心が壊れそうな時でも無理をする人は危険!絶対に休まないといけない!

皆さんは人生で心が壊れそうになってしまったときはありますか?

 

頭が全然働かなくなり、目まいや頭痛に嘔吐、嘘のように周りに対しての興味がなくなってしまったことはありますか?

なにもやる気が起きず、ただじっとしているだけでも精神力を使っているような状態になってしまったことはありますか?

 

心が壊れる直前の段階かと思います。




ここのラインを越えてしまうと心は壊れていきます。

 

壊れる直前って自分でも色々とわかるんですよね。

 

 

『いつもの自分と違う。』、『どうしよう。おかしくなってる!』って。

 

 

自分でも自覚できます。

 

 

そのラインを越えてしまったら自分では自覚することができず、他人から言われても『いや、無理もしてないし普通。』というように異常さを自覚できなくなります。

そしてその頃には日常生活がまともにできなくなっていることも多いです。

 

 

無理をしていても他人にばれてしまうほど、異常に疲れ切ってしまっているのだから。

 

 

やる気なんて空っぽです。

頭なんて半分以上寝ている状態かと思うほど働きません。

どこか現実感がなく、自分ではなく他人事のように生きています。

動くのも一苦労で、いままでできていた当たり前のことでさえできなくなってしまいます。

 

 

ここまでいってしまうと一人で治すことは不可能で、病院受診が必要になります。

 

 

でもね、そこでもまた新たな問題が出るんですよね。

 

それは・・・

 

 

病院へ受診をしに行くのすらしんどい。

 

 

出かける準備をして、車に乗って、歩いて、診察券を渡して、待合室で待機する。

診察する前にこれだけのことをしないといけないんですね。

 

風邪や熱のときでさえしんどいでしょ?

あれとは比較にならないしんどさやだるさが襲ってきます。

 

 

病院へ受診しに行っただけで体力と気力を使い果たし、一週間ほぼ寝たきりなんてこともあります。

 

 

それでしっかりとお医者さんとお話ができたらいいのですが、相手が何を言っているのか理解できない。そして自分も何をどうやって話したらいいのかもわからない。

病院が治療ではなく、ただただ疲れることをして終わってしまうことだけになってしまうときもあります。

薬の効果がある人ならそれでもいいのですが、薬がほとんどきかない人、ただの気休めとして飲んでいる人もたくさんいます。

日常生活に戻れるまでにかなりの時間がかかってしまいます。

 

 

心が壊れてしまうとこんなにも大変なんですね。

 

 

でもね、急にここまでになってしまう人って、割合的にはまだ少ないと思います。

 

 

トラウマもののショック(PTSD=心的外傷後ストレス障害)を受けた人は別ですが、多くの人は日常生活の疲れがたまって徐々にこの状態になっていきます。

心的外傷後ストレス障害は急に訪れたトラウマへのショックから、記憶障害を起こしてしまうこともあります。



それ以外の人は前段階があるんです。

 

 

自分で『あ、やばい。』、『え?これ、なにかの病気なんじゃ・・・』といった感じで。

 

 

そこでUターンをして引き返していたら、あるいは立ち止まって休むという選択をしていたら、心は壊れてしまうほどのところまでいかず、治るのも時間は要しますが比較的早く治ります。

 

 

でもね、この前段階で気づいていてもそのまま突き進む人も多いんです。

 

 

『まだ大丈夫だ!』と自分に言い聞かせ、『しないといけないことだから!』と使命感にとらわれ、『休むわけにはいかないんだ!!』と責任感を持って突き進んでしまう人も多いんです。

元々日常生活で精一杯がんばって生きていた人が、『まだ足りない!』と努力をして休むことをせず、さらに無理をしてしまったときに一定のラインを越えてしまいます。

 

そしてその先は心が壊れてしまい、日常生活に戻れるまではかなりの時間がかかってしまいます。

前のように完全復活とはいかないかもしれません。

 

 

意地になって、責任を放棄せず、無理をしてがんばった結果がそれなんです。

 

 

正直やってられませんよね。

無理をしたなら無理をした分、がんばったならがんばった分の報酬があってもいいはずなのに、突き進んだ先はさらなる苦しい生活です。

しかも取り返しのつかない場合さえあります。というかその場合の方が多いかもしれませんね。

 

無理をしたら無理をするほど、がんばればがんばるほど、報われることができるやさしい世界であればよかったのですが、この点に関しては世界は厳しいんですね。

 

 

無理をすれば無理をするほど、がんばればがんばるほど、心は壊れていくんです。

 

 

その人たちは、周りから「休んだ方がいいよ。」、「無理をしない方がいいよ。」と言ってくれても止まることをしないんですね。

その結果が最悪の事態にまでいってしまいます。

 

 

あなたはね、がんばりすぎなくていいんです。

 

 

あなたはね、無理をしすぎなくていいんです。

 

 

それをやめることは決してサボりなんかじゃありません。

むしろ生きていく上で必要なことなんです。

 

 

心が壊れる直前には自分や周りから合図が出る場合が多いです。

 

 

その判断には従ってください。

拒否しないでください。

休むことは遠回りのように思うかもしれませんが、その選択ができるのはあなたほど無理をしていない人です。

 

残念ながらあなたの場合は休むことは遠回りではありません。

むしろ休むことこそ、あなたが選べる範囲で一番最短の道だということを理解してくださいね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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