元気を出さないといけないのに元気が出ない。心が沈んでる時は?

元気を出さないといけないのに、どうしても元気がでないってときはありませんか?

もっとがんばらないといけないのに、どうしてもがんばれないというときってありませんか?

これね、

 

元気にならなくていいときなんです。

がんばらなくていいときなんです。





心が沈みがちになっているときは、どうしてもそれに抗おうとしてしまいます。(本当に沈みきってしまったときはがんばろうという気さえ起こりません。余裕がありません。)

『ここでがんばらないとダメな人間になってしまう。』とどんよりした心を否定してしまいます。

 

これが逆効果なんです。

 

そこまで沈んでいる心を、根性や気合だけでどうにかしようと思っても無理です。

心と必死で闘っているから、さらに心が疲弊していくんです。

 

 

矛盾してますよね?

 

心が沈んでしまわないように闘っているのに、それが心の疲弊を加速させるなんて。

でもね、皆さん、実は、無駄な努力をされているのかもしれません。

 

 

まず、絶対に覚えておいていただきたいのは、

 

根性論では心は救えません。

 

 

その根性論をやるための心が疲れてしまっているんですから。

いくら根性を出そうとしても出てきません。

根性なんて使いきってしまったから、心が沈んでしまっているんです。

 

心を救うためには具体的な手段が必要になります。

 

その手段なのですが、、、

これは一人一人異なります。

一人一人違います。

 

具体的な手段は誰に教えてもらうでもなく、あなた自身で考えていかないといけません。

 

一人一人答えが違います。

自分で答えを見つけていくしかありません。

 

『それが見つからないから困ってるんだろ!』と思われると思いますが、それでも自分で見つけていくしかないんです。

 

 

皆さん、その答えをまだ見つけられていないんです。

だからこんなにも疲れているんです。心が沈んでいるんです。




答えが見つからないから根性論に頼るしかないんですよね?

 

このまま沈んでしまってはダメだと思っているから、心を救える方法はわからなくても、根性でなんとかしようとしてしまうんです。

でもね、この根性論って、ほんとにその場しのぎなんですよ。

 

根性論は心を救うどころか、さらに心を追いつめてしまいます。

 

 

泣きたい心に無理をして笑えと言ってるんです。

 

めちゃくちゃしんどいでしょ?

泣きたいときに笑うのってものすごく力を使いますよね。

 

『泣きたいときに泣く!』、『笑いたいときに笑う!』、これの一体何倍のパワーを使うでしょうか?

あなたはそれを何回もやっている状態なんです。

 

疲れ果ててしまうでしょう?

 

元気なんて最後の最後まで使い果たしてしまって、もう残ってないんですよ。

根性論で元気を出すことさえできなくなっているんです。

 

 

 

歯磨き粉を想像してみてください。歯磨き粉の代わりに元気が入っています。

新品を開けたときはすごく膨らんでいますよね?ちょっとだけ出すつもりが、一気にドバッと出たことってありません?

 

最初は根性論でも勢いよく元気が出てきます。

 

10日間使いました。量は最初の半分も残っていません。ドバッと出しすぎることは少なくなりました。でも問題なく出ます。

30日間使いました。量はもう、ほとんど残っていません。下から順に絞り出すように力を入れます。まだなんとか使えます。

50日目になりました。中身なんてもう、入っていません。いくら力強く搾っても、まったく出る気配すらありません。

 

これが今のあなたです。

 

 

ですがあなたは、『もっと力を入れれば出るはずだ!』とさらに力を入れます。自分を追い込んでしまいます。

 

 

いやいや、無理ですよ。

 

だって、中身が入ってないのだから。完全に空っぽなんですから。

空っぽになるまで使いきってしまったんです。

 

がんばってしまったんです。

 

今のあなたは、中身が空っぽの歯磨き粉を一生懸命出そうとしている人なんです。

 

 

一度休ませてあげましょう?

 

 

心が沈んでいるのなら、今は元気を出すタイミングじゃないからです。

 

それを否定して元気を出そうとしてもいいことはなにもありません。

そんな状態ではむしろ悪いことの方がよく起こります。

 

 

元気が出ないのなら、元気を出さなくていいんです。

 

 

落ち込んでいていいんです。

 

クヨクヨしていていいんです。

 

 

元気なんて無理して出すものではないんです。

 

身体の内から自然と出てくるものなんです。

無理して元気を出していても、その反動はいつか来ます。

 

一時は心が軽くなったとしても、今以上のダメージとして返ってきます。

 

 

あなたは、そこまで元気が枯渇してしまうほど、無理をしてきた人なんです。

 

 

人の目を気にして無理に元気を出す必要はありません。

 

元気が出ない自分を責める必要はありません。

 

 

元気がないあなたを、周りは責めてくることもあるかもしれません。

でもね、責めてくる人たちは、元気が出なくなるほど無理をしたことがない幸せな人たちなんです。

 

ちゃんと理解してくれる人もいます。

無理をしすぎてしまったことがある人は、ちゃんと理解してくれます。

 

なによりも、

この状態が言い訳や甘えではないことは、本当はあなたが一番わかっているでしょう?

 

 

知らないからこそ、人は気軽に言えるんです。

 

そんな人たちの声は人一倍大きいんです。能天気なんです。

そんな人たちの言葉に惑わされないようにしてください。

 

そこまで心が弱ってしまったあなたは、なにかに激しく悩んだと思います。ものすごく苦しい思いをしたと思います。

今も必死にがんばっていますよね。

 

 

もう無理をする必要はありません。

 

元気が出ないときは、休まないといけないときです。

 

 

あなたはがんばってきたのだから、一回ぐらいゆっくり休んでもいいのではないですか?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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