心が不安定で落ち着かない。情緒不安定。自分の気持ちがわからない。

皆さんは心が不安定な状態になったことはありますか?

どうしようもなくコントロールできなくて情緒不安定になってしまったことはありませんか?

 

なにをするにしてもモヤモヤして、自分が今どんな気持ちなのかわからなくなってしまったことはありませんか?

なにもしてなくてもザワザワして、自分がなにかに焦っているように感じてしまったことはありませんか?




これね、心が落ち着いていないんです。

 

自分がしていることに自信を持てなくて不安になっているんです。

こんなことをしていていいのかと焦っているんです。

 

これね、ここまで我慢する必要はなかったんですよ?

 

 

こんな状態になるまであなたはがんばらなくてもよかったんです。

 

 

無理をしすぎて自分の気持ちがわからなくなり、正しく認識することができなくなってしまった状態なんです。

 

 

だから心が不安定になり落ち着かないんです。

 

これの解決方法はもう既に上に書いていますよね。

自分の気持ちがわからない、正しく認識できていないから不安定になっている。つまりは自分の気持ちを正しく認識してわかることができたら心は落ち着くんです。

 

 

『それができねーんだろーが!!』と思われる人も多いかと思いますが、これってそんなに難しいことじゃないんですよ。

 

 

むしろ心が疲労しきっていない人は、当たり前のように無自覚でしていることなんです。

 

 

無自覚というより心と身体が一致しているかズレているかを理解して、『楽しい。』と『嫌だ。』という気持ちがでてくるんです。

でも皆さんにはそれがないんです。

あったとしてもそれはすごく弱々しい主張なんです。

 

 

自分の気持ちがわかるのがすごいんじゃなくて、わからないほうがすごいんです。

(深層心理とかは自分でもわからない人が多いですけど。)

 

あなたは特別なんです。

悪い方向に。

 

がんばりすぎて自分の気持ちに鈍感になっているんです。

無理をしすぎて自分の気持ちがわからなくなっているんです。

 

そんな状態にすぐになってしまうことはありません。

あなたは今までの人生でかなり無理をする生活をしてきたはずです。

そんな生活をしてきたのにあなたは今もそのことに気づいていません。

 

 

だからあなたの心は、それをあなたにわかってほしくて一生懸命アピールしてるんです。

 

 

モヤモヤとして。

ザワザワとして。

あなたに心が不安定になるほど限界がきていることを伝えたいんです。




でもね、あなたはそんなに柔軟な思考ができる人間ではないんですね。

 

心がモヤモヤしていても、『なんでモヤモヤするんだろう?うっとうしい!』

心がザワザワしていても、『このままじゃまずい!なんとかして鎮めないと。』

 

心がなぜモヤモヤしているか、心がなぜザワザワしているのかに気づかないフリをして、その心のSOSを抑えつけます。

 

 

「危ないよー!!」と心が発信しているのにあなたは『うるせー!黙れ!!』と聞く耳もたずな態度になるんですね。

 

 

そして心はあきらめてしまう前に次の手段にうつります。

それは、、、

 

 

さらに不安定になることなんです。

 

 

心が「もうあなたは正常な状態じゃないんだよ!!」、「いい加減それをわかってくれ!!」と暴れだすんです。

あなたにわかってもらうために。

あなたを守るために。

 

 

でもあなたはそんなことを望んでいないんですよね。

 

 

『自分は大丈夫だ。』、『まだまだできる!!』と安心をさせてほしいんです。

 

あなたが心に望んでいるのは『もうダメだ。』、『もう無理だ。』なんてわかりきったことではないんです。

あなたの理性は『しんどいけどまだ大丈夫だよ。もっとがんばろうよ。』と言ってほしいのに、心は「もう休もう!」、「倒れてしまうよ!」と言ってくるからそこでバトルが始まるんです。

 

頭と心の大バトルが始まってしまいます。

 

そしてそれはすぐには終わりません。

あなたの理性はとても頑固で融通が利きません。

頭と心がケンカをして身体のバランスまで崩してしまいます。

心と闘ってもいいことはありません。

 

 

頭はごまかせても、心をごまかすことなんてできないんです。

 

 

最終的には頭を重視しすぎてしまうと『なんであのとき心のSOSを無視してしまったんだ。こんなことにならないように信号を出してくれていたのに、どうしてそれを聞き入れなかったんだ。』と何年も後悔することになります。

取り返しのつかない事態になってしまったことを後になって気づくんです。しかもその時間はもう取り戻すことはできません。

がんばって頭を重視した結果は、安定や安らぎからはほど遠く、さらなる試練しかあなたに与えません。(試練を乗り越えることができた数年後、あるいは数十年後には今のあなたより格段に成長したあなたになっていますが。)

 

もう少し心の声を聞いてあげてはいかがですか?

 

もう少し頭を柔らかくしてあげてはいかがですか?

 

 

人間はね、最後の最後には頭よりも心を優先させないといけません。

 

 

欲望の心の場合は別ですが、避難の心の場合は頭を優先させてしまうと壊れてしまいます。

逃げなかった代償はあなたが思っているよりもはるかに大きく、そして取り戻すことはできません。

 

 

心が不安定で落ち着かないときは、無理に落ち着かせようとしなくていいです。

 

 

心が不安定で落ち着かないときは、『心配してくれてるんだね。ありがとう。』と心に感謝をしてあげてください。

すぐに落ち着くことはありませんが、何度も何度も心をねぎらってあげてください。何度も何度もほめてあげてください。

 

そしてあなたの目から涙がこぼれたとき、それを止めようとせずにしっかりと感じてください。

そこまでがんばってきたあなたなんです。

あなたぐらいはあなたをほめてあげてもいいのではないですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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皆さんはうつ病にかかったことはありますか?

うつ病にかかってしまうと通常の状態とは少し違った思考回路が形成されます。

 

自分を憎んで、周りを妬んで、世界から孤立します。

そのくせ『迷惑ばかりかけてしまってごめんなさい。すみません。許してください。』状態になります。




うつ病に全然なったことがない人が思っているよりも、かなりやっかいです。

 

ただ、この状態がずっと持続するわけではありません。

 

 

うつ病になる直前と回復へと向かうときに、こんなやっかいな状態になります。

 

 

こんなやっかいな状態は、実はかなり深刻です。

自殺の危険性が増します。

他者を暴力で傷つける可能性が増します。

冷静ではいられなくなるんです。

 

うつ病の手前や軽度のうつ病のときが一番しんどくつらい時期だと思います。

このブログを読まれている皆さんの中にもこういう状態の人が多いのではないかと思います。

 

 

うつ病ってね、重度までいってしまうと案外大したことないんですよ?

 

 

そりゃもちろんめちゃくちゃしんどいですし、日常生活にも影響を与えまくりますが、案外なんとかなるものなんです。

だって、自分がしんどいんだということを感じるセンサーもマヒして壊れているから。

 

痛みと一緒ですね。

 

痛みもある一定値を超えるとマヒして感覚がなくなります。

 

例えばタンスにおもいっきり足の小指をぶつけます。

皆さん一度は経験したことあるでしょう?

 

リアルに痛みを思い出せますよね。

相当痛いです。それこそ跳び跳ねるくらいに。

普通にぶつけるだけでも相当痛いです。

 

 

さて、これがタンスじゃなくてコンクリートや金属ならどうでしょう?

 

 

おもいっきり足の小指をぶつけます。

爪は割れ、血が出て、さらに腫れもひどいです。

 

このときの痛みはどうでしょうか?

意外と痛みを感じないものではないですか?

もちろん痛いのは痛いでしょうけど、タンスにぶつけたときの方が痛み自体は強いのではないかと思います。

 

 

だって、刺激が強すぎて感じきれていないから。

 

 

半分以上マヒしてしまって痛いのかどうかすらわからない状態になりませんか?

 

 

その点タンスはマヒさせるほどの刺激はありません。

痛みを存分に味わえます。

 

少し適当な数字で例えますが、

タンスは刺激100。痛みも100です。そのまま感じます。

コンクリートなどの硬いものは刺激150。痛みは40です。刺激が強すぎて痛みをすべて感じられないんです。(見た目はこちらの方が絶対痛そうです。だからそれまでは泣いてなかったのに、靴下を脱いで血まみれになっている足を見て泣いてしまう人もいます。)



心の病も同じなんです。

 

 

ある一定値を超えると心はマヒするんです。

 

 

疲れていることにも鈍感です。

傷ついていることにも鈍感です。

 

 

マヒをして『あれ?すごくだるい?なんかどうでもいいや。』となるだけです。

 

 

現実感も薄れ、どこか夢の中にいるような感じさえします。

そして夢の中では思い通りに動けないようにひどい状態の時のうつ病は、金縛りにでもあっているかのように動けなくなります。

自殺をしようとする気力もないし、いくらしたくても自分ではできないんです。

そういう意味ではうつ病の症状がひどいときは自殺のリスクは少ないのかもしれません。

 

 

うつ病と通常状態には一つの線があります。

 

 

そのボーダーラインを越えてしまったあとで自覚することも多いです。

そのボーダーラインの手前が一番心にダメージを与えるんです。

 

 

それが心の病からの回復していくときと、完全に心の病になってしまう直前です。

 

 

このボーダーラインなんですが、行くときはわりとあっさりと越えられます。

がんばっていても下に向かっている状態なので、気力でマヒをさせることができ、気づいたときには完全にボーダーラインを越えてしまっていたなんてこともあります。

 

問題なのは上がる方です。回復する方です。最下層で生活を続けるうちにほんの少しずつですが、気力は回復していきます。

そしてボーダーラインを下から上に乗り越えられる地点まで来ます。

 

 

ここから上にあがるのが一番大変なことかもしれません。

 

 

心の病はすぐには治らないと言われていますが、ボーダーラインより下に落ちてしまうとできないようになってしまったことがたくさんあります。

普段なら全然問題なくできていたこと、ボーダーラインの少し上でなんとかがんばってできていたことができなくなっています。

普段の自分を20代とするならボーダーライン付近の自分は80代90代です。

 

普段の20代の自分ならできていたことができなくなっているんです。そのあまりの多さに絶望します。

身体を動かすのにもすごく力を使いますし、動きも鈍いです。

これからの将来を想像すると怖くなってしまいます。

 

 

自分が失ってきたものの多さと大事さを、このとき改めて自覚するんです。

 

 

がんばって闘って治療にあてていた時間が復活ではなく、重りを背負った状態でスタート地点からのやり直しにすぎないとわかってしまうんです。

他の人との距離の違いに心が折れそうになります。

あれだけがんばったのに、まだこんなにも遠いのかと絶望します。

 

そして身体は自殺をできるくらいには回復しています。

いままで張りつめていたものが一気に砕けて・・・

 

 

あなたがね、がんばって闘ってきた期間は決して無駄ではありません。

 

 

たしかにスタート地点に戻っただけなのかもしれませんが、いつまたそこから落ちてしまうかもしれませんが、そこからのあなたはすごいんです。

いままでとは比べ物にならないスピードを出すことができます。

他の人を猛追できます。

そのまますぐに追い越して、そのまま置き去りにすることもできます。

 

それほどの試練をあなたは乗り越えてきたんです。

 

せっかくこれから幸せになれるチャンスが高いのに、こんなところで死んでしまってはもったいないですよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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皆さんは恋愛で自分から相手に別れを告げたことはありますか?

相手は自分に好意を持ってくれているとわかっているのに、それでもあなたの方から関係を断ったことはありますか?

 

これってかなり勇気がいることなんですよね。




お互いに冷め切っていて愛情なんて欠片もないとか、むしろ憎しみ合っているような状態なら別ですが、それ以外のときは勇気がいります。

 

 

「自分の人生にあなたは必要ありません!!」ということをしっかりと伝えることになるのですから。

 

 

一週間ごとに恋人がかわるような人なら別ですが、その人を大切に思い大事な人だと認識してしまったときは、相手を振る方にも勇気がいります。

 

相手に別れを告げることは過去からの脱却になります。

相手に別れを告げることは現在の関係の崩壊を意味します。

相手に別れを告げることは未来にお互いがいないことを意味します。

 

それを自分から相手に告白しないといけないといけません。

もしかしたら好きな人に「好きです。」と告白をするより勇気のいることかもしれません。

 

人との別れって寂しいんですよね。

もう会えないことを意味するのだから。

 

人に別れを告げるって怖いことなんですよね。

相手との関わりを自分から断つことを意味するのだから。

 

 

今までのその人との関係が終わってしまうんです。

 

 

あなたの未来から失われていくんです。

 

 

それが恋人となったらなおさらです。

 

一度は好きになった相手。

一度は自分に必要だと思った相手。

一度は大切な存在だと確信した相手。

そんな特別な人との別れなんです。

 

 

怖くないわけがありません。

 

 

簡単に決断できるわけがありません。

 

 

言い出すのに勇気がいらないわけがありません。




あなたはそれを乗り越えてあなたの気持ちを相手に伝えなけばいけません。

 

 

まだね、相手に原因があるときはまだマシなんですよ。

相手がもう自分にとっくに冷めているとわかっているとき、わがままし放題で自分のことなんか気にもかけてくれないとき、相手のストレスを発散させるための道具になってしまったとき、こういったときならまだ別れを言いやすいんです。

自分にちゃんと別れるための正当な理由があるから。

 

問題なのは、相手に何の原因も落ち度もないときです。

相手があなたのことを大切に思っていてくれるのがわかっているときです。

 

 

つまり別れる原因があなたの方にあるというときですね。

 

 

相手には何の問題もないのに、自分を好いてくれているってわかっているのに、それを自分から断ち切らないといけないんです。

人間ね、自分のことを嫌っている人なら縁を切ることにもそれほどのためらいはありませんが、自分を好いてくれている人との縁を切ることはためらいが出るんですね。

 

 

相手の好意が大きければ大きいほど、その縁を切るには精神的な負担が強くなります。

 

 

自分のことを好いてくれていることがわかり、大切にしてくれていると感じると、その人を傷つけたくないと思ってしまうものなんですよね。

相手が自分のことを傷つけていないのに、自分だけ相手を傷つけてしまうことに申し訳ないという気持ちがでてくるんです。

相手の好意をはねのけて、相手を傷つけることをしてしまうことに罪悪感を感じてしまうんです。

 

なかなか別れを切りだせなくなることもあります

そのまま数年が経過するなんてこともあります。

『いつかは・・・』、『今度は・・・』とそれが先延ばしになってしまうこともよくあります。

 

自分を好いていてくれて大切にしてくれるなんて、居心地のいい空間でもありますしね。

寂しさも少なくなりますし、孤独を感じることも少なくなります。

自分のことを心の底から必要としてくれている人がいることは、あなたに安堵と救いをくれるんです。

 

 

それをあなたから壊さないといけないんです。

 

 

その居心地のいい空間をあなた自身の手で崩壊させないといけないんです。

もうこれ以上の空間が手に入らないかもしれないのに、その空間を自分で破壊するんです。

怖いし不安だし、『少しでも長く・・・』と思ってしまうのも無理はありません。

 

 

でもね、あなたが本当に相手のことを想っているのなら、それを終わらせませんか?

 

 

相手から言ってくれるのを待つのではなく、『このままずっと続けばいい。』と願うことなく。

あなたのそれは、相手のあなたの気持ちを利用したただの甘えです。

 

理由が相手のことを傷つけるからではなくなってしまいます。

あなたの都合のいい空間を壊したくないというただの願望に成り下がってしまいます。

それはあなたのことを大事だと思ってくれている相手にあまりにも不誠実ではありませんか?

 

 

あなたが本当に相手のことを想っているのなら、ここは誠実にいきましょう。

 

 

勇気を出して別れを告げましょう。

それがあなたのためでもあるし、相手のためでもあります。

相手の好意に付け込んで甘えていては、相手があまりにもかわいそうです。

別れを切りだせないでいると、あなたは今の位置からいつまで経っても動けません。

 

怖いのは当たり前。

自分から壊したくないのも当たり前。

それでも勇気を出しましょう。

 

それが今のあなたにできる相手への最大の愛だと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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パワハラ上司に目をつけられたら?パワハラをしてくる人の心理は?

皆さんは職場の環境は恵まれていますか?

職場って上司によってかなり環境に違いが出るんですよね。

 

今回は一般的によくあるパワハラ上司と、その人への対処法について書いていきます。




ところで皆さんはパワハラとは何か知っていますか?

 

この言葉、昔はなかった言葉なんです。

2001年ごろから使われだした言葉のようです。最近はよく聞くようになりましたね。

正式名称はパワーハラスメント。職場内いじめ、職場内虐待を表現する言葉です。

 

 

職場などの逃げられない場において、地位の高い人が自分より地位が低い人に対して、その地位を利用して攻撃的な態度や威圧的な態度をすることです。

 

 

ようは相手が逆らえないのをいいことに、態度が大きくなっていじめをする小さい人間のことです。

このパワハラ上司に運悪く当たってしまい、うつ病といった心の病気になってしまう人も多いです。

 

真面目な人や責任感の強い人、人の言葉を信じてしまいやすい人が犠牲者になることが多いです。

パワハラ上司の自分勝手な自分だけの言葉を真に受けてしまい、パワハラ上司に認めてもらおうとがんばってしまう人が心を疲労させます。

 

 

パワハラ上司は虚栄で自分の自尊心を満たします。

 

 

『自分は偉いんだ!!』、『自分は価値のある人間なんだ!!』という思いを満たすために、他人を利用するんです。

元々自分に自信がなく、他人に頼らないと自分を認めることができない人たちが、パワハラをする上司になりやすいです。

地位や権力を利用して『俺様は偉いんだー!!』ということを確認したいんです。

 

その自分が偉いと確認できる一番簡単な方法はなにかわかりますか?

・・・
・・・
そう。他人に威張り散らすんです。

 

 

自分より弱いものを見つけることなんです。

 

 

むちゃな要求やひどい言葉遣い、威張った威圧的な態度で部下に接して、部下は不満も文句もいわずバカみたいにペコペコします。

その姿を見て自分の欲望を満たすんです。

 

『ああ、こいつは俺なんかにボロクソ言われてもさからいもしない。こいつは俺より下の人間で俺の方がこいつなんかより偉いんだ。』となります。

すごい陰気な人ですよね。

 

 

でもこの思考の人は実際かなり多いです。

 

 

普通に交流できていた人でも出世すると、急に性格が変わったようになる人も多くいます。

それほどね、自分は他人より偉いと確認することは、自分に自信がない人にとっては重要なことなんです。

 

 

反対に自分に自信がある上司は逆に部下を気遣うことができます。

 

 

変な見栄をはろうとも思わないで、自分を見せようとするので威張る必要がないんです。

器の大きい人ですね。

 

 

パワハラをするような上司と、普通に接してくれる上司、皆さんはどちらの上司と一緒に働きたいですか?





普通に接してくれる上司ですよね。

でもね、部下は上司を選べないんですよね。

どんな上司なのかはぶっちゃけ運です。

 

新しい職場なら入ってみないとどんな人なのかわからないし、人事異動や転勤などでもパワハラ上司に当たってしまうかもしれません。

『嫌な上司だから3日で仕事を辞める!』なんてことができる人ならいいのですが、なかなかそうもいかないんですよね。

後先考えなく辞めたら収入がゼロになることもあります。

 

 

『仕事をがんばらなくては!』、『辞めるわけにいかないんだから!』と責任感が強い人ほどパワハラ上司の餌食になります。

 

 

『仕事を辞めるためにはいかない!でもあの上司と仕事をしていくのはしんどい。どうすれば仕事がやりやすい環境になるだろう。そうだ!あの上司に気に入られて仲良くなればいいんだ。そうしたら働きやすくなるはず!そのためには上司からの態度にイライラせず、言われたとおりに文句を言わずに仕事をまずはこなしていけばいいんだ!!』

 

 

はい。これでパワハラ上司のエサになってしまいます。

 

 

あなたを認めてないからパワハラをしてくるんじゃなく、パワハラをしている自分が好きだからしてくるんです。

 

 

そんな人に忠実になってしまったら底なし沼にはまってしまいます。

どんどん要求もエスカレートするし、態度もどんどん大きくなってしまうんです。

 

パワハラ上司からしたらあなたは極上のエサなんです。

食べやすくて美味しくて癖になる味なんです。

どんどんおいしく調理され、食べられる回数も増えてしまうんです。

飽きもこないし底なし腹です。

 

 

そしてそんなパワハラ上司に好かれようとして、必死でがんばっていくと疲れてしまいます。

 

 

『あれ?なんでこんなにもやる気が出ないんだろう?』、『こんなに叱られてしまうのはわたしが仕事ができないから悪いんだ!もっとがんばらなくては!』といった感じで。

それでもあなたは自分を追いつめます。

パワハラ上司が認めてくれることがないから。

 

もうね、目的が変わってしまうんですよね。

 

最初はパワハラ上司に認めてもらうことは、職場を働きやすくするための手段の一つでしかなかったんです。

目的はあなたが仕事をしやすい環境だったんです。

 

それが、パワハラ上司に認めてもらうことが目的になってしまうんですね。

 

人間ね、いくらがんばっても自分を認めてくれない人には、最初はあきらめるよりも認めさせてやろうという気持ちが勝ちます。

そして底なし沼にはまっていきます。

 

 

皆さんに一つお伝えすることがあります。

パワハラ上司さん、あなたのことを認めているんですよ、実は。

誰よりも極上のエサとして。

 

 

そんな自分に自信がない人のエサにあなたがなる必要なんかどこにもありません。

 

 

パワハラ上司からは距離をあけること、順応しすぎないことが重要です。

自分の自信をあなたを使って作ろうとするせこい人間なんです。逃げるが勝ちです。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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ごめんなさいは使いすぎ注意。いつも謝ってばかりだと軽い言葉に。

皆さんは今まで生きてきて一体何回謝ったことがありますか?

謝ったことが一度もないなんて人はいないと思います。

むしろ数えきれないくらい、予想も立てられないほど謝ってきた人がほとんどだと思います。

「わたしは今までに32回、人に謝ったことがあります!!」なんて会話をすることはないですよね。




「ごめんなさい。」という言葉は相手に対して謝罪を伝えるための言葉です。

 

「ごめんさない。」をしっかりと言える人は相手のことを思うことができる人、礼儀がわかっている人、自分の非を素直に認めることができる人として、協調性がある人間とみなされます。

周囲の受けも謝罪を全然しない人よりははるかにいいです。

 

でもねこれ、注意することが二つあります。

 

それは・・・

 

 

「ごめんなさい。」と謝りすぎないことです。

 

 

いつも謝ってばかりの人にならないことです。

 

 

「ごめんなさい。」という言葉はね、相手に謝罪を伝えるための大切な言葉なんですが、回数を重ねれば重ねるほど軽い言葉になってしまいます。

 

「言いすぎました。ごめんなさい。」、「僕のミスです。ごめんなさい。」は普通の日常会話ですが、

「言いすぎました。ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいーっ!」、「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。僕のミスです。ごめんなさいごめんなさいごめんなさい。」となってしまったらどうでしょう?

 

『この人、本当に謝る気はあるのか?』、『何をそんなにおびえているんだ?』となってしまいます。

『なんだこいつ?大丈夫か?』といったように危ない人だと認識する人もいるでしょう。

 

あなたは真剣に謝っているつもりなんですが、周りからみたらこんな感じになってしまうんです。

 

 

謝る回数も限度を超えると相手は嫌悪感しか感じません。

 

 

いつも謝ってばかりで、「ごめんなさい。」がもはや口癖になってしまうこともよくありません。

 

「迷惑をかけました。ごめんなさい。」、「心配をかけました。ごめんなさい」は普通の言葉ですが、

相手からの挨拶の返答に「あ、おはようございます。ごめんなさい。」、コンビニで店員さんにお金を渡すときに「お金です。ごめんなさい。」、外食をしたときに店員さんに「日替わり定食にします。ごめんなさい。」となってしまってはどうでしょう?(なかには文房具屋さんのレジで「僕がこの消しゴムを買ってもいいてでしょうか、ごめんなさい。」なんて強者も実際にいます。)

 

『え!?・・・いや、あの、そんなこと言われても・・・』と戸惑ってしまいますし、『なんで謝ってんだ?こいつ?アホか?』と不審にも思われるんです。

語尾が「ごめんなさい。」になるくらいにいつも謝ってばかりだと、相手をよけいに怒らせてしまったり、相手を不快な気持ちにさせるんです。

 

 

それになんといっても口癖のように謝っていると、あなたの言葉に傷つく人がいます。

 

 

「ごめんなさい。」という言葉を口癖のようにいつも使っていると、それは謝罪の言葉ではなく相手を責める凶器の言葉になるんです。

 

 

高頻度で「ごめんなさい。」という言葉を使っていると、「わたしは悪くない。悪いのはお前だ。」と言っているのと同じになるんです。

あなたは知らず知らずのうちに自分の不満を「ごめんなさい。」という言葉に変換して周囲にまき散らしているのかもしれません。

 

 

その中には繊細で傷つきやすい人もたくさんいます。





あなたの「ごめんなさい。」で傷ついた人はたくさんいます。

あなたが思っている以上にあなたの言葉で周りを傷つけています。

 

「ごめんなさい。」って言葉はね、「ありがとう。」と並ぶ人との関係を良好に維持していくための言葉なのですが、「ありがとう。」以上の破壊力を持っている言葉なんです。

 

 

使い方を決して間違ってはいけません。

 

 

自分が悪いと思ったとき、相手に迷惑をかけたと思ったときは素直に「ごめんなさい。」を使えばいいと思いますが、毎回毎回ただ謝ればいいというわけではありません。

「ごめんなさい。」をむやみに連呼したり、口癖のように言うのはよくはありません。

 

 

すぐに謝ってばかりだと、「ごめんなさい。」の価値が下がるんです。

 

 

「ごめんなさい。」を連呼していると、相手を思っての気持ちではなく自分を守るための手段に成り下がります。

 

 

『こいつ全然反省してないなー。こんなことなら謝ってもらわない方がいい。気分が悪い。』となります。

「ごめんなさい。」を口癖のように使っていると、いざというときに相手は全く信用してくれません。

あなたが本心で言っているときであっても『ああ、また出た。こいつのごめんなさい。うっとうしいなー。どうせ思ってもないんだから謝るなよ、もう!』、『またごめんなさいと言われた。どうしてこの人はこんなにわたしを責めてくるの?そんなにも恨まれることわたしした?もう許してよー!』となります。

 

 

「ごめんなさい。」は相手に許してもらうための切り札です。

 

 

いつも簡単に「ごめんなさい。」を使っていると、いざというときにその効果を発揮できません。

いくら謝っても通じなくなってしまいます。

誰もあなたのことを信じてくれなくなります。

 

ごめんなさいという言葉は謝罪の意味だけではなく『謝るから許してくれ!!』という相手への要求の言葉でもあります。

そこをわかった上で使わないと、人間関係に亀裂が入ることも多いと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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なにか緊張することに取り組む前のドクンドクンするというゆっくりと大きく動くのではなくて、早いペースで強くバクバクするという状態になったことはありますか?

これって不安になりますよね?




緊張しすぎてしまっている状態です。

あなたが焦りすぎている状態です。

激しく怒られているときとか、本当に勇気がいることを相手に伝えようとしているときなどに起こります。

 

 

ようはあなたがしたくもないことを、あなたがしているときにこの緊張状態になります。

 

あなたがしたくないことを、している状況を想像して緊張状態になります。

 

 

こういった状態のことを過緊張といいます。

夢中になれる緊張状態ではなく、『一刻も早くここから逃げ出したい!!』、『速く時間よ経ってくれ!!』と思うような嫌な状態に放り込まれているときに起こる緊張状態です。

 

夢中になれる緊張状態を良い緊張状態と捉えるのなら、この緊張状態は本当に緊張のし過ぎで精神をすり減らす悪い緊張状態になります。

夢中になれる良い緊張状態は集中力が増し楽しめますが、こちらの悪い緊張状態は集中力なんてまるでありません。

 

パニック状態になっていると言ってもいいかもしれません。

そんな緊張状態に常時なってしまうときがあります。

それは・・・

 

 

ストレスがたまりすぎているときです。

 

 

家で休んでいるときも学校のことを考えて心臓が活発に動きます。

外で買い物をしているときも仕事のことを考えて心臓が活発に動きます。

仕事をしているときでも『あの家に帰りたくない。』ということを考えて心臓が活発に動きます。

 

 

別のことをしながらも緊張している状態なんです。

 

 

まるで心臓の病気にかかっているんじゃないかというくらい、心臓がバクバクです。

 

 

寝ていても、テレビを見ていても、食事をしていても、歯磨きをしていても、お風呂に入っていても、通常時からはありえないほど心臓が鼓動しているのがわかります。

そしてこの状態ってもちろん苦しいです。

 

緊張状態が続いて心臓が活発に動いているので、身体的にも疲れます。そしてそんな状態を不安に思うので精神的にも疲れていきます。

心臓って命に直結する臓器なので、心臓に病気でもあるんじゃないかと怖くなってしまいます。

 

 

そんな毎日を生きていかなければならなくなります。

 

 

不安と緊張でなかなか眠れず、眠れたとしてもほとんど疲れがとれていない。

目を覚ましたら、眠る前より疲れたんじゃないかというほど、身体がだるい。気分が重い。

落ち着こうとしても落ち着き方がわからない。

リラックスをしようと色々試しても全然リラックスなんかできない。

日常を積み重ねて疲れと苦しさが溜まっていく状態です。

 

これの解決方法ってなかなかないんですよね。

 

 

一言で言えば緊張しないようにすれば治るんですが、そのための方法がなかなかないんです。

 

 

本とかサイトにも色々と書いてあるかと思いますが、ほとんど効果がないんですよね。気休め程度にでも効いてくれればいいのですが、気休め程度にさえならないことも多いです。

やるだけやって全く効果なし。試した分だけ疲れがさらに溜まってしまうということもあります。

 

 

みんな短時間で治そうとするのですが、短時間では治ることはありません。

 

 

そもそも短時間で治るようなことならあなたはこんな状態になっていません。




調べるまでもなく自分でコントロールして平常な状態にしようとしていたはずです。

 

 

緊張している状態が続くとね、自律神経というものが乱れていきます。

自律神経が乱れると、吐き気や頭痛、めまい、動悸、しびれ、不眠、多汗、全身のだるさ、などといったものが継続的に出てきます。

そういった状態のことを自律神経失調症と言います。

 

この自律神経失調症なんですが、原因はストレスであることが多いです。

ストレスがあってそれについて考える時間が長くなり過緊張になる。

過緊張が長く続くと自律神経が乱れていきます。

 

皆さんはね、そうならないために日常生活であることをしています。

 

 

それはリラックスです。

 

 

身体と精神をリラックスさせる機会を作り、緊張時間との調整をしています。

でもその緊張時間が長い(つまりはストレスが大きい)と、リラックスする時間も短くなり、身体と精神を休めることが追いつかなくなります。

 

 

こうして書いてみるとかなり大変な状態ですよね。

 

 

この状態が一度なにかをしたぐらいで治ると思いますか?

一日やったら明日には楽になっているようになると思いますか?

 

まずね、そんなことにはなりません。

色々試したけど効果が出なかったと思っている人もたくさんいると思いますが、そんなに簡単には効果はでません。

 

 

でなくて当たり前です。

 

 

すごくつらい状態なので早くなんとかしたい気持ちはわかりますが、継続しないとほとんど効果はありません。

その効果もやらないよりはマシといった感じで、絶大な効果があるわけではありません。

 

だからね、効果が出なくてもおかしくありません。焦らなくてもいいです。

それが普通です。

 

 

心臓がバクバクしてずっと止まらないときは、止めようとしなくていいです。どうせなにをやったってすぐにはおさまりません。

 

 

『あ、わたし緊張しているんだなー。』、『そうだなー。それは緊張するよなー。』といった感じで緊張している自分に語りかけてください。

 

 

緊張して心臓がバクバクしている自分を受け入れてください。

 

 

それは怖いことかもしれませんが、あなたが今までがんばってきた証です。

優しく包み込んであげてください。

それが結果としてリラックス状態へと移行できる一番の近道になると思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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自分がすごく嫌いになって、自分の存在そのものを否定するようになってしまったことはありますか?

 

これって本当に苦しいですよね。




常にずっと一緒にいて離れられない自分のことを許せないんだから。

常にずっと一緒にいて離れられない自分のことを怒っているのだから。

常にずっと一緒にいて離れられない自分のことを憎んでいるんだから。

 

 

嫌いになる理由なんて多すぎて、もうどうして嫌いなのか説明することもできないほど、自分のことが大嫌いになってしまっているのだから。

 

 

他人なら離れることができますが、自分とは離れることができません。

生きている間はそんな大嫌いな自分と常に一緒にいなければいけません。

自己嫌悪の連続です。

 

 

そもそもどうしてこんなにも自分のことが嫌いになったんですかね?

 

 

なにもできないから?

みんなに怒られるから?

理想の自分と違いすぎるから?

自分の考え方が気にくわないから?

 

 

これね、全部違いますよ?

 

 

間接的な理由ではありますが、直接的な原因ではありません。

直接的な原因は

 

自分のことを責めてきたから。

自分のことをすごく責めてきたから。

自分を責めることを日課として生活してきたから。

 

つまりは自分に対して厳しく、甘やかすこともほとんどしてこなかったからです。

 

 

それがあなたが自分を嫌いになってしまったことの原因です。

 

 

当然ですよね。自分自身からずっと四六時中強くダメ出しをされ続け、ことあるごとに自分を否定するのだから。

自分を強く責めすぎたり、日常的に否定をしていたら、そんな自分なんかを好きになれるわけなんかないです。

 

 

自分にそんなに厳しくならなくてもよかったんですよ?

 

 

なにもできない自分でもよかったんですよ?

みんなに怒られる自分でもよかったんですよ?

理想の自分と違いすぎる自分でもよかったんですよ?

自分の考え方が気にくわなくてもよかったんですよ?

 

 

あなたはそれが許せなかったんですね。

 

 

そんな自分でいることが我慢できなかったんですね。





そして自分にひどい言葉を投げつけます。

他の人に言ったら怒らせたり、泣いてしまうようなきつい言葉を容赦なく自分に放ちます。

『まだまだこんなもんじゃお前はわからない!!』、『本当に直そうという姿勢が感じられない!!』と自分を延々と責め続けます。

 

 

ほんとね、どれだけ自分に厳しいんですか?

 

 

そこまで自分に厳しくなる必要なんかないんですよ?

 

 

他人にもそれくらいの厳しさを求めている人ならいいのですが、自分が大嫌いな人って他人にはすごく甘い人が多いんです。

他人への甘さがそのまま自分への厳しさになる人も多いです。

他人に甘くすることで生じる不都合を、自分に厳しくなることで穴埋めしようとしているんです。

 

だけどそれではなかなか穴が埋まらないんですよね。

相手の分を横取りしているような状態ですから。

穴を埋めるためにはあなたが無理をしなくてはいけないんです。

 

そして無理をしたところで、その穴が大きすぎて埋まらないこともよくあります。

 

 

そのときにあなたは他人を責めるのではなく、自分を責めるんです。

 

 

『なにをやっているんだ!しっかりしろ!!』って。

『これくらいのこともできないのか!相手に迷惑をかけるな!!』って。

 

 

いやいやいや、責める相手を間違えていますよ?

 

 

急に変な例えになりますが、学校のテストでカンニングをしている生徒を先生が見つけました。

その先生は生徒を放課後職員室に呼び出します。叱るためです。

 

カンニングされた方の生徒を。

 

「おまえはなにをやっているんだ!カンニングなんかされるなんてお前の意識が足りないからだ!!」と。

一方、カンニングした方の生徒はなんの呼び出しも注意もなしです。

 

理不尽ですよね?

そんなのおかしいと思うでしょ?

『なにをやっているんだその先生は!』と思うでしょう?

 

 

あなたはそれと同じことを頭の中でしているんですよ?

 

 

他人に甘く許して、自分に厳しく許さない。

そしてそのことに自分自身が気づいていない。

自分を責めていることも習慣になってしまっていて麻痺している。

他人の縄張りまでとって自分の領域にして、自分を責めていきます。

 

 

もっとね、他人のせいにしていいんですよ?

 

 

『あの人が認めてくれないのはわたしが悪いからだ!』にしなくていいんです。

『わたしを認めてくれないのはあの人が悪いからだ!』にしていいんです。

 

『あんなミスをしてみんなに責められた。わたしは迷惑ばかりかけている!』にしなくていいんです。

『たしかにミスをしたけどみんなでわたしを責めなくてもいいじゃん!あいつらみんな怒りすぎ!』にしていいんです。

 

 

これね、どっちが間違っているか正しいかはありません。

 

 

どちらも人間の思考としてはありえます。異常でもなんでもありません。

でもあなたは自分を責める傾向が強いんです。

 

自分に厳しい人ほど自分を責めます。

そしてその思考が当然のように思ってしまいます。

自分に厳しいことすら気づかず、『自分なんて大嫌い!!』になってしまいます。

 

もう少し力を緩めてみてはいかがですか?

他人のせいにすることは決して悪いことではないですよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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気が狂いそうになるほどの理不尽。怒りをコントロールできない時は?

皆さんはすごく理不尽な経験をしたことがありますか?

生きていれば大なり小なりの理不尽は経験するかと思いますが、頭がおかしくなりそう、何も考えられない、ずっと頭痛がするレベルの理不尽を経験したことがありますか?

 

僕も今、理不尽に負けそうになって書いてます。




ずっと頭がズキズキしています。

目の焦点が合わずユラユラしています。

涙が次から次へと流れてきます。

ここまでのものは久しぶりです。

抑えておかないと発狂したくなります。笑

 

 

この理不尽が頭の中を占めているときって、負の感情しか感じられなくなります。

 

 

他の感情なんか一切シャットアウトして、負の感情感情だけを100%感じるようになってしまいます。

悲しみ、怒り、悔しさなど、その感情を感じとる能力が敏感になります。

楽しさやうれしさといった感情なんかもっとも遠くにいってしまいます。

 

 

この気が狂いそうになるほどの怒りを発散させることって並大抵のことではないんですよね。

 

 

物に当たって壊しまくる人がいます。

自分の家族に暴力をふるう人がいます。

他人を傷つけることを徹底的にする人がいます。

アルコールを吐きそうになるほど飲む人もいます。

ただ必死に自分に言い聞かせて耐える人もいます。

 

 

でもね、これをやったところで成果はほとんどないんですよね。

 

 

そんなものでどうにかなる怒りじゃなくなっているんです。

 

 

ほんの一時の少しの発散にはなっても、そんなものすぐに元に戻ってしまいます。

 

 

この理不尽に狂いそうなときの頭って、人を殺せてしまうぐらい怒りをため込んでいます。

ニュースとかでよく「ついカッとなって。」と言葉を聞きますが、そのぐらいの怒りです。

「ついカッとなって。」の場合は怒りはある程度時間をおけばおさまります。

 

けど理不尽に狂いそうなときの頭は持続します。

時間をおいてもおさまることは少なく、逆に時間をおけばおくほど怒りが増幅することもあります。

 

 

そんな怒りを抑え込もうとしているんですから、そりゃ大変ですよ。

 

 

精神的負担がものすごいです。

怒りを抑えることにすべてのパワーを費やします。

他のことにまで気が回りません。

 

夕日に向かって「バカヤロー!!」と叫んで終わりならよかったんですけどね、そんなことではどうしようもないくらいの怒りをため込んでしまっているんですね。

これね、ほんとに長期戦です。

 

 

怒りを抑えることに必死になっているからもちろん、そのことに対してのしわ寄せが来ます。

 

 

普段ならなんでもないようなことにすぐにイラッとしたり、普段ならありえないようなミスをしたり、どうしてこんなことでと思うようなことに涙がポロポロ流れたり。

ようは安定してないんですね。

 

 

不安定な生活の日々を続けないといけません。

 

 

その生活の中でももちろんストレスはたまります。

今のあなたは通常よりもストレスをためやすく、発散させにくい状態なのですから、ストレスが精神にもたらす影響は通常時とは比較にならないほど大きいです。



あなたはすごいですよ?

 

 

そんな状態なのに理性を保とうとがんばっているなんて。

この状態に耐えることができず、最悪の方法を選んでしまい、取り返しのつかない事態になってしまう人もいます。

でもあなたはそれをしないように必死に耐えてますよね。がんばってますよね。

 

 

だから苦しいんですよ。

 

 

理不尽だからってその理不尽に対して感情をむき出しにしようとしてないでしょう?

 

理不尽の相手にゴルフクラブを持って後ろから、、、

こんな世界破壊してやると思ってガソリンを持って、、、

自分が許せなくてビルの屋上から、、、

 

こんなことしてないですよね。

 

でも本当はこんなことをしたいぐらいの怒りがありますよね。

 

 

だからあなたはすごいんです。

 

 

がんばって抑えようとしていることが。

その怒りをなんとか最小限に抑えようと努力していることが。

 

 

当たり前のことじゃありませんよ?

 

 

我慢できない人もたくさんいるんですから。

だから世の中から事件がなくならないんですから。

 

よく世間では「ああいうことをするなんて考えられない!」、「あんなことをする人の気がしれない!」と言われますよね?

 

これ、違いますよ?

 

 

元々の異常者だけが事件を起こすんじゃないんです。

 

 

今まで普通に暮らしていた人、健全に生活をしていた人でさえ、事件を起こしてしまうんです。

 

 

事件を起こす可能性は人間なら誰でも持っています。

我慢や理性だけでは制御できない怒りというものは存在します。

 

もちろん我慢や理性が強い人は怒りを制御する方法に長けていて、制御できない怒りというのは少なくなっていきます。

あなたは今それをやっているんです。

 

そして制御できない怒りを可能な限り小さくしているんです。

自分の内面に対してのコントロールが普通の人より上手なんです。

だけどだからこそ、すごくしんどいんです。

 

 

発散させずに吸収させようとがんばっているから。

 

 

制御できない怒りの幅が大きく、そのまま我慢せずに思いっきり発散できる人は、あなたほど疲れてないんです。

 

 

だからね、怒りよりもまずはそんなことができているあなたに目を向けてみましょう。

 

 

必死になって怒りを抑えようとがんばっているあなたをほめてあげましょう。

あなたはそれをするのが当たり前と思っているかもしれませんが、あなたほど我慢している人も少ないと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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皆さんは助けたがり屋さんと出会ったことはありますか?

 

一般的には面倒見がよくて人のために色んなことができるいい人として、好印象を持たれることが多いです。

周りのために動いて、「いつでも力になるよ!なんでも言って!」という人の力になることが好きな人です。

 

でもね、この助けたがり屋さん、ときとして面倒な存在になります。



それは、助けを求めていない人にとってです。

 

 

簡単に言うとただの出しゃばりくんになります。

 

 

あまり親しくもない人に(ほぼ初対面の人に)

A「なんでも相談に乗るよ!」
B「はい。」
A「なにか悩んでいることあるんだろ?」
B「うん。」
A「ほら言ってごらん!」
B「うん。今は大丈夫です。」
A「遠慮しないで言って大丈夫だから!」
B「はい。」
A「それでどうしたんだ?」
B「・・・」
A「悩みは話した方がいいんだよ!早く言ってみな!」
B「えっ・・・」
A「俺なら助けられるから!ほら!」
B「・・・」
A「君のためを思って言っているんだ。誰かに話した方が気が楽になるんだから!」
B「ありがとう。でも大丈夫。」
A「大丈夫じゃないって!ほら早く内容言わないと!言ってくれないと助けられるものも助けられないよ?」
B「・・・」
A「黙ってないでほら!勇気を出して!」
B「・・・」

といった言動をする人も中にはいるんですよね。

 

これってAさんはBさんのことを考えていると思いますか?

 

考えてないですよね。

 

 

Aさんは自分の『誰かを助けたい!!』という欲求の相手としてBさんを選んでいるだけです。

 

 

Aさん自身はBさんのことを想って・・・と思っていますが、違います。

Aさんの自己満足のエサにBさんをしたいだけなんです。

AさんがBさんを助けるのではなく、Bさんに助けてもらおうとしているだけです。

 

 

思いやりのある人は、『Bさんが困っているから、力になりたい。』というように主語が相手になります。

 

 

Aさんも自分のことをそのように認識しています。

でもね、Aさんの場合は本当は違うんです。

 

『自分が人を助けて承認欲求を満たしたいから、Bさんには困っている人であってもらわなければいけない。Bさんが悩みを言わないと自分の欲求が満たされない。ただのエサのくせになんで美味しく食べてもらおうという考えができないんだ!!』というようになります。

 

 

主語は自分で思いやりではなくただの自己満足です。

 

 

相手のことを考えていないだけでなく、自分の欲求を満たすためだけに利用しようとしているだけです。





純粋に思いやりから行動する人もいます。

 

その場合はAさんの対応は下記のように変わります。

A「いつでも相談に乗るよ。」
B「はい。」
A「今ここで話せるかな?」
B「・・・」
A「無理しなくていいよ。今は話せないことなんだね?」
B「うん。」
A「わかった。じゃあ話したくなったらそのときに話してくれてもいいよ。」
B「はい。」

という言動になります。

 

出しゃばりくんになっていないでしょう?

 

自己満足の助けたがり屋さんはBさんのことを全然考えず、自分のことしか考えていないことがわかると思いますが、思いやりのある人はBさんのことを中心に考えていますよね。

 

 

自己満足のための助けたがり屋さんは、自分のことを過大評価している人が多いです。

 

 

『わたしなら助けてやれる。』、『僕なら助けてあげられる!』といった思考です。

信頼関係ができてもいないうちからズカズカと距離を近めてきます。

 

本当に苦しんでいる人からしたら『ありがたい。』と思うよりも、『いやいや、あなたなめているんですか?あなたごときが私の人生を救えると思っているのか?あなたが簡単に思い浮かぶようなことを私がいままでなにもしてこなかったとでも?私の人生はそんなに軽くない!侮辱するな!!』ってなります。極端に思うかもしれませんが、こういう風に考えたこと、僕はあります。

そして自分の手に負えないことだとわかると、すぐに離れていきます。

そしてそのことに対してなんの後ろめたさももちません。

すぐにあなたのことを忘れ、次の相手を探します。

 

 

こちら側にも助けてもらう人を選ぶ権利はあります。

 

 

純粋な思いやりからくる人は、ズカズカとあなたの領域に足を踏み入れません。

あなたの様子を伺いながらよりそい、あなたのペースで助けを求めてもらえるような空間を作り出します。

 

 

自分ではなく、あなたのことを考えて、あなたを優先させた思考になります。

 

(ちなみにでしゃばりくんは心が元気な人が多く、思いやりのある人は心が疲れることが多いです。)

そして自分の手に負えないことだとわかっても、あなたからはなかなか離れません。いつでもサポートできる位置に待機してます。

そしてもし思いやりがある人が本当に手に負えなくて、自分を守るためにあなたから離れていくとき、その人は罪悪感でいっぱいになります。抱え込まなくてもいい量の後ろめたさを背負います。

そしてあなたのことを忘れることはありません。

 

 

自己満足と思いやりは全然違います。

 

 

自己満足の人に助けを求めてしまうと、あなたはよけいに傷ついてしまうかもしれません。

あなたに思いやりがありすぎると、疲れて潰れてしまうかもしれません。

 

自己満足は自分を軸に、思いやりは他人を軸した考え方です。

助けてもらいたい状況でも、相手を選ぶ権利があなたにはありますよ。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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皆さんは人生で心が壊れそうになってしまったときはありますか?

 

頭が全然働かなくなり、目まいや頭痛に嘔吐、嘘のように周りに対しての興味がなくなってしまったことはありますか?

なにもやる気が起きず、ただじっとしているだけでも精神力を使っているような状態になってしまったことはありますか?

 

心が壊れる直前の段階かと思います。




ここのラインを越えてしまうと心は壊れていきます。

 

壊れる直前って自分でも色々とわかるんですよね。

 

 

『いつもの自分と違う。』、『どうしよう。おかしくなってる!』って。

 

 

自分でも自覚できます。

 

 

そのラインを越えてしまったら自分では自覚することができず、他人から言われても『いや、無理もしてないし普通。』というように異常さを自覚できなくなります。

そしてその頃には日常生活がまともにできなくなっていることも多いです。

 

 

無理をしていても他人にばれてしまうほど、異常に疲れ切ってしまっているのだから。

 

 

やる気なんて空っぽです。

頭なんて半分以上寝ている状態かと思うほど働きません。

どこか現実感がなく、自分ではなく他人事のように生きています。

動くのも一苦労で、いままでできていた当たり前のことでさえできなくなってしまいます。

 

 

ここまでいってしまうと一人で治すことは不可能で、病院受診が必要になります。

 

 

でもね、そこでもまた新たな問題が出るんですよね。

 

それは・・・

 

 

病院へ受診をしに行くのすらしんどい。

 

 

出かける準備をして、車に乗って、歩いて、診察券を渡して、待合室で待機する。

診察する前にこれだけのことをしないといけないんですね。

 

風邪や熱のときでさえしんどいでしょ?

あれとは比較にならないしんどさやだるさが襲ってきます。

 

 

病院へ受診しに行っただけで体力と気力を使い果たし、一週間ほぼ寝たきりなんてこともあります。

 

 

それでしっかりとお医者さんとお話ができたらいいのですが、相手が何を言っているのか理解できない。そして自分も何をどうやって話したらいいのかもわからない。

病院が治療ではなく、ただただ疲れることをして終わってしまうことだけになってしまうときもあります。

薬の効果がある人ならそれでもいいのですが、薬がほとんどきかない人、ただの気休めとして飲んでいる人もたくさんいます。

日常生活に戻れるまでにかなりの時間がかかってしまいます。

 

 

心が壊れてしまうとこんなにも大変なんですね。

 

 

でもね、急にここまでになってしまう人って、割合的にはまだ少ないと思います。

 

 

トラウマもののショック(PTSD=心的外傷後ストレス障害)を受けた人は別ですが、多くの人は日常生活の疲れがたまって徐々にこの状態になっていきます。

心的外傷後ストレス障害は急に訪れたトラウマへのショックから、記憶障害を起こしてしまうこともあります。



それ以外の人は前段階があるんです。

 

 

自分で『あ、やばい。』、『え?これ、なにかの病気なんじゃ・・・』といった感じで。

 

 

そこでUターンをして引き返していたら、あるいは立ち止まって休むという選択をしていたら、心は壊れてしまうほどのところまでいかず、治るのも時間は要しますが比較的早く治ります。

 

 

でもね、この前段階で気づいていてもそのまま突き進む人も多いんです。

 

 

『まだ大丈夫だ!』と自分に言い聞かせ、『しないといけないことだから!』と使命感にとらわれ、『休むわけにはいかないんだ!!』と責任感を持って突き進んでしまう人も多いんです。

元々日常生活で精一杯がんばって生きていた人が、『まだ足りない!』と努力をして休むことをせず、さらに無理をしてしまったときに一定のラインを越えてしまいます。

 

そしてその先は心が壊れてしまい、日常生活に戻れるまではかなりの時間がかかってしまいます。

前のように完全復活とはいかないかもしれません。

 

 

意地になって、責任を放棄せず、無理をしてがんばった結果がそれなんです。

 

 

正直やってられませんよね。

無理をしたなら無理をした分、がんばったならがんばった分の報酬があってもいいはずなのに、突き進んだ先はさらなる苦しい生活です。

しかも取り返しのつかない場合さえあります。というかその場合の方が多いかもしれませんね。

 

無理をしたら無理をするほど、がんばればがんばるほど、報われることができるやさしい世界であればよかったのですが、この点に関しては世界は厳しいんですね。

 

 

無理をすれば無理をするほど、がんばればがんばるほど、心は壊れていくんです。

 

 

その人たちは、周りから「休んだ方がいいよ。」、「無理をしない方がいいよ。」と言ってくれても止まることをしないんですね。

その結果が最悪の事態にまでいってしまいます。

 

 

あなたはね、がんばりすぎなくていいんです。

 

 

あなたはね、無理をしすぎなくていいんです。

 

 

それをやめることは決してサボりなんかじゃありません。

むしろ生きていく上で必要なことなんです。

 

 

心が壊れる直前には自分や周りから合図が出る場合が多いです。

 

 

その判断には従ってください。

拒否しないでください。

休むことは遠回りのように思うかもしれませんが、その選択ができるのはあなたほど無理をしていない人です。

 

残念ながらあなたの場合は休むことは遠回りではありません。

むしろ休むことこそ、あなたが選べる範囲で一番最短の道だということを理解してくださいね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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