はがんばってはいけないラインです。

 

 

そんな彼女の価値観が悲しいですか?

 

 

でもね、彼女たちはその価値観で楽しそうに生活してますよ?

むしろあなたの方が、楽しそうに生活している彼女たちに同情しているかわいそうな人です。(ややこしいですね。)

 

 

アクセサリーとして見てくる人にはね、自分を磨いたりして価値を上げてはいけないんです。

 

 

磨けば磨くほど、あなたじゃなくてもいい、あなたじゃないほうがいいという現実を突きつけられるだけです。

 

 

惨めな思いをするだけです。

価値観は色々です。

 

あなたの価値観ではかわいそうなのかもしれませんが、彼女たちの価値観ではかわいそうでもなんでもありません。当たり前のことなんです。

 

あなたは、あなたがいいと言ってくれる人と、あなたでもいいと言ってくれる人、どちらの人と一緒にいたいですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



元彼、元カノといつも比べられる。ダメ出しばかりで悔しい。

自分を安売りすると、とんでもない赤字になる。借金地獄で苦しむ前に。

比較ばかりされるのはもううんざり。面倒くさいと感じたら。

暴力をふるわれても構わない。私は必要とされている。

彼女がダメ出しばかりしてくるのはなぜ?ブラック彼女に疲れたら。

無価値観とは

どうして皆好き勝手言ってくるの?いい加減にして・・・

努力が足りない?頑張っているつもりなのに責められるときは。

こんなに尽くしているのに、私を大切にしてくれない恋人。なぜ?

変わらないといけないのに変われない自分。自己嫌悪の解消法。

報われてほしかっただけなのに。どうして不幸な道ばかり選ぶの?

皆さんは『報われてほしいなー。』と感じる相手に出会ったことはありますか?

心の中で『がんばれ!!』と応援し、サポートしてあげたいと思う存在はいますか?

 

一般的には家族や恋人や親友といった自分の身近な人に感じることが多いと思います。

どうしてそんなことを感じてしまうんですかね?




その人のがんばりを知っているからです。

その人が努力してきた量を知っているからです。

 

 

それなのに、まだ報われていないからです。

 

 

そんな状態なのに、まだその人はがんばることをやめてないからです。

 

 

『もうやめてもいいんじゃないか。』と端から見たら思うことなのに、その人は決してあきらめません。

心の底から応援したくなるような人です。

 

だけど悲しいことに、がんばりは必ず報われるとは限らない世の中です。

そんな平和な世界なら悲しみを抱える人も少ないと思いますが、世界はそこまで優しくありません。

 

 

報われないからその人はさらに努力をするんですね。

 

 

報われるための方法ががんばるしかないなら、限界を超えてまでがんばります。

初めのうちはそれができるんですけどね、だんだんそれができなくなっていくんです。

 

 

そこまでしても報われないから。

 

 

身体的にきついまで来てしまいます。

精神的に苦しいまで来てしまいます。

そこまでして結果を求めてるのに、現実はその想いを否定します。

 

そして目に見えて弱っていきます。

元気がなくなっていきます。

覇気がなくなっていきます。

明るい表情をよくしていたのに、今ではもう暗い表情しか浮かべません。

陰で泣いている回数も多くなります。

 

あきらかに無理をしているのが見てわかります。

あんなに活気があってハツラツとしていた人なのに、最近はボーっとしていることが多くどこか上の空です。

 

 

どうしてこんな状態になってしまったんでしょうか??

 

 

報われなかったからです。

 

 

それでもがんばることをやめなかったからです。

 

 

でもあなたは、『がんばることをやめなかったからこんなことになったんだ!』とその人を心の中でも責めたくありません。

 

その人の生き方を否定なんかしたくありません。

 

 

なら、何が悪いか?

決まっています。

 

報われなかった結果が悪いんです。

 

あれほどの努力を否定されていいわけありません。

あそこまでのがんばりを報われないですませていいわけありません。

あれほど努力したのだから、あそこまでがんばったのだから、絶対に報われるべきなんです。

 

あの人の努力とがんばりを誰にも否定はさせません。

あの人の努力とがんばりが、報われない世界なんてあっていいはずがありません。

 

 

なんか、、、

 

あなたが当事者になっていませんか?

 

 

いえ、その気持ちはすごくわかるんです。僕も実際にそういった体験をしましたから。

『あれだけやったんだから報われてくれ!!』って思ってしまいますよね。



だけどここは境界線のひきどころです。

 

 

自分のことと、他人のことについての境界線です。

あなたはすごく悔しい思いをしていますよね?

『どうして報われてくれないんだ。』、『なぜここまでしているあの人が報われないんだ。』、『こんな状況なのにどうしてまだがんばろうとするんだ。』と。

 

でもね、これ、深く入り込み過ぎなんです。

他人の領域に土足で入っているんです。

 

その人がね、何も思っていないと思いますか?

報われないことに対して葛藤していないとでも思いますか?

 

 

あなたがね、でしゃばり過ぎてしまうと、その人がしっかり悲しめないんです。悔しいと思えないんです。

 

 

がんばっているのに報われない。そのことについて考えを巡らせていいのは本人だけなんです。

 

 

あなたがそれをしてしまうことによって、本人がそれをできなくなってしまうんです。

言い方はあれですが、あなたがその人から横取りしてしまっているんです。

 

もちろん、あなたは苦しいですよ。

 

好き好んで横取りをしたわけではないですし、横取りをしてしまったからこそ、こんなにつらい思いをしているわけですし。

でもね、報われてほしいという気持ちは、僕はでしゃばりすぎだと思っています。

きつい言い方になりますが、あなたにはその権利はありません。

その権利があるのは報われたいと願っているその人だけです。

 

 

その人の特権なんです。

 

 

報われたいと願うことが許されるのは、そのことで努力をしてきた当事者だけです。

報われたいと願うことが許されるのは、そのことでがんばってきた当事者だけです。

他人が知ったかぶって、勝手に入っていってはいけない領域なんです。

 

ほんとね、世の中報われない人どころか、『わざとそんなに不幸になるほうを選ばなくてもいいだろ!もっと幸せになれる方法がたくさんあるのに、どうしてわざわざそれを選ぶ!?』なんて人もいます。

 

 

でもね、それはあなたには関係ないことなんです。

 

 

それを選ぶのが本人にとっては一番都合のいい答えだからです。

いずれその人は力尽きてしまうかもしれませんね。

もうその兆候は出ているのかもしれませんね。

だからあなたはそんなに慌てているのかもしれませんね。

 

 

でもね、これを止める権利は誰にもないと思うんですよ。

 

 

たとえ親子であっても。

たとえ親友であっても。

たとえ好きな人であっても。

 

あなたにできることは『報われてくれー!!』、『そっちを選ぶなー!!』と思うことではありません。

 

 

その人が報われなかったとき、疲れきって動けなくなってしまったときに、その人が帰る場所であり続けることです。

 

その人が居場所を見失ったときに「ここだよー!」と声をかけてあげることです。

 

 

それはね、はっきり言って今まで以上の苦しみです。

力づくでもやめさせた方がダメージが少ないのも事実です。

 

だけどね、それでも納得ができない人間もいるんです。

底の底の底まで自分の目で確かめてみないと気がすまない人間が。

 

そんな人の帰る場所であり続けることは、あなたにしかできないことなんじゃないでしょうか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



大切な人が苦しんでいるのに救えない!自分の無力さを思い知った時は?

なにもしてあげられなかった無力な自分。後悔と罪悪感。

助けたいのに助けることができない自分は

助けたいのに助けることができない自分は②

家族が自殺した。救えなかった悲しみと怒りに向き合うには?

約束を守れなかった罪悪感。誓いを果たせなかった無力感。

痛みを知っている人間ほど人に優しくなれる!痛みで苦しんでいるあなたに・・・

責任感が強いのは長所?責任感が強すぎると短所に変わる。

助けたい症候群(恋愛)

自傷行為をする人を救うには。一人で抱え込みすぎないで。