皆さんはリストカットをしている人を見たことがありますか?
リストカットとは生きているのがつらくなって、自分の手首をカッターナイフなどで傷つける行為なのですが、その行為をしている人を知っていますか?
血を流して倒れている現場ではなく、手首に切り傷がある人を見たことはありますか?
あなたは実際にしたことがありますか??
えー、最初に言っておきます。今回僕の考え方は普通ではありません。恐らく異常者とうつります。
リストカットをしている人、リストカットをしている人をとめたいと思っている人がこの記事を読むと不快感があると思います。
味方を作らずに敵ばかり作る記事なのですが、こういう考えもあるのだと思っていただければと思います。無理に理解はしなくていいです。
それでもよければ続きをご覧ください。
まず、初めに言います。
僕はリストカット・・・
容認派です。
というかむしろ、
『もっと積極的にしろ!!』
とさえ思います。
もちろん、『つらい・・・』と思っている人限定ですが。
僕自身、現時点ではリストカットをしたことはありません。
僕の手首は両手ともきれいなままです。
なぜかと言うと・・・
リストカットじゃ死ねないからです。
(リストカットの死亡率のデータがほしかったのですが、僕では調べられませんでした。だからこれはただの推測です。ただ、高い数値ではないと思います。)
もちろん、深く切りすぎて、そのまま亡くなってしまう人もいますが。
(もし大事な方をリストカットで失った方がいたらすみません。ここで読むのをやめてください。)
リストカットは死ぬための行為じゃありません。
リストカットは生きるための行為です。
僕の知人にね、何人かリストカットをしている人がいます。一か所、二か所の人もいれば、両手首に無数の、数えきれないくらいの傷跡がある人を知っています。それこそ肘まで傷だらけの人も。
このブログでも何回か【彼女】について書かしていただきましたが、僕が心が弱った原因は【彼女】を救えなかったからなんですよね。
その当時の僕は【彼女】に対して何もできない無力な自分を呪い、『死にたい!!』、『殺したい!!(自分を)』とずっと思っていた期間があります。この気持ちは今も続いています。
具体的な内容を考えたことも何度もあります。
『どういう方法で自殺しようか』、『いつやろうか』とそればかり考えていたときがあります。
結局死なない方法で、殺したいほど憎んでいる自分を徹底的に傷つける方法を思いついたのですが、あのときにその方法が思いつかなかったら、僕は自殺にむけての行動をしていたと思います。
そして死んでいたと思います。
今こうして生きてブログを書いてないと断言できます。
そのくらい『死ぬことなんてなんでもない。』という精神状態でした。
でもね、
リストカットをしようと思ったことは一度もないんです。ほんとに。
リストカットじゃ死ねないとわかっていたから。
『どうせなら最期に高層ビルからダイブしようか?』とか、『電車に飛び込もうか?でも中途半端なスピードで生き残ってしまったら嫌だな。』とか、『重しをつけて海に入水?その重しってどれくらいの重さが必要なのかな?なににするか。どうやって運ぶか。ひもで固定したくらいじゃ苦しんでもがいたときに外れてしまうよな?どんなに苦しくてもがいても外れない方法はないかな?』などと色々考えていました。
でも、リストカットがその候補に入ったことは一度もありません。
僕の【彼女】もそうでした。
【彼女】は僕以上に狂っていました。社会生活はごく普通のどこにでもいる人、むしろ優等生だったのですが、深く関わった人にしかわからない部分でわかりにくく壊れていました。(その影響で僕も壊れてしまったわけです。)
彼女は度々自傷行為をしていました。
立ち上がれないレベルになるくらいで。
『死んだほうがマシなんじゃないか?』と思うレベルで。
でも、彼女の両手首、きれいなんです。
リストカットの跡なんて一つもありません。
僕がまだまともだった頃に彼女に聞いたことがあります。
「どうしてリストカットしないんだ?」と。
ひどい言い方ですが、『ここまで傷つくことをするなら、本当にリストカットをしてくれたほうがいい。』と心の底から思っていました。
『リストカットをして周りにアピールしてくれ!!』、『こんなにわかりにくくて目立たなくて、だけどダメージは絶大な方法での自傷行為なんてやめてくれ!!』、『だから誰もお前が壊れてることに気づかないんだろうが!!家族までだますんじゃねー!!』と心から思っていました。
そんな彼女の言葉が下の内容になります。
(この時点で既に不快な方は読むのをやめてください。とどめをさします。)
「だってリストカットじゃ死ねないじゃん!ただのかまってちゃんのアピールじゃん!!そんなに生きたいって叫ぶのは私の真逆。本当に死にたい人はリスカなんて選ばない。私もそんな方法をとらない。そんなので発散になるなら苦労なんてしない。もしどうしてもリスカをしないといけないような状況なら、チェンソーを買って手首ごと切り落とす。」
当時まだなんとか正常だった僕は、この言葉にドン引きしました。ドン引きしたからよく覚えてます。多分一字一句そのままの彼女の言葉です。
そして『彼女だったらいざとなったら本当にそれぐらいするだろうな。』と思いました。
すみません。
たぶん、ドン引きの人が多いと思うのですが続けます。
僕が彼女のこの言葉の意味を知るのはそれから数年後です。
数年後になって彼女の言葉の意味がわかりました。
それまでの僕はリストカットは自殺したい人、死にたい人がしているんだと思っていました。
でも、逆なんですよね。
リストカットで精神を安定させて『生きたい』人がする行為なんだとわかりました。
リストカットで精神を安定させることすらできなくなった人が『死にたい』人なんだとわかりました。
このね、『死にたい』まで来てしまうと本当に苦しいです。
それでも生きていかないといけないから自傷行為をするのですが、その自傷行為のレベルは厄介になります。正常な人がしたら精神崩壊レベルを求めます。
その前にリストカットで精神を安定させましょう。
(ひどい文ですね。)
リストカットがあなたを救ってくれることもあります。
『死にたい』人ならリストカットはしなくていいですが、『生きたい』あなたはリストカットをやめなくていいと思います。
ただし、たかがリストカットと思っては絶対にしないでください。
リストカットは『生きたい』あなたの命を奪う危険性もあるのは事実です。怖いものだということは絶対に忘れないでください。
もし他に心を安定させる方法があるのなら、違う方法をとった方がいいのは絶対です。
他に方法もなく、どうしても心を安定させられないときは、生きるためにリストカットをしてもいいと思いますよ?
ただ、やりすぎてしまうと、あなたの周りで傷つく人がいることも絶対に忘れないでください。
心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。
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