喧嘩をして怒らせてしまった。何もかも自分が悪い。自分はひどい人間。

皆さんはケンカをした後にどう思っていますか?

 

相手に対して『なんであんなことを言うんだ!あいつが俺を怒らせた!許せない!!』と思っていますか?

相手に対して『少し言い過ぎてしまった。悪いことをしてしまった。後で謝らないと。』と思っていますか?

 

大きくわけるとこの二つなんですよね。




相手に対して怒りが沸騰している状態か、相手に対して怒りが少しおさまり冷静になるか。

 

どちらかのタイプがあります。

 

 

そして数は上の二つよりも少ないですが、三番目のタイプもあります。それは、、、

 

『怒らせてしまった。相手を怒らせてしまうなんてわたしはなんて悪いやつなんだ!』と相手にほこ先を向けない人たちです。

 

怒った相手に対して怒りはなく、相手を怒らせてしまった自分自身に対して怒りや悲しみが出るんです。

 

今回はこの三番目のタイプについて書いていきます。

 

 

この三番目のタイプになりやすいのはいつも怒られている人です。

 

 

あなたの近くに怒りやすい人がいて、いつもよく怒られている。

 

あなたの近くに感情の起伏が激しい人がいて、怒るとものすごい勢いであなたを責めてくる。

 

あなたの近くに自分の価値観が正しいと思い込んでいる人がいて、あなたをその価値観に染めようと厳しい指示を出してくる。

 

 

こういった相手が生活圏内にいる人が、三番目のタイプになりやすいです。

 

 

また、あなたの所属している組織やグループの中で、周囲から弾圧を受けてきた人も三番目のタイプには多くいます。

 

 

この人たちは怒られたときに『なんで怒られるようなまねをしたんだ。』、『いつになったら学習するんだ、僕は!』と自分を責めます。

 

相手に怒りや情けなさを抱くこともなく、『自分が悪い。』と思い込んでしまいます。

 

感情を相手に向けることなく、『相手を怒らせるようなことをしてしまった自分が悪い。』と必要以上に反省します。

 

 

相手を責めることをせずに責任をすべて背負い込みます。

 

 

『あのときああしていればあの人は怒ることはなかったはず。それなのにわたしはあんなことをしてしまったから!!』とよく考えます。

 

それが常識の範疇ならいいのですが、『いやいや、そんなことができたらエスパーだ。』レベルまでいって反省してしまうことが多いんです。

 

 

でもそのことにあなたは気づいていません。

 

 

怒った相手はなにも悪くありません。

 

怒らせてしまった自分がすべて悪いんです。

 

よーく考えて実行したらわかることだったのに、そこまで考えることをせずに実行してしまった自分が愚かなんです。

 

むちゃくちゃな考えですよね?

 

 

これって実は反省しているのと同時に、相手のことを自分よりも下に見ているんですよ?





あなたは相手のことを上に見て『自分が悪いんだ。』と自分を責めているつもりかもしれませんが、それは同時に相手にはなにも期待していないということです。

 

五歳の子どもに一人で自立することを要求する大人はいません。

五歳の子どもが大人の援助なしで一人で生活していくのは無理だとわかっているから、「そろそろお前も一人暮らしを考えたらどうだ?社会を知るチャンスだぞ?」と言う親はいません。

 

 

あなたもそれと同じなんです。

 

 

あなたは大人で、相手は五歳の子ども。

 

『自分だけが悪い。』と思うのはそういうことです。

 

相手を対等な人間としてカウントしていないんです。

 

あなたは自分がどれだけ傲慢な人間なのかわかりましたか?

 

 

ケンカをしたとき、相手を怒らせたときはね、相手のことを責めないといけないんです。

 

 

それが相手のことを対等な人間として認めている証拠です。

 

相手に腹が立って、相手のことを非難しないといけないんです。

 

自分を責めるよりもまずは相手のことを責めないといけないんです。(別に口に出して言う必要はありません。心の中で思うだけでいいです。)

 

相手のことを徹底的に責めてからが反省の時間です。

 

相手のことを責める時間を省略してしまってはいけません。

 

 

相手のことをちゃんと責めてあげることが、一人の人間として相手を尊重していることになるんです。

 

 

ケンカはね、どちらか一方が100パーセント悪いということは少ないです。

 

悪意と敵意100パーセントで理不尽なひどいことをされたときは別ですが、それ以外のときはどちらにも言い分があり、どちらにも非があります。

 

その割合はそのときの状況や環境によって変化します。

 

だからね、ちゃんと相手のことを非難してあげないとダメなんです。

 

 

自分だけを非難して自己完結をしてしまっては、ケンカをしてしまった理由の半分も理解できないんです。

 

 

あなたの思い込みの解釈で対応するので、あなたはまた同じことを繰り返します。

 

そしてそのときもまた相手のことを責めることもなく、自分だけを責めます。

 

自分だけを責めていくとね、自分を責めるスキルが高くなるんです。

 

自分を責める角度も最初のころとは違う角度で責めることができるし、責める強さも強くなり、心にダメージを与えるコツをつかみます。

 

そうなるとどんどん自分をダメな人間だと思い込み、自分のことを嫌いになります。

 

 

ケンカをした場合や相手を怒らせてしまった場合、あなただけが悪いということはまずありません。

 

 

相手にも落ち度があることがほとんどです。

 

相手もあなたを怒らせなかったらよかったし、相手も怒ることなく我慢をすればよかったんです。

 

 

自分勝手な意見に見えますか?

 

 

それでいいんですよ。

 

自分勝手で。

 

自分が悪いと責めてしまうのなら、自分勝手でいいんです。

 

自分中心の思考でいいんです。

 

思いやりと自分のせいにすることはまったく違います。

 

その違いをわかっていないと、せっかくの反省もただの自己満足で終わってしまいますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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