能力で劣るなら?心の強さ、メンタルでは絶対負けない!精神力で勝つ!!

皆さんは心の強さ、メンタルに自信はありますか?

 

人よりも優れていて完全な自信から来るメンタルの強さもありますが、これはそれ以上の脅威があらわれたときに簡単に折れてしまうことがあります。

そのときはプライドもズタズタになって、簡単には立ち直れないほどの大きな挫折になって。




完全な自信から来るメンタルの強さにはボーダーラインがあります。

一定値以下には絶対に負けないメンタルがありますが、その一定値を超えてくる脅威には弱いです。

 

エリートですね。

 

きれいに咲く花です。

 

一定以上の力を加えられると茎がポキッと折れてしまいます。

小さい刺激にはビクともしないほど頑丈なんですが、大きな刺激には脆い性質があります。

 

 

そしてわかりにくいのですが、もう一つ強いメンタルがあります。

 

これは今の皆さんの状態ではないかと思います。

 

 

そう、雑草魂です。

 

 

エリートではなく能力的には劣っている、きれいな花と比べたら誰にも注目されずに踏み潰される雑草です。

自信なんて爽やかなメンタルではありません。

むしろどちらかというと黒いメンタルかもしれません。

 

 

それが負けん気です。

 

 

一定以上の力で踏まれても、ポキッと折れることなく、また上に昇ろうとがんばります。

自分に自信がない人や劣等感の強い人が多く持っている感情です。

 

他の部分では劣っている、負けているのだから、絶対に心だけは負けたらいけない。精神力はエリートや天才どもに絶対に劣ってはいけないんです。

 

そこだけが唯一自分が勝っているところなんです。

 

逆に言うとそこでも負けてしまったらあなたに価値はないんです。

他のところで負けているのに、心でも負けていたら話になりません。

ですからそこで絶対に勝つ必要が出てきます。

 

 

心で勝ってやっと勝負の舞台に立てるんです。

 

 

でもね、この負けん気の強さが命取りになるときもあるんです。

 

それは心で勝っていても、そもそも実力さ自体がありすぎる相手です。

 

 

マラソンで考えてみましょうか。

あるときオリンピック金メダリストと、陸上部の長距離走の高校生が勝負をすることになりました。

その高校生が10年に1人のすごい人だったら別ですが、ハンデなどもない同じ条件で戦えば、まず100%と言っていいほど高校生が負けるでしょう?

 

その高校生がオリンピックの金メダリストと走れたことを記念にして、大差で負けたとしても、スタートしてすぐに相手が見えなくなっても喜べる性格だったらいいんですが、なかにはこういう人もいます。

 

『誰も俺が勝つなんて思ってない。むかつく。一波乱起こしてやる!!』

 

負けん気丸出し全開の人です。

 

 

僕もスイッチは奥にあるんですが、一度スイッチが入ってしまうと、負けたくないという思いがめちゃくちゃ出てきます。

多分人一倍負けず嫌いな性格です。

知人からは「すごくおっとりしていて競争ごとには無縁そうね。」と言われるのですが、親しい人からは「お前って、その外見の癖にめちゃくちゃ負けず嫌いだよな、実は。火がついたらギャップがありすぎる。」とよく言われます。




・・・
話を戻しますが、オリンピック金メダリストと陸上部の高校生。能力差はあきらかです。

 

でも高校生の子が本気で『勝ちたい!』と思ったらどうすればいいでしょう??

 

 

そう、心です。

 

 

心技体の技と体で負けているのなら心で勝つしかありません。

根性論です。

 

 

心を燃やすしか勝つ方法はありません。

 

 

金メダリストのペースが速くても必死でくらいついていきます。

技と体は悲鳴をあげていても、それは心で補います。

技と体が限界近くになればなるほど、心をメラメラと燃やします。

 

 

格上の相手に本気で勝とうとしたら、心で負けてしまったら話にならないんです。

 

 

そしてここが心の良さというか悪さというべきか、心は一番実力以上のものを発揮できるものなんです。

技と体は急成長はありませんが、心には急成長があります。

長い期間練習する必要はありません。

 

心は火事場の馬鹿力を自分の意思で出すことができます。

限界を超えやすいんです。

だから実力が足りていなければいないほど、僕たちは心に頼ります。

 

技と体で届かなければその分、心を燃やすことで補います。

そして心が強い人ほど、燃やせる心の量は多いんです。

 

スポーツなどでは実力が同じくらいなら心の強い方が勝つとよく言われています。

心は技と体を刺激する加速装置なんです。

悪い言い方をするなら薬を使わないドーピングです。

多少の実力差なら覆すことができます。

 

 

わりと使うことが簡単なので、僕たちは実力が足りなければすぐに心に頼ります。

 

 

でもね、心は無制限に使えるということはないんです。

当然容量というか限度はあります。

 

使いやすいからといっていつも使っていると、いつかはなくなってしまいます。

 

 

なくなった後はね、はっきり言って空っぽです。

 

 

ポカーンと穴があき、何もやる気になれず、何をしてもすぐに疲れてしまいます。

 

心ってね、使いやすさは一番です。

気軽に使えて実力以上のものを発揮します。

 

ですが、当然リスクもあります。

心は回復がなによりも遅いんです。

 

 

技よりも体よりも、ゼロになってしまったら回復に時間がかかります。

 

 

それこそ年数がかかります。

 

一週間で完全回復!!

・・・ありません。

 

一か月休めば完全回復!!

・・・ありません。

 

 

そんな短期間で回復するようなものじゃありません。

 

 

勝つためには、結果を求めるためなら、最後は心に頼らないといけない場面というのも人生には何度かあると思います。

 

だけど燃えすぎないでください。

能力が上がるからといって燃やしすぎないでください。

 

 

心はね、自分が求めているうちは応えてくれます。

 

それこそ残りわずかになってしまっても、勢いを緩めることなく燃え上がります。

 

 

だからこそ注意してください。

 

 

心に頼りすぎてしまうと、あなたが思っている以上に代償が大きくなるかもしれませんよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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