皆さんは自分の心に優しくしていますか?
自分の心を大切にしていますか?
自分の心をずっといじめて生きていませんか?
自分の心を大切にするか、雑に扱うか、これだけで生きやすさは全然違ってくるんですよね。
まず前提として、
疲れている人ほど自分の心を雑に扱って生きています。
そして、元気な人ほど自分の心を大切にして生きています。
元気な人の中でも特に元気な人はそれこそ、その人の周囲からは批判が殺到するくらい自分の心を大切にして生きています。
他人の意見に流されることが少なく自分の心に従って生きています。
ぶれない人たちです。
いきすぎると異常者のように周囲からはみられる人たちです。
それでも自分の心を大切にして生きています。
自分の心の大切さを無意識に理解して、自分の心に忠実な人たちです。
ではあなたはどうでしょうか??
ちゃんと自分の心を大切にして生きていますか?
自分の心を傷つけて生きてはいませんか?
最初はね、誰もが自分の心に忠実だったんです。全員が自分の心を無意識に大切にしてきました。
生まれたばかりの赤ちゃんで泣くのを我慢する子はいません。
「お腹がすいたぞー!」って泣いて、お母さんを呼び出します。
『お母さんは今、晩ご飯の準備で忙しいから今は呼ぶのはやめとこう。もう少し時間が経ってからお母さんを呼ぼう。』なんて赤ちゃんはいません。
自分が心に感じたことをそのままに発信します。
それこそお母さんがどんなに忙しくしてても「我を優先せよ!」と命令してきます。
周りの状況なんか確認しません。
親が自分に応じてくれるまで延々と泣き続けます。
あまりに遅かったら「こらー!何してるんだー!早く来い!!」と泣く行為をエスカレートさせます。
大人がこんなことをしたら大迷惑ですよね。
最初は誰もが自分の心に忠実だったのですが、成長するにつれて自分の心に制御をかけるようになります。
それは周りの状況を把握するという能力が身につくからです。
簡単に言えば空気を読む能力です。
ここは自分の心に忠実にいくべきか、それとも自分の心に制御をかけるべきかの判断ができるようになるからです。
判断力が身につくと自分の心に制御をかける場面が増えていきます。
そうじゃないと周りに迷惑がかかるからです。
もし仮に自分の心に忠実な大人だけの世界だとしたら、社会は大パニックになってしまいます。
ルールも守らず犯罪者だらけってことになってしまいます。
僕たちは自分の心に忠実であることはよくないことであると教えられて育ちます。
赤ちゃんの頃は自分の心に忠実であることが許されても、幼少期になると自分の心に忠実だと許されないことが増えます。
大人にしつけという名目で怒られるんです。
してはいけないことを教育されていきます。
そして小学校、中学校と進むにつれて自分の心に忠実であることよりも周りに合わせることが求められていきます。
どんどんと自分の心に忠実であることが許されなくなっていきます。
成人に達するとそれはより一層厳しくなります。
未成年と成人とでは社会が求めてくるものが違ってきます。
よっぽどのカリスマ性があって支持をされない限り、社会は自分の心に忠実に生きている人たちを認めません。
そこまでは自分の心に忠実である生き方をしてきた強者たちも、そこで屈服してしまいます。
自分の心に忠実な生き方をできるのはほんの一握りの人です。
社会に適合するためにも、自分の心ばかりを大切にして生活をすることはできないんです。
ときには社会から我慢や忍耐を求められることもあります。
ときには理不尽な目にあうこともあります。
楽しいことばかりでなく嫌なこととも直面します。
あなただけの世界ではないから、すべてがあなたの思い通りにはならないんです。
だから普通はバランスをとって生活をします。
自分の心を優先させる場合と、他人に合わせる場合をうまくバランスをとるようにして生きています。
あなたはそのバランスをとるのが苦手なのではないですか?
あなたは自分の心を優先させることが極端に少なく、他人に合わせることが極端に多いんです。
やりたいことでも周りのことを考えてやらないし、やりたくないことでも周りのことを考えてやるんです。
あなたの行動原理は『やりたい!!』ではなくて『やらなくてはいけない。』なんです。
あなたは欲求よりも義務を優先させているんです。
自分の心には我慢をさせて、他人の心を尊重してあげているんです。
それっていじめ以外のなにものでもないですよね。
あなたは知らないうちに、自分の心をずっといじめ続けてきたのではないですか?
あなたの心は自分の意見が通らないことに泣いていたかもしれません。
あなたの心は他人の心ばかり尊重するあなたにやるせない思いを感じていたかもしれません。
あなたの心は、あなたが他人の心ばかり尊重する度にひどく傷ついてきたのかもしれません。
あなたの心は、あなたに「もっとわたしの声を聞いて!!」と叫んでいたのかもしれません。
他人のことを尊重することも大切です。
協調性があることも大切です。
でもそればかりだと、あなたの心は疲れてしまいます。
もっと自分の心を優先させないといけない場面は、あなたが考えている以上に多いかもしれませんよ?
心優しいあなたの人生が幸せに包まれますように。
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