努力と頑張りの違いとは?頑張りすぎても破滅するだけ。

努力とがんばりって同じ言葉だと思っていませんか?この二つの言葉には違いがあるのですが、わかりますか?

この言葉の違いを理解していないと、勘違いをしたまましんどい人生を送ることになってしまいます。

どちらも、ある目標に向かって行動することだと思いますが、この二つ、実は似ているようで全然違う意味なんです。



努力=がんばりではありません。

 

努力とがんばりはむしろ正反対の言葉です。

 

 

努力とがんばりの違いなんですが、極端にいうと

努力=あまり無理をしない
がんばり=すごく無理をする

です。

 

 

努力は、ある目標に向かって、自分にできることを考え、行動していくことです。

がんばりは、ある目標に向かって、手段を選ばずに、行動していくことです。

 

努力は、自分にできることを、無理のない範囲でします。

がんばりは、自分にできないことでも、すごく無理をしてします。

 

努力は、精神的負担が少ないです。

がんばりは、精神的負担が大きいです。

 

努力は継続できます。

がんばりは継続できません。

 

努力すれば努力するほど、成長します。

がんばればがんばるほど、破滅します。

 

こうやって比較してみると似たような言葉だと思っていても、意外と違いがあるでしょう?

 

 

努力はマラソンです。ゴールまでのペース配分を考え、計算しながらコツコツとゴールにむかって走ることです。

がんばりは50メートル走です。少しでも早くゴールするために全力疾走です。考える余裕もないくらい、とにかく速く走ります。

 

 

努力は根性論ではありません。
ゴールを明確にし、ゴールができるように計画を立て、調整していくことです。

がんばりは根性論です。
ゴールがわからなくても、とにかく全力で駆け抜けます。全力で走ることをやめさえしなければ、いつかはゴールできます。

 

この努力とがんばりの違いって、実はあまり知られていないんです。

同じ意味だと思っている人が多いんです。




「あの人はがんばっているから、あんなにいい結果が出ているんだ!」といった言葉を聞く機会もあるかと思います。

 

これ、実は間違いなんですよ。

 

あの人はがんばっていません。

 

 

だってがんばりは継続できないから。
一時的なものだから。

現在進行形でがんばり続けている人はほとんどいません。

 

 

では成功している人がなにもしていないかというと、そうではありません。

成功している人は努力をしています。

 

人よりも優れたところがある人は、その分野で努力をしています。

 

そこを勘違いしてしまうと大変なんです。

 

 

『あの人が成功しているのはがんばっているからだ!』と勘違いをしてしまうと、人生は苦しいものに変わります。

自分もがんばらないと成功しないと思ってしまうんです。

 

 

『私の人生がうまくいっていないのは、がんばりが足りないからだ。もっとがんばらないと!!』、『がんばれないから僕はあの人みたいになれない。』と間違った認識を抱えてしまいます。

 

がんばらないといけない世界の住人になってしまいます。

がんばらないといけない世界の住人になってしまうと、世界は厳しい世界に豹変します。

 

『結果が出ないのはがんばりが足りないから。』、『今回もダメだった。もっともっとがんばらないと!!』と苦しいのにがんばります。

 

全力疾走だから身体も心も悲鳴をあげているのに、『まだ・・・まだ足りない・・・休んではダメだ!』とヘトヘトになりながら前に進もうとします。

止まることができなくなってしまいます。

がんばれば成功すると信じて突き進みます。

・・・

・・・

でもごめんなさい。

 

がんばり続ける先に成功はありません。

 

 

がんばり続けた先に待っているのは破滅です。

 

 

「結果が出ないのはがんばっていないからだ!」、「成功している人はがんばっている。成功しないのはがんばっていない人だ!」みたいなことをよく言われますが、これ、違います。

成功している人はがんばっていません。

一時的にがんばることはあっても、継続はしていません。

 

 

だってがんばり続けることはすごく負担がかかることだから。我慢をしないといけないことだから。

がんばりを継続させても成功できません。心と身体を壊すだけです。

 

成功している人はがんばっていません。

 

失敗している人のほうががんばっています。

 

 

がんばっていないのに成功しているのは不公平だと思いますが、がんばり続けた先にはゴールはないんです。

努力をした先にゴールがあるんです。

少し違うかもしれませんが、根性よりも効率です。

 

努力をして成功している人は、いかにがんばらないかに焦点を当てています。

がんばりが続かないことを知っているので、がんばりそうになるのをいかにして止めるかに重点を置いています。

 

 

がんばり続ける人はまったく寝ないのと同じことなんです。

徹夜1日目・・・がんばればできるかと思います。
徹夜2日目・・・かなり厳しくないですか?
徹夜3日目・・・フラフラで気を抜いたら寝てしまいますよね。
徹夜4日目・・・どうなっているでしょう?

一睡もせずに生活することは人間には無理なんです。

 

がんばりすぎの人は、いかにして睡眠時間を削るかを考えています。『眠ったらおいていかれる。』、『眠るのは怠けだ。』と、眠るのは悪いことのように思っています。

努力をしている人は、いかにして十分な睡眠時間を確保するかを考えています。『眠らないと効率が悪い。』、『眠らないと力を発揮できない。』と、眠るのは必要なことだと思っています。

10日が経過しました。
がんばりすぎの人と努力をしている人、どちらのほうが自分の能力を発揮できるかは一目瞭然ですよね。

 

がんばることって、予想以上にメリットはないんです。

 

むしろデメリットだらけです。

 

 

なにか結果を求めるのなら、努力でやってください。
がんばりでやっても報われません。

がんばりは、あなたの求めている結果までの距離を、遠くにしてしまう邪魔者です。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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