新生活に全然慣れない。新年度が忙しすぎる。辞めたくなるのは5月病?

新年度が始まりそろそろ1か月ですね。

 

皆さんは新しい生活に変わりましたか?

皆さんは新しい生活に慣れてきましたか?

 

この時期は入学、進級、入社など、新しいことが始まる時期でもあります。




本当にけっこう大変な時期なんですよね。

 

 

皆さんはその変化についていけてますか?

 

 

いままでと同じ生活ができていたら特に負担も感じませんが、変化が大きければ大きいほど精神的な疲れが出てきます。

 

最初はその変化になることに喜びを感じていたあなたも、理想と現実のギャップに苦しんでいるのかもしれません。

 

その生活にどんどん追い込まれていってストレスが溜まっていき、最終的には『やめたい。』と思うようになってしまいます。

 

 

周りの変化にあなたがついていけてないんですね。

 

 

あなたは変化した後の環境よりも、変化する前の環境の方がいかに過ごしやすかったのかを自覚してしまったんです。

 

もう『選択を間違えてしまった。』、『あっちの方を選べばよかったんだ。』と後悔している人もいるかと思います。

 

様子がおかしいあなたを見て『なにかあったんだろうか?』、『あんなところにいかせるんじゃなかった。』と心配している人がいるかもしれません。

 

誰にも心配をかけたくないからと普段通りのあなたをみんなの前では装って、一人になると疲れ果てているかもしれません。

 

 

どうしてこんなことになってしまったんでしょう?

 

 

環境が変わってしまったからです。

 

そしてその変わってしまった環境に、あなたがまだ順応していないからです。

 

 

だからね、あなたのせいではないんですよ?

 

 

あなたが環境を変えなかったら、あなたはこんなにつらい思いをすることもなかったんです。

今もこんなにも悩むこともなかったんです。

 

 

社会ってね、ずっと同じ場所でただ足踏みをしているだけの状況を許してはくれないんです。

しっかりと足を動かして次のステージに行くことを強制されるんです。

あなたは新しい環境で新しい生活をしていかないといけないんです。

 

 

あなたにとってうれしい変化であればよかったのに、今のところあなたにとって残念な変化になっています。

 

 

誰も知り合いがいない土地で新生活をしなくてはいけないときもあります。

そのときはあなたが困った状態に陥っても、誰も手を差し伸べてはくれません。

 

いままでは親が当たり前のように家事をしていたのに、『家事ってこんなにも大変で面倒なものなんだ。』と実感します。

いままでは友人との共通の話題で盛り上がれていたのに、微妙なズレがお互いに出てきます。あれだけ居心地がよかったのに、話すときに考えて話すようになってしまいます。

自分で働いてみて初めてお金の本当の価値がわかります。いままでは当たり前のように小遣いをもらっていたのに、その金額を稼ぐことでさえ大変なことなんだと肌身で感じます。

人間関係も手探り状態で、自分のコミュニケーション能力のなさを痛感します。いままでは友人がたくさんいたのに『あれ?今日僕は一日誰とも話をしてない。』と気がつきます。

 

 

いままでに比べて、ないものがたくさんあることに気づくんです。

 

 

いままで当たり前だったものが、当たり前ではなかったことに気づくんです。





それはいままで周りがあなたのことを好きだからしていてくれたこと。

 

それはいままでのあなたの日々の生活で勝ち取ってきた戦利品であったこと。

 

 

それをもう一度手に入れる努力をしないといけないことがわかります。

 

 

いままでは特に意識もせず自然体でいられた空間から、周囲を意識しないではいられない気を許すことができない空間へと変わっていきます。

 

心が疲れる場は増えるのに、心が安らぐ場は減るんです。

 

つまりは疲れやすく、回復しない生活が続きます。

 

 

その一つの目安として『戻りたい。』が強く襲ってくるのは1か月前後なんですね。

 

 

あなたががんばって生活をして疲れがかなりたまっているところに、ゴールデンウィークという休日が与えられるんです。

中途半端な連休が。

 

そこであなたは自分が疲れていることに気づきます。

あなたは今の生活について考える時間を与えられるんです。

 

そしてあなたのしたいことをするため、休むためにはゴールデンウィークでは短いことに気づいてしまいます。

 

 

5月病という言葉で世間では広がっていますよね。

 

 

『もう高校に行きたくない!』、『この大学は自分には合わなかった。さぼろう。』、『入ってみたらこんな会社なんか最低だ!辞めよう!』という感じで新生活を続けるのがしんどくなるんです。

 

それで本当に辞めてしまう人もいますしね。

 

意外なところで人生のターニングポイントを迎えることも少なくありません。

 

 

あれってね、ゴールデンウィークがなかったら案外5月病にはならないんですよ。

 

 

僕も新卒のときはゴールデンウィークとかがない会社で勤めていたのですが、『ゴールデンウィーク?なにそれ?おいしいの?』状態で、ゆううつになる暇もありませんでした。

普段と変わらないで周りの変化についていこうと必死でした。

 

 

休みが入ることによってね、あなたは自分が大変な状況にいることを自覚してしまうんです。

 

 

自由の大切さを改めて実感するんです。

 

がんばっているところに休みが入ると、あなたのやる気をそぎ落としていくんです。

 

 

環境が変わってしまったことによるストレスって、それほど大きいものなんです。

 

 

ゴールデンウィークがもう少し後の時期であったのなら、5月病も減ると思います。

今の生活になれることに必死で日々を過ごして、その生活に慣れていたかもしれません。

 

でもね、ゴールデンウィークが5月のこの時期にあることって、ある意味ラッキーなんですよ?

 

疲れていることにも気づかず走り続けることはないから。

あなたが最悪の状態になってしまうことを予防してくれる効果もあります。

 

 

『やめたい。』、『戻りたい。』と思うことは決して悪いことではありません。

 

けっこう多くの人が口に出さないだけで案外、そういうことを思っていると思いますよ?

 

もう少しだけ気を楽にすることができたらいいですね。

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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