真面目すぎると病む可能性あり。適当でいい加減になることも必要!

皆さんは自分の性格をどんな性格だと思っていますか?

 

いい加減で適当な性格だと思っていますか?

几帳面で神経質な性格だと思っていますか?

 

この二つの性格なんですが、皆さんはまじわらないと思っていませんか?




いい加減だけど神経質な性格の人、います。

几帳面だけど適当な性格の人、います。

 

言葉上では矛盾しているのですが、人間の性格では矛盾が融合できます。

 

むしろ矛盾のない単純なものなんかではありません。

 

人間の性格は一人ひとり違っていて、あなたと同じ性格の人は一人もいません。

 

 

すごく複雑で混沌としているものなんです。

 

 

あなた自身も自分のそのときの境遇や調子の状態で行動や対応が変わってきますよね。

 

ずっと一貫して同じ選択を選び続ける人の方が少ないです。

 

そんな星の数ほどもある性格なんですが、大きくいくつかにわけられることが多いですよね。

 

 

その大項目の1つに【真面目】という項目があります。

 

 

皆さんは真面目な人でしょうか??

 

 

「はい。」、「いいえ。」どちらだったでしょうか?

 

「はい。」を選んだ人は自分でも自覚できるほど真面目な人なんでしょうね。

よく周りから「真面目だねー。」と評価されているのかもしれませんね。

 

 

では「いいえ。」を選んだ皆さんは真面目ではないんでしょうか?

 

 

すごく不真面目なんでしょうか?

 

これ、意外とそうでもないんですよね。

 

むしろ真面目かと聞かれて「はい。」を選んだ人よりも真面目な人がたくさんいます。

 

 

真面目な性格というのは案外、自分では気づきにくい性格なんです。

 

 

だって、一年中ずっと自分は真面目というわけではないから。

 

生まれたときから不真面目なことをたくさんやってきた記憶があるから。

 

学校の先生に「真面目ないい子。」と評価をされても、友だちからは「ほんっとにお前は適当でいい加減なやつだなー。もう少し真面目になった方がいいんじゃないか?」と言われたことがあると、『自分は真面目な人間ではないんだ。』という認識になります。

 

 

真面目だから。




適当な性格の人なら友だちから上のようなことを言われても『はあ?なに言ってるの?俺は真面目な性格に決まってるじゃん!』となるんです。

 

適当だと跳ね返せるものが真面目だと跳ね返せなくなるんです。

 

 

真面目な人はね、真面目すぎるんです。

 

 

バカみたいな言葉になりましたが、わりとこれ、本質をついているんです。

 

真面目な人はね、自分が真面目かどうか考えたときに、自分が不真面目だったときのことも同時に考えます。

 

『あのときあんなことをした。真面目な人間ならそんなことしない。』なんてことまで考えてしまうんです。

 

適当な性格の人からしたらアホです。

 

 

真面目に対する敷居をあげすぎているんですね。

 

 

適当な人は真面目に対する敷居はそれほど高くありません。

 

10回中3回でも真面目なことをしたら自分のことを真面目な人間と認識します。

 

でも真面目な人は10回中1回でも真面目じゃなかったら『自分は真面目な人間なんかじゃない。いい加減で適当な人間。』と認識してしまいます。

 

 

バカ真面目です。

 

 

真面目過ぎて融通が利かないんです。

 

これがね、日常生活の出来事に対しても発揮してしまいます。

 

9の成功体験をしても1の失敗体験があれば『自分はできない人間だ。』と評価をしてしまうんです。

 

9割完成させていたとしても残りの1割ができなかったら『達成できなかった。』と評価をしてしまうんです。『これでも十分できた。』、『このぐらいでいいだろ。』、『よくがんばった!』と思えないんです。

 

 

真面目な人は自己評価が低いことが多いです。

 

 

人生なんて成功体験もあれば失敗体験もあります。

 

割合は人それぞれ違えど、成功体験だけの人、失敗体験だけの人というのはいません。

 

しかし真面目な人は、成功体験よりも失敗体験を数えてしまう傾向があります。

 

その失敗体験ばかりを思い出してしまうから、自分の能力を過小評価するし、次は成功させようと普通の人よりも無理をします。

 

 

『成功させなければいけない!』と思っているから。

 

 

それで成功してそのことをしっかりと吸収できたらいいのですが、真面目な人は成功しても自分をほめることが少ないんです。

 

成功させることは当たり前で普通のことという認識なんです。

 

そして失敗することを極端に嫌います。

 

 

一生懸命がんばり続けても、少しでも失敗するとすごく自分を責めるんです。

 

 

真面目過ぎるとね、正直、輪の中から少し外れた位置にいってしまうことが多いです。

 

真面目を自分の中だけにとどめておくのならいいのですが、それを他人にまで強要してしまうことがあるからです。

 

真面目ばかりの集団の中にいるのなら問題はありませんが、一般の輪の中では多少は融通が利く人の方が好まれます。

 

 

もう少しだけ肩の力を抜きませんか?

 

 

真面目過ぎると世の中しんどいこと、許せないことがたくさん見つかります。

 

そんな状態で生活を続けると疲れてしまい、心も弱ってしまいます。

 

真面目が長所で適当が短所ということではありません。

 

もう少しリラックスして生活ができるようになればいいですね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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