他人に甘く自分に厳しい人は要注意!完璧主義にはならなくていい!

皆さんは自分に対して厳しいですか?

それとも自分に対しては甘く、優しくなってしまいますか?

 

どちらでしょうか?




もし皆さんが今の生活につらさを感じているのならそれは、自分に対して必要以上に厳しいからなのかもしれません。

 

 

自分に対して厳しいか甘いかで、生きづらさは全然違ってきます。

 

 

自分に対して厳しすぎると自己肯定感が低くなっていき、つらい気持ちになる回数が増えていきます。

 

つらい気持ちになる回数が増えていくと、心がどんどん沈んでいきます。

 

そうするとますます自己肯定感が低くなってしまい、さらにつらい気持ちになってしまうという悪循環が続きます。

 

 

そんな生活を何年も続けていくと、楽しさを感じることが少ない人生になってしまいます。

 

 

この悪循環にはまってしまったら本当に大変なんです。

 

一度この歯車にはさまってしまうとなかなか抜け出すことができません。

 

 

どうしてそんな悪循環になってしまうのかというと、あなたは自分に対して完璧主義だからです。

 

 

自分に対して許せないことが多すぎるんです。

 

あなたは自分に対しての理想と期待値が人よりも高いんです。

 

 

今までの生活を思い返してみてください。

 

 

『わたしがしなくては・・・』

『僕がやらなくてはいけないことだから・・・』

『俺ならできる!』

 

 

こんなことを思ってよく生活していませんでしたか?

 

 

そしてそれが自分にできなかったことはありませんか?

 

『わたしがしなくてはいけないはずなのにできなかった。』

『どうして僕はこんなことさえできないんだ。』

『俺ならできるはずなのにどうしてしないんだ!』

 

自分に対して暴言を吐きまくっていませんか?

 

 

他の人に対しては「別に大丈夫だよ。気にしなくていいよー。」と言うことができているのに、あなたはそれを自分に対しても言うことができていますか?

 

 

(少しわかりにくくなりましたが、他人がミスをしてあなたに間接的に被害がきました。その人に対してあなたは「そんなに気にしなくていいよ。誰にでもよくあることだから。」と言うことができます。許すことができます。でもあなたはそれが他人のミスではなくて自分がミスをした結果、直接自分に被害が出た場合だったら、自分に対して『そんなことを気にしなくていいよ。誰にでもよくあることだから!』と言うことができていますか?)

 

 

自分に対して『できなくても別にいい。』という許可を与えていますか?

 

 

あなたは自分を許すことができていますか?

 

あなたは自分に対して『なんでできないんだー!!』と怒りをむき出しにしているのではいませんか?

 

 

他人に優しく自分に厳しくなりすぎてはいませんか?





これね、一見するといいことのように思いますが、案外そうでもないんです。

 

昔から「人に優しくなりなさい。自分に厳しくなりなさい。」で育てられた人も多いと思いますが、これで成長してしまったら最終的にはしんどいことが多い人生になってしまいます。

 

 

他人に優しく自分に厳しいとなると、自分に対しての責任が他の人よりも一回り大きくなるんです。

 

 

『自分がやっていれば!』、『自分があんなことをしなければ!』といったように他人が干渉する余地がないんです。

 

『あいつがあれをやっていれば!』、『あいつがあんなことをしなければ!』と他人に責任を分散できないんです。

 

その思考と行動を繰り返した結果は・・・

 

 

自分に対してだけの究極の完璧主義です。

 

 

他人に求められないから自分に求めるしかなくなるんです。

 

 

人生は山あり谷ありと言われていますが、日常生活もハードルがいくつもあります。

 

そのハードルを越えるためには様々なものが要求されます。

 

そして他人に対してその要求を求めないあなたは、自分に対してその要求を求めるんです。

 

 

簡単に言うと『ハードルなんか一人で軽く乗り越え続けられていくくらいの超人になれ!!』とあなたは自分に対していつも命令します。

 

 

あなたにとってどんなハードルであろうと乗り越えられて当たり前で、成功してもあなたは自分をほめません。

 

だけど失敗すると鬼コーチのようにボロクソに自分を批判します。

容赦ない言葉を次々に頭に思い浮かべます。

 

そしてそれを受け流すことをしようとせず、真摯に受け止めようとします。

真面目すぎる模範生です。

 

 

でもね、あなたは自分が真面目だということも、優等生だということも自覚できていません。

 

 

完璧に真面目になれていないから。

 

ルーズなところや不真面目なところも多いから。

 

 

本当は完璧主義者なのに、自分のことを大雑把でいい加減な性格だと思っている人も多いんです。

 

 

その人たちは他人に対しては完璧を求めずに、自分にだけ完璧を求める人たちです。

 

他人に関して完璧を求めていないから自分が完璧主義だと気づかないんですね。

『自分はいい加減だなー。』と思えるところもたくさん知っているから、完璧な性格とは程遠いと思っているんですね。

 

 

まずは自分が完璧主義者ではないかを疑ってみてください。

 

そして自分が完璧主義者であることを受け入れてください。

 

 

完璧はね、自分に求めてはいけないんです。

 

 

よく「完璧は他人に求めるな。完璧を求めるのなら自分にしろ!」というような表現もみかけますが、あなたの場合はこれに当てはまりません。

 

 

すでに必要以上に自分に完璧を求めてるから。

 

 

完璧を求めるのなら、自分ではなく他人です。

 

 

他人に完璧を求めてしまう人もしんどい生活をしてしまうことになるかもしれませんが、少なくとも今のあなたよりははるかにマシです。

 

自分を追い込むことが少なくなるので、あなたへの負担はかなり減ります。

 

 

いつもそんなに自分を追い込んでいたら大変じゃないですか??

 

もう少し他人に完璧を求めてもいいと思いますよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

関連記事(一部広告):



疲れてしまうのは完璧主義者だから?

自分に厳しくなれない。自分に甘い自分が嫌い。

心が弱いのは甘えているだけ?本当は誰よりも自分に厳しいあなたに・・・

完璧主義者との関わり方!完璧に応えるのは不可能!!

『あの時どうすればよかったんだ!』はあなたが全力で行動していた証拠。

自分を傷つけるのはもう終わり。心をいじめないで優しくなろう!

誰も悲しまないように。優しい人ほど無理をして自分を責める。

しなくちゃいけない使命感とやることができなかった罪悪感

何もできない落ちこぼれ。無能な自分との付き合い方。

自分はダメな人間だ。本当に何もできない。何の役にも立てない欠陥品。