自分の限界を知っておかないと大変なことに。限界は超えてはいけない。

皆さんは自分の限界を知っていますか?

 

自分の限界をあらかじめ知っておかないと、知らないうちに限界を超えてしまい大変なことになってしまうかもしれません。

 

自分の限界はしっかりと把握しておかないといけません。




とはいえ、自分の限界を正確に把握している人って少ないんですよね。

 

しんどい状態が続いて限界が近づいたときに『もう無理だ。』、『もうダメだ。』と歩みを止めてしまうのならいいのですが、なかなかすぐには止められないんです。

 

止まってしまう前にある気持ちが邪魔をしてきます。

 

 

『もう少しできる!!』、『まだやれる!!』って気持ちが出てくるんです。

 

 

本当はしんどくて今にも歩みを止めたいのに、『本当にここで止まってしまってもいいのか?』と葛藤があるんです。

 

この葛藤は自分が本当にやりたいことをしているときや、自分がしないといけないと思っていることをしているときに大きくなります。

 

どうでもいいときは葛藤もほとんどなく歩みを止めることができますが、理由があるときほど『もう無理だ。』と『まだできる!』の戦いは大きくなります。

 

 

そして案外、限界をちょっとだけこえることはできるんです。

 

 

『もうダメだ。』、『もう無理だ。』状態で一歩も動けなくなってしまうことは少ないです。

 

火事場のバカ力を発揮できるんです。

 

限界近くでも最後の数歩を進めます。

 

その数歩によって限界をこえてしまいます。

 

 

いい意味では成長です。

 

 

今までの自分の限界だと思っていた境界にプラスアルファが加わります。

 

自分の限界の認識を広げられたことにより、可能性も広がります。

 

今までは『無理だ。』とあきらめていたことも『やってみようか。』と思えるようになります。

 

そこでまた新たな自分を知ることができるし、そこでまた自分の新たな限界をさぐることができます。

 

自分が限界だと思っていた小さい檻を壊すことができたので、広い世界が広がっています。

 

初めて体験する試練もたくさんあります。

 

急成長することも可能です。

 

「まだまだ!限界までやるんだ!!」、「限界の先にこそ成長が待っているんだ!!」みたいなニュアンスで言われるのもそのためです。

 

 

でもね、そんなにいいことばかりではないんですよね。




悪い意味で限界を超えてしまうと崩壊です。

 

 

超えてしまってはダメなやつです。

 

体力的には消耗が激しく、緊急事態のアラームが鳴り響きます。

 

激しいめまいや動悸で立っていることさえできなくなることがあります。

 

突然視界がブラックアウトして気づけばベッドの上なんてこともあります。

 

頭はボーッとして思考にモヤがかかり、現実感が消失することもあります。

 

心はぽっかりと穴が開いたかのように満たされず、何もする気になれません。

 

 

心と身体は悲鳴をあげているのに、どこか他人事のように感じている自分がいます。

 

 

この状態になると、限界を超えてしまう前の元の自分に戻るのには時間がかかります。

 

「1日中ぐっすりと眠ってゆっくり休んだから戻った!」なんてことはありません。

 

「3日間好きなことばっかりしていたらリフレッシュして戻った!」なんてことはありません。

 

それで回復するようなら限界を超えたわけではなく、ただの疲労です。

 

そんな短時間で元の状態に戻れるほどの疲れではありません。

 

この状態が何10年も続く人もいます。

 

後遺症が残り、残りの人生をそれとつきあっていかないといけない人もいます。

 

 

限界を超えると自分の今の力以上のものを発揮できますが、それをやりすぎると高すぎる代償を払わないといけないことになります。

 

 

精神力が強い人ほど、自分の限界を超えてしまいやすいです。

 

普通なら人は限界近くになるとブレーキをかけてしまうのですが、精神力が強い人はギリギリまでブレーキを踏もうとしません。場合によっては最後にとどめとばかりにアクセルを踏みこむことさえします。

 

アホです。根性ありすぎて、チキンレースでドカーンです。

 

でもこれをやってしまう人も多いんです。

 

 

『負けたくなんかないから。』、『なんとかしないといけないことだから。』

 

 

『自分の限界なんか知らないし、そんなの関係ない。』、『自分の限界なんて知りたくもない。そんなものここで超えてやる!』

 

 

この気持ちが限界を超える力になってしまいます。

 

成長という意味で限界を超えるのならいいと思いますが、崩壊という意味で限界を超えてしまうと大変なことになってしまいます。

 

 

限界はね、超えなくてもいいんです。

 

 

成長になるか崩壊になるかは、限界を超えてしまうまではわかりません。

 

限界の手前ではどちらの道につながっているかわかりません。

 

がんばって成長できたらいいのですが、がんばりすぎて崩壊してしまうほど割の合わない話はないと思います。

 

 

限界になる前に休むことが一番賢い選択です。

 

 

限界近くになるとね、負けず嫌いの人は超えてみたくなります。

 

限界を超えることに挑戦してみたくなります。

 

でもそこでブレーキをかけましょう。

 

限界を超えないことが負けではありません。

 

限界を超えて大変なことになってしまうよりも、自分を大事にする方が大切ではないですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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皆さんは自分をほめることってしっかりとできていますか?

 

他人のいいところは見つけるのが得意なのに、自分のいいところを見つけるのは苦手になってはいませんか?

 

自分がしたことにはできて当たり前感覚になってしまいほめることさえ考えず、自分ができなかったことに関しては鬼教官のように自分を罵ってはいませんか?




自分をほめることをしないと、大変なことになってしまいます。

 

 

自分をほめることをしないと、自分のことを嫌いになっていきます。

 

 

これは当然ですよね。

 

できていることにはまったく目を向けてくれることもなく、できていないところばかり指摘され、厳しく責め立てられるんです。

 

がんばってやったことに対しても、いい結果が出たら『よし!次!!』で終わってしまい、結果が悪かったら『何をやっていたんだ!?もっと全力でやっていたらこんな結果にならなかっただろ!!』とカミナリが落ちてきます。

 

 

あなたの周りにもいませんか?

 

 

他人のいい結果はぞんざいに扱ってほめることも喜ぶこともなく、悪い結果がでたときだけ、まるでそれだけが生きがいであるかのように他人を責め立てまくる人。

 

そんな人とずっと一緒にいたら疲れてしまうでしょう?

 

そんな人のことをずっと好印象では見れないでしょう?

 

 

あなたはそんな人と同じことをやっているんです。

 

 

そんなことを続けているのに、自分のことを好きなままでいられるわけがありません。

 

しかも他人が相手なら物理的に距離をあけることはできますが、自分自身が相手だと距離をあけることなんてできません。

 

365日、年中無休でずっと一緒に行動しているんです。

 

一緒にいる時間が多いとそれだけ責め立てられる回数も増えていきます。

 

これが自分自身ではなくて、あなたが嫌いなあの人、あなたが苦手なあの人だった場合を想像するとゾッとしますよね?

 

24時間365日嫌いなあの人と一緒に行動なんて背筋も凍りますよね?

 

 

自分のことをほめることはほとんどなく、なにかあるごとに叱ってばかりだと、あなたは自分のことを嫌いになってしまいます。

 

 

それだけならまだマシなんですが、あなたは他人をほめるのは上手なんではないですか?

 

 

他人のできていることや長所を把握する能力に優れ、そしてそれを素直にすごいと思えることができます。

 

些細なことでも他人のいいところを見つけ出して、そこを純粋にほめることができます。

 

自分のことは全然ほめてくれないのに、他人のことはよくほめます。

 

そしてその他人のいいところと自分を比べられ、『ああいうようになれ!』、『なんでお前はあんな風にできないんだ!』、『そんなことだからお前は・・・』ときつくののしられます。

 

反対に自分のいいところを他人と比べてほめるということはありません。

 

 

最悪ですよね?




こんな人を好きになれるわけがありません。

 

こんな人と一緒にいたら疲れるに決まっています。

 

でもあなたは、こんな人とずっと一緒にいます。

四六時中片時も離れず、ずっと一緒にいなければいけません。

 

あなたはどんどん自分のことが嫌いになっていきます。

 

 

自分のことを嫌いになるとたくさんのデメリットがあります。

 

 

①人生をまったく楽しめません。

②自己肯定感が極端に低くなります。

③自分の価値がわからなくなり、自分を大切にすることをやめます。

④嫌いな自分を苦しめるため、ハードな環境の中に身を置こうとします。

⑤無意識のうちにどんどん自分を傷つける選択を選びます。

 

 

こんな日常生活を過ごしていかないといけなくなります。

 

こんな修業中のような人生なんて嫌ですよね。

 

どうせ一度きりの人生なら、自分のことを好きで楽しみまくりたいですよね。

 

明日が来るのを苦痛になってしまうよりも、『明日が楽しみで仕方ない!』という人生を送りたいですよね。

 

そういう生き方をすることって不可能ではないんですよ?

 

実際にそういう生き方をしている人はたくさんいます。

 

 

あなたもどうせなら、毎日が楽しくて仕方がないというような生き方をしてみませんか?

 

 

それならまずは自分のいいところを探してみましょう。

 

はじめのうちはいいところなんて全然見つからないかもしれません。

 

いいところを探している間に、山のように悪いところを見つけてしまうかもしれません。

 

それほどまでにあなたは、自分のことをできない人間だと思い嫌ってきました。

 

 

今まで自分をほめることをしなかったので、自分のどこをほめていいかわからなくなっているんです。

 

 

ほんの些細なことでいいんです。

 

難しく考えすぎないでいいんです。

 

『今日学校に行った。えらい!!』、『今日仕事に行った。えらい!!』、『今日家事をした。すごい!!』、『今日家の外に出た。すごい!!』、『今日歯磨きをした。やればできるじゃん!!』、『今日は昼寝をしなかった。がんばったな!!』

 

これでいいんです。

 

『こんなの当たり前のことだろ!』と思うかもしれませんが、実際に僕はこれらができなくなってしまったことがあります。

 

 

これらのことは、して当たり前のことではありません。

 

 

あなたは自分に対して厳しくなりすぎています。

 

あなたができて当然、していて当然と思っていることでも、意外と当たり前ではないこともたくさんあるんです。

 

もちろん自分の現在の状態に合わせてほめないと効果はありませんが、ほめることに対してのハードルをもっと低く落としてください。

 

何か特別なことをしていなくても、日常生活の中にあなたのすごいところはたくさん隠れています。

 

 

あなたはそれに気づいていないだけです。

 

 

そして何か特別なことをクリアできた際には、過剰なくらい自分をほめてほめて、ほめまくってください。

 

思いっきり自意識過剰になってください。

 

自分はすごい人間だということを実感してください。

 

自分のすごさを誇りに思ってください。

 

他人から見たらイタイ人になってください。

 

 

それぐらいのことをしないと、あなたは自分をほめることをすぐにやめてしまいます。

 

 

元々自分をほめる習慣がない人なので、すごく大げさに思えるほどほめないと心にかすりもしません。

 

楽しい、うれしいとも思えずに、ただの作業になってしまって続きません。

 

人は自分のことをほめていいんです。

 

厳しくしないといけないことはないんです。

 

あなたが誰よりもみくびっている自分のすごさを、もう一度再確認してみませんか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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個人事業主・家族経営の会社はやりたい放題?トップが独裁者の職場。

皆さんは個人経営、または家族経営している職場で雇われたことがありますか?

 

組織の幹部連中が全員その人の家族や親せきでうめられていたり、その人の子どもがその職場をゆくゆくは引き継ぐことが決定している。そういった場所に雇われたことはありますか?




個人経営の職場っていいところに当たれば働きやすいのですが、悪いところに当たってしまうととことん働きにくくなります。

 

なかでも一番働きにくいのは、トップやその家族がやりたい放題している独裁者のいる職場です。

 

普通なら組織は階級というものがあり、組織が暴走してしまわないようにピラミッド状になっているんですが、組織がトップとその他の二分類だけになっている職場もあります。

 

 

上からの指示は絶対というところです。

 

 

しかもこれ、中間地点を挟まないので、トップがとんでもない指示を出してくることもあるんですよね。

 

下の人たちが実際にどういう環境で働いて、どういうことに困っているかをまったくわからずに、ただただ自分のその場の気持ちだけで無理難題を押しつけてきます。

 

現場の意見を無視しためちゃくちゃな指示が出てくることも珍しくはありません。

 

一国の王様になったかのように態度が大きく、逆らうものはクビにしたり、パワハラで辞めさせようとします。

 

 

『自分の国なんだから、なんでも自分の思い通りにやっていい。』という認識なんです。

 

 

トップの人間はそれでいいでしょうが、その人の下につく人は大変ですよね。

 

わがままし放題の人間のわがままにつきあっていかなければいけません。

 

常識的に考えて『えー?それはないだろー?』というようなことを指示してくる人もいます。

 

取引先やお客さん、近所からは「あそこはおかしなところ!」と不評の嵐のこともあります。

 

 

それでもその職場で生き残ろうと思ったらその指示に従わないといけません。

 

 

そしてそのわがままにつきあうことができた精鋭たちだけがその職場に残ります。

 

その人たちはトップが何をしようがそれに従い、慣れてしまい反発もしなくなります。

 

新しい人が入っても「ここではあの人の命令は絶対だ!逆らったりしたらいけないからな!」という空気を流します。

 

新しい人はそれですぐに辞めてしまう人もいますが、『ここではそういうルールがあるんだな。』、『トップの指示に従うのは当たり前のことだろ?』と納得した人が残ります。

 

残った人たちはみな選りすぐりの精鋭たちです。

 

自分の指示に的確に従ってくれ、不満ももらしません。

 

するとトップは『自分の考えについてきてくる人間だけ残ればいい。そういう人たちはたくさんいる。気にくわない奴は辞めてくれたらいい!』という考えが定着します。

 

 

独裁者の誕生です。

 

 

誰もこの独裁者に逆らうことができません。

 

反乱が起こる前に反乱分子を優秀な精鋭たちが抑え込みます。

 

もし仮に優秀な精鋭たちを乗り越えてやってきた猛者がいたとしても、自らが直接手をくだします。

 

自分の国で謀反をたくらむようなやつらは許しません。

 

そして従順な部下のみの国を作り、自分に有利な法律を作ります。

 

 

ここまで来ては独裁者が暴走していても誰も止めることはできません。





下の人たちの負担がどれだけ大きくてもやりたい放題をし続けます。

 

下の人たちが困り果てていても、独裁者だけが優雅な生活をしていることもあります。

 

横柄で威張りちらし、威圧的な態度で下の人たちに接します。

 

仕事環境はよくなることなく、日に日に厳しくなります。

 

 

そこから避難しないといけないんですが、なかなか避難をしないんですよね。

 

 

今まで独裁者につきあってきた精鋭たちなので、忍耐力は人一倍あるんです。

 

普通の人たちなら辞めてしまうような場面を何度も乗り越えてきました。

 

そのたびに鍛えられてきたんです。

 

気づかないうちに妙な自信もついています。

 

 

その自信があなたから冷静な判断力を奪っています。

 

 

また、独裁者という共通の敵がいるので、下の人たち同士はすごく仲がいいこともあります。

 

そこから避難してしまうことは、仲間たちを裏切ることになるんです。

仲間たちをひどい環境に残したまま、自分だけがそこから逃れることに後ろめたさを感じます。

 

独裁者の下に一緒にいるから仲間意識があるのであって、そこから離れてしまうと深い溝ができます。

 

そのことがさらにあなたの『避難しよう!』という考えを遠ざけてしまいます。

 

 

でもね、ここは避難しないといけないところなんです。

 

 

周りのことなんか関係ありません。

 

 

あなたが疲れを感じていないのなら、このまま独裁者の下で最後までということもいいのですが、あなたはそうではないのではないですか?

 

今が精一杯で、この先もここにいることを想像すると気持ちが沈んでしまいませんか?

 

5年後、10年後もその職場で働けているイメージができていないのではないですか?

 

 

独裁者は国内からの攻撃ではビクともしません。

 

国外から攻撃してもらわないとひるむこともないし、自分がおかしなことをしているという認識もありません。

 

 

でも国外の人たちは独裁者のことなんか知りません。

 

独裁者から国外に避難できた人も、もうあんな国に関わりたくなんかないと思い、忘れようとします。

 

そもそも早くに避難できた人は、まだ被害が少ない状態です。

 

一番被害が多いのは逃げることを考えずにその場にいるあなたたちなんです。

 

 

独裁者が変わってくれることはありません。

 

 

あなたが自分で、【避難する】という行動を選ばない限り、あなたの環境は変わりません。

 

周りのことなんか考えないでください。

 

それを考えてストップしてしまうような優しい人ならなおさらです。

 

今のあなたに周りのことを考えていられる余裕なんか本当はありません。

 

まずは自分の身を一番に考えてください。

 

助けようとして、一緒に避難しようとして、そのまま間に合わなくなることはよくあります。

そうなってしまっては元も子もありません。

 

もっと自分のことだけ考えて行動してもいいと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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落ち込んでいる人にどう声をかけたらいい?一番必要なものは?

皆さんは落ち込んでいる人にどう声をかけてきましたか?

 

人が落ち込む場面に出くわすことは少なくないと思いますが、そのときにどう対処すればいいかは難しいんですよね。

 

というか、正解はないかもしれません。




落ち込んでいる人の性格にもよるし、そのときに落ち込んでいる度合いによっても対応は違ってきます。

 

落ち込んでいる人がいたら全部同じ対応をすればいいというわけではありません。

 

 

そしてあなたの対応次第で相手の心が軽くなるか、さらに追いつめることになるか決まってしまいます。

 

 

正解は難しいのに、外したときの被害は甚大です。

 

でもね、このことを知らない人もたくさんいるんですよね。

 

すごくデリケートで細心の注意を払わないといけないと認識していない人も多いんです。

 

最悪、落ち込んでいる人にとどめを刺す人もいます。(本人は気づいていないことがほとんどですが。)

 

 

まずはね、落ち込んでいる人が何に対して落ち込んでいるかを理解しておく必要があります。

 

 

ミスをして叱られて落ち込んでいる人がいます。

 

この場合も解釈は3パターンあります。

 

①ミスをしたことに対して落ち込んでいる。

②叱られたことに対して落ち込んでいる。

③ミスをしたことと叱られたこと、その両方に対して落ち込んでいる。

 

この3パターンです。(あるいはこれとは全く無関係のことで落ち込んでいるというパターンもありますが、今回は除外します。)

 

ミスをして叱られて落ち込んでいる人を見ると多くの人が③を想定します。

 

実際に③のケースが正解のことが多いと思います。

 

 

でもね、③じゃないケースも意外と多いんです。

 

 

ミスをしたことに対してだけ深刻にとらえて落ち込んで、叱られていることなんて頭に入っていないときもあります。

 

ミスをしたことに対しては全然反省もせずに、叱られたという事実だけを見て落ち込んでしまう人もいます。

 

 

この中のどのパターンなのかを考え、見極める必要があります。

 

 

この段階からしてすでに難しいですよね。

 

正答率100パーセントはありません。

 

少しでも正答率を上げるには、その人のことをよく知っておかないといけません。

 

普段はどんな性格なのか?

裏表はないか?

以前に落ち込んでいたときはどうだったか?

実際に落ち込むのが当然のような内容なのか、こんなことくらい気にする必要もない内容なのか?

 

その他にも色々な観点から思考し、少しでも正確になるようにその人の今の状態を推測します。

 

そしてここからがさらに難しいです。



その人がどれくらい落ち込んでいるのかを推測するんです。

 

 

見た目にはわからないけど落ち込んでいる状態なのか?

 

少し落ち込んでいるように見えるけど、ほんとはすごく落ち込んでいる状態なのか?

 

ひどく落ち込んでいるように見えるけど、実はかまってほしいだけで全然落ち込んでいない状態なのか?

 

落ち込みすぎていてもう周りのことなんか目に入らない、言葉も届かないようなどん底の放心状態なのか?

 

 

その人がどれくらい落ち込んでいる状態なのかを、あらゆる情報を取り入れて推測します。

 

 

いくつかのパラメーターを自分で作って、その人が今どのぐらいの位置にいるのかを推測します。

 

自分がその人の立場だったのなら・・・

でもその人の性格はこうだから・・・

 

少しでもその人の今の気持ちに近づけるよう努力します。

 

100%その人のことが正しくわかることはありません。

 

心理や精神を専門とするプロでもよく間違えます。

 

そしてここからが本題です。

 

 

その人に対して自分がどうするのが一番いいのかを選択し、行動します。

 

 

相手の気持ちを大きくわけると三つのパターンがあります。

 

 

①もう何もそのことに関してふれてほしくない。他人なんかが気やすく自分の中に入ろうとしないでほしい。一人でそっとさせておいてほしい。他人がいるだけで強がらなきゃいけない。よけいに疲れる。邪魔。

 

②誰かに自分のことを励ましてほしい。「あなたは大丈夫なんだよ。」ということを言ってもらいたい。不安でたまらないから、少しでも早くわたしを安心させてほしい。アドバイスももらいたい。

 

③自分の中のたまっているものを全部吐き出したい。愚痴を聞いてもらって共感してほしい。励ましの言葉やアドバイスなんかはいらない。そんな正論を聞きたいわけじゃない。ただただそばにいてわたしの話を聞いてほしい。

 

この三つが主なパターンです。

 

①②③を見たらすぐわかると思いますが・・・

 

全部バラバラなんです。共通する点がありません。全部正反対です。

 

 

その対応をあなたは選んでしないといけません。

 

 

しかもこれ、相手によって違うだけではありません。同じ相手でもそのときの状況によって変わってきます。

 

あのときは②の対応をしたら相手に喜ばれたけど、今回も②の対応をしたらかえって相手の状態を悪化させてしまった。力になるどころか、苦しんでいる相手にさらに攻撃をしてしまう結果になってしまった。

 

 

落ち込んでいる人への対応は本当に難しいです。

 

 

『落ち込んでいるから励ましてやろう。』と安易な気持ちで関わってしまうと、お互いに大ケガをしてしまうことになります。

 

そしてそこから相手との間に修復できない亀裂が入ってしまうことさえあります。

 

落ち込んでいる人に対して100点の対応はできません。

 

ですが、相手のことを考える気持ちが100点に近い点数へと導きます。

 

落ち込んでいる人に対して一番必要なのは思いやりです。

 

自分のことではなく、相手のことをよく考えて行動してくださいね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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心が疲れているのを認めたくない。無理してない!まだやれる!!

皆さんは精神的に疲れていることを素直に認めたくないときってありませんか?

 

本当は無理をして疲れている状態なのに、『疲れてない!』、『まだやれる!』と気合を入れてしまうことってありませんか?

 

そんな生活を続けて、自分が疲れている状態であることを忘れてしまってはいませんか?




これってすごく危険なことなんですよね。

 

人間は疲れを癒しながら生活しないと生きていけないようにできています。

 

ずっとストレスや負担の多い状態の中で、いつまでも元気でいられるようにはできていないんです。

 

その場その場は気合と根性と洗脳でどうにかなっても、いつかそのしわ寄せがやってきます。

 

疲れているのにがんばりすぎて無理をし続けてしまうと、身体は倒れて気を失います。心は病気になってしまいます。

 

生きるために強制停止ボタンが押されてしまうんです。

 

 

人間は疲れたらしっかりと休まないと生きていけない生き物なんです。

 

 

でも、それをしていない人たち、それができない人たちも多いんですよね。

 

 

『まだ倒れていないんだから大丈夫だ。』

『動けないような状態になっていないからまだ大丈夫だ。』

『こんなことで休んでしまわないといけないほど自分は弱くない!!』

『病気だと診断されていないからこれは甘えだ。』

『これぐらいのことみんなやっているはずだ。』

『自分だけが休むわけにはいかない!』

 

などなど。

 

本当は疲れているのに、自分に暗示をかけてごまかします。

 

休んでしまうことを負けのように感じ、『そんなものに負けてたまるか!』と気合を入れます。

 

 

『自分はまだ疲れていない!!まだ大丈夫だ!!まだやれる!!』

 

 

この言葉が頭の中を支配します。

 

自分の中の可能性をあきらめたくないんです。

 

ここで疲れていることを認めてしまったら、もうがんばることができなくなってしまいます。

 

がんばることも無理することもできなくなったら、『誰がそれを代わりにやってくれるって言うんだ!』、『自分がやらなきゃいけないんだ!!』なんですよね。

 

 

だから無理をしてがんばり続けます。

 

 

そして未来に『なんであのとき休まなかったんだ。』、『なんであのときにあんなムチャをしてしまったんだ。』、『どうして自分が疲れていることに気づかなかったんだ。』と後悔をします。

 

『こんなことになるくらいなら、もっと別の方法を考えるべきだった。』、『無理なんかし続けず、違う行動をとるべきだった。』と反省します。

 

 

心の病気って、なったことがない人が想定している100倍は苦しいです。

 

 

『自分はそんな病気にならない!そんなに弱くない!!』と思っていても、なるときはなります。

 

誰もがかかる可能性があります。

 

そしてなってしまったら月単位、年単位の休養が必要になります。その間は苦しみの連続です。

 

治ったと思っていても再発するリスクも高いです。

 

 

それがあなたが無理をして生活を続けたことへの代償なんです。




そんなの嫌ですよね。

 

無理をしてがんばり続けていたのなら報酬がほしいですよね。

 

たくさんの無理をし続けてきた結果得られるものは、今の状態よりもさらにしんどい生活環境だなんて冗談ではありません。

 

報酬もなくさらに支払わないといけないなんて、ほんとにふざけています。

 

 

でも、疲れていることを無視して生活を続けていくと、いつかそんな状態になってしまうリスクが高いです。

 

 

そもそも疲れていることを認めない人、疲れていることを認めたくない人は、『最後までやり通さないといけない!』という価値観を持っている人たちです。

 

どんなに苦しい思いをしていても、すぐに避難するということをしません。

 

途中でやめてしまうことは悪いことだと認識しているので、耐えられるうちは耐えようとします。

 

今までそうやって生きてきたので、我慢をするという癖もついています。

 

避難するという考えが思い浮かぶのが、普通の人よりも数テンポ遅いんです。

 

 

そしてその数テンポの差が致命的なことにつながりかねません。

 

 

避難が上手な人はもう安全圏に避難が完了しているのに、あなたは避難をしようという考えは思い浮かんでいません。

 

普通の人たちが避難を開始し、あなたからどんどん遠ざかって見えなくなってしまってから、あなたは『あれ?これは避難をした方がいいのか?』と考え始めます。

 

 

普通の人たちが安全圏に避難できた頃に、あなたの避難が始まります。

 

 

これだけの差が避難が上手な人と普通の人、そしてあなたにはあります。

 

もちろんあなたの場合は、最後まで避難しないという選択をしてしまうこともあります。

 

 

もう少し自分を大事にしてもいいのではないですか?

 

 

逃げるのは悪いことと認識してしまっているのかもしれませんが、実は逃げることって大切なことなんです。

 

それにあなたの場合は単なる逃げではなく、逃げないとあなたが危険にさらされてしまうような状況ではないですか?

 

 

逃げずにがんばることって苦しさやしんどさがつきまといます。

 

 

それが生きがいにつながるときはありますが、それが身を滅ぼしてしまうときもあります。

 

ときには無理をすることも必要でしょうが、ときには自分に優しくなることも必要です。

 

無理に無理を重ねると大変なことになってしまいますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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衰えていく恐怖!衰えたくない!こんなこともできなくなるのか?

皆さんはおとろえていく自分を実感したことはありますか?

 

前までは普通にできていたことをするのが大変になってきたり、以前はできていたのにできなくなってしまったものはありませんか?

 

これってショックなんですよね。




意外とショックが芯に届くんです。

 

 

だって、自分自身と比べているんだから。

 

 

他人と比べていません。

 

以前の自分ができていたことができなくなっているんです。

 

あの頃の自分と比べて今の自分は劣化しているんです。

 

自分の日常があのころに比べて制限がかかるんです。

 

 

一番これを感じやすいのは加齢による老いです。

 

 

この加齢によるおとろえは、長く生きていれば皆が経験します。

 

特に30代からは歳を感じるようになると言われていますよね。

 

10代、20代でやってきたムチャができなくなります。

 

そして後は階段状で年齢を重ねるごとにおとろえていきます。

 

そもそも人間の能力としてのピークは10代後半から20代前半という、一生のうちのごくわずかな時間だけで、あとは一般的には能力がおとろえていく期間でもあります。

 

 

歳を重ねるごとにできないことが増えていきます。

 

 

若い頃のようにはいかないことを実感します。

 

『前はできていたのに。』ということも増えてきます。

 

『こんなこともできなくなってしまったのか。』と落ち込んでしまうこともあります。

 

全盛期と今の自分を比べてしまうと『若い頃はよかったなあ。』とほんとに悲しくなってしまいます。

 

 

でもね、これは幸せなおとろえ方なんです。

 

 

人間ということの証明だからです。

 

生きているということの証明だからです。

 

人間として生きていれば誰もが通る道だからです。

 

あなただけが特別に歩かないといけない道ではないからです。

 

人間としての命を順調に歩いている証明なんです。

 

 

でも、そうじゃないおとろえ方もあるんですね。




それが病気やケガによるおとろえです。

 

 

予定していたよりも早く自分のおとろえがやってきます。

 

このおとろえは誰もが通る道ではありません。

 

この道を通る人の方が割合的には少ないです。

 

 

それでもゼロではありません。

 

 

誰かがその道を通るし、それが自分の場合もあります。

 

たとえ今日までは通っていなくても、明日になったら通るようになる人もいます。

 

今後、その道を歩かないといけなくなる可能性は誰にでもあります。

 

 

このおとろえはまったく予期していないところに襲い掛かってきます。

 

 

しかも加齢によるおとろえに比べて急激に能力が下がります。

 

できることが急に限られるようになり、今までできていたことでもできないようになります。

 

思考するときには自分の能力を常に考えなければならないようになり、選択肢は多く削られてしまいます。

 

自分と同年代はバリバリに走り回って現役です。

 

『だけど自分は・・・』と他人と比べてしまうようになります。

 

 

自分が失ってしまったものを他人は持っている。

 

 

自分が失ってしまって喉から手が出るほどほしいものを、他人はありがたくもないように思っている。当たり前だと思っている。

 

今ならそれの大切さについて誰よりもわかるのに、『どうしてよりにもよって自分なんだ!』という考えが頭から離れません。

 

恵まれた環境で不幸面しているやつに腹が立ちます。

 

自分が恵まれていることにも気づいてないやつに腹が立ちます。

 

自分をこんなことにしてしまった世界と運命が許せなくてどうしようもなくなります。

 

持っていたときには当たり前でそのことのありがたさに気づいていなかったけど、失ってしまってからそれが当たり前のことではなかったこと、それの本当の価値に気づきます。

 

 

おとろえていくことってね、自由と可能性の低下でもあります。

 

 

日々の生活の中で自分一人ではできないことが増えていきます。

 

周りの人たちに助けられながら生きていく機会が増えます。

 

今までの当たり前が日常ではなくなり、非日常であったことが日常へと変化していきます。

 

未来のことを考えたときに、いくつかの可能性の扉が閉まって施錠されています。

 

 

人間はおとろえていることを実感し、それが自分の想定以上だった場合にひどいショックを受けます。

 

 

それが元に回復するのであれば希望もありますが、そのまま低下の一途をたどることも多いです。

 

おとろえていくことを実感してしまい、できなくなってしまったこと、不自由になってしまったことばかりに目を向けてしまうと、幸せは遠のいていきます。

 

大事なのはおとろえてしまった状態の中で何ができるかに焦点を当て、自分の残っている力をしっかりと自覚することです。

 

 

人間は生きていく限り、次第にできないことが増えていきます。

 

 

そこから逃れることはできません。

 

自分のことを情けなく思ったり、不甲斐なく思うかもしれません。

 

でも、それも人間なら誰もが通る道です。

 

自分を卑下してしまうよりも、残された力で人生を楽しむ方が建設的だと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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『こんな自分なんかじゃダメだ!』自己否定が止まらない時は?

皆さんは『こんな自分なんかじゃダメだ!』と自分を強く否定するようになったことはありますか?

 

『こんな自分なんかじゃダメだ!』は文字で書いてみたら一文なんですが、そのなかに3つも自己否定が入っているんですね。

 

わかりますか?



【こんな自分】、【自分なんか】、【ダメだ!】

 

この3つです。

 

どれも自分を否定する気持ちなんです。

自分を肯定する気持ちなんて一切ありません。

 

この短い一文の中に3つも自分を否定する言葉を入れるなんて、どれだけ自分のことを嫌っているんですか?

 

すごく欲張りさんですね。

 

 

『こんな自分なんかじゃダメだ!』ということは、『今のままの自分ではいけない!』とあなたは思っているんです。

 

もっと成長したあなたになりたいんです。

 

もっとマシなあなたになりたいんです。

 

あなたにふさわしい自分になりたいんです。

 

 

すごく向上心がありますよね。

 

 

あなたはこんな自分よりもっと素敵な自分になろうと思い、そしてそれに向けてがんばっているのではないですか?

 

 

でもね、これってすごくしんどいことでもあるんですよね。

 

だって、、、

 

今の自分を全力で否定しています。

 

今の自分を全力で嫌っています。

 

 

そうすると自分に対してすごく厳しくなってしまいます。

 

 

自分のダメなところが山のように思い浮かんできます。

 

自分のできないことや嫌いなところが、すごく大きな汚物として視界に入ります。

 

自分のいいところや好きなところなんて、地中深くに埋められてしまいどこにあるのか不明になります。

 

 

『こんな自分なんかじゃダメだから変わらないといけない!』となるんです。




でもね、この状態が心には悪いんです。

 

 

『変わらないといけない!』っていうのは、義務であり責任なんです。

 

『変わりたい!』、『ああいう風になりたい!』という願いではないんです。

 

義務と責任って心にすごく負担をかけるんです。

 

プレッシャーも感じ、それが強すぎると活力と体力を奪っていきます。

 

 

人間ね、『変わらないといけない!』と思ってもなかなか変われないものなんです。

 

 

変わることはすごく大変で難しいことなんです。

 

心からの願望で『変わりたい!』と願っているのならともかく、義務や責任で変わろうとするのは負担なんです。

 

でもあなたは『変わらないといけない!』と思っているから変わろうとする努力をやめない。

 

ストレスや疲れがたまっても無理をして変わろうとし続けます。

 

あなたが納得いく結果がでるまで走り続けます。

 

 

でも、その結果がほとんどでないんですよね。

 

 

自分のことを否定しているから。

 

 

否定している相手を納得させることってすごく難しいですよね?

 

いくら話し合っても心の底からは納得してもらえないこともあります。

 

「話せばわかる!」どころか、話せば話すほど『この人とは相容れないなー。』、『この人とはどれだけ言葉をかわしても交わることは決してない。根本からして違う。』ということもあります。

 

それは自分が相手でも同じなんです。

 

 

あなたは変わるために自分を否定しました。

 

 

そんな自分が必死に努力して少し変われたとしても、そんな少しの変化なんか見逃してしまうんですね。

 

『よくやった!がんばったじゃん!!』といういたわりの言葉もなく、『なにをもたもたしてるんだ!本気で変わる気があるのか!?』、『こんなものがどうした?それで変われたつもりになってるのか?甘ったれるな!もっともっと変われ!今すぐ変われ!!』と罵声をあびせます。

 

 

究極の鬼コーチがあなた自身なんです。

 

 

しかもこのコーチ、教えることが下手で怒鳴ることしかしません。

 

しかもあなたが身体と心を休めることを許しません。

 

「まだまだこんなもんじゃないだろ!?」、「休んでる暇なんかあると思うか!?」、「本気を出せ!」とフラフラのあなたにビシバシと攻撃してきます。

 

 

力の入りすぎです。

 

 

しかも完全に空回りしています。

 

そんな鬼コーチのことなんか、ますます嫌いになっていきます。

 

嫌いな状態が続いてしまい、最終的にはいつまでたっても自分の期待通りに変化しない自分を憎むようになります。

 

 

『これだけがんばっているんだからいい加減変われ!!』と思ってしまうんです。

 

 

変わるまでがんばることをやめられないのに、いっこうに自分は変わりません。

 

がんばっているはずなのに成果も出ず、イライラばかりが募ります。

 

『こんな自分なんかじゃダメだ!』と自分を否定してしまうことは、あなたをどんどん追いつめていきます。

 

 

もう少しだけ【こんな自分】を認めてあげてはどうでしょうか?

 

 

『こんな自分なんか認められるはずがない!』、『こんな自分を認めていいはずがない!』と思うかもしれませんが、そんなあなたで今まで生きてきたんですよ?

 

生まれた瞬間からずっと一緒にいた人なんです。

 

何か原因があって自分を否定してしまうようになってしまったのだとは思いますが、あなたは本当に自分で否定までしてしまわないといけないような人間なのでしょうか?

 

この状態からいきなり自分のことを肯定できるようにはなりません。

 

少しずつ段階をふんでいかないといけません。

 

いきなり自分を肯定することは難しいとは思いますが、少しだけでも自分のことを否定する癖を直すことはできませんか?

 

『こんな自分なんか!』って実は、案外あなたの思い込みの可能性もありますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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恋人との温度差が大きすぎて寂しい。つらい恋愛になってしまったら?

皆さんは恋人との温度差を感じたことはありますか?

 

一人ひとり違った人間なんだから多少の温度差があることは当たり前なんですが、温度差が大きすぎると寂しさを感じてしまうんですよね。

 

『本当にこの人はわたしのことを好きなのだろうか?』と不安になってしまうんです。




こちらからは好きって気持ちを伝えているのに、相手は一度も言ってくれたことがない。

こちらからは愛を与えているつもりなのに、相手は一度もそれを感じたことがないように思える。

こっちは大好きなのに、相手の方は別れる理由がないからとりあえず恋人状態を続けている気がする。

こっちは生涯を通して一緒にいたいのに、相手にその話題を出すと不機嫌になる。

 

 

恋人が自分のことを愛してくれているのか、疑問が浮かんできます。

 

 

そしてその疑問はすぐに不安へと変身していきます。

 

この不安が芽生えてしまうと、恋愛をしていても苦しくてつらいときが増えます。

 

何も考えずに楽しいだけ、幸せなだけ状態ではなくなってしまいます。

 

 

恋愛の温度差があればあるほど、あなたの心を傷つけます。

 

 

5度や10度の温度差くらいなら許容範囲かもしれませんが、50度、100度と温度差が大きくなってしまったら大変です。

 

お互いに適応することができない温度差です。

 

許容範囲を大きく超えてしまい、相手に対して不満や不安が出てきます。

 

あまりにも温度差がありすぎると、恋愛をしていても苦しいだけになってしまいます。

 

 

この温度差を解決するためには、お互いの気持ちをしっかり話し合う必要があります。

 

 

自分の気持ちを素直に相手に伝えて、相手にあなたの考えを知ってもらう必要があります。

 

相手の気持ちを反対せずに聞いて、あなたは相手の考えを知る必要があります。

 

人間は自分で思っているよりも、他人のことはわからないんです。

 

勝手にわかった気になっていると大惨事になってしまうことがあります。

 

 

そしてお互いの気持ちを確認し、互いの妥協点を見つける必要があります。

 

 

このときにどちらか一方の負担が大きすぎてはいけません。

 

負担を背負い込みすぎた方は相手に対して『こんなにやっているのに!?』と不満が増えます。

 

負担がほとんどない方にしても、そんな相手の態度に対して『なにを恩着せがましくなっているんだ!?うっとうしい!』と感謝の気持ちはなくなります。

 

負担はお互いに釣り合いが取れていないと、関係はいつか崩壊します。

 

 

これでお互いの妥協点を見つけ、負担を対等に分担することができたらいいのですが、そうでないときももちろんあります。

 

 

自分の素直な気持ちを相手に伝えても、相手がそれを受け入れてくれないときはあります。

 

相手の素直な気持ちを聞いても、自分が受け入れられないときはあります。

 

 

お互いの価値観の譲れないところがぶつかってしまい、いくら話し合っても解決策なんかないこともあります。





『話せばわかる!』、『素直な気持ちを正直に言ったら道が開かれる!』、『わかりあえない人間なんていない!』という綺麗な世界であればいいのですが、世界はそんなに単純なものでできてはいません。

 

お互いに一生わかりあえない人間というのは存在します。

 

しかもほんの極一部というわけでもなく、わりと少数で。

 

想像している以上に人間というのはわかりあえません。

 

めちゃくちゃ夢のないことを書いていますが・・・

 

 

一人一人に今までの人生があり、その積み重ねがあります。

 

 

わかりあえる人たちはパズルのピースの凸凹と同じなんです。

 

凸と凹だからつながれるわけで、凸と凸、凹と凹はつながれません。

 

あなたは今まで凸の価値観で生きてきたのに、急に凹の価値観になれますか?

 

なれませんよね?

 

説得されたとしても、安っぽい説得では心は動かされることはありません。

 

 

あなたの今までの人生は、他人がちょっと口を出しただけで価値観が急に変わるほど、薄っぺらいものなんかじゃなかったでしょう?

 

 

楽しさ、苦しさ、悲しさ、うれしさ、悔しさ、つらさ、他にも数えきれないほどたくさんのものを経験して価値観を作り上げてきたはずです。

 

そしてその価値観を生きてきて証明し続けてきたはずです。

 

相手もそうなんです。

 

 

価値観が違い過ぎる人間とはわかりあうことはできません。

 

 

悲しい現実ですが・・・

 

でもね、相手の価値観を理解することはできます。

 

相手の価値観そのものをわかることはできなくても、相手がどういう価値観を持っているかは理解することができます。

 

 

そのために必要なのは相手に対する歩み寄りの気持ちです。

 

 

価値観が違い過ぎると人は相手を拒絶したくなります。

 

相手の価値観を否定したくなります。

 

 

こんな状態では恋愛なんてうまくいくわけがありません。

 

 

恋愛はお互いのことを尊重しあわないとうまくいきません。

 

あなたが相手のことを尊重できないのなら、その恋愛は寂しいだけではないですか?

 

相手があなたのことを尊重できないのなら、その恋愛はつらいだけではないですか?

 

 

お互いにどうしてもうまくいかない恋愛相手というのは存在します。

 

 

あなたが恋愛の温度差を感じているのなら、まずはそれを伝えてみましょう。

 

それでも向き合おうとしてくれない人ならそれまでです。

 

歩み寄ろうとする気もない人とならそれまでです。

 

あなたは恋愛でたくさん傷ついてきたはずです。

 

自分の気持ちを正直に伝えるのは勇気がいることですが、あなたはこの先もつらい恋愛をしていたいですか?

 

つらい恋愛をしていると普通の基準がわからなくなってしまうものですが、していて幸せな恋愛をしてみたくはないですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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人のせいにばかりする人。全然反省しない人。怒ってばかりの人。

皆さんはなにか問題が起きたとき、自分の中で処理できていますか?

 

それとも自分にはまったく原因はないと思い、他人にばかり責任を求めていますか?

 

どちらも極端すぎると問題がありますが、今回は人のせいにばかりする人について書いていきます。




人のせいにばかりする人は外に対して多くの敵意を発します。

 

『あんたがしなかったから!』、『お前があんなことをしたから!』と他人に対して怒りを持っています。

 

 

問題が起きたときに原因がどこにあるか、どう改善していけばいいのかを考える前に大きな考えが頭を支配します。

それは・・・

 

 

『お前のせいだ!』です。

 

 

この場合は心が自分のことをお前と思っているわけではなく、実際に近くにいる他人のことです。

 

問題が起きたときに冷静に対処することができず、他人のせいにして怒りをぶつけます。

 

問題が起きたことに対する不満を他人にぶつけることによって、怒りを少しでも発散させようとします。

 

自分の中で感情を上手に処理できないから、他人の力を利用するんです。

 

 

実際にその人が原因かどうかは関係ありません。

 

 

その人が原因であると決めつけ、その人のせいにします。

 

 

起きた問題に対してまったく関係ない人に怒りをぶつけてしまうのは自分の良心が痛むので、その人が原因であるという理由を作り、『その人のせいだから自分は多少のことなら怒りをぶつけてもいい。』という大義名分を作ります。

もちろん客観的に見てもその人に原因の大半があるときもあります。

 

ですがそれと同じくらい、その人には原因がほとんどないのに原因を捏造しているときもあります。

 

そして原因を見つける、原因を作ることができたら、あとは徹底的な攻撃です。

 

 

自分はどうだったかということを考えることもなく、他人を責めまくります。

 

 

自分はその人の被害者なので、何を言ってもかまわないし、どんな態度になろうといいんです。

 

他人が自分にとって不愉快な結果をもたらしたと思い込み、そのことで頭がいっぱいで許せなくなってしまうんです。

 

いくら怒っても怒りたりません。

 

もっともっとひどい言葉をあびせてやりたいし、もっともっときつい態度で相手を困らせたいんです。

 

 

自分のことを棚に上げて、相手にばかり原因を求めて、さらにそれを改善するように要求します。

 

 

わたしを怒らせるようなことをしたあなたがすべて悪いんです。

 

 

わたしは何も悪くありません。

 

反省する必要もないし、遠慮をする必要もありません。

 

自分の怒りを発散させるためならわたしは、あなたに何をやってもいいし、何を言ってもいいんです。

 

わたしは被害者であなたが加害者なのだから、どんなことをやっても許されるんです。

 

 

それで加害者のあなたが素直に認めて反省してくれればいいのですが、加害者が否定をしたり言い訳をしてしまうこともあります。

 

そうするとわたしの怒りはピークに達します。




『お前が原因でわたしはこんなに不愉快なことになっているのに、それさえ認めずにお前は自分が悪くないとでも言うつもりか!?』

 

 

ヒステリックですよね。

 

責任をすべて他人のせいにして、それをその人が否定すると『そんなことはない!!キーーィ!!』とブチギレするんです。

 

その間は『自分はどうだったか?』と振り返ることもありません。

 

ただただ相手が悪く、自分は悪くない。

 

それなのに自分が悪いことさえ認めることができないクズな相手のことを許せません。

 

 

そんなクズにはさらに怒りをぶちまけて、徹底的にわからせてやる必要があるんです。

 

 

もはやあなたが言い訳をしたことが許せなくて仕方なくて、怒りの炎は山火事のように大きくなり、おさまる気配はありません。

怒りを少しでも鎮めてもらおうと何かをしようものなら、火山が噴火したかのような爆発力のある攻撃をされます。

 

厄介ですよね。

 

 

これが全部わたしの思い込みで行動するんです。

 

 

第三者が客観的に見たら、どう考えても相手に落ち度があるとは思えず、わたしが暴走しているだけのときもよくあります。

 

『相手に非を認めさせるより、あんたの方が自分の非を認めろよ。他人に自分の責任を押しつけるなよ。』と思える場面もたくさんあります。

 

 

人のせいにばかりする人は、責任を人に押しつけることが大好きです。

 

 

そしてブレーキが一般の人よりもきかない人が多いです。

 

自分の感情を自分の中で処理することができず、他人を巻き込んで利用します。

 

本当は自分の責任逃れとイライラを解消するために、あなたや周りを利用していることに気づきもしません。

 

すごく失礼な人間でもあるんです。

 

 

人のせいにばかりする人がこのモードに突入してしまったときは、その人から避難しましょう。

 

 

正論で対抗しようとしても無駄です。

 

理解してもらおうと思っても無駄です。

 

元々そういうことが得意でない人が、なんでもかんでも他人のせいにするので、それをやめさせるということはすごく難しいです。

 

やめさせようとしている間にもあなたは攻撃されてボロボロになってしまいます。

 

 

怒りが鎮まるまで自然に任せましょう。

 

怒りが鎮まるまで時間に任せましょう。

 

 

あなたごときがどうにかできるレベルではありません。

 

 

災害と同じです。一早く避難することが大切になります。

 

そして相手から攻撃がきたとしても、それを真に受けないでください。

 

相手は自分のわがままをもっともらしく主張しているだけで、それは真実ではありません。

 

あなたがダメージをくらうようなことではありません。

 

気にしないようにして流しましょう。

 

頭の中に吸収する必要はありません。

 

 

なんでも他人のせいにする人は攻撃力があります。

 

 

あのモードに突入してしまうと金属バットで周りをすべて叩きまわる人間になってしまいます。

 

「わたしは無害だよ。安心して!」と言っている間に金属バットでボコボコです。

 

人から避難をするということは残念なことでもありますが、まずは自分の安全が第一ですよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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皆さんは責任を自分のせいにされたことはありますか?

 

人の責任まで押しつけられる環境の中で生活していませんか?

 

人間って不思議なもので皆から「お前が悪い!」、「お前のせいだ!」と言われると、ほんとに自分すべての責任が自分にあって、自分がすべて悪いように感じてしまうんですね。

(もちろん本当に自分に大半の責任があるときもありますが。)




一人しかいない自分の考えよりその他大勢の意見を取り入れてしまうんです。

 

多数決によって主役が脇役に負けてしまうんです。

 

 

これね、『心が弱いからだ!』、『自分が強かったら負けない。』と思っていませんか?

 

 

これ、間違っているかもしれませんよ?

 

 

たしかに大勢の人の意見にも流されない確固とした自分を持っていれば、あなたは自分の考えを貫くことができます。

 

周りで反対意見が多く聞こえても、そんなものは聞くに値しないただの雑音です。

 

どれだけ多量の雑音が流れても脳へのスイッチを切り、頭にまで浸透させません。

 

「わたしにこんな雑音を聞かせるお前たちが悪い!」と反発することができます。

 

この能力が高くて、世間の常識からあまりにも外れた行動をとっていると批判の嵐になるんですが、最後まで『わたしは悪くない!』、『悪いのはわたしに意見してくるお前たちだ!』と他人のせいにすることができます。

 

 

究極の心が強い人は、すべてを人のせいにすることができる人です。

 

 

その人たちはその人たちで普通の人よりも敵が多い生活をしているので『わたしのことを理解してくれる優秀な人がいない!』と悩みます。

 

でも悩みの対象は自分ではなく、他人なんです。

 

『世界よ、もっと優秀な人材を育ててくれー!』、『時代よ、わたしに追いついてくれー!』なんです。

 

大勢の人に何を言われようとも、反省を促すようなことを言われても『わけのわからないことを言うな!わたしが正しいに決まっているだろ!』とはじき返せるんです。

 

 

でも、こんな人がどのくらいいるかと言われたら、、、ねえ?

 

ここまでメンタルが強い人っているにはいるんですが、極少数です。

 

 

自分をそこまで信じられる人ってそんなにいないんですよね。

 

 

自分を信じきるよりもその他大勢の意見が正しいと思ってしまいます。




四択問題で10人の人に順番に答えを口頭で解答してもらいます。

 

あなたの順番は8番目です。

あなたは2番が正解だと思っているのですが、あなたより前に解答する7人は3番が正解だと答えました。(あなた以外はサクラ、仕掛人です。)

 

あなたの順番が来ました。

 

あなたは「正解は2番です。」と答えることができますか?

 

 

なかなか2番とは答えられないんですよね。

 

全員と違う答えを「正解だ。」とは言えないんですね。

 

あなたは『あれ?みんな3番って答えてるけど、どうしたんだろう?僕はなにか勘違いしているのかな?』、『え?3番だってみんな答えてる。2番だと思っていたけど、3番が正解なんだ。』と自分が間違っているように思います。

 

そこまではいかなくても『どう考えても2番だと思うんだけどなー。』と心で思っても、実際に口に出すのは3番という答えです。

 

他の人たちの意見によって自分の自信がゆらぐんです。

 

 

この状態で「2番が正解!」と答えるのはすごく勇気がいることなんです。

 

 

そして、あなたのうしろの順番の二人が「正解は3番。」と答えると『あぁ、やっぱり自分が間違っていたんだ。』と思います。

 

うしろの順番の二人がそれぞれ「正解は2番。」と答えると、『ええ!?やっぱ、そうだよね!2番で合ってるよね!2番って答えればよかったー。」と思います。

 

 

人間は他人の意見に左右される生き物なんです。

 

 

人間にはそういった特徴があるのですが、なにか問題が発生したときに周りから「あなたが悪い。」、「責任はお前にある!」と言われたらどうなりますか?

 

 

『自分が悪いんだ。』と思ってしまうんです。

 

『自分の責任なんだ。』と思ってしまうんです。

 

もちろん、問題が起こった大半の原因が自分にあるときもあります。

 

 

でもね、問題が起こった原因にあなたがほとんど関与していないときもあるんです。

 

 

濡れ衣です。

 

あなたよりも他人に原因があるときも多くあるんです。

 

ほんとはAさんに原因があるのに、「あの人がAさんにさせるから。」とあなたに矛先が来ることもあります。

 

その人より上の立場で責任をとる立場ならともかく、上下関係がなく対等な関係のときにもこれは起こり得ます。

 

もし、他の人がAさんにさせた場合はなにも言わないのに、あなたがAさんにさせた場合だけあなたの責任にされてしまうんです。

 

 

自分のミスはあなたの責任。誰かのミスもあなたの責任にされてしまいます。

 

 

しかもそのことにあなた以外の誰も疑問に思いません。

 

集団心理が働いているので、周りの人たちは『あなたに責任があるのは当然だ。』という認識で統一されます。

 

そしてあなたの認識もそれに汚染されます。

 

 

集団ってね、あなたが思っているよりも間違った方向に進みます。

 

 

人が多ければ多いほど正確な答えが出るとは限りません。

 

むしろ誤りを正しいものと認識してしまう可能性も同じくらいあります。

 

こんな状況では自分を信じることなんて難しいかもしれませんが、あなたの周囲を疑ってみてください。

 

あなたが理不尽さを感じるのならそれは、集団の方が間違った方向に進んでいるのかもしれませんよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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