心が強い人は開き直りがうまい人。鈍感力が低い人は心が疲れる!

皆さんは自分のこと心が強い人間だと思っていますか?

おそらくこのページを見られているほとんどの人が『心が弱いなー』と悩まれていると思います。心が強い人はこんなページなんてスルーします。

 

一体皆さんはいつから心が弱くなったのでしょう?

そしてなぜ、心が弱くなってしまったのでしょう?




もちろん原因は一人一人違いますが、

 

 

責任感が強すぎたからじゃないですか??

 

 

やらなければいけないという想いが強すぎたからではないですか?

心の奥に理想としている自分、確固たる自分があって、その自分に恥じないようにがんばって行動してきたからではないですか?

そしてその理想の自分と現実の自分のギャップが、埋められようもないほど大きく広がってしまったからではないですか?

 

 

そしてそんな自分を許すことができない。

 

 

心の中で誰よりもひどい言葉を自分に投げつけます。

自分で自分のことを何よりも否定している。

 

 

だから心が弱くなってしまったのだと思います。

 

心が弱くなったというより、打たれ過ぎて疲れてしまったといった方が正確かもしれませんね。

 

 

この心が疲れてしまうのってね、真面目に考えすぎているからなんですよ?

能天気に何も考えていなければ、心ってめちゃくちゃ強いんです。

少しくらいのことなんかではびくともしません。

 

 

政治家の人ってみんな恐ろしく心が強いと思いませんか?

どんだけ国民からバッシングをされて、国中から猛批判を受けても涼しい顔をしていますよね。

「記憶にございません。」、「そんな発言はしていません。」と黒に限りなく近いグレーでも悪びれることなく堂々としています。

 

あれが普通の人だったら、あんな態度とれないと思うんですよね。

 

少なくとも僕はできません。

あれほど皆から責められたら、堂々とすることなんかできません。

「すみません!」、「申し訳ありません!」、「許してください!」と謝ることで精一杯になると思います。

というか、謝ることもできないかもしれませんね。

 

あまりに批判の嵐がすごくてパニック状態で終わるかもしれません。

『政治家の人は本当にすごいなー。』といつも感心しています。
『あんなふうになりたいなー。』といつも思っています。

(嫌味でもなんでもありません。)

なかには打たれ弱い政治家もいますが、政治の世界でのし上がっていくには打たれ強さが必要なんでしょうね。

 

 

さて、そんな打たれ強さなんですが、その正体ってなんでしょう??

 

 

鈍感力です。

 

 

いちいち周りに反応しない。

『勝手にほざいてろ!』、『自分は無関係だ。』、『ただの傍観者なんだから。』

 

 

つまり自分は周りに責められている当事者ではないんです。

 

 

『なんでこの人たちは、わたしは悪くないのにお前の責任だと責めてくるのかな?頭が悪いのかな?かわいそうな人たちだ。』

 

 

まあ、簡単に言うと開き直りですね。





『それをしていたら何が悪い!』、『お前には関係のないことだ!』、『俺のやることにいちいち口を出してくるな!』、『わたしを批判するお前たちが悪い!』

 

この思考をナチュラルに持っています。

自分に言い聞かせる必要もなく、自然とこの思考になります。

 

自分は正しくて間違っているのは周りです。

 

批判をされている自分は批判をされるようなことをやっていなくて、批判をされることでもないのに批判をしてくる周りがおかしいんです。

 

 

これが心が弱らない究極の思考だと思います。

 

 

ある人と口論になりました。あなたはイライラしすぎてその人の顔面にストレートパンチ!!周りで見ていた人は「あなたが悪い!!」と口々に言っています。

でもあなたからしたらそうではないんです。

 

 

自分に殴られるような口答えをした相手が悪いんです。

 

 

4歳~8歳くらいはこの思考回路ではないですかね?

○○くんがムカつくことを言ったので殴った。誰かが先生を呼んできます。先生はあなたに聞いてきます。

「どうして〇〇くんを叩いたりしたの?」

どうしてって○○くんがムカついたからです。○○くんが僕を怒らせたからです。

 

そのことを先生に言うと、

「だめじゃない!そんなことで叩いたりしたら!」

反対に怒られました。

『僕は悪くないのに。』、『悪いのは○○くんなのに。』

『なんでこっちが怒られるの??悪いことをしたのは向こうだよ?』

 

 

心が弱らない最強の思考です。

 

 

自分は悪くない!

悪いのは相手だ!

おかしいのは周りだ!

 

 

この3つを心の底から思うことができれば、心が弱ることはほとんどありません。

 

性格は歪むかもしれませんが。

 

 

周りから批判ばかりされる環境にいるとね、開き直りができなくなってくるんです。

 

 

開き直るとさらに周りからの反発を買い、開き直ることが悪いことのように思ってしまうんですよね。

『もういっそのこと開き直ってしまおうか?』という考えが頭に浮かんでも、『いやいやいや、それはいけないことだ。無責任だ。』と拒絶するんですね。

 

 

あのね、開き直るのってね、別に悪いことではないんですよ?

 

 

多分、責任感が強い人ほどこの【開き直る】って言葉は嫌いなワードだと思います。

 

開き直ることを無責任と勘違いしているかもしれませんが、開き直ると無責任はまた違った言葉です。

無責任とはやるべきことをやりもせず、初めから責任を放棄していることです。

 

 

開き直りはやるべきことをやってもできず、自分が責任に潰されてしまわないようにするための救済手段です。

 

 

無責任と開き直りは全然違うものなんです。

鈍感力が高い人ほど無責任なのですが、残念なことにあなたの鈍感力は低いようです。

 

 

あなたは無責任にはなれません。

 

 

だからあなたは開き直る力を手に入れていきましょう。

その最初の一歩が開き直るのを受け入れることです。

悪いことではない。自分を壊さないためにも必要なことなんだと理解することです。

 

 

実際、人生には開き直らないといけない場面が訪れます。

 

 

そのときに開き直ることができないと、あなたの心は崖下に落ちてしまいます。

そんなことになるぐらいなら開き直ってみませんか?

心を壊すほど高い代償はこの世界にないと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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