周りの人間が敵に見える。傷つけられるのが怖い。そんな自分が情けない。

皆さんが周りの人間が敵に見えてしまうような経験をしてしまったことはありますか?

 

こちらのことをことあるごとに責めてくるように感じるようになってしまったことはありますか?

 

これってすごく大変です。




相手からしたら傷つける意図も、攻撃している意図もないのに、あなたは攻撃されているように感じ、そして傷つきます。

 

しかもそれがあなたの苦手な人や嫌いな人であるとは限りません。

 

あなたにとって大切な人の場合もあります。

 

 

相手が誰であっても攻撃されたように感じ、あなたは傷ついてしまいます。

 

 

相手が大切な人で、『わたしを傷つけるようなことはない!』とわかっている人であっても、あなたは傷ついてしまうことがあります。

 

そのときにあなたは、その人相手に傷ついてしまった自分にショックを受け、そして申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

 

あなたのことをよく想ってくれている相手であればあるほど、そのことがわかっているのに傷ついてしまう自分に衝撃を受けます。

 

いつも自分の味方をしてくれている人が相手でも、攻撃されているように感じてしまう自分が情けないし、その人に申し訳なくて苦しくなります。

 

そんな風にあなたにとっての絶対的な味方であるはずの相手でさえ、今のあなたには攻撃をしてきているように見えてしまうんです。

 

 

では特に親しいわけでもない他人ならどうでしょう??

 

 

もう、敵にしか見えないんですよね。

 

いつ自分を攻撃してくるかわかりません。

 

どれほど傷つけられるかも想像もつきません。

 

話しかけるのに勇気がいるし、相手から予期していないときに話しかけられるとビクッーとします。

 

 

人と会話をするのも怖くなります。

 

 

相手が発した何気ない言葉に、いつ致命傷をあたえられるかわかりません。

 

相手がわたしを責めるような言葉を言ったときには『自分は耐えられるんだろうか?』と不安になります。

 

『どうかわたしを傷つけるようなこともなく、無事に終わってください!』と願い続けます。

 

普通にただ会話をしているだけなのに、心臓をつかまれているかのような緊張が走ります。

 

そして相手との会話が終わり安全圏にたどり着いた瞬間、全身が急激に脱力します。

 

冷や汗がだらだらと垂れてきます。

身体の震えが止まらなくなります。

心臓は爆発しそうです。

 

自分でも信じられないくらいの異常を体中から感じます。

 

 

あなたにとって周りの人間は味方でもただの景色でもなく、敵なんです。





ちょっとしたことでも「お前が悪い。」と攻撃されているように感じるようになり、あなたはひどく傷つきます。

 

『なんでこれぐらいのことで傷つくんだ!』、『こんなのただの被害妄想じゃないか!』と思っていても、自分が傷つくのを防ぐことはできないんです。

 

傷つくことってもちろんつらいです。心に大きなダメージが残ります。

 

それがいつどこからくるかわからない、そんな恐怖の連続の世界で生きていかないといけなくなります。

 

 

そしてそんな日常生活を送らないといけなくなってしまった、弱い自分を心底情けなく思います。

 

 

他人から傷つけられて、あなた自身も自分を傷つけます。

 

『いつからこんなにも弱い人間になってしまったんだ。情けない。もっとお前は強い人間だったはずだろう?』と自分をののしります。

 

外と内から傷つけられて、あなたの心はもうボロボロです。

 

ボロボロ状態の心では物事を悪いように悪いようにととらえてしまいます。

 

極端な解釈をしてしまったり、言われたこと以上のことを勝手に思い込んで傷ついてしまうこともあります。

 

傷つきやすくなっている状態なので、人と関わることが怖くて仕方ありません。

 

 

こういうときはね、無理に人と関わることをしなくていいんです。

 

 

必要最小限の関わりだけでおさえて、消極的にいきましょう。

 

社交的にならなければいけないなんてことはありません。

 

周りが敵に見えているときに上手にコミュニケーションなんてとれるわけがありません。

 

 

怖いのに無理をする必要はありません。

 

 

まずは自分を大事にしましょう。

 

 

怖いのにがんばって外に出る必要はありません。家に引きこもっていていいです。

 

怖いのに電話に出る必要はありません。電源を切っていたらいいです。

 

『怖くない!』、『このままじゃダメだ!』なんて言い聞かせて勇気を出す必要もありません。

 

 

怖いものは怖いんです。

 

 

自分がおかしいと思っていても、怖いと感じることをなくすことは急にはできません。

 

周りの人を怖いと思う気持ちを否定しなくていいです。

 

あなたのことを考えてくれている人ほど、「そんなことでどうするんだ!?」と言ってくるかもしれません。

 

でもね、そんなことはあなたが一番よくわかっているんです。

 

 

わかったうえでも、それでもどうしようもできないことなんです。

 

 

今はね、焦らずに自分を大切にしてください。

自分を大切にすることで余裕を持てるようになり、それが結果として敵を減らしていきます。

 

周りが敵だらけの世界でがんばっていこうと思ってもそんなことは無理です。

 

自分を大切にして敵が少ない世界で生きてみませんか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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上から目線で物を言う人、人を見下してばかりの人への関わり方は?

皆さんの周りに、何を言うにしても上から目線で物を言う人っていませんか?

 

言葉にトゲがあるように聞こえたり、自分以外の人のことをどこか見下しているように聞こえてしまう人はいませんか?

 

『なにもそんな言い方しなくても』と思うような経験はありませんか?




この人たちに合わせるのってけっこう大変なんですよね。

 

 

自分が上から目線で物を言っている自覚がないから。

 

 

その人たちにとって上から目線は嫌味や皮肉などではなく、自然体なんです。

 

ナチュラルに自分の方が上だと思い込み、他人を見下すことなんて当たり前のことなんです。

 

当たり前すぎてまったくの無自覚です。

 

 

指摘をしたとしてもこちらの言葉は通じません。

 

 

「わたしのどこが上から目線なんだ!?」と反撃をくらいます。

 

しかも下の人間としてみているから、言葉はきついし表情はするどいです。

 

『わたしにそんなことを言うなんて無礼者!!』ってノリなんです。

 

人のことを見下している自覚がある人なら『あ、そうだな。気をつけないといけないな。』と反省をしてくれることもありますが、無自覚なので反省はしないし、そもそも何を指摘されているのかの意味さえわかりません。

 

 

自分は人を見下しているということにすら気づかずに生活をしています。

 

 

もちろん、本人には自覚がなくても周りには様々な面で見下しているように伝わります。

 

「あの人と話をするのは疲れる。」、「あんなことを言われて腹が立った!」など、本人は無関心なのに周りは荒らされてしまいます。

 

 

そして上から目線で物を言う人は周りに合わせるということが苦手です。

 

自分と周りの意見がわかれたとき、自分の意見を貫き通すことが多いです。

 

意志が強いと言えば聞こえはいいですが、この人たちの場合は意志が強いのではなく、『周りの意見なんか聞く価値もない。』と思っていることが多いです。

 

しっかりとした自分を持っているというよりも、『わたしより劣っている人の意見なんて聞いても無駄。』精神が強いです。

 

 

だからその人が見下していない人の意見には耳を貸すことができるし、その人が尊敬している人の意見ならあっさりと自分の意見を変えられます。

 

 

自分が認めた人間以外は同じ人間とは認めていないんです。

 

根本的な部分で周りを見下し、自分の方が優れていると思っているんです。

 

やっかいな人です。

 

そしてかわいそうな人でもあります。



こういう人たちと仲良くやっていこうと思ったら、その人に見下されないことが大事になります。

 

 

一度見下されてしまっては、この人たちの評価はなかなか変わりません。

 

いつもことあるごとに『自分の方が上だ。』というような態度をとられるし、あなたは勝手に競争相手にさせられてしまいます。

 

そして自分があなたより優れているところを無自覚で探しだし、優越感にひたります。

 

あなたがよほどできた人間でないと、そんな人と一緒にいても楽しくはありません。

 

 

上から目線で物を言う人たちは本当は自分に自信がない人たちが多いです。

 

 

『自分の方がお前より優れているんだぞー!』と思わなければ、普通のコミュニケーションもとれない人たちなんです。

 

自信がなくて、そのままでは人と関わることが怖すぎるから、自分の方が上だと徹底的に思い込み、自分を洗脳するんです。

 

上から目線になってしまうのはただの去勢です。

 

 

本当に自分に自信がある人は謙虚でもあるし、他人に合わせるということもするのですが、それができないため周囲からは異分子として扱われます。

 

 

上から目線の人と上手に付き合っていくには、あなたが距離感をあける必要があります。

 

相手は自分が上であることを示すためにドンドン距離を縮めて圧力をかけようとしてきます。

 

そのまま相手に任せていてはぶつかります。

 

上から目線の人はそれほど相手と自分との距離感をはかることが苦手なんです。

 

 

近づいてくる人には逃げましょう。

 

 

あなたや周りがいくら注意したところでなおりません。

 

態度を改めることもないし、その必要性も感じていません。

 

その人が近くにいてはあなたや周りに被害がでるだけです。

 

 

大丈夫です。あなたが離れてもその人には別の人がいます。

 

 

その人が同じ人間だと認めた人たちがいます。

 

あなたが離れたからといって一人きりにさせることではないし、仮に一人きりにさせることになったとしても、そこまであなたがつきあう必要のないことです。

 

あなたが無理をしてまで近くにいる必要はありません。

 

その人から避難し、被害の少ない位置までいきましょう。

 

 

あなたがその人のために嫌な思いをする必要はありません。

 

 

その人との関わりは必要最小限にしてみましょう。

 

その人に根気よくつきあってあげる必要もありません。

 

人を見下すことがその人の価値観だと認めてあげませんか?

 

イチイチまともに相手をしていたら疲れてしまいます。

 

その人から離れることは逃げではありません。お互いにとって必要なことだと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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精一杯頑張っているつもりでも否定されて。認めてくれない相手。

皆さんは自分的には一生懸命、精一杯がんばっているつもりだったのに、それを他人に否定されてしまったことはありますか?

 

自分のできる範囲でできることはやっていると思うのに、全然認めてくれなくて「もっとやれ!」、「しっかりやれ!」ばかり言われるようになってしまったことはありませんか?

 

これってすごく悲しいことなんですよね。




自分とその人との温度差にがく然としてしまいます。

 

たしかに結果としては自分はほめられたものではないかもしれない。

 

だけど、一生懸命がんばっているということだけは見ていてほしかった。

 

その人にとっては結果がすべてなのかもしれないが、それでも過程を尊重してほしかった。

 

結果がその人にとって期待外れであったとしても、一生懸命がんばっていること、せめてそれだけは理解してもらいたかった。

 

 

それなのに『それすらわかってくれていなかったんだ。』と悲しくなります。

 

 

あなたが普段から一生懸命がんばっていればいるほど、ひどくむなしくなります。

 

 

もしくはその過程すら、その人にとってはがんばっているように見えなかったのか?

 

「まだまだお前は甘い!!」と言われているのか?

 

「そんなものはがんばりでもなんでもない。できて当たり前のことだ。」と言われているのか?

 

『わたしは周りと比べて甘いのだろうか?こんなにがんばっているつもりなのに?』と疑問が浮かびます。

 

 

そして、もっとがんばらなくてはならないという現実に茫然とします。

 

 

そうなんですよね。

 

自分では精一杯がんばっているつもりでも、それでも相手、あるいは周りは認めてくれないんです。

 

「全然がんばっていない!」、「もっとしっかりしろ!!」と厳しい評価をくだされます。

 

自分では精一杯がんばっているつもりでも、相手に伝わっていないんです。あるいは自分はすごく甘いんです。

 

今のままではダメなんです。

 

 

もっともっと、もーっと、がんばらなくてはいけないんです。

 

 

今のがんばりでも認めてくれないのなら、もっとがんばって相手を認めさせないといけないんです。

 

今のがんばりでも「しっかりやれ!!」と文句を言ってくるのなら、もっともっとがんばって相手を黙らせないといけないんです。

 

今のがんばりでも「お前は甘い!」と指摘されたのなら、もっとがんばって自分に厳しくならないといけないんです。

 

どうしても相手にわたしががんばっていることを認めてもらいたいんです。

 

 

こんなにもがんばっているのに、それを否定されてしまうことだけは嫌なんです。

 

 

そのためにはもっとがんばるしか方法はないんです。

 

 

今まで以上にがんばって、相手が否定する余地も残さないようにすればいいんです。

 

今まで以上にものすごくがんばって、相手を感心させるようにすればいいんです。

 

「全然がんばっていない!」なんて戯れ言を二度と口にできないくらい、わたしのがんばりを見せつけてやればいいんです。




はい。残念。不正解です。

 

 

そもそも、今のあなたにこれ以上がんばることは無理です。

 

がんばりを否定されて悲しくなるほどに、あなたは既にがんばりすぎているのだから。

 

『わたしはすごくがんばっているんだ!』と言いたくなるほどに、既にすごくがんばっているのだから。

 

普段からがんばっていない人なら、もっとがんばるということも可能ですが、あなたは普段からもう十分すぎるほどがんばっている人なんです。

 

 

かかとをあげて、既に背伸びをしてしまっている状態なんです。

 

 

背伸びをしている状態でさらなる背伸びはできません。

 

 

本当につま先だけで立とうとしてこけてケガをするか、もしくは自重に耐えきれずに足の指を骨折します。

 

もうこれ以上は無理だというくらいに、あなたは現在もがんばっているんです。

 

その人に認めてもらうにはもっとがんばらないといけないんですが、あなたにはその余地がもうないんです。

 

 

残念なことですが、あなたはその人に認めてもらえるほどがんばることはできません。

 

 

「もっとがんばれ!!」という声にうんざりしてしまうほど、あなたはがんばってきたのでしょう?

 

『まだ認めてくれないのか!?』と思ってしまうほど、あなたはがんばってきたのでしょう?

 

なら、それが正解なんです。

 

 

あなたが本当に『わたしはがんばってきたのに・・・』と思うのなら、あなたは自分に満足がいくぐらいがんばってきたんです。

 

 

他人なんかに否定されたくないくらい今もがんばっているんです。

 

 

それでもそれを理解してくれない人間はいます。

 

「あなたならもっとできるはずだ!」と過剰な期待をしてくる相手もいます。

 

自分の都合からあなたががんばり続けてくれないと困るから、「もっとがんばれ!しっかりしろ!!」と言い続けてくる人はいます。

 

 

その人たちはね、いくらがんばろうがあなたをほめてくれることはありません。

 

 

結果を出したら出したでもっと上の結果を求めます。

 

あなたの結果に満足してくれる人たちではありません。

 

あなたががんばっているかどうかなんて関係ないんです。

 

ただ、もっと自分自身を満たしてほしいんです。

 

もっと自分に貢いでほしいんです。

 

 

そんな人たちにあなたががんばっているかどうかを決めてもらいたいですか?

 

 

がんばっているかどうかはあなたが決めたらいいんです。

 

 

本来なら自分で決めていいことなのに、あなたは疲れすぎて相手にゆだねるような状態になっています。

 

そんなに疲れている人ががんばっていないなんてことはありえません。

 

もっと自分の判断を信じたらいいと思います。

 

他人なんかにあなたががんばっているかどうか決めてもらうのは、もったいないことだと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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できないものをできるようにするには? それでもできないときは?

皆さんは自分にできないことにどんなことがありますか?

 

また、それを『できるようになりたい!』、『できるようにならないといけない!』というときにどんなことをしていますか?

 

なにかしらの工夫や努力をしているんですよね。




『できるようになりたい!』と強く願っているのに、なにもしていないことはありません。

 

『できるようにならないといけない!』と追い込まれている状況なのに、なにもしていないことはありません。

 

 

できるようになるためにあなたは生活の何かを変えています。

 

 

まずはできるようになるまで自分で何度も挑戦してみます。

 

自分でどうすればできるようになるかを考え、それを何度も試してみます。

 

試行錯誤を繰り返してコツをつかみ、それでできるようになることもあります。

 

でも、自分だけではなかなか解決しないことも多いんですよね。

 

そもそも自分で考えて繰り返すだけでできるようになることなら苦労はしませんしね。

(この手順は省略する人も多いです。)

 

 

次に調べます。

 

本だったり、ネットだったりで【〇〇ができるようになる方法!】というのはあふれかえっています。

 

まったくそのことについて情報がないというときの方が少ないかと思います。

 

そこで今の自分の状況と同じもの、酷似しているものを探します。

 

そこには作者なりの体験談や解決策などが書かれています。

 

まずはそれを読み漁ります。

 

それが自分がまだ取り組んでいないことで新しい発見があればいいのですが、自分自身で試行錯誤の時間を繰り返してきた人ほど壁にぶつかります。

 

 

『そんなこととっくにやってるよ!それでもできねーんだよ!!』、『そもそもそんなことができているのなら、調べることなんかしねーよ!!』です。

 

 

これが多いです。

 

むしろ、心の悩みや問題で困っている人はほとんどがこのケースではないですかね?




自分なりに解決策を何度も考えてなんとかしようとしてもどうにもならなくて、それでもなんとかならないかと模索をしているときに出くわすのが、もう既に自分が何度も挑戦して試してみたことしか書いてない。

 

それでもできないときはどうすればいいのかを書いていないというのがよくあります。

 

『そんな簡単なことで解決するようなことなら、何年間もそれができなくて困っている自分はバカだろ?』と思ってしまいます。

 

 

実際にあなたとその人は違います。

 

 

その人の場合はそれでうまくいったとしても、あなたもそれをすればうまくいくというわけではありません。

 

難易度と言ってしまっては失礼かもしれませんが、あなたの方がその人よりもよっぽど難しい状態にあることも少なくありません。

 

あなたの方がそのことについてよく調べていて、その人よりも多くの知識や解決策を知っていることもあります。

 

 

それでもあなたはできるようにはならないんです。

 

 

怒りや焦り、苛立ちや悲しみが出てきます。

 

このままではダメなのに、次はもう何をすればいいのかわからないんです。

 

実際にあなたと同じ体験をして、それを克服できた人がいるのならその人に体験談を具体的に教えてもらうなどのことができますが、身近にそういう人ってなかなかいないんですよね。

 

できない状態のまま日々は過ぎていきます。

 

 

できるようになりたいのにそれがいつまでたってもできるようにならないとき、できるようにならなければいけないのにそれがいつまでたってもできないとき、人は精神的に強いストレスを受けます。

 

 

自分の今のままの状態ではいけないのに、いつになったらそんな自分から脱出できるのか想定できません。

 

今のままの自分では嫌なのに、なにをしても、どうやっても、嫌な自分のままなんです。

 

できるようになる未来が全く見えないから、不安で不安でたまらないんです。

 

こういうときの対処法なんですが・・・

 

 

できない自分をそのまま受け入れてあげましょう。

 

 

なにをしてもできるようになれないのなら、それも含めて自分であることを認めてあげましょう。

 

できるようになる可能性が見えないときから自分を否定していては、自分のことが大嫌いになってしまいます。

 

自分を嫌うよりもリスクのあることって、この世界にはほとんどありません。

 

自分を大嫌いになるくらいなら、できないことをあきらめてしまった方がよっぽど利口です。

 

 

それも無理だという人は、【今は】できない自分のことを許してあげましょう。

 

 

もう少しだけ気長にいきましょう。

 

できないことをできるようになるのは、あなたが思っているよりもはるかに難しいことです。

 

時間もいるし、根気も必要になります。

 

そしてそんな大変なことに挑戦している自分をもっとほめてあげてください。

 

できないことだけにどうしても注目してしまうものなんですが、それをできるようにしようと努力しているあなたはすごいんです。

 

 

もっと自分のすごさに気づいてあげてください。

 

 

できない現実に腹を立ててしまったり、悲しくなってしまうのはわかりますが、それでも自分のすごさだけは忘れないであげてください。

 

できないことに対してこんなに感情がでてくるのはね、それだけできないことに対して真剣に向き合っているからです。

 

それは当たり前のことでは決してありません。

 

いくらやってもできないことにぶつかってしまうと自分を責めてしまいがちになってしまうものですが、それよりもすごい自分がいることを思い出してみてくださいね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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辛いのは闘っているから。苦しいのは頑張っているから。譲れないから。

臆病ですぐに傷つくのに平気なふり。心が弱い自分が情けない。

何をやってもうまくいかない。頑張ってもうまくいかない。もう嫌だ。

自分ではどうにもならない現実に遭遇してしまったら

諦めることができない心。ギブアップしてくれない心。強い心。

理不尽すぎる現実。言い聞かすのも疲れた。心が壊れそう。

何度も転職を繰り返して。すぐに辞めてしまうのは根性がないから?

皆さんは転職を何回か繰り返したことはありますか?

 

入社してもすぐに仕事に行きたくなくなって、長く続くことなく短期間で辞めてしまったことはありませんか?

 

そして今の仕事も辞めたいと思いながら働いてはいませんか?




仕事を辞めて転職を繰り返すのにも色々な理由がありますよね。

 

自分と思っていた仕事と違っていてやりがいがない。

 

きつい仕事なのに給料が安かったり、休みが少なかったりと労働条件がよくない。

 

できると思ってその仕事に就いてみたら、実際には思っていた以上にできなくて自分はその仕事が合っていないことがわかった。

 

上司のパワハラがすごく、こちらのことをまるで道具であるかのように扱ってくる。

 

どうしても苦手で嫌いな人と一緒に仕事をしなければならず、職場に行くだけで心が慌ただしくなってしまう。

 

すごく仕事のできる後輩が入ってきて、自分の立場がなくなってしまった。

 

大きなミスをしてしまい他の人たちに迷惑をかけてしまい、その空間にいずらくなってしまった。

 

人間関係にとけこめず、自分だけ蚊帳の外になってしまった。

 

窓際族でいたいのに、周りの人たちがほっといてくれない。

 

転勤の頻度が多く、一か所にとどまっていられない。

 

今の職場よりも魅力的に思える職場に採用された。

 

ずっと働きづめで疲れたからとにかく一度ゆっくりと休みたい。

 

などなど。

 

転職をするには数えきれないくらいの理由があります。

 

 

転職をする理由が一つや二つじゃないことも多いです。

 

ですが、共通している点として・・・

 

 

あなたはその仕事に満足をしていなかった。





これがあります。

 

もしその仕事のすべての点において満足していたら辞める理由なんかありません。

 

定年退職をするまで働きます。

 

わざわざ面倒くさい転職なんかする必要はありません。

 

転職に使うエネルギーを他のモノに使えば、あなたはさらに充実した生活ができるんです。

 

だけどそれがなかなか難しいんですよね。

 

 

何もまったく不満がなくて『ここで仕事ができて幸せー!』という人の方が少ないかと思います。

 

何かしら思っていたことと違っていたり、妥協していたり、我慢をしている部分はあるかと思います。

 

それでもそれが許容できる範囲であったり、不満の中でも充実できるものを見つけたりして仕事を続けていきます。

 

『100パーセント自分の満足のいく職場なんかない。』と自分に言い聞かせていきます。

 

 

年月が経過すると仕事の環境やあなた自身も変化していきます。

 

 

最初のころは満足がいく仕事だったとしても、その変化で不満が生じたり、続けていくことができない理由ができてきます。

 

一昔前は終身雇用で年功序列が当たり前でしたが、今の時代ではずっと同じ職場で最後まで仕事を続けることって案外難しいんです。

 

年月を重ねるごとに様々なトラブルが起こります。

 

 

そして転職をする選択をするのですが、転職に失敗してしまうケースも多々あります。

 

 

以前は比較対象がなかったのに、今まで働いていた職場という比べるものができます。

 

比べることができることってモチベーションに大きく影響を与えるんです。

 

入ってみたら今までのところがどれだけ恵まれている環境だったかわかるほどブラックだったり、自分が納得できる形で仕事ができない場所もあります。

 

あなたからしてみたら今までの仕事を辞めてまで新しいところに来たのに、そんな価値はないところだったんですね。

 

 

この場合『辞めようか?』という言葉が、前の職場よりも早い段階でちらつきます。

 

 

そして前の職場よりもあなたは行動力が上がっています。

 

前に転職を経験したので『仕事を続けなければならない!!』という認識は弱くなっています。

 

さらにそこで続けていく理由も薄くなります。

 

もっと自分に合った仕事を探すことに意識がいき、以前より軽い気持ちで仕事を辞めてしまいます。

 

 

転職回数が増えれば増えるほど、仕事を辞めることへの抵抗が少なくなり、もっと自分に合った仕事を期待するようになります。

 

 

それとは反対に転職回数が少ない状態では『もうここでずっと働いていかないといけない!!これ以上転職なんかしていられない!』と覚悟を持ってしまう人もいます。

 

 

この場合は前よりも『仕事を続けなければならない!!』という気持ちが強くなります。

 

肩に力が入りすぎてしまうんです。

 

力んで結果が出るものなんてほとんどありません。仕事の場合もそうです。

 

『辞めてはいけない!』という想いが強すぎて無理をしてしまい、しばらくは働けない状態になってしまうことがあります。

 

そうなると耐久力が前よりもなくなってしまいます。

 

外部のただの雑音が刺激に変化し、ただの刺激があなたにとっての攻撃に変わります。

 

 

外部の影響を強く受けやすくなってしまい、本人は働きたくてもそこで働けないような精神状態になります。

 

 

転職って、できれば誰もしたくないと思います。

 

仕事に入る前に『わたしは転職をしたいんだ!』って願望のある人はいないですよね?

 

転職をしてしまうのは人それぞれの理由があります。

 

そしてその原因が一般の人と比べて敏感になってしまうこともあります。

 

『根性がないから。』、『社会不適合者だから。』とは一概に言えません。

 

もしあなたが転職を繰り返してそれを責めてしまう状態になっているのなら、そのことだけは忘れないでくださいね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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皆さんはなにもする気になれなくなってしまったことはありますか?

 

やらないといけないことがあるとわかっているんだけど、なにかに引っ張られているかのようにできなくなってしまったことはありませんか?

 

ただボーッとしてしまって、なんとなくだるい状態になってはいませんか?

 

 

これね、がんばりすぎてしまったときに起こる現象なんです。





日々の生活での疲れがたまりすぎてしまったときに、こんな状態になってしまうことがあります。

 

身体と心があなたに『休め!』と指令を出しているんです。

 

こういうときに指令通りのんびりと休むことができたらいいのですが、なかなかそれができない人も多いんですよね。

 

 

だって、あなたは普段からがんばりすぎてしまう人なんだから。

 

 

あなたにとってはがんばって生きていくことは当たり前のことで、それ以外の生き方を知らないんですね。

 

ずっとがんばって生きているから、疲れていることにも気づかないようになって、『どうしてこんなになにもする気になれないんだろう?』、『なにもしていないのに、どうしてこんなにだるいんだろう?』と疑問を感じるんです。

 

これの答えって疑問を感じることでもなんでもないんです。

 

 

ただ疲れてしまった。

 

 

答えはこれだけです。

『なんで?』も『どうして?』も本当は必要ないんです。

 

あなたは疲れることをしてしまった。

 

そして結果として、今、疲れきっている。

 

たったこれだけのことなんですよね。

 

 

『なにも疲れるようなことをしていないのに?』と思う方もいると思いますが、これは違います。

 

 

なにも疲れるようなことをしなければ、あなたは疲れません。

 

あなたはなにか、疲れるようなことをしてしまったんです。

 

それがあまりにもあなたの日常にとけこんでいて、わからなくなってしまっているんです。

 

 

当たり前になりすぎていて、『疲れたー。』と感じなくなっているだけです。





だって、日常にとけこんでしまっているものに、イチイチ『あー、これをしたから今日はすごく疲れたー!』なんて言ってられませんよね?

 

その疲れることをあなたは明日も明後日も、一週間後も一月後もするんです。

 

なかには年単位、もしくはこれから一生し続けることもあるかもしれません。

 

それなのに、1日で『今日はあれをやったからすごく疲れたなー。』なんて感じていたら、続けていけるわけがありません。

 

だから自分を無意識のうちに洗脳していきます。

 

 

『この行為は疲れるようなことでもなんでもない。』とインプットしてしまうんです。

 

 

明日からも続けられるように。

 

一月後も続けられているように。

 

一年後でもまだ続けられているように。

 

日常生活を壊さないためにも、あなたは『こんなもの大したことじゃない。』と自分を無意識のうちに洗脳していきます。

 

疲れの回復が追いつかなくても洗脳しているのだから疲れを感じません。

 

でも、実際には疲れはかなりたまっているんです。

 

 

そしてその疲れが限界を迎える直前になったのが、今のあなたの状態です。

 

 

あなた本人には疲れた自覚はほとんどないので、『あれ?なんでこんなにも気分が重いんだ?』、『どうしてこんなにだるいんだろう?今日もしないといけないことがあるのに。』、『なんだろう?なんかすごく沈んでいる気がする。テンションが上がらないなー。』と不思議に思います。

 

これが疲れていることを自覚している場合なら休みをとったり、安静にしようと思えるのですが、あなたにとっては原因不明の症状です。

 

どこも体調は悪くないし、いつもと同じように過ごしていたのに、『なぜ、こんなにもいつもと違うんだ?』と不思議で仕方ありません。

 

休もうと考えずに、『どうすればいつもと同じように動けるか?』、『どうすればだるい症状を消し去ってやる気を出せるか?』を考えます。

 

 

この時点で休むことは、あなたにとってはただのサボリで怠けでしかないんです。

 

 

休んだところで回復するとは思えないし、そもそも休む必要性を感じていません。

 

あなたは休みたくなんかないんです。

 

あなたは自分の責任を果たしたいんです。

 

あなたは今すぐにこのだるさから解放されて元気になりたいんです。

 

あなたはそんな厳しい生活を続けてきたのではないですか?

 

 

今はね、疲れを癒すことが一番大切です。

 

 

あなたは今、相当疲れています。

 

 

疲れていることを自覚できないくらいに疲れすぎています。

 

何もする気になれないのは、あなたに何か疲れることをされると困るから、心がストップをかけているんです。

 

安静にしなさいというアラームなんです。

 

とはいえ、多少のアラームなら人は無視をすることができるし、意志の強い人ならそれでも行動することができます。

できてしまうから厄介なんですけどね。

 

休まないでそんな生活を続けていると、いつか大変なことになってしまうかもしれません。

 

 

何もする気になれないときは、何もしなくていいときなんです。

 

 

だるいからといって元気になろうとせずに、そのままだるさに身を任せていいときです。

 

あなたは普段の生活で少し無理をして生きてきました。

 

無理をしたら疲れてしまうのは当然なのに、それすらわからなくなるほど日々をがんばって生きてきました。

 

あなたが思っている以上にあなたの疲れはたまっています。

 

一度疲れを癒すことを考えてみませんか?

 

疲れがたまっていると、いざというときに影響が出てしまうかもしれませんよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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相手に対して『なんであんなことを言うんだ!あいつが俺を怒らせた!許せない!!』と思っていますか?

相手に対して『少し言い過ぎてしまった。悪いことをしてしまった。後で謝らないと。』と思っていますか?

 

大きくわけるとこの二つなんですよね。




相手に対して怒りが沸騰している状態か、相手に対して怒りが少しおさまり冷静になるか。

 

どちらかのタイプがあります。

 

 

そして数は上の二つよりも少ないですが、三番目のタイプもあります。それは、、、

 

『怒らせてしまった。相手を怒らせてしまうなんてわたしはなんて悪いやつなんだ!』と相手にほこ先を向けない人たちです。

 

怒った相手に対して怒りはなく、相手を怒らせてしまった自分自身に対して怒りや悲しみが出るんです。

 

今回はこの三番目のタイプについて書いていきます。

 

 

この三番目のタイプになりやすいのはいつも怒られている人です。

 

 

あなたの近くに怒りやすい人がいて、いつもよく怒られている。

 

あなたの近くに感情の起伏が激しい人がいて、怒るとものすごい勢いであなたを責めてくる。

 

あなたの近くに自分の価値観が正しいと思い込んでいる人がいて、あなたをその価値観に染めようと厳しい指示を出してくる。

 

 

こういった相手が生活圏内にいる人が、三番目のタイプになりやすいです。

 

 

また、あなたの所属している組織やグループの中で、周囲から弾圧を受けてきた人も三番目のタイプには多くいます。

 

 

この人たちは怒られたときに『なんで怒られるようなまねをしたんだ。』、『いつになったら学習するんだ、僕は!』と自分を責めます。

 

相手に怒りや情けなさを抱くこともなく、『自分が悪い。』と思い込んでしまいます。

 

感情を相手に向けることなく、『相手を怒らせるようなことをしてしまった自分が悪い。』と必要以上に反省します。

 

 

相手を責めることをせずに責任をすべて背負い込みます。

 

 

『あのときああしていればあの人は怒ることはなかったはず。それなのにわたしはあんなことをしてしまったから!!』とよく考えます。

 

それが常識の範疇ならいいのですが、『いやいや、そんなことができたらエスパーだ。』レベルまでいって反省してしまうことが多いんです。

 

 

でもそのことにあなたは気づいていません。

 

 

怒った相手はなにも悪くありません。

 

怒らせてしまった自分がすべて悪いんです。

 

よーく考えて実行したらわかることだったのに、そこまで考えることをせずに実行してしまった自分が愚かなんです。

 

むちゃくちゃな考えですよね?

 

 

これって実は反省しているのと同時に、相手のことを自分よりも下に見ているんですよ?





あなたは相手のことを上に見て『自分が悪いんだ。』と自分を責めているつもりかもしれませんが、それは同時に相手にはなにも期待していないということです。

 

五歳の子どもに一人で自立することを要求する大人はいません。

五歳の子どもが大人の援助なしで一人で生活していくのは無理だとわかっているから、「そろそろお前も一人暮らしを考えたらどうだ?社会を知るチャンスだぞ?」と言う親はいません。

 

 

あなたもそれと同じなんです。

 

 

あなたは大人で、相手は五歳の子ども。

 

『自分だけが悪い。』と思うのはそういうことです。

 

相手を対等な人間としてカウントしていないんです。

 

あなたは自分がどれだけ傲慢な人間なのかわかりましたか?

 

 

ケンカをしたとき、相手を怒らせたときはね、相手のことを責めないといけないんです。

 

 

それが相手のことを対等な人間として認めている証拠です。

 

相手に腹が立って、相手のことを非難しないといけないんです。

 

自分を責めるよりもまずは相手のことを責めないといけないんです。(別に口に出して言う必要はありません。心の中で思うだけでいいです。)

 

相手のことを徹底的に責めてからが反省の時間です。

 

相手のことを責める時間を省略してしまってはいけません。

 

 

相手のことをちゃんと責めてあげることが、一人の人間として相手を尊重していることになるんです。

 

 

ケンカはね、どちらか一方が100パーセント悪いということは少ないです。

 

悪意と敵意100パーセントで理不尽なひどいことをされたときは別ですが、それ以外のときはどちらにも言い分があり、どちらにも非があります。

 

その割合はそのときの状況や環境によって変化します。

 

だからね、ちゃんと相手のことを非難してあげないとダメなんです。

 

 

自分だけを非難して自己完結をしてしまっては、ケンカをしてしまった理由の半分も理解できないんです。

 

 

あなたの思い込みの解釈で対応するので、あなたはまた同じことを繰り返します。

 

そしてそのときもまた相手のことを責めることもなく、自分だけを責めます。

 

自分だけを責めていくとね、自分を責めるスキルが高くなるんです。

 

自分を責める角度も最初のころとは違う角度で責めることができるし、責める強さも強くなり、心にダメージを与えるコツをつかみます。

 

そうなるとどんどん自分をダメな人間だと思い込み、自分のことを嫌いになります。

 

 

ケンカをした場合や相手を怒らせてしまった場合、あなただけが悪いということはまずありません。

 

 

相手にも落ち度があることがほとんどです。

 

相手もあなたを怒らせなかったらよかったし、相手も怒ることなく我慢をすればよかったんです。

 

 

自分勝手な意見に見えますか?

 

 

それでいいんですよ。

 

自分勝手で。

 

自分が悪いと責めてしまうのなら、自分勝手でいいんです。

 

自分中心の思考でいいんです。

 

思いやりと自分のせいにすることはまったく違います。

 

その違いをわかっていないと、せっかくの反省もただの自己満足で終わってしまいますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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皆さんは恋人のことが怖くなってしまったことはありますか?

 

彼氏、彼女の顔色ばかりをうかがうようになってしまい、いつもご機嫌とりをするようになってしまったことはありませんか?

 

これって大変なんですよね。




恋人と一緒にいるときが楽しい時間や癒しの時間ではなく、疲れを感じる時間になってしまいます。

 

プライベートな時間というよりも労働の時間に近くなってしまいます。

 

 

そう、お仕事です。

 

 

あなたは恋人を怒らせたり不機嫌にしないように、一緒にいる間は労働しているんです。

 

恋人とデートが終わって離れたときに一番最初に来る感情は寂しいではなく、安堵になってしまうんです。

 

なんか、寂しい恋愛ですよね。

 

そもそも楽しい恋愛しか知らない人にとっては、『どうしてそんな相手と一緒にいるの?早く別れればいいのに。』なんですよね。

 

 

でもね、こういった恋愛をしている人も一定数いるんです。

 

 

相手のことを喜ばせたいという気持ちが強くて、相手の言うことをなんでも聞く人がいます。

 

相手が望むことは何でも叶えてあげたくて、多少の無理や無茶をしてでもそれを実現させます。

 

相手にとってあなたは自分のことを肯定してくれる人で、どんな願いも叶えてくれる人になります。

 

でも、どんなことでも肯定できる人も、どんな願いでも叶えられる人もいません。

 

そのときになると相手はあなたが裏切ったと思い込み、大爆発をしてしまいます。

 

あなたは何も相手のことをぞんざいに扱ったわけでもなく、むしろ一般の人たちよりも大切に扱っていたはずなのに・・・

 

 

あなたにとって相手は理解できない怖い人になります。

 

 

相手がすごく気性の荒い人間で、ちょっとしたことでもすごい勢いで怒ってくることもあります。

 

あなたはそこで言い返したり反論することもなく「ごめん。」と思わず謝ってしまいます。

 

その時点で相手との格付けは終了してしまいます。

 

相手は自分の方が上だと思い込み、きつい言葉や雑な扱いをしてきます。

 

自分の思うようにあなたが動かないと、あなたをすごく責めたてます。

 

 

あなたにとって相手はすごくわがままで、言うことを聞かないと怒り出す怖い人になってしまいます。




なかにはこういう恋愛しかできなくなってしまった人もいます。

 

 

あまりにも強烈な恋人に今まで鍛えられてきたので、普通の恋愛の楽しみ方を忘れてしまうんです。

 

その恋人と別れて新しい恋人と付き合うことになっても、その新しい恋人の顔色をうかがうようになります。

 

 

自分を下げて相手を持ち上げる習慣ができてしまっているので、対等な関係になることが難しく相手に遠慮もしてしまいます。

 

 

相手もあなたと同じタイプなら、どちらも相手に遠慮をして自分の本当の気持ちをなかなか伝えられません。いつまでたっても相手との距離感は縮まらず、一定以上離れているどこかしらじらしい恋愛になってしまいます。

 

相手が自分の意思をはっきりと示すタイプなら、恋愛の主導権はすぐに相手にわたります。相手が自分のしたいことや、あなたにしてほしいことをはっきりと発言し、あなたはそれに合わせるカタチになってしまいます。

 

 

いずれにしても最初のうちはそれでうまくいったとしても、続いていくうちに寂しさや不満がたまってしまう恋愛になってしまいます。

 

 

相手があなたの心情をひろって察してくれるタイプなら、うまくいく可能性もありますが、なかなかそういった人は少ないのが現状です。

 

最初のうちはあなたのことを考えてくれていても、付き合いが長引けば察する能力が減少する人がほとんどです。

 

それになによりも、相手があなたの心情をひろって察することを苦痛に感じないことが大事なんです。

 

人の心情を察して、それに従って行動することを苦痛に感じないタイプ、相手のために自然と行動できるタイプの人が必要になります。

 

 

それが自分を傷つけてしまう恋愛をしてしまった代償なんです。

 

 

一度自分を雑に扱う恋愛をしてしまうと、恋愛を純粋に楽しむことが難しくなってしまいます。

 

相手を尊重することも大事ですが、そればかりをしているとあなたによっぽど合った相手でないと負担になっていきます。

 

 

相手を尊重することはもちろん大事ですが、それ以上に自分を尊重することが大切なんです。

 

 

相手ばかり尊重してしまい、自分のことをないがしろにしていると精神的にどんどん疲れていってしまいます。

 

相手があなたのことを理解しようとしてくれる人ならまだいいのですが、相手がどんどん調子にのってしまう人の場合は大変です。

相手が『俺に合わせるのは当然のことだ!俺の方がお前よりも上の人間なんだから。』という間違った認識を植え付けてしまうことになります。

 

そしてあなたのことを下にみて、自分のことを上にみてしまうようになったら、もはや対等な恋愛関係ではなくなっています。

 

 

恋愛関係というよりも主従関係です。

 

 

自分を卑下しすぎても相手を調子にのせてしまうし、相手を尊重しすぎてもあなたは雑に扱われます。

 

恋愛にはバランスが大切になってくるのですが、主従関係になってしまうとそんなバランスをとることはできません。

 

どんどん恋愛下手になり、本当の恋とはなんだったかを忘れてしまいます。

 

恋人が怖くて逆らうこともできなくなってしまったのなら、それは相手とのけじめをつける一つの機会かと思います。

 

それでもその相手しかいないのなら別ですが、次の恋を少しでも考えているのなら、恋愛下手や恋愛恐怖症になってしまう前に離れることが、お互いのためではないかと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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一生懸命頑張っても報われなくて。報われたくてもっと努力を積み重ねて。

皆さんは一生懸命がんばっていたのに、報われなかったことはありますか?

 

報われたくてどんなに努力をしても、それが一切通じなかったことはありませんか?

 

今も報われない戦いの中に身を投じてはいませんか?




報われないことってすごくつらいことなんですよね。

 

一生懸命がんばっているから。

 

それなのに自分が思う結果がついてこないから。

 

がんばり続けていても報われる気配が一向にないから。

 

 

それでもどうしても報われたいから。

 

 

それでもどうしても報われたいから、一生懸命がんばり続けます。

 

時間が足りないのなら、それに時間を多くあてるために日常生活の余分な時間を削ります。

 

どうすれば報われるのか方法を考え続け、試行錯誤を繰り返します。

 

ストイックになり、報われるために一心不乱になります。

 

あなたの人生は報われるための生活に変身します。

 

 

そんな生活をしてでも、なんとしてでも報われたかったのに、それでもなお、報われません。

 

 

無理をし続けて疲れ果ててしまっているのに、あなたは足を前に出し続けます。

 

ここで立ち止まってしまったら、二度とあなたの願う報われる結果にならないとわかるから、止まってしまうわけにはいきません。

 

報われるために気力と体力をふりしぼってがんばり続けます。

 

 

そしてそれでも報われません。

 

 

何度も何度も挑戦し、それでも報われなかったら精神が沈んできます。

 

心と身体が重く、やる気なんてどこかに飛んで行ってしまいます。

 

今まで報われるために必死で生きてきたのに、それが『報われることはない!』とわかってしまうんです。

 

今までの人生を振り返るようになります。

 

 

『今までの人生は一体なんだったんだ。』と後悔するようになります。

 

 

あんなに必死にがんばってきたのに、意味はなかったのか?

 

あんなに一生懸命努力したのに、最初から手に入らないものだったのか?

 

あんなに報われるために人生を捧げてきたのに、それすら無意味なことだったのか?

 

そう考えるのが悲しくて、意味を持たせようとしてもむなしくなります。

 

 

すごくやるせない気持ちになります。

 

 

このやるせなさは一生懸命がんばってきた人ほど大きいです。

 

日頃から真剣に取り組んでいればいるほど、ダメージとして返ってきます。

 

報われるために生きてきた人生なのに、どんなにあがいても報われることがないのだとわかります。

 

既に何度も挑戦を繰り返していて、【もう一度!】なんて想いも湧いてきません。

 

ただただ虚しさが残ります。

 

 

ここから復活できれば一段と強いあなたになるのですが、復活は容易ではありません。





単純な言葉にしてみると、がんばっても報われなかった【だけ】なんですが、それに一生懸命挑んでいた本人にとっては【だけ】なんて言葉では終われないんです。

 

報われなかった【だけ】にしないために、今まで自分がしてきたことを思い出すと泣けてきます。

 

苦しくても、つらくても、しんどくても、それでも『いつかは必ず報われるはず。』と信じてがんばってきたのに、この結果はあまりにも残酷なものなんです。

 

簡単には受け入れられるはずがありません。

 

どうでもいいことなら妥協もするし、不満は残りながらも承諾しますが、そんなことができないくらいあなたは報われようと必死だったんです。

 

 

あなたは報われるためにがんばりすぎてしまったんです。

 

 

できることはすべてやって、それ以外の方法を模索して、それを継続することをしてきました。

 

報われる日が来ることを信じて、その日を目指して全力疾走でした。

 

様々な誘惑も振り払い、報われることだけを目指して生活してきました。

 

『もうやめとこう。』という自分の忠告を「うるさい。黙れ。」と言って押さえつけてまで報われようとしてきました。

 

 

その日々が『すべて無駄だった。』で終わってしまうんです。

 

 

がんばっていなかったら『あ、そうなんだ。』で終わることでも、がんばっていたら『そうなんだ。』では終われません。

 

がんばりすぎていたのならなおさらです。

 

『そうなんだ。』で終わらせてはいけない気持ちが出てきます。

 

そこで終わらせてしまったら、今までの自分の人生を自分で否定してしまうことになってしまうんです。

 

 

だから報われないことを受け入れることは難しいことなんです。

 

 

頭では『もうあきらめなきゃいけない。』、『もう前を向かないといけない。』とわかっているのに、心がついてこないんです。

 

がんばったという過程よりも報われるという結果が何よりもほしかったんです。

 

あんなにがんばった過程でさえ見えなくなってしまうほど、ただただ報われたかっただけなんです。

 

 

報われるためにはね、がんばりすぎてはダメなんです。

 

 

がんばりすぎてしまっては、報われるというハードルが上がるんです。

 

報われることがすべてになってしまっては、報われないことがわかったときにすごいダメージが来るんです。

 

努力してがんばれば、いつかは報われるというほど世界は簡単にはできていません。

 

いつまでも報われないことなんてザラにあります。

 

 

それを少しずつでいいから自覚していきましょう。

 

 

報われないことを受け入れると、今までとは違う視点を持つことができます。

 

今まではそれしか見えていなかったのに、視野が広がります。

 

立ち直るには時間がかかりますが、報われないことを受け入れることができたら、あなたの世界も広がるはずです。

 

焦らずに少しずつ、それを目指してはみませんか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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知らないことは恥?知っているふりをするよりも知らないことは聞こう!

皆さんは知らないことがあったときに、素直にそれについてたずねることはできますか?

 

素直に教えを乞うことができたらいいのですが、知らないことを隠してしまうことはありませんか?

知っているふりをしてしまうことはありませんか?




知らないことを隠してしまうときもあるんですよね。

 

多くの人たちがいて他の人たちはみんなわかっているように見える。そんな中で自分一人だけが他の人たちが何を話しているのかまったくわからない。

 

上の立場の人間から威圧的な態度で知っていて当然のように話をされ、こちらが口をはさむ暇がない。

 

自分の立場上知っておかないといけないことなのに、勉強不足でそのことについて全然知らなかった。

 

 

こういったときに知らないことを隠し、知っているふりをしてしまうことがあります。

 

 

「知らないです。」と言える空気ではないんですね。

 

 

その場の空気を察して「知らない。」と言えないあなたなんですが、その後が困ったことになってしまいます。

 

その場限りの話題で、知らないことがばれずにすんだらいいのですが、知らないままではすまされない場合もあるんです。

 

周りはあなたが知っていると思っており、あなたは知らないことを隠してしまいました。その場ですぐに知らないことを告白できたらよかったのですが、タイミングを失いました。

 

知らなかったことを今さら聞ける雰囲気でもなくなっています。

 

 

最悪の展開ですよね。

 

 

あなたはどうすればいいかすごく悩むことになります。

 

今さら教えてもらおうとしても、相手からは変な目で見られます。相手によっては問い詰められて責められることもあります。

 

でも知らなかったら、なにをどうすればいいのかさえわかりません。

 

時間だけが過ぎていきます。

 

焦りはどんどん大きくなります。

 

 

最終的には知らなかったことはバレてしまいます。





自分で調べてわかるような単純なものが答えなら、知らないことを告げずに後で調べるでも十分ですが、自分では答えを調べようのないものもあります。

 

人に教えてもらわないとわからないものや、そのときにその現場にいないとわからないものもあります。

 

それら自分で調べてもわからないものを知る方法は、知っている相手に聞くことしかないんです。

 

突然頭の中に答えが下りてくるなんてことはありません。

 

最終的には相手に知らなかったことを告げて教えてもらうか、知らないことを隠したまま致命的なところまでいってしまい、周りにすごく迷惑をかけたり、すごく怒りをぶつけられてしまうかなんです。

 

 

そのときになって『あのときに知っているふりなんかせず、素直に聞いておけばよかった。』と思ってしまいます。

 

 

そうすればあなたへの被害は少なかったんです。

 

そのときはもしかしたら笑われたり、怒られたりするかもしれませんが、ここまであなたにダメージはいっていません。

 

 

人間、一度嘘をついてしまうと、その嘘に上書きをする嘘を重ねないといけません。

 

 

そして嘘を重ねれば重ねるほどバレるリスクも大きく、バレたときに信用を大きく失います。

 

そんなことはあなただってわかっています。

 

でもそれができないときもあるんです。

 

知ったふりをするより、正直に聞いた方がいいとわかっていてもできなくなってしまうときがあるんです。

 

 

知らないことをバカにする人たちがいるから。

 

 

その人たちはあなたが知らなくても怒りません。むしろ喜ばれます。

 

『なんでそんなことも知らないんだ?』、『それでよく今まで生きてこられたな?』とあなたの人生を見下してバカにし、知っている自分を勝ち誇れるんです。

 

『お前の人生より俺の人生の方が上だ。』と優越感に浸れる人たちです。

 

少し知らないことがあっただけで、あなたの人生はその人たちの人生より勝手に下にされてしまいます。

 

人生の勝敗まで勝手に決められるので、知らないことを怒るだけの人たちよりもタチが悪いです。

 

 

あなたも今までに、知らないことをたずねてバカにされた体験があるのではないですか?

 

 

人のことを見下した笑い方って強烈ですよね。

 

恥ずかしくて恥ずかしくて、一刻も早くその場から逃げたくなります。

 

小学校の頃にクラス中の笑いものにされた記憶が、大人になっても残っているというのはよくあります。

 

大人になってからも職場の人たちから笑いものにされて、それが怖くて働けなくなってしまった人もいます。

 

人間のことを恐怖の対象として見てしまうようになってしまうことすらあります。

 

 

それほどまでに人を見下した笑いというのは、見下された相手の心に突き刺さります。

 

 

知らないことを聞くことは【恥】だと強く認識し、どうしても聞けない人もいます。

 

知らないことを聞くと見下されるような環境で過ごしてきたにとっては、知らないことは【罪】であり、それを自白しないといけないんです。

 

その人たちにとって、知らないことを知らないと言うことは、勇気がいることなんです。

 

でもね、

 

 

知らないことは【恥】でも【罪】でもないんです。

 

 

むしろ世の中知らないことばかりですよね。

 

なんでもすべてを知っている人間なんて一人もいません。

 

あなたが知らないことで勝手にマウントをとってくる相手なんて、こっちから無視しましょう。

 

一人で土俵に上げていればいいんです。あなたまで同じ場所に行く必要はありません。

 

知らないことを知らないままにしておくよりも、知らないことを吸収した方が有意義だと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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