何もできない自分が情けない!向上心がない自分に怒りが湧く!!

何もできない自分を情けなく思ったことってありませんか?

他の人が当たり前のようにしていることであっても自分はできなかったり、他の人が簡単にこなしていることでも自分はイチイチ時間がかかる。

 

他の人と比べて自分はあきらかにできることが少ない。

要領も悪く、学習能力が著しく低い。

今まで特に感じてなかったことでも、自分の無能さをヒシヒシと感じるようになった。




これって大変なことなんですよね。

 

自己否定が始まってしまうから。

 

『なんで僕は』、『どうしてわたしは』、こんなことばかり考えるようになってしまいます。

他の人より劣っている自分が許せないんですね。

 

 

自己否定が始まってしまうと、人生は地獄へと変わります。

 

 

何をやってもダメな自分、出来損ないの自分と毎日生活をしていかないといけません。

ダメな自分から離れたくても、出来損ないの自分から卒業したくても、なかなかできません。

 

 

これがね、がんばれているうちはまだ問題がありません。

 

少しでもできる自分になろうと努力をできているうちは問題ありません。

むしろ成長でき、いいことではないかとも思います。

 

だけどこれをやり過ぎてしまうとダメなんです。

 

 

やり過ぎてしまうとあなたは、自分の無能さを今まで以上に感じるようになってしまいます。

 

『あれもできるようにならないと!』、『これもできるようにならないと!』と自分に課題を出します。

 

それもかなり短い期間で。

急激な変化を求めます。

 

自分が嫌いだから当然の心理なんですけどね。

 

 

何もできない自分が情けなくて嫌いだから、すぐにできるようになるようにムチを打つんです。

『何をやってるんだ!サボってる時間がお前のどこにある!まだまだクリアしないといけないことが山のようにあるんだから、こんなもん、今すぐできるようになれ!』と。

 

かなり厳しく自分に怒鳴りつけます。

 

 

それができないと鬼のように自分にダメ出しをします。

 

 

でもね、この急激な変化ができる人ってごく少数なんですよね。

元々要領のいい人、物覚えのいい人が、今までさぼっていてやってこなかった場合だけなんです。

 

その人たちだけが自分の過剰な要求に応えることができます。

それ以外の人たちは自分の過剰な要求に応えることができません。

 

 

急な変化を求めてしまったらダメなんです。

 

 

何もできない自分からすぐに何でもできる自分にはなれません。

 

変化をするには時間がかかります。

 

 

なのにその変化をすぐに求めてしまうと、自分のダメさ加減がさらによくわかるんですよね。

『こんなこともできないのか?』、『変わることすらできないのか?』と自己嫌悪が襲ってきます。

 

 

いや、

 

こんなこともできませんよ?

 

変われなくて当たり前ですよ?

 

 

あなたが何歳なのかはわかりませんが、今までそれで生きてきたんです。

何もできない情けない自分と。




何もできないというのは誤解なんですけどね。

 

 

今回、何もできないと感じてしまったということは、今まであなたが生きてきた人生の中でする必要がなかったことです。

だからできないんです。

 

 

10年、20年、30年、40年、50年、60年する必要がなかったことなんです。

成長を続けて変わってきたのがあなたなんです。

 

 

今まで生きてきて変わる必要のなかった部分を変えていくんです。

 

 

3日で変われるわけがありません。

 

1ヶ月で変われるわけがありません。

 

 

何もできない情けない自分とあと何年間かは、最低でも一緒にいないといけません。

 

 

その間に自分の無力さを思い知りながら。

本当に何もできないということを確認しながら。

情けない自分を責め立てるスパルタ教師の時間となります。

 

 

苦しいですよ?

 

自分を認められないということは。

 

 

つらいですよ?

 

自分を無能だと思い込んでしまうことは。

 

 

本当に心の底から何もできない自分を情けないと思っていると、世の中疲れることばかりです。

 

しんどいことばかりです。

 

 

周りがあなたの変化に気づき「最近よくがんばってるね。」、「どうしたの?人が変わったみたいだね!」と反応を示してくれたらモチベーションも保てますが、あなたの変化に気づかないこともあります。

 

あなたはがんばってもがんばっても、誰も「がんばってるね!」、「あまり無理するなよ。」と言ってもらえないんです。

 

こんなにがんばっているのに。

こんなに無理しているのに。

 

 

こんな生活想像するだけで疲れちゃいますよね。

 

 

実際にこの生活をされている人は、その想像以上に疲れています。

 

 

そしてその疲れた生活をずっと続けていかないといけません。

 

 

そんな生活をあなたも続けているのではないですか?

だからこそこの記事を読まれているのではないですか?

 

何もできない自分が嫌だから、皆さんとっくに行動されているんですよね。

できるようになる方法を本やネットで調べたり、友人や知人、家族などに聞いたりして。

 

そこで何もできない自分と卒業できたような人なら、今この記事を読まれていないと思います。

変わることが楽しくて夢中になって、悩みなんか吹きとばしているような状態だと思います。

 

 

この記事を読まれている人は、何もできない自分が嫌で、既にもう行動をしていて、いまもまだ変わろうとしているのに、一生懸命がんばっているのに、そこまでしても変われていない人だと思います。

 

 

でもあなたは、本当に何もできませんか?

 

 

あなたは生まれたときから寝たきりで、常に介護を受けないと生きていけない状態ですか?

 

何もできないと思い込んでしまうと、自分のことをものすごく過小評価してしまいます。

本当は何もできないことはないのに、上だけを見て『あれもできない。』、『これもできない。』と自己嫌悪に浸ってしまいます。

 

 

こういう書き方は誤解を招くかもしれませんが、

 

あなたの下はたくさんいます。

 

あなたよりできない人間なんかごまんといます。

 

 

むしろ人よりもできる部類の人も多いです。

 

 

上だけを見つめてつらい思いをするよりも、たまには下を見てみませんか?

あなたが『これぐらいできて当たり前。』と思っている常識は、世間一般の常識とズレているかもしれませんよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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