コロナが世界(社会)に広まりだして一年以上経過しましたね。
世の中の当たり前だったことがコロナでは非常識に変わり、前までは全然当たり前じゃなかったものが常識に変わる。
本当にコロナの前後では世界(社会)は変わりましたね。
まだ変化しきっているわけではなく、これから年月をかけて変化を完了させていくのだと思います。
コロナ騒動が起きて新しい単語が誕生しましたね。
その一つにコロナ鬱というものが誕生しました。
今回はコロナ鬱について説明していきます。
このコロナなんですが、反応は大きく分けると二種類の人間になります。
コロナでストレスがどんどん溜まっていく人と、ストレスの溜まり方が遅い人です。
(もっというならまったくストレスに影響がない人もいます。)
この二つの違いは何だと思いますか?
自分に被害が出ている大きさの違いです。
コロナによって変わった世界によって、あなたに被害が出ているかどうかで違ってきます。
もちろんコロナ鬱になりやすい人は、コロナが自分にとって被害が大きい人、コロナでストレスがどんどんたまっていく人たちです。
コロナによって生活が激変した人たちが多いです。
(というかその人たちのことをコロナ鬱と呼んでいるわけですが。)
コロナって世界にすごく制限を作ってしまったんですね。
コロナによって行動の制限ができました。
あなたの自由の一部をコロナが侵したんです。
コロナが「してはいけません!」って強制ルールを作ったんです。
今までは当たり前にできていたものが、コロナによってできなくなってきたんです。
これね、何でもないことのように思うかもしれませんがストレスです。
今まではしてもよかったし、しなくもよかったもの、ようするに自分で選ぶことができていたのに、あなたに選択の自由がなくなったんです。
一つ、また一つとね、あなたは首輪をされていくんです。
しかもその首輪の長さは段々と短くなってもいくんです。
前までは自由で好き放題走り回れていたのに、そんな制限を設けられてしまったらそれはストレスでしょう?
しかも【一週間首輪生活!】みたいに期限はありません。
長い期間自由を侵害されているし、それのゴールが見えないんです。
終わりの期間がわかればまだストレスも軽減されますが、いつ終わるかわからない見えないゴールを目指して、限られた選択の中で生活をしています。
コロナの影響を特に強く受けてしまった人にとっては大変なストレスです。
収入の面でもストレスは溜まります。
コロナの影響で収入減になった人はたくさんいます。
収入が減ってしまうと今までと比べて生活の質を落とさないといけません。
収入が減ったのに今までと同じ生活を続けていくとマイナスになっていきます。(普段から節約をしている人は別ですが。)
それが将来の不安になっていきます。
本当にコロナで大打撃で収入が2割や3割、もしくは倒産をしてしまうところもあります。
自営業者でも自分でやっとのことで開くことができた夢の店を閉めることになってしまったり、先祖代々受け継がれていた店を自分の代で閉めないといけなくなってしまったこともあります。
いつまでという期間がわからない、これから永遠に続くかもしれないという行動の制限と経済的なダメージは、人を不安とネガティブ思考に染めていきます。
生活が極端に変わってしまった人ほど現在の生活はしんどいものになるし、将来への不安はより大きいものになってしまいます。
そのことでストレスの発散が追いつかなくなったり、不安でずっと悩み続けるという生活を続けていくとコロナ鬱になっていきます。
これを見て気づく人もいるかと思いますが、うつ病になってしまうときは二つの条件が重なっていることが多いです。
①発散が追いつかないほどの過剰なストレス
②その状況がしばらく続く
これはコロナ鬱に限らず一般のうつ病に対しても同じことです。
あなたが我慢をして耐えている期間が、あなたをうつ病という病気にかからせてしまうようになるんです。
がんばって我慢をして病気になるなんて冗談じゃないですが。
だからね、今回コロナでうつ病になってしまった皆さん、安心してください。
あなたは決して怠け者なんかじゃないですよ。
むしろ一生懸命がんばってきた努力家です。
あなたは決して弱い人間なんかじゃありませんよ。
むしろ限界が来るまで困難に立ち向かおうとしていた強い人です。
コロナ鬱になってしまった皆さんも自分を責める傾向に強い人が多いです。
『うつ病になってしまったんだね。がんばったわたし!』、『やっぱりうつ病だったのかー。なら仕方ないよね!』という思考ができない人が多いです。
そこまでポジティブ思考ができるのなら『将来どうしようか?』と考えて不安に押し潰されて考えすぎるということも少ないですしね。
あなたはうつ病になってしまった自分を責めてはいませんか?
そんなあなただからこそうつ病にかかりやすく、苦しい思いをする日々が続きます。
うつ病になってしまったことに自信を持つ必要はありません。
ただ、うつ病になってしまった自分を責める必要もないということだけは、頭のどこかに入れておいていただけたらと思います。
心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。
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