なにもする気になれない。なにかだるい。心と身体が重いのはなぜ?

皆さんはなにもする気になれなくなってしまったことはありますか?

 

やらないといけないことがあるとわかっているんだけど、なにかに引っ張られているかのようにできなくなってしまったことはありませんか?

 

ただボーッとしてしまって、なんとなくだるい状態になってはいませんか?

 

 

これね、がんばりすぎてしまったときに起こる現象なんです。





日々の生活での疲れがたまりすぎてしまったときに、こんな状態になってしまうことがあります。

 

身体と心があなたに『休め!』と指令を出しているんです。

 

こういうときに指令通りのんびりと休むことができたらいいのですが、なかなかそれができない人も多いんですよね。

 

 

だって、あなたは普段からがんばりすぎてしまう人なんだから。

 

 

あなたにとってはがんばって生きていくことは当たり前のことで、それ以外の生き方を知らないんですね。

 

ずっとがんばって生きているから、疲れていることにも気づかないようになって、『どうしてこんなになにもする気になれないんだろう?』、『なにもしていないのに、どうしてこんなにだるいんだろう?』と疑問を感じるんです。

 

これの答えって疑問を感じることでもなんでもないんです。

 

 

ただ疲れてしまった。

 

 

答えはこれだけです。

『なんで?』も『どうして?』も本当は必要ないんです。

 

あなたは疲れることをしてしまった。

 

そして結果として、今、疲れきっている。

 

たったこれだけのことなんですよね。

 

 

『なにも疲れるようなことをしていないのに?』と思う方もいると思いますが、これは違います。

 

 

なにも疲れるようなことをしなければ、あなたは疲れません。

 

あなたはなにか、疲れるようなことをしてしまったんです。

 

それがあまりにもあなたの日常にとけこんでいて、わからなくなってしまっているんです。

 

 

当たり前になりすぎていて、『疲れたー。』と感じなくなっているだけです。





だって、日常にとけこんでしまっているものに、イチイチ『あー、これをしたから今日はすごく疲れたー!』なんて言ってられませんよね?

 

その疲れることをあなたは明日も明後日も、一週間後も一月後もするんです。

 

なかには年単位、もしくはこれから一生し続けることもあるかもしれません。

 

それなのに、1日で『今日はあれをやったからすごく疲れたなー。』なんて感じていたら、続けていけるわけがありません。

 

だから自分を無意識のうちに洗脳していきます。

 

 

『この行為は疲れるようなことでもなんでもない。』とインプットしてしまうんです。

 

 

明日からも続けられるように。

 

一月後も続けられているように。

 

一年後でもまだ続けられているように。

 

日常生活を壊さないためにも、あなたは『こんなもの大したことじゃない。』と自分を無意識のうちに洗脳していきます。

 

疲れの回復が追いつかなくても洗脳しているのだから疲れを感じません。

 

でも、実際には疲れはかなりたまっているんです。

 

 

そしてその疲れが限界を迎える直前になったのが、今のあなたの状態です。

 

 

あなた本人には疲れた自覚はほとんどないので、『あれ?なんでこんなにも気分が重いんだ?』、『どうしてこんなにだるいんだろう?今日もしないといけないことがあるのに。』、『なんだろう?なんかすごく沈んでいる気がする。テンションが上がらないなー。』と不思議に思います。

 

これが疲れていることを自覚している場合なら休みをとったり、安静にしようと思えるのですが、あなたにとっては原因不明の症状です。

 

どこも体調は悪くないし、いつもと同じように過ごしていたのに、『なぜ、こんなにもいつもと違うんだ?』と不思議で仕方ありません。

 

休もうと考えずに、『どうすればいつもと同じように動けるか?』、『どうすればだるい症状を消し去ってやる気を出せるか?』を考えます。

 

 

この時点で休むことは、あなたにとってはただのサボリで怠けでしかないんです。

 

 

休んだところで回復するとは思えないし、そもそも休む必要性を感じていません。

 

あなたは休みたくなんかないんです。

 

あなたは自分の責任を果たしたいんです。

 

あなたは今すぐにこのだるさから解放されて元気になりたいんです。

 

あなたはそんな厳しい生活を続けてきたのではないですか?

 

 

今はね、疲れを癒すことが一番大切です。

 

 

あなたは今、相当疲れています。

 

 

疲れていることを自覚できないくらいに疲れすぎています。

 

何もする気になれないのは、あなたに何か疲れることをされると困るから、心がストップをかけているんです。

 

安静にしなさいというアラームなんです。

 

とはいえ、多少のアラームなら人は無視をすることができるし、意志の強い人ならそれでも行動することができます。

できてしまうから厄介なんですけどね。

 

休まないでそんな生活を続けていると、いつか大変なことになってしまうかもしれません。

 

 

何もする気になれないときは、何もしなくていいときなんです。

 

 

だるいからといって元気になろうとせずに、そのままだるさに身を任せていいときです。

 

あなたは普段の生活で少し無理をして生きてきました。

 

無理をしたら疲れてしまうのは当然なのに、それすらわからなくなるほど日々をがんばって生きてきました。

 

あなたが思っている以上にあなたの疲れはたまっています。

 

一度疲れを癒すことを考えてみませんか?

 

疲れがたまっていると、いざというときに影響が出てしまうかもしれませんよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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