皆さんはあきらめたくないのに、あきらめそうになってしまったことってありませんか?
今回はあきらめそうになってしまった状態からもう一度がんばる方法を書いていきます。
まずね、皆さんに初めに伝えとかないといけないのは、あきらめそうになったときにもう一度がんばる方法は、
最後の悪あがきです。
ずっと持続できるものではありません。
ほとんど残されていない精神力を無理やりひねり出すようなものです。
濡れた雑巾を想像してください。
絞って水気を切っていきます。
あなたは力いっぱい絞って水気を切りました。ほとんど乾いた状態の雑巾と同じになりました。
これが今のあなたの状態です。
心が折れかかりあきらめた方がいいんじゃないかと苦しんでいる状態です。
もう一度がんばるというのは、その状態からさらに力を入れて1滴を搾り出すようなものです。
もう一度バケツに突っ込んで水を含ませるといったものではありません。
最後の悪あがき、一時しのぎです。
もう一度がんばったからといって、あなたの望む結果に届かないこともあります。というか、その確率の方が高いです。
そのときは水分が全くなくなった乾燥してカチカチになった雑巾だけが残ります。
今のあなたよりもう一段階傷ついたあなたが残ります。
それでもまだあきらめたくないといった方だけがこの続きを読んでください。
まず、覚えておいてほしいのは、
あきらめかけそうになるというときは、まだあきらめていないときです。
ですが、『もうあきらめた方がいいんじゃないか?』、『もうあきらめるべきだ。』と思っているときです。
あなたの望むものがあって、それに向かって一生懸命努力をして、がんばっていても、その望むものまでの距離が果てしなく遠いときです。
プロのサッカー選手になろうと小さい頃から人の何倍も努力してきましたが、あるとき、絶対に勝てないと思うような人に出会います。『プロになって上に行くのはこういう人なんだ。』今までの努力が否定されたように感じ、才能という言葉を憎むようになります。
好きな人に振り向いてもらおうと行動して、尽くして、無理までしていたのに、あるとき、好きな人から徹底的に嫌われます。こちらがよかれと思ったことが決定的な亀裂になります。『完全に嫌われてしまった。ここから巻き返すのは絶対に無理だ。』もう二度と自分に好意を向けてくれることはなく、敵意しかないことに絶望を感じます。
あきらめかけそうになるときは、何かきっかけがあります。
今までもずっと悩んでいたのかもしれないけど、あなたにとって決定的なことが起こったときに、あきらめようかという想いが一気に吹き出します。
まだ努力する余地があるなら、余力を残しているのならまだ踏ん張れます。
でももう、やることをすべてやっていたら?
自分でできることはもうやってしまっていたら?
あきらめないといけないという気持ちになっていきます。
あきらめずに10年、20年がんばればいいと言う人もいますが、あきらめられないことって苦しいです。つらいです。
その間ずっとがんばって、努力して、それでもまったく届かなくて、それでもあきらめない。
これって人が言うほど美しいものではありません。
はっきり言って異常です。病気です。
そのくらい苦しいです。
あきらめないといけない理由なんて、それこそ腐るほどあるんです。
あきらめるべきだと自分を納得させる理由なんて、日に日に増えていくんです。
『自分には才能がなかった。』、『元々無理なことだったんだ。』こんなのが数え切れないくらい出てくるんです。
『あきらめてはダメだ!』という思いなんか、簡単に壊れそうになるんです。
でも、あなたはまだ、あきらめていないんですよ。
あきらめないといけない理由は100個あります。
あきらめてはダメな理由なんて2~3個です。
それでもあきらめてないのが皆さんです。
すごいでしょ?
そこまであきらめることができないって、ある種の才能ですよ?
他の人ならとっくにあきらめています。
ここまで苦しんでいません。
そんなすごい自分をもう一度信じてください。
自分ならできると決めつけ、言い聞かせ、洗脳し、報われるまでの過程を楽しんでください。
自分が楽しむこと。
これが何よりものやる気になります。モチベーションを保つコツです。
あきらめそうになってしまうときは、結果を求めているときです。がんばっているのにその結果に全然届かず、『これ以上どうすればいいんだ!!』状態のときです。
過程を楽しめていたらあきらめようと思うことも減るのですが、もう楽しめるような状態ではないんでしょうね。
あなたはそれほど追い込まれているんです。
時間制限があることも多いんですよね。
時間制限にまだ余裕があれば過程を楽しむゆとりがありますが、本当に時間が迫っているときは焦燥感ばかり感じてしまいます。
だから余裕をもちましょう。
あなたが成功することは既に約束されている。今はその成功のための小さな山場にすぎないんだと。
最終的には必ず成功するのだから、過程を楽しみましょう。
自分はすごいんだと言い聞かせます。できないんじゃなくできて当然だと信じます。
あきらめそうになったときって何が一番怖いかって『もうできないんだ。』と思い込んでしまうことなんです。
心が折れてしまうことなんです。
だからやる気を出す必要があります。
それには『俺ならできる!』『私ならできて当然なんだ。』と言い聞かせることです。
心が復活するまで『できない。』、『無理だ。』、『ダメだ。』という雑音を払いのけて、ひたすら自分を信じます。
実際ね、そこまであきらめることができなかったら、何らかの能力は身についています。
結果ばかりを見ているから気づかないだけで、あなたの努力は無駄になっていません。あなたの力になっています。
あなたは実はすごいんです。
そんなすごいあなたを信じてあげてください。
自分を信じることができたとき、最後のひと踏ん張りが可能になります。
その最後のひと踏ん張りで結果が変わることもあります。
自分を信じてください。
あなたはあなたが思っている以上に、実はすごい人なんですよ?
心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。
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