心が悲鳴をあげる時は中止のサイン。無理を続けると倒れてしまう。

皆さんは心が悲鳴をあげるほど無理をしてしまったことはありますか?

 

本当はしたくないのに、しなければいけないからやっていることはありませんか?

本当は内心『休みたい。』、『したくない。』と思っているのに、我慢をして続けていることはありませんか?

 

これって心にすごく負担が来るんですよね。




ちょっとした無理であったらまだよかったのに、すごく無理をしないといけないときもあります。

 

一回だけ無理をするだけならばよかったのに、それをずーっと継続させないといけないときもあります。

 

なかには合わせ技の【すごい無理をずっと継続していかないといけない】ときさえあります。

 

本当に勘弁してくれって感じです。

 

 

でも皆さんは、その無理をしてきたんですよね。

 

 

だから心が悲鳴をあげているんです。

 

 

心だってね、暇ではないんです。

 

外部からの刺激を受けて自分がどう反応するか、自分がどう感じるのかを決めないといけないんです。

 

すごく忙しいんです。

 

そんな風に『嫌だー!』、『もうやめろー!』、『これ以上は無理!』、『少しは休むことを考えろー!』なんてことを、あなたに知らせる時間さえもったいないんです。

 

本来なら心は悲鳴をあげるようにはできていないんです。

そんなことをする暇があるのなら膨大な作業に集中していたいんです。

何も問題がないのに心が悲鳴をあげることはありません。

 

・・・

でもあなたは心の悲鳴が聞こえていますよね?

 

 

本当に緊急事態だからです。

 

 

忙しい心が作業を放り投げてでもあなたに知らせているんです。

 

「もうこれ以上はやばい!!」って。

 

これ以上やってしまうと通常モードではいられないことを叫んでいます。

 

ここで少しでも休みをいれないと、本調子に戻れるまでかなりの時間がかかってしまうと焦っているんです。

 

でもあなたはそれを聞こえないふりをします。

 

 

深く考えないようにその声を頭の外に追い出します。





深く考えてしまったらここで立ち止まってしまうから。

 

怖くて続けられなくなってしまうから。

 

心の声が聞こえてきたときに気合を入れてそれを跳ね返します。

 

『大丈夫だ。こんなの大したことない。』、『わたしがやらなければ誰がやるんだ。』、『まだできる。もっとできる!』と自分に言い聞かせます。

 

 

まだ無理をすることができるように自分の精神を持っていきます。

 

 

本当はすごくしたくなくて、それをしなければいけないと考えると下痢や嘔吐をしてしまうようなことなのに、心を殺してそれをします。

 

本当はずっと前からもう休みたくて、もう無理をしたくなくて気持ちがふさぎこんでいるようなことでも、心にムチを打ってそれを続けます。

 

本当はもうボロボロのはずなのに、『まだ動くことはできるから。』とフラフラになりながらも、無理をし続けます。

 

 

あなたが歩みを止めるのは、本当に動けなくなってしまってどうしようもできなくなったときだけです。

 

 

そしてそのときになって『なんであのときにやめておかなかったんだ!』って後悔することになります。

 

サインはちゃんと出ていたのに、『どうしてそれを無視してしまったんだ!!』と嘆きます。

 

『こんなことになるなんて思いもしなかった。』、『なんであんなにも甘く見てたんだ。』って身をもって思い知ることになります。

 

 

心の悲鳴を軽視してはいけません。

 

 

心の悲鳴に危機感を抱かないと、いずれ最悪の事態になってしまいます。

 

『こんなの大したことない。』なんて思っていてはダメなんです。

 

『うるさい。邪魔をするな!』なんて思ってしまってはダメなんです。

 

心の悲鳴に耳を傾けてしまうとがんばれなくなってしまいますが、それでいいんです。

 

 

あなたはもうがんばらなくていいんです。

 

 

あなたはほんとはもう、がんばれるような状態じゃなかったんです。

 

 

人間ね、自分が本当に大切にしているもののためなら、自分が壊れてしまうまで無理ができてしまいます。

 

過労で倒れるまで無理もできるし、不注意からくる事故にあうまで無理ができてしまいます。そしてほとんど回復もしていないのに動けるようになったらまたすぐに無理をします。

 

本当に大切にしているものを守るためなら、自分の心を殺すこともできてしまいます。

 

自分を犠牲にしてしまうこともできてしまうんです。

 

 

自分のことをもっと大切にしてあげませんか?

 

 

自分の心に逆らってばかりだと心は悲鳴をあげてきます。

 

その悲鳴が聞こえてくるのに慣れてしまって、当たりませにしてはいけません。

 

心の悲鳴が聞こえてくるのは緊急事態です。

 

【しなければいけない】という義務感があるのはいいことでもありますが、あまりにもそれが強いと心と身体を壊してしまいます。

 

せめて心の悲鳴が聞こえてきたときには、素直にその悲鳴を受け入れてあげまぜんか?

 

反発ばかりしていると、いつもがんばっている心がかわいそうですよ?

 

 

心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。

 

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