皆さんは誰にも知られたくない秘密ってありますか?
大きな秘密じゃなく、小さな秘密なら一つくらいは頭に浮かんでくるんじゃないでしょうか?
今回は誰にも知られたくない秘密が、最悪の展開になったときについて書いていきます。
まずね、一番の脅威は誰にも知られたくない秘密を知られてしまうことなんです。
故意か偶然かは置いといて、その誰にも知られたくない秘密を一部の人に知られてしまうことがあります。
それで相手が見てみぬふりをしてくれたり、笑顔で受け入れてくれたらいいのですが、よからぬことを考える相手もいます。
あなたがその秘密を誰にも知られたくないことが伝わってしまうと、主導権は相手が握ってしまいます。
人の弱味につけこんで調子にのってくる人間もいます。
最悪の場合、「秘密をばらされたくなかったら言うことを聞け。」と脅してきます。
「勝手にばらせばいい。」と開きなおれたらいいのですが、誰にも知られたくない秘密の場合、自分にも否があることも多いです。
一番多いのは不倫相手ですかね?
「もう別れたい。」とか「終わりにしよう。」と言ったときに、「そんなの許さない!今までのことを奥さんや会社に言うぞ!証拠もいくらだってある。」と言われるケースです。
あなたは奥さんとも仲がよく、3人の子宝に恵まれました。何一つ大きな問題もなく一家団欒で幸せに過ごしていました。
ある日ちょっとしたことがきっかけで、会社の部下の女性に手を出してしまいました。その日だけで終わらせるつもりでしたが、その関係がズルズルと続いてしまいました。
『やっぱりこんなことはやっていてはいけないな。自分には妻がいるんだから。』と女性に別れをきりだします。
そこで女性からの一言が「家族や会社にばらすぞ!」です。金銭などを要求されることもあります。
自業自得ではありますが、これは脅威です。
家族にばらされてしまったら、幸せな家庭が一気に崩壊します。
会社にばらされてしまったら、周りから白い目で見られます。降格やクビになることさえあります。
絶対に誰にもばらされたくない秘密なんです。でも主導権は相手が握っています。
どうすればいいんでしょうか?
こういうときは、やはり一番に警察や弁護士に相談すべきだと思います。
相手の要求を聞いていたら、要求がどんどん大きくなっていきます。
お金であれば最初は100万であったものが、500万、1000万とあがっていき、最終的には手に負えなくなります。
男女関係であれば好きでもない相手と無理矢理身体の関係を迫られることもあります。自分が結婚していたら「そいつとは離婚して僕と結婚しろ!さもなくば・・・」となってしまいます。
相手の要求をまずは聞かないことが重要なんです。
そのためには一人で解決しようと思ってはダメです。
警察や弁護士、知人を頼って下さい。
ですが、これも問題があります。事件性が低く動いてくれないこともありますし、そもそも自分が人殺しや放火などの重犯罪をやっているときは相談すらできません。
崖から人を突き落としているところを見られて、「黙っておいてほしかったら2000万円出せと脅されているんです。これは脅迫罪にあたりますよね?」なんてバカなことになってしまいます。
この場合ははっきり言って、知られたくない秘密を守るためには相手の要求に応えていくしかありません。
どんどん大きくなる、いつまでも終わらない要求に応えていくしかありません。
しかもこの場合の一番怖いところは要求に応えていったからといって、相手が約束を守るとは限らないんですよね。
相手にとって秘密にしているメリットといったらあなたを自分の思い通りに動かせることぐらいで、デメリットはほとんどありません。
秘密を守ってくれという約束を守るか破るかは相手次第なんです。
今日秘密を守ってくれたからといって、明日には秘密をばらされているかもしれません。
今秘密を守ってくれているからといって、一時間後には秘密をばらされているかもしれません。
相手次第なんです。
あなたにできるのは相手のご機嫌を損ねないようにすること、要求に応えられるように必死にがんばること、『どうか秘密がばれませんように。』と祈ることくらいしかありません。
それが毎日続きます。
毎日、『いつばらされるんじゃないか。』という不安が続きます。
毎日、『次はどんな要求を言ってくるのだろう?』という不安が続きます。
この状態が続くとすごく疲れてしまいます。
心が異常な考えを思うようになってくるんです。
『相手さえいなければ自分は悩まされることはないんだ。』
『こんなにつらい思いをして生きている意味あるのかな?』
こうなってしまっては刑事ドラマやサスペンスドラマですね。
秘密を絶対に知られたくない場合はあなたにできるのはこれなんですよ。
相手の口封じ。
直接の場合もありますし、相手の弱味を握って脅し返すか。
相手との直接対決になってしまいます。
こちらが誠心誠意をもって「秘密をばらさないでください。」、「もう脅迫もしてこないでください。」とお願いしても、相手がやめてくれるかはわかりません。
そもそも脅迫をしてくるような人間をあなたは信用できません。
相手が本当に脅迫をやめてくれて秘密もばらさないでいてくれた場合でも『いつか言われるんじゃないか?』、『また脅してくるかもしれない。』と不安でたまりません。
中途半端に反撃をしようものなら、相手はあっさりとあなたの誰にも知られたくない秘密をばらします。
やるならあなたも決定的な反撃じゃないといけません。
でもね、これって罪にさらに大きな罪を上乗せしてしまうことになるんです。
普通に考えたらわかることなのですが、脅迫され続けてきたあなたは普通の考えができません。
正常な状態じゃなくなっています。
それだけ他人に弱味を握られている状態は人の心を不安定にさせます。
こんなところまでいってしまうとお互いに止まれなくなってしまうかもしれません。
サスペンスドラマが現実になってしまうかもしれません。
そうなる前に誰かに相談をしましょう。
誰にも知られたくない秘密なのかもしれませんが、一人に知られてしまった時点で隠し通すことはできません。
一人で抱え込み、もうどうしようもないという状態になってしまったらサスペンスドラマになってしまいます。
冷静な判断ができなくなり、より大きな罪を背負うことになってしまいます。
最悪の場合はここまでいってしまいます。
これしか方法はないと思い込んでしまいます。
脅されてしまった時点で、あなた一人でどうにかなる問題じゃありません。
脅されていることを誰かに打ち明けてください。
そもそも相手は脅しという手段を使ってくる卑劣な相手です。
あなたの常識で測れません。
絶対に誰かに相談してください。
絶対に知られたくない秘密があるのかもしれませんが、その秘密はあなたがこれから犯そうとしてしまう罪よりも秘密にしないといけないものですか?
心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。
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