恐怖政治の会社。威張り散らしてくる上司への接し方。

皆さんは威張り散らしてくる上司と一緒に仕事をしたことがありますか?

自分は偉いんだぞオーラで命令口調、王様気取り見下してくる。

お山の大将にすぎないのにと思ってしまいますよね。

 

常に仕事ができているかをチェックされ、些細なことでもダメ出しをしてきます。仕事のチェックというより、どうやってダメ出しするかを考えてチェックしているんじゃと思うときすらあります。

あれってなかなかしんどいものですよね。仕事に行くのも憂鬱になってしまうことがあります。




こちらの仕事ができていないので、しっかりしないとという意味合いで厳しくしてくれるのはまだありがたいですが、ほとんど揚げ足取りだろと思ってしまえる場合は、本当にモチベーションが下がります。

 

 

部下に怒鳴り散らしてばかりで全くほめようとしない上司もいますが、あれってどうなんですかね?

上司としては仕事だから厳しくして当たり前だとか、少しでもいい仕事をしてもらいたいという思いもあるのでしょうが、あれって逆効果ですよね?

 

 

恐怖政治って部下の能力を半減させてしまうんです。

 

 

アメとムチという言葉はよく使われますが、最近はアメだけのほうが仕事の効率はいいと言われていますよね。ムチを使うにしてもアメ9、ムチ1ぐらいがいいらしいです。

上司としては『なんでこいつは言うことを聞かないで手間ばかりかけるんだ。』状態ですし、部下としてはそんな怒ってばかりの上司の役に立ちたいとも思いません。

 

 

怒れば怒るほど非効率なんです。

 

 

部下としては怒られてばかりだとうんざりします。『よくやっているという言葉も言わずに偉そうにしている。こっちのことなんか見下してばかり。本当、器が小さいよなー。』って思ってしまいます。自分のために厳しく言ってくれているんだとは思えません。

 

 

それにね、この上司が完璧に仕事をこなせる人間ならいいんですけど・・・ねぇ?

 

自分のことを棚にあげて言ってくる人も多いんですよね。やることもやらないでこっちにばかりやれと言ってくる、部下としては『こちらを注意するよりも、自分はどうなんだ!』と言いたくなります。

不満は溜まってしまいます。

 

これは僕の偏見かもしれませんが、部下にすごく威張り散らしてくる態度をとる上司って、さらに上の上司にはすごくヘコヘコしていませんか?

自分より弱い立場、自分たちには偉そうに言ってくるのに、自分より上の立場には何も言えずにご機嫌とりばかりしていませんか?

 

そりゃー、部下からしてみたら『こんな上司は嫌だ!』って思ってしまっても仕方ないですよね。

 

 

部下は上司を選べません。どうすればいいんでしょう??

 

・・・

・・・

あきらめてください。

 

その上司はなかなか変わりません。

なにかきっかけがあれば違いますが、自分は正しいんだと思っているうちは変わりません。

疲れるとは思いますけど、上手に付き合ってあげましょう。




まずね、上司の立場になって考えましょうか。上司はなぜ、こんなにも威張り散らしているのか。こんなにも厳しく言ってくるのか。

 

自分の保身のため

会社の利益のため

あなたの成長のため

 

大別するとこの3つになると思います。

 

あなたの上司はどれに該当しますか?

 

・・・
選んだら次のステップです。

 

その上司はどうして厳しく叱るという方法を選んだのでしょうか?

 

①叱るのが一番楽だから

 

②叱る以外の方法を知らない

 

③自分に自信がなく、威嚇している

 

・・・

・・・
どれでしょう??

 

①叱るのが一番楽だから

この行動をとる人って、結構多いと思うんですよね。部下に言動を改善してもらおうと思ったら、叱るのが一番簡単な方法なんです。『自分は正しいんだ!お前は間違っている!』と指摘すればいいだけなんですから、簡単なんです。ほめて伸ばす方が手間がかかるんです。考えないといけないから。どうほめて、どういう方向にもっていこうかよく考えて発言しないといけないから。面倒だし、ある程度のテクニックがいるんですね。

 

②叱る以外の方法を知らない

この行動をとる人は、自分もそうやって教育されてきたからという人が多いです。自分がされたことだから、人にしてもいいという大義名分が成り立ちます。それに、その方法で育てられたので、叱るのが当たり前だと思っているんです。違う方法があるとは思ってもいないんです。だから部下の言動が自分からずれたところにあると、『なんでこっちに合わせないんだ!なんて使えない奴なんだ!』と憤ってしまいます。自分にも原因があるんじゃないかと考えることはありません。

 

③自分に自信がなく、威嚇している

これが一番厄介かもしれませんね。自分に自信がなくて、自信があるように見せかけるために威張ってしまう。小学生かって感じですが、役職を与えられたときに『自分に務まるのだろうか?』と考えてしまうと、わかりやすい手段として選んでしまうことがあります。劣等感の強い人や、若くして出世した人、男性ばかりの職場での女性の管理職といった人が陥りやすいです。『なめられたら困る!!』状態で牙をむきだしているんです。とても怖がりな臆病な人なんですよ。

 

・・・

・・・

どうですか?

 

上司といっても所詮あなたと同じ人間なんですね。完璧じゃないんです。

上司なのにとか、自分よりできて当然なのにといった思いがあるから、威張り散らす嫌なやつに見えてしまっているんです。

 

自分と同じ人間なんだと思えば、、、かわいく見えませんか?なんか、必死にがんばっているんだなってわかって。『憎い』、『嫌い』と思っていた上司が少しかわいらしく見えませんか?

『上司もいっぱいいっぱいなんだなー』って思ってみましょう。上司があなたの気持ちをわかってくれないのなら、あなたが上司の気持ちをわかってあげましょう。

 

あなたが大人になってあげましょう。

 

あなたが上司への態度を少しずつ変えていけば、上司の部下に対する態度も変わってきます。上司にあなたがコントロールされるのではなく、あなたが上司をコントロールしてあげましょう。

上司を育ててみるのも良い経験になると思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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