『あの時どうすればよかったんだ!』はあなたが全力で行動していた証拠。

皆さんは『あのときどうすればよかったんだ!』、『あのときどうしていれば正解だったんだ!』って思うことはありますか?

過去の出来事で悔やんでも悔やみきれない体験をしたことはあるでしょうか?

 

そして今もその悩みにとらわれていませんか?




あのとき一体どうしていたらよかったんでしょうかね??

どうすれば正解をつかむことができていたんでしょう??

 

あのときはね、

 

 

あなたの対応が正解でした!!

 

 

これだけです。

ほんとに。

 

あなたの対応はあのとき、あの瞬間、あの時点では完璧でした。

あなたはあのときに自分のできる最善で最大限の行動をしていました。

それでもどうにもならなかった現在があるのなら、あなたの手には負えないことだった。

 

ただそれだけのことです。

 

 

でもね、あのとき完璧な対応をしていればいるほど、考え込んでしまうんですよね。

 

 

『もっとなにかいい方法があったんじゃないか?』と。

『もっとなにかすべきことがあったんじゃないか?』と。

 

長い時間そのことにとらわれ考え込んでしまいます。

だって、

 

 

解決方法がみつからないから。

 

 

いくら探しても、結局は同じ答えになってしまうから。

 

 

『あのときはあれ以外方法はなかったんだ。』と。

そのことを認めたくなくて、なにかないかと考え悩みこんでしまいます。

 

 

これがね、あなたがすることをしていなかったら悩まないんです。

 

 

『あのときああしていればよかった。』で終わりなんです。

 

 

後悔はありますが、するべきことをしていなかったので悩みはしません。

答えは『あれをこうしてああしていればよかった!』であなたは納得できているんです。

それでなんとかなっていたと思い込んで終わりです。

 

本当はその答えを実行していたとしても足りないことだったとしても。

それ以上の言葉なんて探しません。

 

だって『それができていたらどうにかなっていたはずだ。』と思い込んでいるのですから。

答えは一つなんです。

 

 

答えがいくつも出てくるのは、するべきことをしていた人だけなんですね。

 

 

その答えもめちゃくちゃなことが多いです。

 

 

お金をちょうだいと言われたときに、内臓を売ってお金を渡しておけばよかったんだ。

学歴のないやつは生きている資格がないのなら、もう一度勉強しなおして東大に入ればよかったんだ。

ブサイクすぎて近寄るなと言われたのなら、整形をして別人レベルになってしまえばよかったんだ。

 

どれもこれもめちゃくちゃです。

そして

 

 

どうしようもできないことだった。という答えが見えてきます。

 

 

その答えをまたさらに無視して新たな答えを探し求めてしまうのが、あなたなんです。





これ、ものすごく疲れます。

答えがいつまでたってもわからないのに、それを探そうと必死で悩み続けるんです。

 

あのね、『あのときどうすればよかったんだ!』の答えは・・・

 

 

『あのときはどうしようもできなかったことなんだ。』が正解なんです。

 

 

これを少しずつ受け入れていくしかないんです。

 

 

あなたは人より責任感が強いのでしょうね。

あなたは人より自責の念が強いんでしょうね。

 

周りに責任を押しつけてもいいのに、それができずに自分にだけ責任を求めてる。

自分を悪者にしてまで、周りのことをかばっている。

そして人一倍疲労し、疲れ果てていきます。

 

 

あのね、あなたはいつも自分を責めていますが、あなたに罪なんかないんですよ?

 

 

やるべきことをやっていた。

それでもどうにもならなかったことなら仕方ない。

これで終わりのことなんです。

 

違いますね。

 

これで終わらせなくちゃいけないことなんです。

ここは譲らないといけないところなんです。

このまま譲らずに押し通してしまったら、あなたは心の病気にかかります。

いつまでも引きずってしまったら、最悪命に関わります。

 

 

でもこれを譲るのが本当に難しいんですよね。

 

 

普通なら悩まなくてもいいことで悩んで、こんな結果になってしまったのは自分のせいだと自分を責めて。

そんな苦しい思いをしているのにまだ手放せない気持ちなんだから。

それほど『あのときなんとかしておけばよかった!』と後悔していることなんだから。

自分の全てをもってしても何もできなかったなんて無力すぎます。

 

 

でもね、世の中にはそういうこともあります。

 

 

あなたの全てを費やしていても、あなたの限界を何度も超えていても、いくらあなたの気持ちが強くても、それでも報われるとは限りません。

あなたではどうにもならないことがたくさんあります。

あなたの周りの人脈、コネ、つながり、その全てを使ってもどうにもならないことがたくさんあります。

 

 

『あのときどうすればよかったんだ。』って思い悩んでいるということは、あなたができる範囲の全てを使って全力でやっていたからなんです。

 

 

本来ならあなたは悔やむべきではなく、そこを誇るべきところなのかもしれません。

 

でもね、後悔しかないんですよね。

後悔がなかなか離れてくれないんですよね。

そんなときは後悔してはいけないなんて思わなくていいです。

やるべきことをやったはずなのに、それでも後悔している自分を認めてあげましょう。

 

なんか、ややこしくなってしまいましたね。

 

とにかくね、『あのときどうすればよかったんだ。』思考になってしまうと、後悔の渦の中で身動きができません。

そして次第に『ああ、あのときはどうすることもできなかったんだなー。』と納得するようになってきます。

 

 

それへの移行をがんばろうとしてはいけません。

 

 

納得しなくちゃいけないのに、後悔ばかりしている自分でもいいじゃないですか?

 

 

あなたは否定をするかもしれませんが、第三者から見たらそのときのあなたは、全力で行動をしていたと思います。

そのことだけは頭の隅にでも入れておいてくださいね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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