自己肯定感とは自分を肯定する力ですね。
『自分はこのままでいいのだ』とありのままの自分を認める力です。
この自己肯定感が強い人は打たれ強い人が多いですし、心が弱ってしまうことも滅多にありません。うらやましいですよね。
でも、一体どうしたらそんな人になれるのでしょうか?
自己肯定感は生まれついてのものではなく、訓練次第で誰でも身につけられるものだと言われています。
外部の影響を受けない強い心を訓練次第で誰でも手に入れられるのです。
とはいえ、心が弱っているときは『自分はこのままでいい』、『ありのままでいい』とはなかなか思えないですよね?
今の皆さんは悩んでいて特につらい時期ですから自分を否定しがちになっています。自己肯定感ではなく自己否定感が強い状態です。
『自分はこのままではダメだ。』とありのままの自分を受け入れられていないんですね。
自分で自分を否定するのは苦しいことです。
四六時中一緒にいる自分にお前はダメだと否定され続けるのですから。心が弱ってしまうのも無理はありませんし、ずっとダメ出しされるので『本当に自分はダメな奴なんだ』と思い込んでしまいます。
そう、思い込みなんです。
ずっとずっと言われ続けるのですから、それを信じてしまうんですね。
極端に言えば、
自分に『自分はダメなんだ』と洗脳されるんです。
・・・
今の皆さんは自分に洗脳されていませんか?
自己否定感を今のあなたは身につけていませんか?
さて、では、自己肯定感はどうでしょう?
皆さん、自己肯定感を身につけるのは難しいと感じていると思いますが、あなたは自己否定感を身につけていますよ?それの反対なだけでしょう?
そう考えると自己肯定感を身につけることも、そんなに難しいことではないんじゃないですか?
皆さんはどうやって自己否定感を身につけましたか?
・・・
・・・
そう、ダメ出しです。
『自分はこんなこともできないのか』、『なんてダメな奴なんだ』とずっと自分に言い聞かせて自己否定感を習得しました。
習得したくなかったですよね?自己否定感なんて。
でも、習得したくなかった自己否定感でさえあなたは習得することができました。
では自己肯定感はどうでしょう?
あなたは自己肯定感を習得したいと思っていますよね?望んでなかった自己否定感さえ習得できたのですから、あなたなら自己肯定感も簡単に習得できると思いませんか?
まあ、実際はそんなに簡単じゃありませんが・・・
自己肯定感とは自分はこれでいいと思い込むことにあります。
自己受容ですね。ありのままの自分を受け入れる。失敗をしても『できなかったな。まあいいや。』、他者からダメ出しされても『うるさいなー。別にいいだろ。』と自分を否定しないことです。
他者からダメ出しと書きましたが、自己肯定感が強い人は自分自身にダメ出しをすることが少ないです。今のできない自分を認めているので、そのことで『自分はなんてダメな奴なんだ』と思うことも少ないのです。
外部からの影響が少なく、自分の気持ちで純粋な判断ができます。
自己肯定感を身につけるには一体どうすればいいのでしょう??
できないこと、自分を否定したくなる出来事に遭遇した時に自分を否定しないことです。まずはそこから始めましょう。いきなり『こんな自分がいいんだ』、『できない自分が大好きだ』と思えるようになるのは難しいです。
ですから、まず、
自分を否定することを意識的にやめてみましょう。
自己否定感が弱くなるだけでも、心の弱り具合は全然違います。
自分を責める回数が少なくなるだけでも自分はこれでいいんだと自己肯定感が生まれてきます。この自己肯定感が生まれてくるのをまずは待ちましょう。この状態にもっていくのが一番難しいかもしれません。
そして自己肯定感が生まれ始めたら次のステップです。
自分をほめることを意識します。『できないのは自分の個性だ、魅力だ。』と言い聞かせます。
どうせ自己否定感も自己肯定感も思い込みなんです。
なら、いいほうに思い込みましょう。
自己否定感が強い人は完璧主義の人が多いです。『できない自分が許せない!』と必要以上に自分を責めてしまいます。
だから意識してでも自分をほめてみましょう。最初は難しいかもしれませんが自分をほめることを習慣づけましょう。
あなたはちょっと自分に厳しすぎるのかもしれませんよ?
最初は自分をほめることに戸惑いがあると思いますが、やっているうちに楽しくなってくると思います。
とはいえ、自己肯定感が強くなりすぎるとわがままな人とか頑固な人と評価されることもありますので注意が必要ですが・・・
適度な自己肯定感を持つことにより心も折れにくくなり、今よりも快適な人生が待っているはずです。
心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。
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