自分はダメな人間だ。本当に何もできない。何の役にも立てない欠陥品。

皆さんは『自分はダメな人間だ!』と思ってしまったことはありますか?

皆さんは『自分は本当に何もできないな。』と思ってしまったことはありますか?

皆さんは『自分は何の役にも立てない欠陥品だ。』と思ってしまったことはありますか?

 

これって大変なことなんですよね。



自分のことを責めまくっているのだから。

 

 

どんどんどんどん暗い思考になっていくし、楽観的になることもできません。

そしてことあるごとに自分のダメさを再認識して深く沈んでいきます。

 

なんとかしようというやる気さえなくなってしまい、もはや自分のことを失望するだけで精一杯になってしまいます。

 

情けなくて悔しくて悲しくて、つらくて苦しくてしんどくて、最終的にはそんな生活にまでなってしまいます。

 

 

その状態で生きているのって苦しいんですよね。本当に。

 

 

人間生きてさえいればという言葉はよく耳にしますが、それは心が元気なときに言える言葉なんですね。心が疲れて弱ってしまったときは、生きていてこんなにつらい思いをしていかなければならないのかと思うとだるくなってしまいます。

 

 

生きていることに幸せを感じている人も多いのに、どうしてあなたは幸せを感じることができないのでしょうか?

 

 

これってね、自分に失望しすぎてしまっているからなんです。

 

 

ではどうしてそんな状態になってしまったんでしょうか??

 

 

『自分がやらなくてはいけない!!』という強い使命感を持っていたからです。

 

 

そしてその強い使命感を持ってしても、あなたの理想とするところまではできなかったからです。

 

 

全然話にならなかったからです。

 

達成感や満足感を得られるところまでいけず、ただただできなかったという結果だけをあなたに突きつけてくるからです。

 

 

自分がね、ここまで無能だとはあなた自身が思っていなかったんですね。

 

 

つらくてね、涙が止まらないんです。

悔しくてね、震えが止まらないんです。

悲しくてね、心の穴が大きくなるんです。

 

 

自分の無力さを改めて意識していまい、消えてしまいたいって気持ちになります。

 

 

本当につらいですよね。

こんなにもダメな自分で。

 

本当に悔しいですよね。

本当に何もできなくて。

 

本当に悲しいですよね。

何の役にも立てない欠陥品で。

 

 

自分がここまで無能で無力だったとは思いもしませんでしたよね。

 

 

こんなにもできないとは思ってもいませんでした。

もう少しくらいはできるだろうと甘く見積もっていました。

こんなにも自分に腹が立つくらい何もできない人間だとは、自分自身でも思っていませんでした。

 

自分のあまりにもの不良品具合に怒りと情けなさ、悲しさと申し訳なさが襲ってきます。

なにも何でもできるような人間になることを望んでいたわけではないけど、せめてもう少し人並みにあってくれてもいいだろうと思ってしまいます。




どうしてここまで無能になってしまったのでしょうか?

 

生まれついての才能?

今までの生活態度?

努力を怠ったから?

 

これね、全部正解でもあるし、間違ってもいます。

 

 

あなたには必要のない部分だっただけです。

 

 

あなたはその力を持っていなくてもあなたとしてやっていけたし、それができないからこそのあなたでもあったわけです。

 

ただ今回は今までのあなたでは手に届かないところに目標のゴールがあっただけです。

ただそれだけのことです。

 

3メートルの壁なら乗り越えられました。でも10メートルの高さの壁は乗り越えるどころか、5メートルまで手を伸ばすのがやっとだった。

たったそれだけのことなんです。

 

 

そうとう無理をされたんじゃないですか?

 

かなり必死でがんばり続けられたんじゃないですか?

 

 

そうじゃないとあなたは自分のことをそんなにダメな人間だと思わないはずです。

 

 

自分のことをダメな人間だということに気づくことなく、自分に嫌気がさすこともなく、幸せに過ごせていたはずです。

 

 

あなたは自分が何もできないことに気づくところまで、限界までがんばっていたんです。

 

 

あのね、10メートルの壁を乗り越えられなかったとしても、5メートルの地点まで手を伸ばせただけでもすごいんです。

3メートルの壁だって乗り越えるのは簡単なことじゃないんです。

 

自分の本当の無能さに気づく前に、3メートルの壁の時点であきらめてしまう人なんかたくさんいます。

あなただってそれがどうでもいいことだったのなら、そこまで無理をする必要のないことだったのなら、3メートルの壁の時点でやめているはずです。

 

 

そして自分の本当の無力さを感じることもなかったはずです。

 

 

今回はね、流せなかったんですよね。

できない自分のままでは。

 

今回はね、許せなかったんですよね。

こんなにも不甲斐ない自分じゃ。

 

 

でもどうにもならないし、一向に10メートルの壁を乗り越えられないから、自分を責めてしまうんですよね。

『なにをやっているんだ。できるようになれ!!』、『俺さえできるようになればそれで解決するんだ!!』、『どうしてこんなにも僕は無力なんだ。こんなときに何もできないなんて。』と何度も何度も自分を本気で責め続けます。

 

ダメ人間のままの自分ではいけないから。

 

何もできない自分のままではいけないから。

 

何の役にも立てない欠陥品の自分なんていらないから。

 

 

そんな自分なんて、わたしが許せるわけないから。

 

 

つらいですよね。

 

そんな状態になってまでも自分を責めるのをやめられないのは。

そんな状態になってまでしてもどうにもならないことがあるという理不尽さが。

 

 

今すぐにね、自分のことを認めることは難しいことだと思います。

 

 

でもね、あなたがそんな状態になってしまったのは、それほどまでのことをしてでもあなたにはやり遂げたいことがあったことは忘れないでください。

 

そしてそのことに全力を振り絞っていたあなたがいたことも決して忘れないでください。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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